ここでは、初期ロード・グラフで使用される際のBulk Add/Replace Recordsコンポーネントの構成について説明します。
主キーとして使用している、標準属性の名前を入力します。すべてのプロパティにすべてのレコードに対して一意の値がある場合は、入力データから得たプロパティの名前になります。そうでない場合は、Reformat Transformationコンポーネントで定義した主キーの名前になります。詳細は、「Reformatコンポーネントの構成による主キーの生成」を参照してください。
アップロードしたデータを追加するコレクションのコレクション・キーを入力します。キーが存在しない場合は作成されます。すでに存在するコレクションにデータをロードする場合は、指定子属性プロパティの値が既存のコレクションの指定子属性と一致する必要があります。
収集後の問合せの最適化
このフィールドでは、データのマージが発生する時点を指定します。フィールドの値がtrueの場合は、収集操作の完了直後にデータのマージが実行されます。値がfalseの場合は、データのマージは無効化され、データ・ドメインのマージ・ポリシーに従ってデータがマージされます。詳細は、「Bulk Add/Replace Recordsコンポーネント」の「収集後の動作」の項を参照してください。
デフォルト値はtrueです。
収集後のディクショナリの更新
このフィールドでは、スペリング・ディクショナリが更新される時点を指定します。フィールドの値がtrueの場合は、収集操作の完了直後にディクショナリが更新されます。フィールドの値がfalseの場合は、ディクショナリの更新は無効化されます。データ・ドメインに対してupdateaspell管理コマンドを使用して、ディクショナリを後で更新することも可能です。詳細は、「Bulk Add/Replace Recordsコンポーネント」の「収集後の動作」の項を参照してください。
デフォルト値はtrueです。
SSL有効
このフィールドでは、SSL経由のサーバーおよびデータ・ドメインの通信に切り替えます。SSLがEndeca Serverとデータ・ドメインの両方で使用可能になっている場合のみ、このプロパティをtrueに設定します。詳細は、Oracle Endeca Server管理者ガイドを参照してください。
デフォルトは選択解除です。
複数割当てデリミタ
ロードされている属性のいずれかが複数割当ての値を許容し、これを含んでいる場合、このフィールドに複数割当ての値を区切る文字を指定します。このデリミタは、レコードを区切るデリミタとは違うものであることに注意してください。