リリース・ノート

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Oracle Tuxedo Application Rehosting Workbenchリリース・ノート


2014年4月

表1 改訂履歴
改訂日
変更のサマリー
2014年4月
12cリリース2 (12.1.3)

このトピックは、以下の項で構成されています。

 


この製品について

Oracle Tuxedo Application Rehosting Workbench (Tuxedo ART Workbench)は、リホスティング・プロジェクトを促進します。これには、コードとデータの移行の自動化、移行したプログラムのコンパイルの構成と実行、CICS、IMSおよびバッチ・アプリケーション用のランタイムTuxedo構成の作成、ファイルとデータベースのリロード・タスクの実行、移行済アーティファクトのデプロイが関係しています。これは、多数の大型移行プロジェクトの簡略化および迅速化のために使用されている高度な言語処理テクノロジの洗練された基礎の上に構築されています。

Workbenchの言語処理ツールでは、高度な解析および変換機能を使用して、コンパイラ・ダイアレクト間でのCOBOLコードの調整、JCLのジョブ・スクリプトへの変換、DB2データベースとOracleデータベースの相違に関するSQLコールの調整を行います。Workbenchのデータ移行ツールは、すべてのデータ定義およびアクセス・パターンを完全に分析し、この分析結果を使用してターゲット上にデータ・スキーマを生成し、データのアンロード、再ロード、検証を行うユーティリティを作成します。このユーティリティより、システム間でのファイルおよびリレーショナル・データの移動が完全に自動化されます。構成ツールにより、Tuxedoの初期ubbconfigが生成されます。これをそのまま使用してTuxedoドメインを起動したり、必要に応じて拡張することができます。

Workbenchでは移行がきわめて正確に行われます。これにより、テストとデバッグのリスク、コスト、時間が最小限に抑えられ、プロジェクト・デリバリをより迅速に行うことができます。非常に効率が高く、コード2,000万行を超える大規模アプリケーションで使用されています。このツールは、新しいコンポーネントが追加されるとき、またはパラメータあるいはルール・セットが調整されるたびに繰り返して使用すると、増分変更を生成できます。また、パイロットを利用して特定のプロジェクトのWorkbench設定が最終的に決まった後は、アプリケーション・コンポーネントおよび保守作業の変更の大量移行を迅速かつ容易に完了することができます。

移行プロセスの自動化が、成功の鍵となります。自動化することで、正確性、統一性、一貫性および高い生産性が確保され、結果としてリスクが低減し、迅速に結果を出すことができます。これまでプロジェクト期間が長い、コストが高い、リスクが大きいなどの理由でメインフレーム・アプリケーションの移行を思いとどまっていた会社も、単独で、またはOracleコンサルティングやパートナSIのサポートを受けて、より迅速に移行を行い、投資を早期に回収できるようになります。

主要な機能と主要コンポーネント

Tuxedo ART Workbenchには、コードとデータの移行ツール、構成ツール、およびアプリケーションのビルドとデプロイメントのツールのセット(すべてがEclipseプラグインを介して統合されている)が用意されています。その主要な機能は次のとおりです。

 


このリリースの新機能

Tuxedo ART Workbenchリリース2 (12.1.3)には、次の新機能および拡張機能が含まれています。

 


インストール

インストール情報については、Oracle Tuxedo ART Workbenchインストレーション・ガイドを参照してください。

 


プラットフォーム・サポート

Tuxedo ART Workbench 12cリリース2 (12.1.3)でサポートされるプラットフォームは、Oracle Tuxedo ART Workbenchインストレーション・ガイドのサポートされるプラットフォームに関する項を参照してください。

 


制限事項と既知の問題

次の項では、Tuxedo ART Workbenchの制限事項と既知の問題について説明します。

Tuxedo ART Workbenchでは次の機能はサポートされません。

制限事項

既知の問題

 


関連項目


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