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Oracle® Fusion Middleware Enterprise Single Sign-On Suiteリリース・ノート
11g リリース2 (11.1.2.2)
E51900-03
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1 Oracle Enterprise Single Sign-On Suite 11g リリース2 (11.1.2.2)

Oracle®は、バージョン11.1.2.2のOracle Enterprise Single Sign-On Suiteをリリースしました。次のリリース・ノートでは、このリリースについての重要な情報を説明します。このドキュメントの情報は、関連する製品ドキュメントの情報を補足し、差し替えられます。

1.1 インストールおよびアップグレード・ノート

現在、このスイートのコンポーネントを複数インストールしている場合、すべてのコンポーネントをこのバージョンにアップグレードする必要があります。古いバージョンのコンポーネントは、バージョン11.1.2.2で適切に動作しない場合があります。インストールを計画している場合、次の内容を検討してください。

詳細は、個々のコンポーネントのドキュメントを参照してください。

1.2 Oracle Enterprise Single Sign-On Suite 11.1.2.2の新機能

Oracle Enterprise Single Sign-On Suite Plus 11.1.2.2には、多数の機能および機能強化が実装されています。この項では、これらの追加機能について説明します。これらの機能および設定の詳細は、Oracleのオンライン・ドキュメント・センターおよび各スイート・コンポーネントのオンライン・ヘルプ・システムを参照してください。

1.2.1 Javaベースのヘルプ・システム(32ビットJava Runtime Environmentが必要)

Oracle Enterprise Single Sign-On Suiteアプリケーションは、さらに強化されたJavaベースのオンライン・ヘルプ・エンジンにアップグレードされています。この変更により、Suiteアプリケーションをインストールする前に、最新の32ビット・エディションのJava Runtime Environmentをインストールする必要があります。

1.3 管理コンソール

このリリースのOracle Enterprise Single Sign-On Suite管理コンソールでは、次の機能およびファンクションが追加または改善されています。

1.3.1 アクセス・ポータル・アプリケーション・ポリシーの構成のサポート

コンソールでは、Oracle Access Portal Serviceのフォーム入力アプリケーション・ポリシーの構成がサポートされるようになりました。これらのポリシーは、Oracle Access Managerに直接インポートできます。

これらのポリシーの構成の詳細は、Oracle Enterprise Single Sign-On管理者ガイドを参照してください。

Oracle Access Portal Serviceの詳細は、『Oracle Access Manager管理者ガイド』を参照してください。

1.3.2 Oracle Privileged Account ManagerターゲットへのLogon Managerアプリケーション・テンプレートのマッピングのサポート

コンソールには、新しい「OPAM」タブを使用した、Oracle Privileged Account ManagerターゲットへのLogon Managerアプリケーション・テンプレートのマッピングのサポートが導入されています。

詳細は、Oracle Enterprise Single Sign-On管理者ガイドを参照してください。

1.4 Logon Manager

このリリースのLogon Managerでは、次の機能およびファンクションが追加または改善されています。

1.4.1 キオスク環境でのWindows Authenticator v2サポート

Logon ManagerのKiosk Managerコンポーネントは、現在Windows Authenticator v2をサポートしています。

特定の構成の手順は、Oracle Enterprise Single Sign-On Suite管理者ガイドのWindows Authenticatorバージョン2の構成に関する項を参照してください。

1.4.2 LDAPオーセンティケータv2でのセカンダリ認証サポート

LDAPオーセンティケータ・バージョン 2は、現在Windows Authenticatorバージョン2と同等のセカンダリ認証をサポートしています。リカバリは、ユーザー・パスフレーズを使用してActive Directory SIDおよびLDAPディレクトリentryUUIDをサポートしています。Logon Managerセカンダリ認証APIを利用するカスタム・セカンダリ認証ライブラリもサポートされています。

特定の構成の手順は、Oracle Enterprise Single Sign-On Suite管理者ガイドのLDAPオーセンティケータ・バージョン2の構成に関する項を参照してください。

1.4.3 LDAPオーセンティケータ・バージョン1は非推奨となりました

LDAPオーセンティケータ・バージョン1は非推奨となり、レガシーの移行のみを目的として付属しています。Oracleは、すべてのLDAPAuth v1デプロイメントをLDAPAuth v2に移行することをお薦めします。

特定の構成の手順は、Oracle Enterprise Single Sign-On Suite管理者ガイドのLDAPオーセンティケータ・バージョン2の構成に関する項を参照してください。

1.4.4 カスタマイズ可能な「Pause Logon Manager」システム・トレイ・オプション

管理者は、「Pause Logon Manager」システム・トレイ・オプションの動作をカスタマイズできます。管理者は、各ユーザーに対してオプションを有効にするかどうかを決定し、ユーザーがその機能を使用した後、機能の使用を停止するまでのタイムアウト期間を構成することができます。

詳細は、Oracle Enterprise Single Sign-On Suite管理者ガイドを参照してください。

1.4.5 資格証明委任の強化された管理権限

管理者は、各Logon Managerユーザーに対して資格証明委任を削除したり起動することができます。

詳細は、Oracle Enterprise Single Sign-On Suite管理者ガイドを参照してください。

1.5 Universal Authentication Manager

このリリースのUniversal Authentication Managerでは、次の機能およびファンクションが追加または改善されています。

1.5.1 Logon Managerにおけるプライマリ・オーセンティケータとして構成可能な個別のログオン方法

Logon Managerのプライマリ・オーセンティケータは、Universal Authentication Managerのログオン方法を個別に選択できます。管理者は、各Universal Authentication Managerログオン方法に異なる重みを個別に割り当てる段階的な認証スキームを構成することもできます。

1.5.2 Windows 7 x64サポート

Universal Authentication Managerは、64ビット・エディションのWindows 7をサポートしています。

1.5.3 Windows 7でのKiosk Managerのサポート

Kiosk Manager環境で、Universal Authentication Managerを認証方法として使用できます。

1.6 Password Reset

このリリースのPassword Resetでは、次の機能およびファンクションが追加または改善されています。

1.6.1 Windows Server 2012サポート

Password Resetは、Windows Server 2012と完全に互換性があります。

デプロイメントの手順は、Oracle Enterprise Single Sign-On Suiteインストレーション・ガイドを参照してください。

1.6.2 モバイル・ブラウザ・サポート

Password Resetは、iOSおよびAndroidデバイスのデフォルトのブラウザをサポートしています。

1.7 Provisioning Gateway

このリリースのProvisioning Gatewayでは、次の機能およびファンクションが追加または改善されています。

1.7.1 Windows Server 2012サポート

Provisioning Gatewayは、Windows Server 2012と完全に互換性があります。

デプロイメントの手順は、Oracle Enterprise Single Sign-On Suiteインストレーション・ガイドを参照してください。

1.8 Anywhere

このリリースのAnywhereでは、次の機能およびファンクションが追加または改善されています。

1.8.1 Windows Authenticatorバージョン2サポート

Anywhereデプロイメントは、今ではプライマリ・オーセンティケータとしてWindows Authenticatorバージョン2を利用することができます。