Oracle Tuxedo Application Rehosting Workbench (Tuxedo ART Workbench)のログは、Workbenchの実行ステータスを示すために画面に出力されます。
環境変数WBLOGLEVEL
は、どのレベルのログを出力するかを決める目的で導入されています。つまり、WBLOGLEVEL
よりも優先度の高いWorkbenchのログがすべて出力されます。WBLOGLEVEL
の有効な値は、ERROR
、WARN
、INFO
、DEBUG
、TRACE
のいずれかになります。その他の値はすべてデフォルト値になります。
WBLOGLEVEL
のデフォルトはINFO
です。この場合、レベルがINFO
、WARN
、ERROR
のログがすべて出力され、その他のログは破棄されます。
たとえば、WBLOGLEVEL
をWARN
に設定する場合、エラーと警告のログのみが画面に出力されます。
[19:31:56] WARN :(r4z-catalog) 行25: 非修飾の宣言されていないデータ名への参照: Wk-Aidcount
[19:31:56] WARN :(r4z-catalog)このプログラムにはエラーが含まれていますが、その一部がここでは表示されない可能性があります。
環境変数WBEXITONERROR
は、ERRORレベルのログが発生した場合、Workbenchを続行するか終了するかを決める目的で導入されています。ERRORログが発生した場合、このエラーの報告後に、実行を続行するか終了するかの2つの選択が提示されます。
WBEXITONERROR
のデフォルト値はYES
です。つまり、Workbenchは、ERRORログが発生すると終了します。
WBEXITONERROR
をNO/FALSE
に設定すると、終了しないようにできます。(他の値はすべてデフォルトのYES
になる)。