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Oracle® Fusion Middleware Oracle Identity and Access Managementデプロイメント・ガイド
11gリリース2 (11.1.2.2.0)
E53414-02
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A IAMデプロイメント再実行の前に環境をクリーンアップする

この付録ではIdentity and Access Management Deploymentを再実行する前に環境をクリーンアップする方法を説明します。

runIAMDeployment.shコマンドを使用してOracle Identity and Access Managementをデプロイする場合は、次のステージを開始する前にトポロジの各ステージを完了する必要があります。あるステージに失敗すると、クリーンアップを行ってもう一度やり直す必要があります。

別のデプロイメント・サイクルを開始する前に、デプロイ済の環境をクリーンアップするには、次のようにします。

  1. 各ホスト上のIdentity and Access Managementのすべてのプロセス、サービスおよびサーバーを、idmtop/config/scripts/stopall.shを使用して停止します。

  2. システムを再起動して、すべてのサーバー・インスタンスが停止していることを確認します。

  3. 各ホストでディレクトリLOCAL_ROOTの内容を削除します。

    OIM管理対象サーバー、SOA管理対象サーバーおよびOHSインスタンスが保管されるローカル記憶域の場所です(/u02/private/oracle/configなど)。このディレクトリは、「インストールと構成の場所の選択」画面で「ローカル構成の場所」オプションが有効化されて選択されている場合にのみ使用できます。詳細は、第4.4.1.8項「インストールと構成の場所の選択」を参照してください。

  4. 共有記憶域のLCM_HOME (またはIDMLCM_HOME)およびIDMTOPの各ディレクトリの内容を削除します。

    LCM_HOME (またはIDMLCM_HOME)は「インストールと構成の場所の選択」画面で指定したライフサイクル管理ストアの場所のディレクトリであり、IDMTOPソフトウェア・インストールの場所のディレクトリです。詳細は、第4.4.1.8項「インストールと構成の場所の選択」を参照してください。OracleホームおよびMiddleホームの詳細は、第2.2.3項「Oracleホームのまとめ」を参照してください。


    注意:

    Windowsシステムを使用している場合は、一部のOracleサービスを手動で削除する必要があります。その場合は、次のOracleサービスを見つけて停止し、sc deleteコマンドを使用して各サービスを削除してください。
    • Oracle VMサービス

    • Oracle WebLogic NodeManager (C_IDMPROV_BASEDIR_IDMTOP_products_identity_wlserver_10.3)"

    • OracleProcessManager_ohs1

    • Oracleagent10gAgent

    • Oracleagent10gAgentSNMPPeerEncapsulator

    • Oracleagent10gAgentSNMPPeerMasterAgent

    例: sc delete "Oracle VM Service"


  5. RCUを使用してデータベース・スキーマを削除します。ODSスキーマはデフォルトでチェックされないため、このスキーマを削除するときにはODSスキーマを必ずチェックしてください。この手順を正しく実行しないと、IAMデプロイメントの次回の実行時にエラーになります。

これらの手順を実行したら、runIAMDeployment.shを再実行できます。