データ・ソース・ライブラリからのアプリケーション・データ・セットの作成

「データベースからデータをロード」オプションを使用して新規データ・セットを作成する場合、データ・ソース・ライブラリのデータ・ソースからデータ・セットを作成できます。データ・セットを作成する際に、データの量を制限するフィルタを指定します。

このオプションは、データ・ソース・ライブラリの中に自分がアクセス可能なデータ・ソースが存在する場合にのみ使用できます。

データ・ソース・ライブラリ内のデータ・ソースから作成したデータ・セットには、dataSetName_eid-reserved-specという自動生成の属性が含まれています。この属性は、各レコードの一意の識別子として機能します。

「データベースからデータをロード」オプションを選択した後、データ・ソース・ライブラリからアプリケーション・データ・セットを作成するには:

  1. 使用可能なデータ・ソースのリストで、データ・ソースに関する詳細を表示するには、目的のデータ・ソースの横にあるドロップダウン矢印をクリックします。
    新規データ・セットの作成に使用可能なデータ・ソースのリスト
  2. データのプレビューを表示するには、「プレビュー」ボタンをクリックします。
  3. 使用するデータ・ソースを選択するには、ラジオ・ボタンをクリックします。
  4. 「次」をクリックします。

    Oracle BIデータ・ソースの場合は、データへのアクセス権を検証するためにユーザー名とパスワードを入力するように求められます。

    認証情報の検証後、データをフィルタ処理できる場合は、「データ範囲の定義」ページが表示されます。


    「データ範囲の定義」ページの初期ビュー

    このページには、フィルタの作成に使用できる属性が一覧表示されます。

  5. 属性のフィルタ・フィールドを表示するには、その属性の展開/縮小矢印をクリックします。
  6. 数値および日時値の場合、値の範囲を設定できます。
    新規データ・セット用のデータ・フィルタ
    1. 比較タイプ・ドロップダウン・リストで、使用する比較のタイプを選択します。
    2. 1つまたは複数のフィールドに、比較用の値を入力します。

    文字列属性の場合は、対象とする値のリストを設定します。

    文字列属性フィルタを定義するためのフィールド

    フィルタに値を追加するには:

    1. 該当するフィールドに、フィルタに含める値を入力します。値には大/小文字の区別があります。
    2. 「値の追加」をクリックします。

    フィルタ値を入力する際は、値を手動で入力することも、サンプル値から選択することもできます。サンプル値をフィルタ・フィールドに移入するには、次の手順を実行します。

    1. 「サンプル値の取得」をクリックします。

      属性に使用可能な一部の値のリストが表示されます。


      データ・セット属性フィルタ用として表示されるサンプル値
    2. サンプル値をフィルタ・フィールドに追加するには、値をクリックします。
  7. フィルタの作成が終了したら、「次」をクリックします。
  8. 次のページの「データ・セットの定義」で、次の手順を実行します。
    データ・ソース・ライブラリから新規データ・セットを作成する場合のデータ・セット名および検索言語フィールド
    1. 「データ・セット名」フィールドに、データ・セットの名前を入力します。
    2. 「デフォルトの検索言語」ドロップダウン・リストで、検索用にデータを索引付けするために使用する言語を選択します。
    3. 既存のアプリケーションにデータ・セットを追加する際に2つのデータ・セット間に絞込みルールを自動的に作成するには、「絞込みルールの自動作成」チェック・ボックスを選択します。

      自動絞込みルールを有効化すると、名前、複数値設定、データ型および絞込み動作が同じ属性をリンクするルールがStudioによって作成されます。

    4. データ・セットの属性を構成します。「新しいデータ・セットの属性のレビューと変更」を参照してください。
  9. 属性の構成が終了したら、「完了」をクリックします。

    アプリケーションにデータ・セットが追加されます。

    データ・セットの作成中は、Endeca Serverドメインが一時的に読取り専用に設定されます。データ・セットが完成した時点で、書込み可能に戻ります。

    既存のアプリケーションに新規データ・セットを追加する場合は、アプリケーションに新規ページが追加されます。ページ名はデータ・セットに基づいて決定されます。

    データ・セットの作成中に問題が発生した場合でも、新規ページが作成されることがあります。この場合、他のデータ・セットからのビューにリンクするようにコンポーネントを更新するか、ページを削除できます。