この章では、Oracle Identity and Access Managementのデプロイメントに関連する問題について説明します。次のトピックが含まれます:
デプロイメント・レスポンス・ファイルの作成時、「仮想ホストの構成」画面で仮想ホストの構成オプションを選択し、「仮想ホスト名」フィールドの値を入力した後、仮想ホストの構成オプションの選択を解除すると、次の動作が指摘されます。
アイドル状態のときに仮想ホストの構成オプションの選択を解除すると、「仮想ホスト名」に入力した値は画面から削除され、これらの値はデプロイメント・レスポンス・ファイルに取得されないはずです。ただし、これは発生しません。「仮想ホストの構成」オプションの選択を解除してもフィールドは空にならないため、値はデプロイメント・レスポンス・ファイル内に取得されます。この結果、デプロイメントが失敗する場合があります。
回避策:
仮想ホストの構成オプションの選択を解除する場合、「仮想ホスト名」フィールドに入力した値を手動で削除する必要があります。
Oracle Identity and Access Management 11gリリース2 (11.1.2.2)リポジトリを使用してHPIA64プラットフォーム上でデプロイメントを実行しようとすると、事前構成フェーズにおいてエラーが発生して失敗します。ログに次のエラーが表示される場合があります。
WLSTException: Could not connect to nodemanager
問題を解決するには、次の手順を行います。
パッチ18549017をダウンロードします。
OPATCH_JRE_MEMORY_OPTIONS
環境変数を次のように設定します。
setenv OPATCH_JRE_MEMORY_OPTIONS "-d64 -mx512m -XX:MaxPermSize=256m"
パッチのREADME.txt
の手順に従ってパッチを適用します。
http://docs.oracle.com/cd/E23104_01/download_readme.htm/download_readme_idmr2.htm
のOracle Identity and Access Managementダウンロード、インストールおよび構成のReadMe 11gリリース2 (11.1.2.2)にリストされているダウンロード・サイトから最新の11.1.2.2.0 WebGateインストーラをダウンロードします。
ダウンロードされたzipファイルの内容を抽出し、これらを使用してリポジトリ内のinstallers/webgate
にある既存のWebGateインストーラを置き換えます。
デプロイメント・プロセスを再開します。
『Oracle Fusion Middleware Oracle Identity and Access Managementエンタープライズ・デプロイメント・ガイド』に関連する最新の情報は、ノート: 1662923.1: 『Oracle Fusion Middleware Oracle Identity and Access Managementエンタープライズ・デプロイメント・ガイド11gリリース2 (11.1.2.2.0)』の更新を参照してください。このドキュメントは、My Oracle Support (https://support.oracle.com
)で入手できます。