リリース・ノート

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Oracle Tuxedo Application Runtime for IMSリリース・ノート

2014年4月

表1 改訂履歴
改訂日
変更の概要
2014年4月
12cリリース2 (12.1.3)

この章には次のトピックが含まれます:

 


この製品について

Oracle Tuxedo Application Runtime for IMS (Tuxedo ART for IMS)は、メインフレームからOracle TuxedoへのIBM IMSアプリケーションの移行をサポートします。それによって提供されるAPI、ツールおよびサービスの組合せは、オンラインとバッチの両方のIMSアプリケーションをそのままで実行することを可能にし、IMSビジネス・ロジックとデータに対する長年の投資を維持します。標準の3270ターミナル・エミュレータをサポートしているため、アプリケーション・ユーザーの変更が保護されます。また、開発者がメインフレーム・アプリケーションでよく使用するAPIと関数もサポートしています。結果として、レガシーCOBOLおよびC/C++メインフレーム・アプリケーションを速やかに、かつ低リスクで、Oracle Tuxedoを実行するオープン・システムに移行できるようになります。これによって、莫大なコスト削減、調整力の高いスケーラビリティおよび柔軟性の向上が実現します。

主な機能とコンポーネント

IMSランタイムでは、次のものが提供されます。

 


このリリースでの新機能

Tuxedo ART for IMS 12cリリース2 (12.1.3)は、Oracle Tuxedo 12cリリース2 (12.1.3)上で動作し、Oracle Tuxedo Application Rehosting Workbench 12cリリース2 (12.1.3)およびOracle Tuxedo Application Runtime for Batch 12cリリース2 (12.1.3)と連携して動作することが保証されています。

Tuxedo ART for IMS 12cリリース2 (12.1.3)には、次の新機能および拡張機能が含まれています。

 


相互運用性

Tuxedo ART for IMSは、次のものとの完全な相互運用性を保持しています。

 


インストール

Tuxedo ART for IMS 12cリリース2 (12.1.3)をインストールするには、Oracle Tuxedo 12cリリース2 (12.1.3)をインストールする必要があります。

詳細は、Oracle Tuxedo Application Runtime for IMSインストレーション・ガイドを参照してください。

 


プラットフォームのサポート

Tuxedo ART for IMS 12cリリース2 (12.1.3)のサポート対象プラットフォームは、Oracle Tuxedo Application Runtime for IMSインストレーション・ガイドに記載されています。

 


制限事項と既知の問題

ART for IMSには次の制限事項があります。

  1. 1つのトランザクションでは、端末からの1つの入力メッセージのみが許可されます。
  2. オリジネータ以外の端末に切り替えることはできません。
  3. メッセージ書式設定オプション1のみがサポートされています。
  4. 異機種マシンを使用するTuxedo MPクラスタにIMSリージョンをデプロイすることはできません。
  5. MODがアプリケーション・プログラムとMID nxtフィールドの両方で指定されていない場合に使用されるIMSデフォルト・システムであるMOD - DFSMO2をサポートします。ARTIMSによって端末にプレーン・テキストで出力メッセージが表示され、ユーザーは最初に端末をクリアする必要があります。
  6. ビッグ・エンディアン・アーキテクチャとリトル・エンディアン・アーキテクチャではバイト順が異なるため、COBOLプログラム内で動的属性変更を使用する場合、10進整数を属性バイトに指定することはできません。一度に1つずつ属性バイト中のバイトに16進数値を指定することをお薦めします。

 


関連項目


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