Endeca Serverノードの削除

ノードを削除するには、endeca-cmd delete-node node_hostnameコマンドまたはクラスタWebサービスのdeleteNode操作を使用します。

Endeca Serverノードを削除すると、Endeca Serverクラスタで次のように影響します。
  • ノードを削除する際、データ・ドメイン・クラスタをホストするクラスタでノードを若干残します。これによって、可用性のレベルとEndeca Serverクラスタのスループット全体に悪影響を及ぼす場合があります。
  • クラスタ・コーディネータのサービスをクラスタで実行していたこれらのEndeca Serverノードのいずれかを削除すると、少なくなったアクティブなノードでクラスタ・コーディネータのサービスを実行します。これによって、クラスタ・コーディネータのサービスの可用性に悪影響を及ぼす場合があり、さらにEndeca Serverクラスタ自体の可用性に悪影響を及ぼします。詳細は、「クラスタ・コーディネータのロール」を参照してください。
  • データ・ドメインをホストするノードを削除すると、ノード削除前に、Endeca Serverクラスタではデータ・ドメインをこのノードから他のノードに再配置しようとします。データ・ドメイン移行用リソースが十分ないと、ノードは削除されません(削除できません)。
そのため、アクティブなEndeca Serverノードを削除する前に、次を確認してください。
  • 十分な数のEndeca Serverノードは、引き続きアクティブなデータ・ドメイン・クラスタをホストします。

    Endeca ServerノードがDgraphノードをホストしているかどうかを確認するには、クラスタWebサービスのgetNodeHealthリクエストまたはendeca-cmd get-node-healthコマンドを使用します。

  • 十分な数のEndeca Serverノードは、引き続きクラスタ・コーディネータのサービスを実行します。クラスタ・コーディネータのサービスの高可用性を保証するには、3つ以上のEndeca Serverノードがクラスタ・コーディネータのサービスを実行する必要があります。

    クラスタでクラスタ・コーディネータの実行中サービスの数を確認するには、クラスタWebサービスのgetClusterHealthリクエストまたはendeca-cmd get-cluster-healthコマンドを使用します。

ノードをEndeca Serverクラスタで削除するには:

  1. この例で示すようなコマンドを発行します。
    endeca-cmd delete-node my_node

    my_nodeは、削除するノードのホスト名です。

    同様なWebサービス・リクエストは、次の例のようになります。
    <ns1:deleteNode xmlns:ns1="http://www.endeca.com/endeca-server/cluster/2/0">
      <ns1:hostname>my_node</ns1:hostname>
    </ns1:deleteNode>

    ノードがデータ・ドメインをホストしていないと、Endeca Serverクラスタから削除されます。

    さらに、ノードがデータ・ドメインをホストしている場合に、データ・ドメインを移行可能な他のノードをEndeca Serverクラスタが見つけると、データ・ドメイン・ノード(Dgraphプロセス)を他のEndeca Serverノードに移動し、データ・ドメインを削除します。

    注意: 削除しようとするノードでホストするデータ・ドメインを再配置するために十分なリソースがEndeca Serverノードにないと、この操作は失敗します。
  2. WebLogic Server管理コンソールにおいて、Endeca Serverアプリケーションをそのノードでアンデプロイします。