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Oracle® Big Data Connectorsユーザーズ・ガイド
リリース2 (2.5)
E53261-01
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Oracle Big Data Connectorsユーザーズ・ガイドのこのリリースでの変更点

内容は次のとおりです。

Oracle Big Data Connectorsリリース2 (2.5)の変更点

次の表に、Oracle Big Data Connectors 2.5とともにインストールされるソフトウェアのバージョンを示します。

コネクタ バージョン
Oracle SQL Connector for HDFS
2.3.0
Oracle Loader for Hadoop
2.3.1
Oracle Data Integrator Application Adapter for Hadoop
11.1.1.7.0
Oracle XQuery for Hadoop
2.4.1
Oracle R Advanced Analytics for Hadoop
2.3.1

Oracle Big Data Connectorsリリース2 (2.4)の変更点

Oracle Big Data Connectorsリリース2 (2.4)の『Oracle Big Data Connectorsユーザーズ・ガイド』の変更点は次のとおりです。

次の表に、Oracle Big Data Connectors 2.4とともにインストールされるソフトウェアのバージョンを示します。

コネクタ バージョン
Oracle SQL Connector for HDFS
2.3.0
Oracle Loader for Hadoop
2.3.1
Oracle Data Integrator Application Adapter for Hadoop
11.1.1.7.0
Oracle XQuery for Hadoop
2.4.0
Oracle R Advanced Analytics for Hadoop
2.3.1

新機能

このリリースの新機能は次のとおりです。

  • Oracle XQuery for Hadoop

    • JSONファイル・アダプタ: JSONモジュールはJSONファイル・アダプタに代わりました。このアダプタでは、JSONファイルの並列処理が追加サポートされています。json:collection-jsonxmlという新しい組込み関数により、HDFSに格納されているJSONファイルが読み取られます。

      「JSONファイル・アダプタ」を参照してください。

    • テキスト・ファイル・アダプタ: 新しいtext:collection関数を使用すると、カスタム・デリミタを$delimiterパラメータとして指定できます。

      「テキスト・ファイル・アダプタ」を参照してください。

Oracle Big Data Connectorsリリース2 (2.3)の変更点

Oracle Big Data Connectorsリリース2 (2.3)の『Oracle Big Data Connectorsユーザーズ・ガイド』の変更点は次のとおりです。

Oracle R Connector for Hadoopの名称は、Oracle R Advanced Analytics for Hadoopに変更されました。

新機能

このリリースの新機能は次のとおりです。

  • Oracle XQuery for Hadoop

    Oracle XQuery for Hadoopは、Apache Hadoopに格納されている半構造化されたデータの変換エンジンです。XQuery言語で表された変換を一連のMapReduceジョブに解釈して実行します(これらのジョブはHadoopクラスタ上で並列で実行されます)。

    第III部「Oracle XQuery for Hadoop」を参照してください。

  • Oracle SQL Connector for HDFS

  • Oracle Loader for Hadoop

  • Oracle R Advanced Analytics for Hadoop

    HDFSに格納されているデータの場合:

    • すべてのデリミタがサポートされます。

    • キーと値のデリミタは異なってもかまいません。

    新しい関数と修正された関数:

    • hadoop.jobs: アクティブなジョブとその属性のリストを提供します。

    • hadoop.runJobs: 現行Rセッションでのジョブの合計試行回数を返します。

    • hsdf.to.RDataおよびhdfs.from.RData: デリミタ付きテキスト・ファイルとRdataバイナリ形式間でのデータ変換が可能になります。Rdata形式のファイルの読取りパフォーマンスは、JavaプログラムがHadoopで実現できるパフォーマンスに迫るものです。

    • orch.debug: マッパーおよびレデューサを作成するRコードのローカル・デバッグをサポートします。

    • orch.getXlevelsおよびhdfs.attach: 入力データの数値以外の列から因子変数を作成することをサポートします。

    • orch.glm: R glm関数に似た機能を提供します。

    • orch.lm: カテゴリカル予測子と、anovavcovなどのメソッドをサポートします。

    • orch.pack: マッパーとレデューサ間でのバイナリおよび圧縮オブジェクトの交換におけるパフォーマンスを向上させています。

    これらの関数の構文は、オンライン・ヘルプを参照してください。

その他の変更点

このリリースでは、次の変更が追加されています。

Oracle Big Data Connectorsリリース2 (2.2)の変更点

Oracle Big Data Connectorsリリース2 (2.2)の『Oracle Big Data Connectorsユーザーズ・ガイド』の変更点は次のとおりです。

新機能

このリリースの新機能は次のとおりです。

  • Oracle SQL Connector for Hadoop Distributed File System

    Apache Hiveの小数データ型をサポートします。

  • Oracle Loader for Hadoop

    Hive 0.10.0のサポート

非推奨になった機能

次の機能はこのリリースで非推奨になったため、今後のリリースでサポートされません。

  • Oracle Loader for Hadoop

    • oracle.hadoop.loader.libjars

    • oracle.hadoop.loader.sharedlibs

その他の変更点

このリリースでは、次の変更が追加されています。

  • Oracle Loader for Hadoop

    インストール用のzipアーカイブの2つのキットのファイル名は次の形式に変更されました。

    • CDH4用: oraloader-version-h1.x86_64.zip

    • Apache Hadoop 0.20.2およびCDH3用: oraloader-version-h2.x86_64.zip

Oracle Big Data Connectorsリリース2 (2.0)の変更点

Oracle Big Data Connectorsリリース2 (2.0)の『Oracle Big Data Connectorsユーザーズ・ガイド』の変更点は次のとおりです。

新機能

Oracle Big Data Connectorsは、Apache Hadoopバージョン4 (CDH4)を含むClouderaのディストリビューションをサポートしています。他のサポート対象プラットフォームについては、第1章のそれぞれのコネクタを参照してください。

Oracle Direct Connector for Hadoop Distributed File Systemの名称は、Oracle SQL Connector for Hadoop Distributed File Systemに変更されました。

  • Oracle SQL Connector for Hadoop Distributed File System

    • Hive表、データ・ポンプ・ファイルまたはデリミタ付きテキスト・ファイルからのOracle Database外部表の自動作成

    • 場所ファイルの管理

    第2章を参照してください。

  • Oracle Loader for Hadoop

    • ダイレクト・パス・ロードに関するSockets Direct Protocol (SDP)のサポート

    • ユーザー指定の列に対する2番目のソートのサポート

    • 正規表現およびOracle NoSQL Databaseの新しい入力形式。AvroレコードInputFormatは、サンプル・コードのかわりにサポートされるコードです。

    • 簡略化された日付形式の指定

    • 拒否制限の新しいしきい値

    • ジョブのレポート作成および診断の改良

    第3章を参照してください。

  • Oracle R Advanced Analytics for Hadoop

    いくつかの分析アルゴリズムを使用できるようになりました。具体的には、線形回帰、予測用ニューラル・ネットワーク、低ランクの行列因数分解を使用した行列補完、クラスタリング、非負行列因子分解を使用できます。

    Oracle R Advanced Analytics for Hadoopは、HDFSファイルに加えてHiveデータソースをサポートします。

    Oracle R Advanced Analytics for Hadoopは、HDFSとOracle Database間でデータを移動します。Oracle R Enterpriseは、データのこの基本転送には必要ありません。

    このリリースの新機能は次のとおりです。

    as.ore.*
    hadoop.jobs
    hdfs.head
    hdfs.tail
    is.ore.*
    orch.connected
    orch.dbg.lasterr
    orch.evaluate
    orch.export.fit
    orch.lm
    orch.lmf
    orch.neural
    orch.nmf
    orch.nmf.NMFalgo
    orch.temp.path
    ore.*
    predict.orch.lm
    print.summary.orch.lm
    summary.orch.lm
    

    第8章を参照してください。

非推奨になった機能

次の機能はこのリリースで非推奨になったため、今後のリリースでサポートされません。

  • Oracle SQL Connector for Hadoop Distributed File System

    • 場所ファイル形式(バージョン1): Oracle Direct Connector for HDFSバージョン1を使用して内容が公開される既存の外部表は、場所ファイル形式の変更に互換性がないため、Oracle SQL Connector for HDFSバージョン2を使用して公開する必要があります。

      Oracle SQL Connector for HDFSで新しい場所ファイルが作成される場合、古い場所ファイルは削除されません。

      第2章を参照してください。

    • oracle.hadoop.hdfs.exttabネームスペース(バージョン1): Oracle SQL Connector for HDFSでは、すべての構成プロパティに対して次の新しいネームスペースが使用されます。

      • oracle.hadoop.connection: Oracle Database接続およびWalletのプロパティ

      • oracle.hadoop.exttab: その他すべてのプロパティ

      第2章を参照してください。

    • HDFS_BIN_PATHディレクトリ: プリプロセッサのディレクトリ名はOSCH_BIN_PATHになりました。

      「Oracle SQL Connector for Hadoop Distributed File Systemの設定」を参照してください。

  • Oracle R Advanced Analytics for Hadoop

    • keyval: キーと値のペアの生成にorch.keyvalを使用します。

    • orch.reconnect: orch.dbconによって返される接続オブジェクトを使用する再接続にorch.connectを使用します。

サポート対象外の機能

次の機能はOracleでサポート対象外になりました。

  • Oracle Loader for Hadoop

    • oracle.hadoop.loader.configuredCounters

      第3章を参照してください。

その他の変更点

このリリースでは、次の変更が追加されています。

  • Oracle Loader for Hadoop

    インストール用のzipアーカイブには、次の2つのキットが含まれています。

    • Apache Hadoop 0.20.2およびCDH3用: oraloader-2.0.0-1.x86_64.zip

    • CDH4用: oraloader-2.0.0-2.x86_64.zip

    「Oracle Loader for Hadoopの設定」を参照してください。