APIを使用した属性および絞込みの操作
この項では、属性と絞込みを操作する対話Webサービスのリクエストとレスポンスの例を示します。
「NavigationMenuConfig」
NavigationMenuConfig
は、対話Webサービス・リクエストの要素で、絞込みを返す方法およびそれらの絞込みの動作方法についての指示を指定します。これにより、エンドユーザー向けのガイド付きナビゲーション・エクスペリエンス構築のために取得する絞込みに関する情報を柔軟に制御できます。たとえば、すべての絞込みの値を計算して返すかどうか、階層絞込みのフルパスを返すかどうか、返す絞込みの最大数をいくつにするか、すでに適用済の絞込み(暗黙的に適用されたものなど)を取得するかどうかなどをリクエストで指定できます。
「RefinementGroupConfig」
RefinementGroupConfig
要素は、属性グループに含まれる属性から絞込みのリストを返します。
「RefinementConfig」
RefinementConfig
要素は、
NavigationMenuConfig
内にある個々の属性の動作を制御します。
「PropertyListConfig」
問合せで
PropertyListConfig
タイプは、データ・ドメインで使用可能なすべての属性のリストを返します。
「SelectedRefinementFilter」
SelectedRefinementFilter
タイプでは、特定の絞込みから絞込みナビゲーション問合せを作成できます。
「使用可能な属性のリストの取得」
絞込みの属性を構成する場合、利用可能な属性のリストを最初に取得すると役立ちます。これは、対話Webサービスの
PropertyListConfig
リクエスト、または構成Webサービスの
listProperties
リクエストと
RecordKind
リクエストを利用して行うことができます。
「APIによる絞込みの取得: 概要」
属性の絞込み値の表示は、ガイド付きナビゲーションの背後にあるコア概念です。ここでは、絞込みを取得して適用する場合の手順の概要を示します。
「絞込みの完全なリストの取得(適用分と提案分)」
デフォルトでは、提案される絞込みのリストからエンドユーザーが選択を行うと、Endeca Serverによって結果セットが絞り込まれます。すでに選択済の絞込みは返されず、残りの使用可能な(提案される)絞込みが返されます。ただし、一部の状況においては、提案される絞込みとすでに適用済の絞込み(適用済の絞込みの両方のタイプ(明示的に選択されたものと暗黙的なもの)を含む)の両方を返すようにEndeca Serverに要求すると役立つことがあります。
「表示する絞込み数の増加」
表示される絞込み数はデフォルトで10に設定されます。この数で間に合わない場合、対話Webサービス・リクエストで
NavigationMenuConfig
を使用してこの値を増やすことができます。
「絞込み数が返される方法」
アプリケーション・ユーザー・インタフェースでは、絞込みごとに返されるレコード数を表示できます。これらのレコード数は
Count
属性で返されます。
「絞込み順序の取得」
Oracle Endeca Serverのコア機能は、絞込み値を動的に並べ替えて、最も一般的な絞込み値をユーザーに提示する機能です。
「階層絞込みのフルパスの取得」
管理属性グループ(階層を含む属性のグループ)では、
NavigationMenuConfig
で指定される
ReturnFullPath
で絞込みに関する階層情報をリクエストできます。また、管理属性値の場合、階層情報は任意のレコード・リスト・リクエストの
DimensionHierarchy
および
DimensionValueWithPath
タイプで返されます。