インストレーション・ガイド

     前  次    新規ウィンドウで目次を開く  新規ウィンドウで索引を開く  PDFとして表示 - 新規ウィンドウ  Adobe Readerを入手 - 新規ウィンドウ
コンテンツはここから始まります

インストール後のタスクの実行

次の項では、Oracle Tuxedo Application Rehosting Workbenchをインストールした後に実行するタスクについて説明します。

 


Oracle Tuxedo Application Rehosting Workbenchのディレクトリ構造の理解

Oracle Tuxedo Application Rehosting Workbenchソフトウェアをインストールすると、すべてのファイルがインストール・ディレクトリに圧縮解除されます。

表4-1に、$ORACLE_HOME/artwb12.1.3.0.0インストール・ディレクトリにあるOracle Tuxedo Application Rehosting Workbenchのディレクトリとファイルを示します。

表4-1 Oracle Tuxedo Application Rehosting Workbenchのディレクトリとファイルの構造
ディレクトリ名
説明
refine
Oracle Tuxedo Application Rehosting Workbenchのディレクトリ。
refine/scripts
プラットフォームに依存しないユーティリティ。
refine/scripts/lib
Perlライブラリ。
refine/Linux64
プラットフォームに依存するバイナリおよびユーティリティ(Linux 64ビット用)。
refine/Linux32
プラットフォームに依存するバイナリおよびユーティリティ(Linux 32ビット用)。
refine/convert-data
データ・トランスレータのスクリプトとテンプレート。
refine/gcf
Oracle Tuxedo Application Rehosting Workbenchコントロールの構成ファイル。
fixed-copy
コンパイルで必要なCOBOLコピー・ブック。
samples
Oracle Tuxedo Application Rehosting Workbenchのサンプル。オプションでインストールされます。

 


インストールの検証

インストールを確認するため、および構成をデモンストレーションするために、2つのサンプル・アプリケーションが用意されています。サンプルに含まれるReadmeファイルでサンプルの実行方法が説明されています。

Oracle Tuxedo Application Rehosting Workbenchを実行する前に、umask値をできるだけ正確に設定することをお薦めします。

 


Oracle Tuxedo Application Rehosting Workbenchのアンインストール

GUIモードでのOracle Tuxedo Application Rehosting Workbenchのアンインストール

次の手順は、GUIモードのアンインストール・プロセスを示しています。

  1. OUIの概要パネルの起動
  2. <ORACLE_HOME>/oui/binに移動して、UNIX/Linuxプラットフォームの場合はrunInstallerを実行します。インストール・ウィンドウと同様にアンインストーラ・ウィンドウが表示されます。

  3. アンインストール中・パネル
  4. 製品を選択して「削除」をクリックすると、システムからその製品がアンインストールされます。

  5. 「確認」パネル
  6. 製品をアンインストールするには、次の「確認」ダイアログで「はい」をクリックします。アンインストールを取り消すには、「いいえ」をクリックします。

  7. 「アンインストールの完了」パネル
  8. アンインストールの完了後、このパネルが表示され、アンインストールが正常に行われたかどうかが報告されます。

  9. 「インベントリ」パネル
  10. 「インベントリ」で製品リストを確認すると、製品がすでに正常にアンインストールされているかどうかがわかります。

サイレント・モードでのOracle Tuxedo Application Rehosting Workbenchのアンインストール

コマンド行ではインストールだけでなくアンインストールもできます。コマンド行でのアンインストールでは、Oracle Universal Installerのグラフィカル・ユーザー・インタフェースを使用せずに、Oracle製品またはOracleホームをシステムから削除できます。

ダイアログ・ボックスやプロンプトを表示しないように選択できますし、アンインストール中に通常使用されるダイアログ・ボックスを選択的に非表示にできます。

次のコマンドを使用して「インベントリ」ダイアログ・ボックスをただちに表示します。これにより、Oracle Universal Installerの起動画面を表示せずに、削除する項目を選択できます。

./runInstaller -deinstall -silent (on UNIX)

削除中に「インベントリ」ダイアログ・ボックスを非表示にする場合、削除する製品はレスポンス・ファイルのDEINSTALL_LISTパラメータで指定できます。削除するOracleホームはREMOVE_HOMES変数で指定します。現在のOracleホームの名前はORACLE_HOME_NAMEで指定します。たとえば、UNIXマシンで、次を入力します。

./runInstaller -deinstall -silent "DEINSTALL_LIST={"workbench","12.1.3.0.0"}" ORACLE_HOME_NAME="OUIHome2" REMOVE_HOMES={"/home/test/OraHome_2"}

  先頭に戻る       前  次