1つ以上のデータ・ドメイン・クラスタは、クラスタ化されたEndeca Serverデプロイでホストできます。このトピックでは、データ・ドメイン・クラスタについて紹介し、その機能について説明します。
データ・ドメイン・クラスタとはDgraphプロセスのセットで、指定データ・ドメイン用のリクエストを連携処理します。これらのDgraphプロセスのいずれかは、すべての書込み操作(更新、構成変更)を処理しますが、残りのDgraphプロセスは読取り専用として処理します。指定されたデータ・ドメイン・クラスタにあるすべてのDgraphノードでは、共有記憶域にある同じ索引を利用します。データ・ドメイン・クラスタの各ノードは、別のEndeca Serverノード上でホストされます。
このガイドでは、Dgraphノードという用語は、データ・ドメイン・ノードという用語と同義で使用されます。Dgraphノードとは、Dgraphプロセスを実行するデータ・ドメイン・クラスタのノードです。Oracle Endeca ServerのDgraphプロセスは、検索、絞込み計算、ガイド付きナビゲーションなどのEndeca Server機能を実現する主要計算モジュールです。Dgraphプロセスの機能の詳細は、『Oracle Endeca Server開発者ガイド』を参照してください。
また、データ・ドメインという用語は、データ・ドメイン・クラスタという用語と同義で使用されます。
データ・ドメイン・クラスタとデータ・ドメイン・クラスタ・ノードの定義については、「データ・ドメイン・クラスタの概念」を参照してください。