ファイル形式、データ記述、MIBおよびシステム・プロセス・リファレンス

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セクション5 - ファイル形式、データ記述、MIBおよびシステム・プロセス・リファレンス

表1 Oracle Tuxedoファイル形式、データ記述方法、MIB、およびシステム・プロセス
名前
説明
このドキュメントの概要
ACLの管理情報ベース
/Qの管理情報ベース
ユーザーごとに認証を行うサーバー
Tuxedoクライアントの有効性のモニター
Oracle Tuxedoシステムのアプリケーション・コンポーネントのコンパイル命令
Domains管理サーバー
テキスト形式のDomains構成ファイル
Domainsの管理情報ベース
OESに認可サービスを提供するセキュリティ・サーバー
システム生成イベントのリスト
EventBrokerの管理情報ベース
FactoryFinder Domains構成ファイル
FMLエラー・コード
フィールド名に対するFMLマッピング・ファイル
汎用LDAPベース認証サーバー
Domainsゲートウェイ管理サーバー
TDomainゲートウェイ・プロセス
IIOPを使用した、リモートOracle TuxedoクライアントからのOracle Tuxedoオブジェクトへのアクセスを有効化
KerberosベースTuxedo認証サーバー
言語情報定数
WebLogic Server組込みLDAPベース認証サーバー
Tuxedoサービス・メタデータ・リポジトリのバッファ形式
管理情報ベース
ネイティブ言語データ型
サーバー・プロセスの実行時オプション
コアOracle Tuxedoシステムの管理情報ベース
Oracle RACからの高速アプリケーション通知イベントを受信して処理するサーバー
FactoryFinderおよびNameManagerサービスを実行するサーバー
インタフェース・リポジトリ・サーバー
Tuxedoサービス・メタデータ・リポジトリ・サーバー
ATMI Javaサーバー
メッセージ転送サーバー
メッセージ・キュー・マネージャ
システム・イベント通知プロセス
実行時のトレース機能
ユーザー・イベント通知プロセス
Oracle Tuxedoシステムのエラー・コード
アプリケーションが指定する戻りコードのためのOracle Tuxedoシステムのグローバル変数
Oracle Tuxedoシステムでの環境変数のリスト
バッファ・タイプ・スイッチ、Oracle Tuxedoシステムのバッファ・タイプの説明
バッファ・タイプ・スイッチ構造体、各バッファ・タイプに必要なパラメータとルーチン
テキスト形式のOracle Tuxedo構成ファイル
VIEW記述用のソース・ファイル
ワークステーションの管理情報ベース
ワークステーション・リスナー・サーバー
TUXEDO Extened Securityのデフォルト・セキュリティ・サーバー

 


表とファイルの紹介

説明

この項では、様々な表およびファイルについて説明します。

compilation(5)という名前のページには、アプリケーション・ソース・コードのコンパイル時に必要なヘッダー・ファイル、レイアウトおよび環境変数に関する情報がまとめられています。

この項には、Oracle Tuxedoシステム提供のサーバーの説明が含まれます。Oracle Tuxedoシステム提供のサーバーを使用するアプリケーションは、アプリケーションの構成ファイルにこれらを指定する必要があります。

servoptsページには、アプリケーション・サーバーのCLOPTパラメータとして構成ファイルに指定できるオプションが説明されています。

Oracle Tuxedo管理情報ベースは、MIB(5)リファレンス・ページおよび次のコンポーネントMIBページで説明されています。

 


ACL_MIB(5)

名前

ACL_MIB - ACLの管理情報ベース

形式

#include <fml32.h>
#include <tpadm.h>

説明

Oracle TuxedoシステムのMIBは、アクセス制御リスト(ACL)を管理するためのクラスのセットを定義します。これらのクラスをアクセスおよび更新するには、SECURITYUSER_AUTHACLまたはMANDATORY_ACLに設定されたOracle Tuxedo構成を作成する必要があります。管理リクエストのフォーマットと管理応答の解釈を行うには、ACL_MIB(5)を共通MIBリファレンス・ページMIB(5)と一緒に使用します。このリファレンス・ページで説明するクラスや属性を使用し、MIB(5)の説明に従ってフォーマットしたリクエストを使用すると、アクティブなアプリケーションの既存のATMIインタフェースの1つを通じて管理サービスをリクエストできます。ACL_MIB(5)のすべてのクラス定義の追加情報については、「ACL_MIB(5)に関する追加情報」を参照してください。

ACL_MIB(5)は、次のクラスで構成されています。

表2 ACL_MIBクラス
クラス名
属性
ACLグループ
ACL許可
ACLプリンシパル(ユーザーまたはドメイン)

各クラスの説明セクションには、次の4つのサブセクションがあります。

概要

このクラスに関連付けられている属性の概要

属性表

クラスの各属性に関する名前、型、パーミッション、値、およびデフォルト値を示す表。属性表の形式については以下に示してあります。

属性のセマンティクス

各属性の意味の説明

制限

このクラスにアクセスし、このクラスを解釈する場合の制限事項

属性表の形式

前述のように、このMIBに含まれる各クラスは、4つの部分に分けて以下に定義されています。その1つが属性表です。属性表はクラス内の属性のリファレンス・ガイドであり、管理者、オペレータ、一般ユーザーがそれらの属性を使用してアプリケーションと対話するための方法を説明しています。属性表の各属性の説明には、5つの構成要素(名前、型、許可、値、デフォルト)があります。各要素については、MIB(5)を参照してください。

TA_FLAGS値

MIB(5)は、共通TA_FLAGS属性を定義します。この属性はlong型で、共通MIBフラグ値とコンポーネントMIB固有フラグ値の両方を持ちます。現時点では、ACL_MIB(5)固有のフラグ値は定義されていません。

FML32フィールド表

このリファレンス・ページで説明する属性のフィールド表は、システムにインストールしたOracle Tuxedoシステム・ソフトウェアのルート・ディレクトリからの相対パスで指定されるudataobj/tpadmファイルにあります。${TUXDIR}/udataobjディレクトリは、FLDTBLDIR環境変数で指定されるコロン区切りのリストにアプリケーションによって追加される必要があり、フィールド表名tpadm()は、FIELDTBLS環境変数で指定されるカンマ区切りのリストに追加される必要があります。

制限

このMIBのヘッダー・ファイルとフィールド表には、Oracle Tuxedoリリース6.0以降で実行されているサイト(ネイティブとワークステーションの両方)からのみアクセスできます。

 


T_ACLGROUPクラスの定義

概要

T_ACLGROUPクラスは、Oracle Tuxedoアプリケーションのユーザーおよびドメインのグループを表します。

属性表

表3 ACL_MIB(5): T_ACLGROUPクラス定義の属性表
属性
パーミッション
デフォルト値
TA_GROUPNAME( r )( * )
string
rU-------
string[1..30]
N/A
TA_GROUPID( k )
long
rw-------
0 <= num <16,384
最小ID
TA_STATE
string
rw-------
GET: "INA"
SET: "{NEW | INV}"
N/A
N/A
(k) - GETキー・フィールド
(r) - オブジェクトの作成に必要なフィールド(SET TA_STATE NEW)
(*) - GET/SETキー、SET操作では1つ以上必要

属性のセマンティクス

TA_GROUPNAME: string[1..30]

グループの論理名。グループ名は表示可能な文字列で、シャープ、カンマ、コロン、および改行文字は使用できません。

TA_GROUPID: 0 <= num < 16,384

このユーザーに関連付けるグループ識別子。値0は、デフォルト・グループ"other"を表します。作成時に指定されていない場合、次に使用可能な0より大きい(一意の)識別子にデフォルト設定されます。

TA_STATE:

GET: {VALid}

GET操作は、選択したT_ACLGROUPオブジェクトの構成情報を検索します。次に示す状態は、GETリクエストに応えて返されるTA_STATEの意味を示します。

VALid
T_ACLGROUPオブジェクトは定義済で、非アクティブな状態です。これがこのクラスの唯一の有効な状態です。ACLグループがactive状態になることはありません。

SET: {NEW | INV}

SET操作は、選択したT_ACLGROUPオブジェクトの構成情報を更新します。以下に示す状態は、SETリクエストで設定されるTA_STATEの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。

NEW
アプリケーションのT_ACLGROUPオブジェクトを作成します。状態の変更はINValid状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態はVALidになります。
unset
既存のT_ACLGROUPオブジェクトを変更します。この組合せはINValid状態では使用できません。正常に終了しても、オブジェクトの状態は変わりません。
INValid
アプリケーションに対するT_ACLGROUPオブジェクトを削除します。状態の変更は、VALid状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態はINValidになります。

制限

1つのACLグループには1人のユーザーを関連付けることができます。複数のロールを引き受けたり複数のグループに関連付けられるユーザーの場合、複数のユーザー・エントリを定義する必要があります。

 


T_ACLPERMクラスの定義

概要

T_ACLPERMクラスは、Oracle Tuxedoシステムのエンティティに対するアクセスが許可されるグループを示します。これらのエンティティは文字列を介して名前が付けられます。現在、これらの名前は、サービス名、イベント名およびアプリケーション・キュー名を表します。

属性表

表4 ACL_MIB(5): T_ACLPERMクラス定義の属性表
属性
パーミッション
デフォルト値
TA_ACLNAME(r)(*)
string
rw-------
string[1..127]
N/A
TA_ACLTYPE(r)(*)
string
rw-------
"ENQ | DEQ | SERVICE | POSTEVENT"
N/A
TA_ACLGROUPIDS
string
rw-------
string
N/A
TA_STATE
string
rw-------
GET: "INA"
SET: "{NEW | INV}"
N/A
N/A
( r ) - オブジェクトの作成に必要なフィールド(SET TA_STATE NEW)
( * ) - GET/SETキー、SET操作では1つ以上必要

属性のセマンティクス

TA_ACLNAME: string

許可が付与されているエンティティの名前。この名前は、サービス名、イベント名またはキュー(あるいはその両方)を表す場合があります。ACL名は表示可能な文字列で、コロン、シャープまたは改行文字は使用できません。

TA_ACLTYPE: ENQ | DEQ | SERVICE | POSTEVENT

許可が付与されているエンティティのタイプ。

TA_ACLGROUPIDS: string

関連エンティティへのアクセスが許可されたグループ識別子(番号)のカンマ区切りのリスト。stringの長さは、マシン上のィスク領域量によってのみ制限されます。

TA_STATE:

GET: {VALid}

GET操作は、選択したT_ACLPERMオブジェクトの構成情報を検索します。次に示す状態は、GETリクエストに応えて返されるTA_STATEの意味を示します。

VALid
T_ACLPERMオブジェクトは定義済で、非アクティブな状態です。これがこのクラスの唯一の有効な状態です。ACL許可がactive状態になることはありません。

SET: {NEW | INValid}

SET操作は、選択したT_ACLPERMオブジェクトの構成情報を更新します。以下に示す状態は、SETリクエストで設定されるTA_STATEの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。

NEW
アプリケーションのT_ACLPERMオブジェクトを作成します。状態の変更はINValid状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態はVALidになります。
unset
既存のT_ACLPERMオブジェクトを変更します。この組合せはINValid状態では使用できません。正常に終了しても、オブジェクトの状態は変わりません。
INValid
アプリケーションのT_ACLPERMオブジェクトを削除します。状態の変更は、VALid状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態はINValidになります。

制限

許可は、個々のユーザー識別子ではなくグループ・レベルで定義されます。

 


T_ACLPRINCIPALクラスの定義

概要

T_ACLPRINCIPALクラスは、関連付けられているOracle Tuxedoアプリケーションおよびグループにアクセスできるユーザーまたはドメインを表します。特定のユーザーとしてアプリケーションに参加するには、ユーザー固有のパスワードを提示する必要があります。

属性表

表5 ACL_MIB(5): T_ACLPRINCIPALクラス定義の属性表
属性
パーミッション
デフォルト値
TA_PRINNAME( r )( * )
string
rU-------
string[1..30]
N/A
TA_PRINCLTNAME( k )
string
rw-------
string[1..30]
“*”
TA_PRINID( k )
long
rU-------
1 <= num < 131,072
最小ID
TA_PRINGRP( k )
long
rw-------
0 <= num < 16,384
0
TA_PRINPASSWD
string
rwx------
string
N/A
TA_STATE
string
rw-------
GET: "INA"
SET: "{NEW | INV}"
N/A
N/A
(k) - GETキー・フィールド
(r) - オブジェクトの作成に必要なフィールド(SET TA_STATE NEW)
(*) - GET/SETキー、SET操作では1つ以上必要

属性のセマンティクス

TA_PRINNAME: string

ユーザーまたはドメイン(プリンシパル)の論理名。プリンシパル名は表示可能な文字列で、シャープ、コロン、および改行文字は使用できません。

TA_PRINCLTNAME: string

ユーザーに関連付けられたクライアント名。通常は、関連付けられたユーザーのロールを表し、ユーザー・エントリの付加的な修飾子となります。作成時に指定されていない場合、デフォルトはワイルドカード・アスタリスク(*)です。クライアント名は表示可能な文字列で、コロンまたは改行文字は使用できません。

TA_PRINID: 1 <= num < 131,072

一意のユーザー識別番号。作成時に指定されていない場合、次に使用可能な0より大きい(一意の)識別子にデフォルト設定されます。

TA_PRINGRP: 0 <= num < 16,384

このユーザーに関連付けるグループ識別子。値0は、デフォルト・グループ"other"を表します。作成時に指定されていない場合、デフォルトの0が割り当てられます。

TA_PRINPASSWD: string

TA_STATE:

GET: {VALid}

GET操作は、選択したT_ACLPRINCIPALオブジェクトの構成情報を検索します。次に示す状態は、GETリクエストに応えて返されるTA_STATEの意味を示します。

VALid
T_ACLPRINCIPALオブジェクトは定義済で、非アクティブな状態です。これがこのクラスの唯一の有効な状態です。ACLプリンシパルがactive状態になることはありません。

SET: {NEW | INV}

SET操作は、選択したT_ACLPRINCIPALオブジェクトの構成情報を更新します。以下に示す状態は、SETリクエストで設定されるTA_STATEの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。

NEW
アプリケーションのT_ACLPRINCIPALオブジェクトを作成します。状態の変更はINValid状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態はVALidになります。
unset
既存のT_ACLPRINCIPALオブジェクトを変更します。この組合せはINValid状態では使用できません。正常に終了しても、オブジェクトの状態は変わりません。
INValid
アプリケーションに対するT_ACLPRINCIPALオブジェクトを削除します。状態の変更は、VALid状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態はINValidになります。

制限

1つのACLグループには1人のユーザーまたは1つのドメインを関連付けることができます。複数のロールを引き受けたり複数のグループに関連付けられるユーザーの場合、複数のプリンシパル・エントリを定義する必要があります。

 


ACL_MIB(5)に関する追加情報

診断

ACL_MIB(5)への接続時には、2つの一般的なタイプのエラーがユーザーに戻される場合があります。1つは、管理リクエストに対するレスポンスを検索する3つのATMI関数(tpcall()tpgetrply()、およびtpdequeue())が戻すエラーです。これらのエラーは、該当するリファレンス・ページの記述に従って解釈されます。

ただし、リクエストがその内容に対応できるシステム・サービスに正常にルーティングされても、システム・サービス側でそのリクエストを処理できないと判断されると、アプリケーション・レベルのサービス障害としてエラーが返されます。このような場合、tpcall()tpgetrply()は、tperrnoTPESVCFAILに設定してエラーを戻し、以下のようにエラーの詳細を示すTA_ERRORTA_STATUS、およびTA_BADFLDフィールドと一緒に、元のリクエストを含む応答メッセージを戻します。TMQFORWARD(5)サーバー経由でシステムに転送されたリクエストに対してサービス障害が発生すると、元のリクエストで識別される異常終了キューに障害応答メッセージが追加されます(TMQFORWARDに対して-dオプションが指定されたとみなされる)。

管理リクエストの処理中にサービス・エラーが発生すると、TA_STATUSというFML32フィールドにエラーの内容を説明したテキストが設定され、TA_ERRORというFML32フィールドにはエラーの原因(下記参照)を示す値が設定されます。次のエラー・コードは、いずれも負であることが保証されています。

以下の診断コードはTA_ERRORで戻されるもので、管理リクエストが正常に完了したことを示します。これらのコードは負数でないことが保証されています。

[other]

すべてのコンポーネントMIBに共通のその他の戻りコードは、MIB(5)リファレンス・ページに指定されています。これらのコードは、ここに定義するACL_MIB(5)固有の戻りコードと相互に排他関係にあることが保証されています。

相互運用性

このリファレンス・ページで定義されているヘッダー・ファイルおよびフィールド表は、Oracle Tuxedoリリース6.0以降で利用できます。これらのヘッダーや表で定義するフィールドはリリースが変わっても変更されません。ただし、以前のリリースで定義されていない新しいフィールドが追加される場合があります。AdminAPIには、リクエストを作成するために必要なヘッダー・ファイルとフィールド表があれば、どのサイトからでもアクセスできます。T_ACLPRINCIPALT_ACLGROUPおよびT_ACLPERMクラスは、Oracle Tuxedoリリース6.0の新クラスです。

移植性

Oracle TuxedoシステムのMIBを使用した管理作業をサポートするために必要な既存のFML32およびATMI関数、さらにこのリファレンス・ページに定義するヘッダー・ファイルとフィールド表は、すべてのサポート対象ネイティブ・プラットフォームとワークステーション・プラットフォームで使用可能です。

次のコードの抜粋は、グループにユーザーを追加し、このグループの許可をサービス名に追加するものです。

フィールド表

属性フィールド識別子にアクセスするには、フィールド表tpadmが必要です。そのためには、次のようにシェルで入力します。

$ FIELDTBLS=tpadm 
$ FLDTBLDIR=${TUXDIR}/udataobj
$ export FIELDTBLS FLDTBLDIR

ヘッダー・ファイル

次のヘッダー・ファイルがインクルードされます。

#include <atmi.h> 
#include <fml32.h>
#include <tpadm.h>

ユーザーの追加

次のコードの抜粋部分は、デフォルト・グループ"other"にユーザーを追加出するものです。

/* Allocate input and output buffers */ 
ibuf = tpalloc("FML32", NULL, 1000);

obuf = tpalloc("FML32", NULL, 1000);

/* Set MIB(5) attributes defining request type *
Fchg32(ibuf, TA_OPERATION, 0, "SET", 0);
Fchg32(ibuf, TA_CLASS, 0, "T_ACLPRINCIPAL", 0);

/* Set ACL_MIB(5) attributes */
Fchg32(ibuf, TA_PRINNAME, 0, ta_prinname, 0);
Fchg32(ibuf, TA_PRINID, 0, (char *)ta_prinid, 0);
Fchg32(ibuf, TA_STATE, 0, (char *)"NEW", 0);

Fchg32(ibuf, TA_PRINPASSWD, 0, (char *)passwd, 0);


/* Make the request */
if (tpcall(".TMIB", (char *)ibuf, 0, (char **)obuf, olen, 0) 0) {
fprintf(stderr, "tpcall failed: %s\en", tpstrerror(tperrno));
if (tperrno == TPESVCFAIL) {
Fget32(obuf, TA_ERROR, 0,(char *)ta_error, NULL);
ta_status = Ffind32(obuf, TA_STATUS, 0, NULL);
fprintf(stderr, "Failure: %ld, %s\en",
ta_error, ta_status);
}
/* Additional error case processing */
}

ファイル

${TUXDIR}/include/tpadm.h ${TUXDIR}/udataobj/tpadm

関連項目

tpacall(3c)tpalloc(3c)tpcall(3c)tpdequeue(3c)tpenqueue(3c)tpgetrply(3c)tprealloc(3c)「FML関数の紹介」、Fadd, Fadd32(3fml)Fchg、Fchg32(3fml)Ffind、Ffind32(3fml)MIB(5)TM_MIB(5)

『Oracle Tuxedoアプリケーションの設定』

『C言語を使用したOracle Tuxedo ATMIアプリケーションのプログラミング』

『FMLを使用したOracle Tuxedo ATMIアプリケーションのプログラミング』

 


APPQ_MIB(5)

名前

APPQ_MIB - /Qの管理情報ベース

形式

#include <fml32.h>
#include <tpadm.h>

説明

/Q MIBは、アプリケーション・キューを管理できるクラスを定義します。

リクエストリクエストのフォーマットと管理応答の解釈を行うには、APPQ_MIB(5)を共通MIBリファレンス・ページMIB(5)と一緒に使用します。このリファレンス・ページで説明するクラスや属性を使用し、MIB(5)の説明に従ってフォーマットしたリクエストを使用すると、アクティブなアプリケーションの既存のATMIインタフェースの1つを通じて管理サービスをリクエストできます。非アクティブなアプリケーション内のアプリケーション・キューは、tpadmcall()関数インタフェースを使用して管理することもできます。APPQ_MIB(5)のすべてのクラス定義の追加情報については、「APPQ_MIB(5)に関する追加情報」を参照してください。

APPQ_MIB(5)は、次のクラスで構成されています。

表6 APPQ_MIBのクラス
クラス名
属性
キュー・スペース内のアプリケーション・キュー
アプリケーション・キュー内のメッセージ
アプリケーション・キュー・スペース
アプリケーション・キューに関連付けるトランザクション

このMIBが参照するのは、アプリケーション定義の永続的(信頼性の高いディスク・ベース)キューおよび一時的メッセージ(メモリー内)キュー(つまり、/Qキュー)であり、サーバー・キュー(TM_MIB(5)コンポーネントのT_QUEUEクラス)ではありません。

各クラスの説明セクションには、次の4つのサブセクションがあります。

概要

このクラスに関連付けられている属性の概要

属性表

クラスの各属性に関する名前、型、パーミッション、値、およびデフォルト値を示す表。属性表の形式については以下に示してあります。

属性のセマンティクス

各属性の意味の説明

制限

このクラスにアクセスし、このクラスを解釈する場合の制限事項

属性表の形式

このMIBに含まれる各クラスは、4つの部分で記述されています。その1つが属性表です。属性表はクラス内の属性のリファレンス・ガイドであり、管理者、オペレータ、一般ユーザーがそれらの属性を使用してアプリケーションと対話するための方法を説明しています。

属性表の各属性の説明には、5つの構成要素(名前、型、許可、値、デフォルト値)があります。各要素については、MIB(5)を参照してください。

TA_FLAGS値

MIB(5)は、共通TA_FLAGS属性を定義します。この属性はlong型で、共通MIBフラグ値とコンポーネントMIB固有フラグ値の両方を持ちます。次のフラグの値はAPPQ_MIB(5)コンポーネントで定義されます。これらのフラグ値は、共通MIBフラグと一緒に使用する必要があります。

QMIB_FORCECLOSE

T_APPQSPACEオブジェクトのTA_STATE属性をCLEaningに設定する場合、このフラグは、キュー・スペースの状態がACTiveであっても、状態の変更が成功する必要があることを示します。

QMIB_FORCEDELETE

T_APPQSPACEオブジェクトのTA_STATE属性をINValidに設定する場合、このフラグは、キュー・スペースの状態がACTiveであったり、そのキュー内にメッセージが存在していても、状態の変更が成功する必要があることを示します。同様に、T_APPQオブジェクトのTA_STATE属性をINValidに設定する場合、このフラグは、メッセージが存在していたり、キュー・スペースにプロセスがアタッチされていても、キューの削除を許可します。

QMIB_FORCEPURGE

T_APPQオブジェクトのTA_STATE属性をINValidに設定する場合、このフラグは、キューにメッセージが存在していても、状態の変更が成功する必要があることを示します。ただし、現在、選択したT_APPQに格納されているメッセージがトランザクションに含まれる場合、状態の変更は失敗し、ユーザー・ログにエラーが書き込まれます。

FML32フィールド表

このリファレンス・ページで説明する属性のフィールド表は、システムにインストールしたOracle Tuxedoソフトウェアのルート・ディレクトリからの相対パスで指定されるudataobj/tpadmファイルにあります。${TUXDIR}/udataobjディレクトリは、FLDTBLDIR環境変数で指定されるパス・リスト(Windowsの場合はセミコロン区切りのリスト、それ以外の場合はコロン区切りのリスト)にアプリケーションによって追加される必要があり、フィールド表名tpadmは、FIELDTBLS環境変数で指定されるカンマ区切りのリストに追加される必要があります。

制限

このMIBは、Oracle Tuxedo 6.0システム以降が実行されているサイト(ネイティブおよびWorkstationの両方)からのみアクセスできます。

Oracle Tuxedo 6.0より前のリリースが実行されているサイトがアプリケーション内でアクティブ化された場合、このMIBによる管理アクセスは次のとおり制限されます。

 


T_APPQクラスの定義

概要

T_APPQクラスは、アプリケーション・キューを表します。単一のアプリケーション・キュー・スペースに1つ以上のアプリケーション・キューが存在する可能性があります。

制限

すべてのキー・フィールドを未設定にすると、このクラスのインスタンスをすべて検索できません。反対に、1つのアプリケーション・キュー・スペースを明示的に指定するには、適切なキー・フィールドを用意する必要があります。これらの必須キー・フィールドはTA_APPQSPACENAMETA_QMCONFIGおよびTA_LMIDです。ただし、アプリケーションが構成されていない場合(つまり、TUXCONFIG環境変数が設定されていない場合)は、TA_LMIDを省略する必要があります。たとえば、TA_APPQSPACENAMETA_QMCONFIGおよびTA_LMID属性が、tpcall()を使用するリクエストに設定されると、指定されたキュー・スペース内のすべてのT_APPQオブジェクトが取得されます。

属性表

表7 APPQ_MIB(5): T_APPQクラス定義の属性表
属性a
パーミッション
デフォルト値
TA_APPQNAME(k)(r)(*)
string
ru-r--r--
string[1..127]
N/A
TA_APPQSPACENAME(k)(r)(*)
string
ru-r--r--
string[1..15]
N/A
TA_QMCONFIG(k)(r)(*)
string
ru-r--r--
string[1..78]
N/A
TA_LMID(k)(r)(*) b
string
ru-r--r--
string[1..30]
N/A
 
TA_STATE c
string
rw-r--r--
GET: "VAL"
SET: "{NEW | INV}"
N/A
N/A
 
TA_APPQORDER d
string
rw-r--r--
{PRIO | TIME | LIFO | FIFO | EXPIR}
FIFO
TA_DEFEXPIRATIONTIME
string
rw-r--r--
{+seconds | NONE}
N/A
TA_DEFDELIVERYPOLICY
string
rw-r--r--
{PERSIST | NONPERSIST}
PERSIST
TA_CMD
string
rw-r--r--
shell-command -string[0..127] e
“”
TA_CMDHW
string
rw-r--r--
0 <= num [bBm%]
100%
TA_CMDLW
string
rw-r--r--
0 <= num [bBm%]
0%
TA_CMDNONPERSIST
string
rw-r--r--
shell-command-string[0..127] e
“”
 
TA_CMDNONPERSISTHW
string
rw-r--r--
0 <= num[bB%]
100%
TA_CMDNONPERSISTLW
string
rw-r--r--
0 <= num[bB%]
0%
TA_MAXRETRIES
long
rw-r--r--
0 <= num
0
TA_OUTOFORDER
string
rw-r--r--
{NONE | TOP | MSGID}
なし
TA_RETRYDELAY
long
rw-r--r--
0 <= num
0
 
TA_CURBLOCKS
long
r--r--r--
0 <= num
N/A
TA_CURMSG
long
r--r--r--
0 <= num
N/A
TA_CURNONPERSISTBYTES
long
r--r--r--
0 <= num
N/A
TA_CURNONPERSISTMSG
long
r--r--r--
0 <= num
N/A
( k ) — GETキー・フィールドf
( r ) — オブジェクトの作成に必要なキー・フィールド
( * ) — 必要なSETキー・フィールド

a T_APPQクラスのすべての属性はローカル属性です。

b アプリケーションが構成されていない(TUXCONFIG環境変数が設定されていない)場合を除き、TA_LMIDはキー・フィールドとして指定する必要があります。

c T_APPQオブジェクトのすべての操作(GETSETの両方)は、関連付けられているキュー・スペースを自動的に開きます。つまり、キュー・スペースの状態がOPEnまたはACTiveになっていない場合、暗黙的にOPEnに設定します。キュー・スペースが大きいと、この操作は時間がかかります。

d アプリケーション・キューの作成後は、TA_APPQORDERを変更できません。

e Oracle Tuxedo 8.0以前のリリースの場合、この属性の文字列の長さは最大78バイトです。

f 1つのアプリケーション・キュー・スペースを明示的に指定するには、GET操作で適切なキー・フィールドを指定する必要があります。

属性のセマンティクス

TA_APPQNAME: string[1..127]

アプリケーション・キューの名前。

TA_APPQSPACENAME: string[1..15]

アプリケーション・キューが含まれるアプリケーション・キュー・スペースの名前。

TA_QMCONFIG: string[1..78]

アプリケーション・キュー・スペースが存在するファイルまたはデバイスの絶対パス名。

TA_LMID: string[1..30] (no comma)

アプリケーション・キュー・スペースが存在する論理マシンの識別子。

TA_STATE:

GET: {VALid}

GET操作は、選択したアプリケーション・キューに関する情報を検索します。次に、GETリクエストに対する応答で返されるTA_STATEの意味を示します。

VALid
指定したキューは存在します。この状態はINActiveと同等で、許可のチェックに使用します。

SET: {NEW | INV}

SET操作は、選択したアプリケーション・キューの特性を変更するか、または新しいキューを作成します。次に、SETリクエストによって返されるTA_STATEの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。

NEW
指定したキュー・スペースに新しいキューを作成します。正常に作成された後、キューの状態はVALidになります。
INValid
指定したキューを削除します。キューを削除するには、その状態がVALidである必要があります。キューにプロセスがアタッチされている(つまり、ACTive状態である)場合、TA_FLAGS属性にQMIB_FORCEDELETEフラグが含まれていないかぎり、キューは削除されません。また、キューにメッセージが含まれる場合、QMIB_FORCEPURGEが指定されていないかぎり、キューは削除されません。正常に終了すると、オブジェクトの状態はINValidになります。
unset
アプリケーション・キューを変更します。正常に終了してもオブジェクトの状態は変わりません。

TA_APPQORDER:

キュー内のメッセージを処理する順序。有効な値は、PRIOTIMEまたはEXPIRです。ソート基準を組み合せる場合は、最も重要な基準を最初に指定し、その後に他の基準を指定します。さらにオプションで、LIFOまたはFIFO(互いに排他的)を指定できます。EXPIRが指定されると、有効期限のないメッセージは、有効期限付きのメッセージすべてが取り出された後にキューから取り出されます。FIFOLIFOも指定されないと、FIFOとみなされます。キューの作成時に順序を指定しないと、デフォルトの順序はFIFOになります。たとえば、次の設定が有効です。
PRIO
PRIO,TIME,LIFO
TIME,PRIO,FIFO
TIME,FIFO
EXPIR
EXPIR,PRIO,FIFO
TIME,EXPIR,PRIO,FIFO

TA_CMD: shell-command-string[0..127]

永続的(ディスク・ベース)メッセージの最高水位標TA_CMDHWに達した際に自動的に実行されるコマンド。このコマンドは、最低水位標TA_CMDLWに達した後に最高水位標に再度達した際に再実行されます。
Oracle Tuxedo 8.0以前の場合、TA_CMD属性の文字列の長さは最大78バイトです。

TA_CMDHW: 0 <= num[bBm%]

TA_CMDLW: 0 <= num[bBm%]

TA_CMD属性で指定したコマンドの自動実行を制御する最高水位標と最低水位標です。いずれも0以上の整数です。TA_CMDHWTA_CMDLW両方の後には、次のいずれかのキー文字を指定する必要があります。キー文字はTA_CMDHWTA_CMDLWで整合性が取れている必要があります。

b

最高水位標および最低水位標は、キュー内の永続的(ディスク・ベース)メッセージによって使用されるバイト数と関係があります。

B

最高水位標および最低水位標は、キュー内の永続的メッセージによって使用されるブロック数と関係があります。

m

最高水位標および最低水位標は、キュー内のメッセージ(永続的と一時的の両方)の数と関係があります。

%

最高水位標および最低水位標は、キューの容量のパーセンテージに換算して表現されます。これは、永続的メッセージとのみ関係があります。
たとえば、TA_CMDLW50mTA_CMDHW100mである場合、TA_CMDに指定されたコマンドは、キューに100のメッセージがあるときに実行されます。このコマンドは、キュー内のメッセージが50を下回った後にキューが100のメッセージで再度満たされないかぎり、再実行されません。

TA_CMDNONPERSIST: shell-command-string[0..127]

この属性は、一時的(メモリー・ベースの配信)メッセージの最高水位標TA_CMDNONPERSISTHWに達した際に自動的に実行されるコマンドを指定します。このコマンドは、一時的(メモリー・ベースの配信)メッセージの最低水位標TA_CMDNONPERSISTLWに達した後に最高水位標に再度達した際に再実行されます。
Oracle Tuxedo 8.0以前の場合、TA_CMDNONPERSIST属性の文字列の長さは最大78バイトです。

TA_CMDNONPERSISTHW: 0 <= num[bB%]

TA_CMDNONPERSISTLW: 0 <= num[bB%]

これらの属性は、TA_CMDNONPERSIST属性に指定されているコマンドの自動的な実行を制御する最高水位標および最低水位標を指定します。これらはそれぞれゼロ以上の整数で、次のいずれかのキー文字が後ろに付きます。これらのキー文字は、TA_CMDNONPERSISTHWおよびTA_CMDNONPERSISTLWと整合性が取れている必要があります。

b

最高水位標および最低水位標は、キュー内の一時的(メモリー内)メッセージによって使用されるバイト数として表されます。

B

最高水位標および最低水位標は、キュー内の一時的(メモリー内)メッセージによって使用されるブロック数として表されます。

%

最高水位標および最低水位標は、キューによって使用されるキュー・スペース内の一時的メッセージに確保された共用メモリーの容量のパーセンテージとして表されます。
TA_CMDHWおよびTA_CMDLW属性(後ろにmが付く場合)を介して指定されたメッセージのしきい値タイプは、永続的メッセージと一時的メッセージの両方を含む、キュー内のすべてのメッセージに適用されるため、TA_CMDNONPERSISTHWおよびTA_CMDNONPERSISTLWのしきい値タイプとしては使用できません。

TA_CURBLOCKS: 0 <= num

キューによって現在使用されているディスク・ページの数。

TA_CURMSG: 0 <= num

キュー内に現存する永続的メッセージの数。キュー内のメッセージの合計数を確認するには、この値にTA_CURMEMMSGを追加します。

TA_DEFAULTEXPIRATIONTIME:

この属性は、有効期限を明示的に指定しないでキューに登録されたメッセージの有効期限を指定します。有効期限には、有効期限の相対時間またはNONEを使用できます。有効期限の相対時間は、メッセージがキュー・マネージャ・プロセスに到達した後にメッセージに一定時間を関連付けることによって決定されます。メッセージが有効期限に達したとき、メッセージがキューから取り出されていない場合や管理時に削除されていない場合には、メッセージに関連付けられたすべてのリソースが解放されて、統計情報が更新されます。トランザクション中にメッセージの期限が切れてもトランザクションは失敗しません。トランザクション内でキューへの登録、またはキューからの取出し中に有効期限が切れたメッセージは、トランザクションが終了した時点でキューから削除されます。メッセージの有効期限が切れたことの通知は行われません。キューにデフォルトの有効期限が指定されていない場合、有効期限が明示的に指定されていないキューは有効期限が切れません。キューの有効期限が変更されても、変更前にキュー内にあったメッセージの有効期限は変更されません。
形式は+secondsです。secondsは、キュー・マネージャが処理を正常に終了してから、メッセージが期限切れになるまでの秒数です。seconds0に設定されると、メッセージはすぐに期限切れになります。 この属性の値として文字列NONEを設定することもできます。NONE文字列を指定すると、明示的な期限切れ時間を指定せずにキューに登録されたメッセージが期限切れになりません。すでにキューにあるメッセージの期限切れ時間は、APPQ_MIBT_APPQMSGクラスのTA_EXPIRETIME属性で変更できます。

TA_DEFDELIVERYPOLICY:

この属性は、キューに登録されるメッセージに配信モードが指定されていないとき、キューのデフォルトの配信ポリシーを指定します。値がPERSISTの場合、明示的に配信モードを指定せずにキューに登録されたメッセージは永続(ディスク・ベース)配信モードを使用して配信されます。値がNONPERSISTの場合、明示的に配信方法を指定せずにキューに登録されたメッセージは非永続(メモリー内)配信モードを使用して配信されます。キューのデフォルト配信ポリシーが変更されても、変更前にキューにあったメッセージの配信サービス品質は変更されません。変更中のキューが現在キュー・スペースにあるメッセージに対して名前が付けられている応答キューである場合、キューのデフォルトの配信ポリシーを変更しても、そのメッセージのサービスの応答品質は変わりません。
一時的配信では、メモリー領域のすべてが使用されているか断片化されているためにメッセージをキューに登録できない場合、メッセージ用の永続ストレージが十分にあっても、メッセージのキュー登録は失敗します。同様に、永続ストレージのすべてが使用されているか断片化されているためにメッセージをキューに登録できない場合、メッセージ用の非永続ストレージが十分にあっても、メッセージの登録操作は失敗します。キュー・スペースのT_APPQSPACEクラスのTA_MEMNONPERSIST属性がゼロ(0)である場合、一時的メッセージ用の領域は確保されません。この場合、一時的メッセージをキューに登録しようとしても失敗します。たとえば、メッセージに対してサービスの配信の品質が指定されずに、ターゲット・キューのTA_DEFDELIVERYPOLICY属性がNONPERSISTに設定された場合などです。

TA_MAXRETRIES: 0 <= num

失敗したキュー・メッセージの再試行の最大回数。再試行の最大回数に達すると、メッセージは関連アプリケーション・キュー・スペースのエラー・キューに格納されます。エラー・キューがない場合、メッセージは破棄されます。デフォルトはゼロです。

TA_OUTOFORDER: {NONE | TOP | MSGID}

順序を無視したメッセージの処理方法。デフォルトはNONEです。

TA_RETRYDELAY: 0 <= num

失敗したキュー・メッセージの再試行の間隔(秒)。デフォルトはゼロです。

TA_CURNONPERSISTBYTES: 0 <= num

この属性は、キュー上の一時的メッセージによって現在使用されている共有メモリーのバイト数を指定します。

TA_CURNONPERSISTMSG: 0 <= num

この属性は、キュー内に現存する一時的メッセージの数を指定します。キュー内のメッセージの合計数を確認するには、この値にTA_CURMSGを追加します。

 


T_APPQMSGクラスの定義

概要

T_APPQMSGクラスは、アプリケーション・キューに格納されているメッセージを表します。メッセージは管理者によって作成されるのではなく、tpenqueue()の呼出しの結果として生成されます。メッセージの破棄は、tpdequeue()の呼出しによって行うか、管理者によって行われます。また、管理者はメッセージの特定の属性を変更できます。たとえば、管理者は、同じキュー・スペース内のキュー間でメッセージを移動したり、メッセージの優先度を変更できます。

制限

すべてのキー・フィールドを未設定にすると、このクラスのインスタンスをすべて検索できません。反対に、1つのアプリケーション・キュー・スペースを明示的に指定するには、適切なキー・フィールドを用意する必要があります。これらの必須キー・フィールドはTA_APPQSPACENAMETA_QMCONFIGおよびTA_LMIDです。ただし、アプリケーションが構成されていない場合(つまり、TUXCONFIG環境変数が設定されていない場合)は、TA_LMIDを省略する必要があります。たとえば、TA_APPQSPACENAMETA_QMCONFIGおよびTA_LMID属性が、tpcall()を使用するリクエストに設定されると、指定されたキュー・スペース内のすべてのキューのすべてのT_APPQMSGオブジェクトが取得されます。

属性表

表8 APPQ_MIB(5): T_APPQMSGクラス定義の属性表
属性a
パーミッション
デフォルト値
TA_APPQMSGID(k)(*)
string
r--r--r--
string[1..32]
N/A
TA_APPQNAME(k)(*)
string
r--r--r--
string[1..127]
N/A
TA_APPQSPACENAME(k) (*)
string
r--r--r--
string[1..15]
N/A
TA_QMCONFIG(k)(*)
string
r--r--r--
string[1..78]
N/A
TA_LMID(k)(*)b
string
r--r--r--
string[1..30]
N/A
 
TA_STATEc
string
rw-r--r--
GET: "VAL"
SET: "INV"
N/A
N/A
 
TA_NEWAPPQNAME
string
-w--w----
string[1..127]
N/A
TA_PRIORITY
long
rw-rw-r--
{ 1 <= num <= 100 | -1 }
N/A
TA_TIME
string
rw-rw-r--
{YY[MM[DD[hh[mm[ss]]]]] | +seconds}
N/A
TA_EXPIRETIME
string
rw-rw-r--
{YY[MM[DD[hh[mm[ss]]]]] | +seconds}
N/A
 
TA_CORRID(k)
string
r--r--r--
string[0..32]
N/A
TA_PERSISTENCE (k)
string
r--r--r--
{PERSIST|NONPERSIST}
N/A
TA_REPLYPERSISTENCE
string
r--r--r--
{PERSIST | NONPERSIST | DEFAULT}
N/A
TA_LOWPRIORITY(k)
long
k--k--k--
1 <= num <= 100
1
TA_HIGHPRIORITY(k)
long
k--k--k--
1 <= num <= 100
100
TA_MSGENDTIME(k)
string
k--k--k--
{ YY[MM[DD[hh[mm[ss]]]]] | +seconds}
MAXLONG
TA_MSGSTARTTIME(k)
string
k--k--k--
{ YY[MM[DD[hh[mm[ss]]]]] | +seconds}
0
TA_MSGEXPIREENDTIME(k)
string
k--k--k--
{ YY[MM[DD[hh[mm[ss]]]]] | +seconds|NONE}
MAXLONG
TA_MSGEXPIRESTARTTIME(k)
string
k--k--k--
{ YY[MM[DD[hh[mm[ss]]]]] | +seconds}
0
 
TA_CURRETRIES
long
r--r--r--
0 <= num
N/A
TA_MSGSIZE
long
r--r--r--
0 <= num
N/A
( k ) - GETキー・フィールドd
( * ) - 必須のSETキー・フィールド

aT_APPQMSGクラスのすべての属性はローカル属性です。

bアプリケーションが構成されていない(TUXCONFIG環境変数が設定されていない)場合を除き、TA_LMIDはキー・フィールドとして指定する必要があります。

c T_APPQMSGオブジェクトのすべての操作(GETSETの両方)は、関連付けられているキュー・スペースを自動的に開きます。つまり、キュー・スペースの状態がOPEnまたはACTiveになっていない場合、暗黙的にOPEnに設定します。キュー・スペースが大きいと、この操作は時間がかかります。

d1つのアプリケーション・キュー・スペースを明示的に指定するには、GET操作で適切なキー・フィールドを指定する必要があります。

属性のセマンティクス

TA_APPQMSGID: string[1..32]

キュー・メッセージの一意の識別子で、GETまたはSET操作のメッセージの選択に使用できます。この値は、等号比較用として使用する以上に重要視する必要はありません。

TA_APPQNAME: string[1..127]

メッセージが格納されるアプリケーション・キューの名前。

TA_APPQSPACENAME: string[1..15]

メッセージが含まれるアプリケーション・キュー・スペースの名前。

TA_QMCONFIG: string[1..78]

アプリケーション・キュー・スペースが存在するファイルまたはデバイスの絶対パス名。

TA_LMID: string[1..30] (no comma)

アプリケーション・キュー・スペースが存在する論理マシンの識別子。

TA_STATE:

GET: {VALid}

GET操作は、選択したメッセージに関する情報を検索します。次に、GETリクエストに対する応答で返されるTA_STATEの意味を示します。

VALid
メッセージは存在します。この状態はINActiveと同等で、許可のチェックに使用します。

SET: {INValid}

SET操作は、選択したメッセージの特性を変更します。次に、SETリクエストによって返されるTA_STATEの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。

INValid
メッセージはキュー・スペースから削除されます。この操作を実行する前に、メッセージはVALid状態である必要があります。正常に終了すると、オブジェクトの状態はINValidになります。
unset
メッセージを変更します。正常に終了してもオブジェクトの状態は変わりません。

TA_CURRETRIES: 0 <= num

このメッセージに対してこれまで実行された再試行回数。

TA_CORRID: string[0..32]

tpenqueue(3c)リクエスト内のアプリケーションによって提供されるこのメッセージの相関識別子。空の文字列は、相関識別子が存在しないことを示します。

TA_EXPIRETIME:

この属性は、メッセージの有効期限が切れる時間(つまり、メッセージがまだキューから取り出されていない場合や管理時に削除されていない場合にメッセージをキューから削除する必要がある時間)を指定します。メッセージの有効期限が切れると、メッセージによって使用されるすべてのリソースが解放されて、統計情報が更新されます。トランザクション中にメッセージの期限が切れてもトランザクションは失敗しません。トランザクション内でキューへの登録、またはキューからの取出し中に有効期限が切れたメッセージは、トランザクションが終了した時点でキューから削除されます。メッセージの有効期限が切れたことの通知は行われません。
この値を変更するキュー・マネージャがメッセージの有効期限をサポートしていても、メッセージの有効期限をサポートしていないOracle Tuxedoシステムのバージョンによってキューに登録されたメッセージに期限切れ時間を追加することはできません。期限切れ時間を追加しようとすると失敗します。期限切れ時間が設定されていない場合、GET操作によって空の文字列が戻されます。TA_EXPIRETIMEの形式は次のいずれかです。

+seconds

指定した秒数の経過後にメッセージを削除するよう指定します。secondsの値がゼロ(0)に設定されている場合、メッセージはキューから即時削除されます。相対期限切れ時間は、MIBリクエストが到達し、対応するキュー・マネージャによって処理された時間に基づいて計算されます。

YY[MM[DD[hh]mm[ss]]]]

メッセージがキューから取り出されていない場合や管理時に削除されていない場合、メッセージが削除される年、月、日、時、分および秒を指定します。単位が省略されている場合は、使用可能な最小の値にデフォルト設定されます。たとえば、9506は950601000000に相当します。00年から37年までは2000年から2037年までとして処理され、70年から99年までは1970年から1999年までとして処理され、38年から69年までは無効です。有効期限の絶対時間は、キュー・マネージャ・プロセスが常駐するマシンの時計によって決定されます。

なし

メッセージの期限が切れないよう指定します。

TA_LOWPRIORITY: 1 <= num <= 100
TA_HIGHPRIORITY: 1 <= num <= 100

T_APPQMSGオブジェクトのオカレンスを検索する最低優先度および最高優先度。これらの属性は、GET操作でキー・フィールドとしてのみ使用できます。

TA_MSGEXPIRESTARTTIME:
TA_MSGEXPIREENDTIME:

T_APPQMSGオブジェクトのオカレンスを検索する有効期限の開始時刻と終了時刻。範囲には両端が含まれます。開始時刻または終了時刻は絶対時間の値で指定する必要があります。形式は「TA_EXPIRETIME」を参照してください。これらの属性は、GET操作でキー・フィールドとしてのみ使用できます。

TA_MSGSIZE: 0 <= num

メッセージのサイズ(バイト単位)。

TA_MSGSTARTTIME:
TA_MSGENDTIME:

T_APPQMSGオブジェクトのオカレンスを検索する開始時刻と終了時刻。範囲には両端が含まれます。開始時刻または終了時刻は絶対時間の値で指定する必要があります。形式については 「TA_TIME」を参照してください。これらの属性は、GET操作でキー・フィールドとしてのみ使用できます。

TA_NEWAPPQNAME: string[1..127]

選択したメッセージの移動先のキューの名前。このキューは、同じキュー・スペース内の既存のキューである必要があります。この操作を成功させるには、メッセージの状態がVALidである必要があります。この属性はGET操作によっては戻されません。移動するメッセージの配信の品質が新規キューのデフォルトの配信ポリシーの結果として変更されることはありません。有効期限のあるメッセージを移動する場合、有効期限が相対時間として前に指定されていても、有効期限は新規キューで絶対時間だとみなされます。

TA_PERSISTENCE:

メッセージの配信の品質。この読取り専用の状態は、一時的メッセージの場合はNONPERSIST、永続的メッセージの場合はPERSISTに設定されます。

TA_PRIORITY: 1 <= num <= 100

メッセージの優先度。

TA_REPLYPERSISTENCE:

メッセージに対する応答を配信する品質。この読取り専用の状態は、一時的メッセージの場合はNONPERSIST、永続的メッセージの場合はPERSIST、応答を登録するキューに設定されているデフォルトの永続的メッセージを使用する場合はDEFAULTに設定されます。
デフォルトの配信ポリシーは、メッセージに対する応答がキューに登録されるときに決定される点に注意してください。つまり、元のメッセージがキューに登録されてからメッセージに対する応答が登録されるまでの間に、応答キューのデフォルトの配信ポリシーが変更された場合、応答が最後に登録される時点で有効なポリシーが使用されます。

TA_TIME:

メッセージが使用可能になる時間。形式は次のいずれかです。

+seconds

メッセージがseconds秒後に処理されることを指定します。値がゼロ(0)の場合、メッセージは即時処理されます。

YY[MM[DD[hh[mm[ss]]]]]

メッセージを処理する年、月、日、時、分および秒を指定します。単位が省略されている場合は、使用可能な最小の値にデフォルト設定されます。たとえば、9506は950601000000に相当します。00年から37年までは2000年から2037年までとして処理され、70年から99年までは1970年から1999年までとして処理され、38年から69年までは無効です。

 


T_APPQSPACEクラスの定義

概要

T_APPQSPACEクラスはアプリケーション・キュー・スペースを表します。アプリケーション・キュー・スペースは、Oracle Tuxedoシステム・デバイス内の領域です。デバイスや属性の詳細は、TM_MIB(5)T_DEVICEクラスを参照してください。各キュー・スペースには、通常は1つ以上のアプリケーション・キューが含まれます。各キューはメッセージを格納できます。

キュー・スペースは、複数の属性によって一意に識別されます。これには、名前(TA_APPQSPACENAME属性)、キュー・スペースが含まれるデバイス(TA_QMCONFIG属性)、およびデバイスが格納されている論理マシン(TA_LMID属性)があります。

通常、キュー・スペースは厳密に、構成済アプリケーション内の1つのサーバー・グループに関連付けられます。キュー・スペース名およびデバイス名は、T_GROUPオブジェクトのTA_OPENINFO属性のコンポーネントです。

制限

すべてのキー・フィールドを未設定にすると、このクラスのインスタンスをすべて検索できません。かわりに、3つのキー・フィールドすべてを指定して単一のアプリケーション・キュー・スペースを明示的に指定する必要があります。唯一の例外は、アプリケーションが構成されていない状況(TUXCONFIG環境変数が設定されていない状況)でtpadmcall()を介してローカル・キュー・スペースにアクセスする場合です。この場合、TA_LMIDキー・フィールドを省略する必要があります。

キュー・スペースのアクセス可能性に関する前述の制限は、T_APPQT_APPQMSGおよびT_APPQTRANSオブジェクトにも当てはまります。これは、/Q MIB内のすべてのオブジェクトに対する操作にキュー・スペースが暗黙的に関わるためです。

属性表

表9 APPQ_MIB(5): T_APPQSPACEクラス定義の属性表
属性a
パーミッション
デフォルト値
TA_APPQSPACENAME(k)(r)(*)
TA_QMCONFIG(k)(r)(*)
TA_LMID(k)(r)(*)b
string
string
string
ru-r--r--
ru-r--r--
ru-r--r--
string[1..15]
string[1..78]
string[1..30]
N/A
N/A
N/A
TA_STATE(k)c
string
rwxrwxr--
GET: "{INA | INI | OPE | ACT}"
SET: "{NEW | OPE | CLE | INV}"
N/A
N/A
TA_BLOCKING
TA_ERRORQNAME
TA_FORCEINIT矢印記号
TA_IPCKEY(r)
TA_MAXMSG(r)
TA_MAXPAGES(r)
TA_MAXPROC(r)
TA_MAXQUEUES(r)d
TA_MAXTRANS(r)
TA_MAXACTIONS
TA_MAXHANDLES
TA_MAXOWNERS
TA_MAXTMPQUEUES
TA_MAXCURSORS
TA_MEMNONPERSIST
TA_MEMFILTERS
TA_MEMOVERFLOW
long
string
string
long
long
long
long
long
long
long
long
long
long
long
string
long
long
rw-r--r--
rw-r--r--
rw-r--r--
rw-r--r--
rw-r--r--
rw-r--r--
rw-r--r--
rw-r--r--
rw-r--r--
rw-r--r--
rw-r--r--
rw-r--r--
rw-r--r--
rw-r--r--
rw-r--r--
rw-r--r--
rw-r--r--
0 <= num
string[0..127]
{Y | N}
32769 <= num <= 262143
0 <= num
0 <= num
0 <= num
0 <= num
0 <= num
0 <= num
0 <= num
0 <= num
0 <= num
0 <= num
0 <= num[bB]
0 <= num
0 <= num
16
“”
N
N/A
N/A
N/A
N/A
N/A
N/A
0
0
0
0
0
0
0
0
TA_MEMSYSTEMRESERVED
TA_MEMTOTALALLOCATED
long
long
r--r--r--
r--r--r--
0 <= num
0 <= num
N/A
N/A
TA_CUREXTENT
TA_CURMSG
TA_CURPROC
TA_CURQUEUES
TA_CURTRANS
TA_CURACTIONS
TA_CURHANDLES
TA_CUROWNERS
TA_CURTMPQUEUES
TA_CURCURSORS
TA_CURMEMNONPERSIST
TA_CURMEMFILTERS
TA_CURMEMOVERFLOW
TA_HWMSG
TA_HWPROC
TA_HWQUEUES
TA_HWTRANS
TA_HWACTIONS
TA_HWHANDLES
TA_HWOWNERS
TA_HWTMPQUEUES
TA_HWCURSORS
TA_HWMEMNONPERSIST
TA_HWMEMFILTERS
TA_HWMEMOVERFLOW
TA_PERCENTINIT
long
long
long
long
long
long
long
long
long
long
long
long
long
long
long
long
long
long
long
long
long
long
long
long
long
long
r--r--r--
r--r--r--
r--r--r--
r--r--r--
R--R--R--
r--r--r--
r--r--r--
r--r--r--
r--r--r--
r--r--r--
r--r--r--
r--r--r--
r--r--r--
R--R--R--
R--R--R--
R--R--R--
R--R--R--
R--R--R--
R--R--R--
R--R--R--
R--R--R--
R--R--R--
R--R--R--
R--R--R--
R--R--R--
r--r--r--
0 < num <= 36
{ 0 <= num | -1 }
0 <= num
{ 0 <= num | -1 }
0 <= num
0 <= num
0 <= num
0 <= num
0 <= num
0 <= num
0 <= num
0 <= num
0 <= num
0 <= num
0 <= num
0 <= num
0 <= num
0 <= num <= 100
0 <= num
0 <= num
0 <= num
0 <= num
0 <= num
0 <= num
0 <= num
0 <= num
N/A
N/A
N/A
N/A
N/A
N/A
N/A
N/A
N/A
N/A
N/A
N/A
N/A
N/A
N/A
N/A
N/A
N/A
N/A
N/A
N/A
N/A
N/A
N/A
N/A
N/A
( k ) — GETキー・フィールド
( r ) — オブジェクトの作成に必要なキー・フィールド
( * ) — 必要なSETキー・フィールド

a. T_APPQSPACEクラスの属性はすべてローカルです。

b.アプリケーションが構成されていない(TUXCONFIG環境変数が設定されていない)場合を除き、TA_LMIDはキー・フィールドとして指定する必要があります。

c. T_APPQT_APPQMSG、およびT_APPQTRANSオブジェクトのすべての操作(GETSET)は、関連付けられているキュー・スペースを自動的に開きます。つまり、キュー・スペースの状態がOPEnまたはACTiveになっていない場合、暗黙的にOPEnに設定します。キュー・スペースが大きいと、この操作は時間がかかります。

d.キュー・スペースの作成後は、TA_MAXQUEUESを変更できません。

属性のセマンティクス

TA_APPQSPACENAME: string[1..15]

アプリケーション・キュー・スペースの名前。

TA_QMCONFIG: string[1..78]

アプリケーション・キュー・スペースが存在するファイルまたはデバイスの絶対パス名。

TA_LMID: string[1..30] (no comma)

アプリケーション・キュー・スペースが存在する論理マシンの識別子。

TA_STATE:

GET: {INActive | INItializing | OPEn | ACTive}

GET操作は、選択したアプリケーション・キュー・スペースに関する情報を検索します。次に、GETリクエストに対する応答で返されるTA_STATEの意味を示します。

INActive
キュー・スペースが存在します。つまり、キュー・スペースに対するディスク領域がデバイスに確保され、領域が初期化されています(リクエスト時または必要時)。
INItializing
キュー・スペース用のディスク領域を初期化中です。この状態はACTiveと同等で、パーミッションのチェックに使用します。
OPEn
キュー・スペースに対する共有メモリーおよびその他のIPCリソースが割り当てられ、初期化されています。しかし、現在共有メモリーにアタッチされているプロセスがありません。この状態はINActiveと同等で、許可のチェックに使用します。
ACTive
キュー・スペースに対する共有メモリーおよびその他のIPCリソースが割り当てられ、初期化されています。共有メモリーには現在少なくとも1つのプロセスがアタッチされています。これらのプロセスは、キュー・スペースに関連付けられたキュー・サーバー(TMS_QMTMQUEUE、および多くの場合TMQFORWARD)、qmadmin(1)などの管理プロセス、または別のアプリケーションに関連付けられたプロセスです。

SET: {NEW | OPEn | CLEaning | INValid}

SET操作は、選択したアプリケーション・キュー・スペースを変更するか、または新しいキュー・スペースを作成します。次に、SETリクエストによって返されるTA_STATEの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。

NEW
新しいキュー・スペースを作成します。SETが正常終了してこの状態になると、キュー・スペースの状態はINItializingまたはINActiveになります。
OPEn
キュー・スペースに対する共有メモリーおよび他のIPCリソースを割り当て、初期化します。これは、キュー・スペースの状態がINActiveの場合にのみ実行できます。
CLEaning
キュー・スペースに対する共有メモリーおよび他のIPCリソースを削除します。これは、キュー・スペースの状態がOPEnまたはACTive状態の場合にのみ実行できます。状態がACTiveの場合は、QMIB_FORCECLOSEフラグを指定する必要があります。正常に終了すると、一時的メッセージはすべて完全に失われます。
INValid
キュー・スペースを削除します。状態がACTive、またはメッセージがキュー・スペースのいずれかのキューに存在する場合、QMIB_FORCEDELETEフラグが渡されないとエラーが報告されます。正常に終了すると、オブジェクトの状態はINValidになります。正常に終了すると、一時的メッセージはすべて完全に失われます。
unset
アプリケーション・キュー・スペースを変更します。正常に終了してもオブジェクトの状態は変わりません。

TA_BLOCKING: 0 <= num

キュー・スペースのディスク領域管理で使用するブロック化係数。新しいキュー・スペースが作成された場合のデフォルト値は16です。

TA_CURACTIONS: 0 <= num

この属性は、キュー・スペースで使用される現在のアクション数を指定します。この数は、キュー・スペースがOPEnまたはACTiveの場合、またはキュー・スペースを新規に作成する場合に指定できます。どの条件にも該当しない場合は、-1が戻されます。

TA_CURCURSORS: 0 <= num

この属性は、キュー・スペースで使用される現在のカーソル数を指定します。この数は、キュー・スペースがOPEnまたはACTiveの場合、またはキュー・スペースを新規に作成する場合に指定できます。どの条件にも該当しない場合は、-1が戻されます。

TA_CUREXTENT: 0 < num <= 36

キュー・スペースで使用される現在のエクステント数。最大値は36です。TA_MAXPAGES属性の値が増加するごとに、新規にエクステントが割り当てられます。この属性を変更すると、キュー・スペース内のすべての一時的メッセージは完全に失われます。

TA_CURHANDLES: 0 <= num

この属性は、キュー・スペースで使用される現在のハンドル数を指定します。この数は、キュー・スペースがOPEnまたはACTiveの場合、またはキュー・スペースを新規に作成する場合に指定できます。どの条件にも該当しない場合は、-1が戻されます。

TA_CURMEMFILTERS: 0 <= num

この属性は、キュー・スペースでフィルタ用に使用される現在のバイト数を指定します。この数は、キュー・スペースがOPEnまたはACTiveの場合、またはキュー・スペースを新規に作成する場合に指定できます。どの条件にも該当しない場合は、-1が戻されます。

TA_CURMEMNONPERSIST: 0 <= num

キュー・スペース内の一時的メッセージによって使用される現在のメモリー容量(バイト)。この数は、キュー・スペースがOPEnまたはACTiveの場合、またはキュー・スペースを新規に作成する場合に指定できます。どの条件にも該当しない場合は、-1が戻されます。

TA_CURMEMOVERFLOW: 0 <= num

この属性は、キュー・スペース内のオーバーフロー・メモリーで使用される現在のバイト数を指定します。この数は、キュー・スペースがOPEnまたはACTiveの場合、またはキュー・スペースを新規に作成する場合に指定できます。どの条件にも該当しない場合は、-1が戻されます。

TA_CURMSG: 0 <= num

キュー・スペース内の現在のメッセージ数。この数は、キュー・スペースがOPEnまたはACTiveの場合、またはキュー・スペースを新規に作成する場合にのみ指定できます。どの条件にも該当しない場合は、-1が返されます。

TA_CUROWNERS: 0 <= num

この属性は、キュー・スペースで使用される現在のオーナー数を指定します。この数は、キュー・スペースがOPEnまたはACTiveの場合、またはキュー・スペースを新規に作成する場合に指定できます。どの条件にも該当しない場合は、-1が戻されます。

TA_CURPROC: 0 <= num

キュー・スペースに現在アクセスしているプロセスの数。

TA_CURQUEUES: 0 <= num

キュー・スペース内に存在しているメッセージの数。この数は、キュー・スペースがOPEnまたはACTiveの場合、またはキュー・スペースを新規に作成する場合にのみ指定できます。どの条件にも該当しない場合は、-1が返されます。

TA_CURTMPQUEUES: 0 <= num

この属性は、キュー・スペースで使用される一時キューの現在の数を指定します。この数は、キュー・スペースがOPEnまたはACTiveの場合、またはキュー・スペースを新規に作成する場合に指定できます。どの条件にも該当しない場合は、-1が戻されます。

TA_CURTRANS: 0 <= num

キュー・スペースを使用する未処理トランザクションの現在の数。

TA_ERRORQNAME: string[0..127]

キュー・スペースに関連付けるエラー・キューの名前。エラー・キューが存在しない場合、GETリクエストで空文字列が返されます。

TA_FORCEINIT: {Y | N}

キュー・スペースに対して、新規のエクステントでディスク・ページを初期化するかどうかを指定します。デフォルトは、「初期化しない」です。デバイス・タイプ(通常ファイルやrawスライスなど)によっては、リクエストしなくても初期化を行うことができます。

TA_HWACTIONS: 0 <= num

この属性は、キュー・スペースが最後に開かれた後に、キュー・スペースに同時に到達するアクションの最大数を指定します。キュー・スペースの状態がCLEaningに設定されると、この値は0にリセットされます。

TA_HWCURSORS: 0 <= num

この属性は、キュー・スペースが最後に開かれた後に、キュー・スペースで同時に作成されるカーソルの最大数を指定します。キュー・スペースの状態がCLEaningに設定されると、この値は0にリセットされます。

TA_HWHANDLES: 0 <= num

この属性は、キュー・スペースが最後に開かれた後に、キュー・スペースで同時に開かれるハンドルの最大数を指定します。キュー・スペースの状態がCLEaningに設定されると、この値は0にリセットされます。

TA_HWMEMFILTERS: 0 <= num

この属性は、キュー・スペースが最後に開かれた後に、キュー・スペースでフィルタ用に使用される最大バイト数を指定します。キュー・スペースの状態がCLEaningに設定されると、この値は0にリセットされます。

TA_HWMEMNONPERSIST: 0 <= num

キュー・スペースが最後に開かれた後に、一時的メッセージによって使用される最大メモリー容量(バイト)。キュー・スペースの状態がCLEaningに設定されると、この値は0にリセットされます。

TA_HWMEMOVERFLOW: 0 <= num

この属性は、キュー・スペースが最後に開かれた後に、キュー・スペースのオーバーフロー・メモリーで使用される最大バイト数を指定します。キュー・スペースの状態がCLEaningに設定されると、この値は0にリセットされます。

TA_HWMSG: 0 <= num

キュー・スペースが最後に開かれてからの特定の時点でキュー・スペース内に存在する最大メッセージ数。キュー・スペースの状態がCLEaningに設定されると、この値は0にリセットされます。

TA_HWOWNERS: 0 <= num

この属性は、キュー・スペースが最後に開かれた後に、キュー・スペースに同時に到達するオーナーの最大数を指定します。キュー・スペースの状態がCLEaningに設定されると、この値は0にリセットされます。

TA_HWPROC: 0 <= num

キュー・スペースが最後に開かれた後に、キュー・スペースに同時にアタッチされる最大プロセス数。キュー・スペースの状態がCLEaningに設定されると、この値は0にリセットされます。

TA_HWQUEUES: 0 <= num

キュー・スペースが最後に開かれてからの特定の時点でキュー・スペース内に存在する最大キュー数。キュー・スペースの状態がCLEaningに設定されると、この値は0にリセットされます。

TA_HWTMPQUEUES: 0 <= num

この属性は、キュー・スペースが最後に開かれた後に、キュー・スペースで同時に開かれる一時キューの最大数を指定します。キュー・スペースの状態がCLEaningに設定されると、この値は0にリセットされます。

TA_HWTRANS: 0 <= num

キュー・スペースが最後に開かれてからの特定の時点でキュー・スペースを使用する未処理トランザクションの最大数。キュー・スペースが複数のアプリケーションからアクセスされる場合、TUXCONFIG環境変数で指定されるアプリケーションだけではなく、すべてのアプリケーションを含む値になります。キュー・スペースの状態がCLEaningに設定されると、この値は0にリセットされます。

TA_IPCKEY: 32769 <= num <= 262143

キュー・スペースの共有メモリーにアクセスするときに使用するIPCキー。

TA_MAXACTIONS: 0 <= num

この属性は、Oracle Tuxedoインフラストラクチャのキューイング・サービス・コンポーネントが同時に処理できる追加アクション数を指定します。ブロッキング操作の発生時に追加操作を利用できる場合、ブロッキング操作は条件を満たす状態になるまで保留されるように設定されます。ブロッキング操作が保留されると、他の操作リクエストを処理できます。ブロッキング操作が完了すると、その操作に関連する操作は続く操作でも実行できるようになります。システムでは、キュー・スペースにアタッチ可能なプロセスの数と同じ数だけ操作が予約されているため、それぞれのキュー・マネージャ・プロセスは少なくとも1つブロッキング操作を所有できます。システムによって予約されているブロッキング操作の数を超える場合、管理者は予約数より多くの追加ブロッキング操作に対応できるようにシステムを設定することができます。ブロッキング操作がリクエストされた時点ですぐに条件を満たす状態にならず、利用可能な操作もない場合には、操作は失敗します。

TA_MAXCURSORS: 0 <= num

この属性は、Oracle Tuxedoインフラストラクチャのキューイング・サービス・コンポーネントのユーザーが同時に使用できるカーソル数を指定します。カーソルは、キューの操作に使用されます。カーソルを破棄すると、そのカーソル・リソースは次のカーソル作成操作に利用できるようになります。カーソルがアプリケーションによって使用される場合、管理者は同時に割り当てることができるカーソルの最大数に対応するようにシステムを設定する必要があります。ユーザーがカーソルを作成する際に利用可能なカーソル・リソースがないと、操作は失敗します。Oracle Tuxedoアプリケーションではこの値を調整する必要はありません。この値を調整しても、共有メモリーを必要以上に浪費するだけで、Oracle Tuxedoアプリケーションには何の効果もありません。

TA_MAXHANDLES: 0 <= num

この属性は、Oracle Tuxedoインフラストラクチャのキューイング・サービス・コンポーネントのユーザーが同時に使用できるハンドル数を指定します。キューイング・サービスAPIによって操作されるオブジェクトでは、そのオブジェクトにアクセスするためのハンドルが必要です。キューイング・サービスAPIの呼出しによりオブジェクトが開かれると、新しいハンドルが作成されてユーザーに返されます。オブジェクト・ハンドルを閉じると、そのハンドルは開かれている次のオブジェクトの操作に利用できるようになります。キューイング・サービスAPIがアプリケーションによって使用される場合、管理者は、同時に開かれる最大ハンドル数に対応できるようにシステムを構成する必要があります。ユーザーがキューイング・サービス・オブジェクトを開く際に利用可能なハンドルがないと、操作は失敗します。この値を調整しても、共有メモリーを必要以上に浪費するだけで、Oracle Tuxedoアプリケーションには何の効果もありません。

TA_MAXMSG: 0 <= num

ある時点でキュー・スペースに保存可能な最大メッセージ数。

TA_MAXOWNERS: 0 <= num

この属性は、キューイング・サービスのリソースを同時に使用することを許可された、Oracle Tuxedoインフラストラクチャの認証済ユーザーの追加数を指定します。開いているハンドルの数に関係なく、各ユーザーに1つのオーナー・レコードがあります。開いているハンドルがない場合、次のユーザーがオーナー・レコードを使用できます。システムでは、操作数と同じ数だけオーナーが予約されているため、異なるオーナーが各操作を開始できます。同時にキューイング・サービス・リソースを使用できるシステムによって予約されているオーナー数を超える場合、管理者は予約数より多くの追加オーナーに対応できるようにシステムを設定することができます。ユーザーがハンドルを開こうとした時点で開いているハンドルがなく、利用できるオーナーがないと、操作は失敗します。この値を調整しても、共有メモリーを必要以上に浪費するだけで、Oracle Tuxedoアプリケーションには何の効果もありません。

TA_MAXPAGES: 0 <= num

キュー・スペース内のすべてのキューに対する最大ディスク・ページ数。TA_MAXPAGES属性が増加するごとに、新しいエクステントが割り当てられます(TA_CUREXTENTを参照)。この属性に小さい値を指定してページ数を減少させることはできません。この場合、エラーが報告されます。

TA_MAXPROC: 0 <= num

キュー・スペースに追加可能な最大プロセス数。

TA_MAXQUEUES: 0 <= num

ある時点でキュー・スペースに保存可能な最大キュー数。

TA_MAXTMPQUEUES: 0 <= num

この属性は、Oracle Tuxedoインフラストラクチャのキューイング・サービス・コンポーネントで同時に開くことができる一時キューの数を指定します。一時キューを使用すると、管理者はアプリケーションで使用する各キューを設定する必要がなくなります。一時キューは、動的な自己設定型アプリケーションによって使用されます。一時キューには、永続的メッセージは登録されません。一時キューへのすべてのハンドルが閉じると、一時キューのリソースは次の一時キューの作成で使用できるようになります。一時キューがアプリケーションによって使用される場合は、管理者は同時にアクティブにできる一時キューの最大数に対応できるようにシステムを設定する必要があります。ユーザーが一時キューを開く際に、利用可能な一時キューのリソースがないと、操作は失敗します。この値を調整しても、共有メモリーを必要以上に浪費するだけで、Oracle Tuxedoアプリケーションには何の効果もありません。

TA_MAXTRANS: 0 <= num

キュー・スペースで同時にアクティブにできる最大トランザクション数。

TA_MEMFILTERS: 0 <= num

この属性は、ユーザー定義フィルタのコンパイル表現を格納するために、共有メモリーで確保するメモリー領域のサイズを指定します。メモリー・サイズはバイト単位で指定されます。フィルタは、キューからのメッセージの取出し操作やカーソル操作においてメッセージを選択する際に、Oracle Tuxedoインフラストラクチャのキューイング・サービス・コンポーネントによって使用されます。いろいろな文法を使用して指定されたフィルタは、Oracle Tuxedoインフラストラクチャの通常の形式にコンパイルされて、共有メモリーに格納されます。フィルタは、コンパイル時に返されるハンドルによって参照されます。フィルタを破棄すると、そのフィルタが使用していたメモリーを、次のコンパイル済フィルタで利用できるようになります。フィルタがアプリケーションによって定義される場合、管理者は同時にコンパイルできるフィルタの最大数に対応できるようにシステムを設定する必要があります。ユーザーが新しいフィルタを作成する際に、コンパイル後のフィルタに割り当てるための十分なメモリーがないと、操作は失敗します。この値を調整しても、共有メモリーを必要以上に浪費するだけで、Oracle Tuxedoアプリケーションには何の効果もありません。

TA_MEMNONPERSIST: 0 <= num [bB]

この属性は、キュー・スペース内のすべてのキューの一時的メッセージを格納するために、共有メモリーに確保する領域のサイズを指定します。メモリーのサイズは、バイト(b)またはブロック(B)で指定します。(ここでは、ブロックのサイズはディスク・ブロックのサイズと等しくなります。)「bB」接尾辞は指定してもしなくても構いませんが、指定しなかった場合はデフォルトでブロック(B)になります。
この属性の値をバイト(b)で指定すると、システムはその値をページあたりのバイト数で割り(ページ・サイズはディスク・ページ・サイズと等しい)、結果を最近値の整数に切り捨て、そのページ数のメモリーを割り当てます。たとえば、ページ・サイズを1024バイト(1KB)として考えると、リクエストされた値が2000bの場合は1ページ分(1024バイト)のメモリー割当てが行われ、リクエストされた値が2048bの場合は2ページ分(2048バイト)のメモリー割当てが行われます。ページあたりのバイト数より小さい値をリクエストすると、0ページ(0バイト)が割り当てられます。 この属性の値をブロック(B)で指定し、1メモリー・ブロックが1メモリー・ページと等しいとすると、システムは指定した値と同じページ数を割り当てます。たとえば、リクエストされた値が50Bの場合、50ページ分のメモリー割当てが行われます。 TA_MEMNONPERSISTが変更されると、指定されたキュー・スペース内のすべての一時的メッセージが永久に失われます。 キュー・スペースのTA_MEMNONPERSISTがゼロ(0)の場合、一時的メッセージ用の領域は確保されません。この場合、一時的メッセージをキューに登録しようとしても失敗します。たとえば、メッセージに対してサービスの配信の品質が指定されずに、ターゲット・キューのT_APPQクラスのTA_DEFDELIVERYPOLICY属性がNONPERSISTに設定された場合などです。非永続的配信では、メモリー領域のすべてが使用されている場合や分割されたメッセージをキューに登録できない場合、メッセージ用の永続ストレージが十分にあっても、メッセージのキュー登録は異常終了します。同様に、永続ストレージのすべてが使用されているか断片化されているためにメッセージをキューに登録できない場合、メッセージ用の非永続ストレージが十分にあっても、メッセージの登録操作は失敗します。

TA_MEMOVERFLOW: 0 <= num

この属性は、割当て済の共有メモリーの一部または全部が使用されたピーク負荷状況に対応するために共有メモリー内に確保する領域のサイズを指定します。メモリー・サイズはバイト単位で指定されます。追加オブジェクトは、先着順でこの追加メモリーから割り当てられます。追加メモリーに作成されたオブジェクトを閉じるか破棄すると、次にオーバーフローが発生するときに備えてメモリーが解放されます。この追加メモリー領域では、設定数より多くのオブジェクトを生成できますが、追加メモリーを特定の時点で特定のオブジェクトに対して使用できるとはかぎりません。現在オーバーフロー・メモリーを使用できるのは、アクション、ハンドル、カーソル、オーナー、一時キュー、タイマー、およびフィルタのみです。

TA_MEMSYSTEMRESERVED: 0 <= num

この属性は、キューイング・サービス・システムが使用するために共有メモリー内に確保するメモリー容量の合計(バイト)を指定します。

TA_MEMTOTALALLOCATED: 0 <= num

この属性は、すべてのキューイング・サービス・オブジェクトに割り当てられる共有メモリー容量の合計(バイト)を指定します。

TA_PERCENTINIT: 0 <= num <= 100

キュー・スペース用に初期化されるディスク領域のパーセンテージ。

 


T_APPQTRANSクラスの定義

概要

T_APPQTRANSクラスは、アプリケーション・キューに関連付けられるトランザクションの実行時属性を表します。

制限

すべてのキー・フィールドを未設定にすると、このクラスのインスタンスをすべて検索できません。反対に、1つのアプリケーション・キュー・スペースを明示的に指定するには、適切なキー・フィールドを指定する必要があります。たとえば、tpcall()を使用して、TA_XIDを除くすべてのキー・フィールドをリクエストで設定した場合、指定されたキュー・スペースに対応するT_APPQTRANSオブジェクトがすべて検索されます。

このクラスのオブジェクトで表現されるトランザクションは必ずしも検索対象のアプリケーションに関連付けられないので注意してください。トランザクションは実際には別のアプリケーションに属していたり、別のアプリケーションに影響を与えたりする場合があるため、トランザクションをヒューリスティックにコミットまたは中断するときには注意が必要です。TA_XID属性の値は、アプリケーション間でユニークであるとはかぎりません。

属性表

表10 APPQ_MIB(5): T_APPQTRANSクラス定義の属性表
属性a
パーミッション
デフォルト値
TA_XID( k )( * )
string
R--R--R--
string[1..78]
N/A
TA_APPQSPACENAME(k) (*)
string
r--r--r--
string[1..15]
N/A
TA_QMCONFIG (k)(*)
string
r--r--r--
string[1..78]
N/A
TA_LMID( k )( * )
string
r--r--r--
string[1..30]
N/A
TA_STATEb
string
R-XR-XR--
GET: "{ACT | ABY | ABD | COM | REA | DEC | HAB | HCO}"
SET: "{HAB | HCO}"
N/A
N/A
( k ) - GETキー・フィールドc
( * ) - 必須のSETキー・フィールド

a. T_APPQTRANSクラスのすべての属性はローカル属性です。

b. T_APPQTRANSオブジェクトのすべての操作(GETSETの両方)は、関連付けられているキュー・スペースを自動的に開きます。つまり、キュー・スペースの状態がOPEnまたはACTiveになっていない場合、暗黙的にOPEnに設定します。キュー・スペースが大きいと、この操作は時間がかかります。

c. 1つのアプリケーション・キュー・スペースを明示的に指定するには、GET操作で適切なキー・フィールドを指定する必要があります。

属性のセマンティクス

TA_XID: string[1..78]

tx_info()から返され、文字列表現にマップされるトランザクション識別子。等号比較の場合を除き、ユーザーはこのフィールドのデータを直接解釈することはできません。

TA_APPQSPACENAME: string[1..15]

トランザクションに関連付けるアプリケーション・キュー・スペースの名前。

TA_QMCONFIG: string[1..78]

アプリケーション・キュー・スペースが存在するファイルまたはデバイスの絶対パス名。

TA_LMID: string[1..30] (no comma)

アプリケーション・キュー・スペースが存在する論理マシンの識別子。

TA_STATE:

GET: {ACTive | ABortonlY | ABorteD | COMcalled | REAdy | DECided |
HAbord | HCommit}

GET操作は、選択したトランザクションに関する実行時情報を検索します。次に、GETリクエストに対する応答で返されるTA_STATEの意味を示します。すべての状態はACTiveと同等で、パーミッションのチェックに使用します。

ACTive
トランザクションはアクティブです。
ABortonlY
トランザクションはロールバックされるものと識別されています。
ABorteD
トランザクションはロールバックされるものと識別され、ロールバックが開始されました。
COMcalled
トランザクションのイニシエータがtpcommit()を呼び出し、2フェーズ・コミットの第1フェーズが開始されました。
REAdy
検索サイトの参加グループすべてが2フェーズ・コミットの第1フェーズを正常に完了し、コミット可能な状態です。
DECided
2フェーズ・コミットの第2フェーズが開始されました。
SUSpended
トランザクションのイニシエータがトランザクション処理を中断しました。

SET: {HABort | HCOmmit}

SET操作は、選択したトランザクションの状態を更新します。次に、SETリクエストによって返されるTA_STATEの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。

HABort
トランザクションをヒューリスティックに中断します。正常に終了すると、オブジェクトの状態はHABortになります。
HCOmmit
トランザクションをヒューリスティックにコミットします。正常に終了すると、オブジェクトの状態はHCOmmitになります。

 


APPQ_MIB(5)に関する追加情報

移植性

Oracle TuxedoシステムのMIBを使用した管理作業をサポートするために必要な既存のFML32およびATMI関数、さらにこのリファレンス・ページに定義するヘッダー・ファイルとフィールド表は、すべてのサポート対象ネイティブ・プラットフォームとワークステーション・プラットフォームで使用可能です。

相互運用性

このMIBは、Oracle Tuxedo 6.0以降が実行されているサイト(ネイティブおよびWorkstationの両方)からのみアクセスできます。

Oracle Tuxedo 6.0より前のリリースが実行されているサイトがアプリケーション内でアクティブ化された場合、このMIBによる管理アクセスは次のとおり制限されます。

リリースが異なるサイト(共にリリース6.0以降)を相互運用する場合、当該リリースのMIBリファレンス・ページに定義されるように、旧サイト上の情報はアクセスおよび更新可能で、以降のリリースで利用可能な情報のサブセットとなります。

サンプル

以下に、アプリケーション・キュー・スペース、キュー、メッセージ、およびトランザクションに対する各種操作の実行方法を示すコードを示します。

各コードの前には、次のように、FML32型付きバッファを割り当てるコードを追加してください。

rqbuf = tpalloc("FML32", NULL, 0);

バッファにデータを入力したら、各コードの後には、次のような、リクエストを送信し、応答を受信するコードを追加します。

flags = TPNOTRAN | TPNOCHANGE | TPSIGRSTRT;
rval = tpcall(".TMIB", rqbuf, 0, rpbuf, rplen, flags);

詳細は、MIB(5)を参照してください。

フィールド表

属性フィールド識別子にアクセスするには、フィールド表tpadmが必要です。そのためには、次のようにシェルで入力します。

$ FIELDTBLS=tpadm 
$ FLDTBLDIR=${TUXDIR}/udataobj
$ export FIELDTBLS FLDTBLDIR

ヘッダー・ファイル

次のヘッダー・ファイルが必要です。

#include <atmi.h> 
#include <fml32.h>
#include <tpadm.h>

ライブラリ

${TUXDIR}/lib/libtmib.a, ${TUXDIR}/lib/libqm.a, ${TUXDIR}/lib/libtmib.so.<rel>, ${TUXDIR}/lib/libqm.so.<rel>, ${TUXDIR}/lib/libqm.lib

buildclientを使用するときには、ライブラリを手動でリンクする必要があります。この場合は、-L${TUXDIR}/lib -ltmib -lqmを指定する必要があります。

アプリケーション・キュー・スペースの作成

通常、アプリケーション・キュー・スペースを作成するには2つの操作が必要です。最初の操作ではキュー・スペースを割り当てるOracle Tuxedoシステム・デバイスを作成し、次の操作ではキュー・スペース自体を作成します。

/* Allocate the buffer; see above */ 

/* Build the request to create a new device on SITE1 */
Fchg32(rqbuf, TA_OPERATION, 0, "SET", 0);
Fchg32(rqbuf, TA_CLASS, 0, "T_DEVICE", 0);
Fchg32(rqbuf, TA_STATE, 0, "NEW", 0);
Fchg32(rqbuf, TA_CFGDEVICE, 0, "/dev/q/dsk001", 0);
Fchg32(rqbuf, TA_LMID, 0, "SITE1", 0);
size = 500;
Fchg32(rqbuf, TA_DEVSIZE, 0, (char *)size, 0);

/* Make the request; see above */

/* Reinitialize the same buffer for reuse */
Finit32(rqbuf, (FLDLEN) Fsizeof32(rqbuf));

/* Build the request to create the queue space */
Fchg32(rqbuf, TA_OPERATION, 0, "SET", 0);
Fchg32(rqbuf, TA_CLASS, 0, "T_APPQSPACE", 0);
Fchg32(rqbuf, TA_STATE, 0, "NEW", 0);
Fchg32(rqbuf, TA_APPQSPACENAME, 0, "QSPACE1", 0);
Fchg32(rqbuf, TA_QMCONFIG, 0, "/dev/q/dsk001", 0);
Fchg32(rqbuf, TA_LMID, 0, "SITE1", 0);
Fchg32(rqbuf, TA_ERRORQNAME, 0, "errque", 0);
ipckey = 123456;
Fchg32(rqbuf, TA_IPCKEY, 0, (char *)ipckey, 0);
maxmsg = 100;
Fchg32(rqbuf, TA_MAXMSG, 0, (char *)maxmsg, 0);
maxpages = 200;
Fchg32(rqbuf, TA_MAXPAGES, 0, (char *)maxpages, 0);
maxproc = 50;
Fchg32(rqbuf, TA_MAXPROC, 0, (char *)maxproc, 0);
maxqueues = 10;
Fchg32(rqbuf, TA_MAXQUEUES, 0, (char *)maxqueues, 0);
maxtrans = 100;
Fchg32(rqbuf, TA_MAXTRANS, 0, (char *)maxtrans, 0);

/* Make the request; see above */

アプリケーション・キュー・スペースへのキューの追加

以下のコードでは、上の例で作成したキュー・スペースに新しいキューを作成します。

/* Build the request */ 
Fchg32(rqbuf, TA_OPERATION, 0, "SET", 0);
Fchg32(rqbuf, TA_CLASS, 0, "T_APPQ", 0);
Fchg32(rqbuf, TA_STATE, 0, "NEW", 0);
Fchg32(rqbuf, TA_APPQNAME, 0, "errque", 0);
Fchg32(rqbuf, TA_APPQSPACENAME, 0, "QSPACE1", 0);
Fchg32(rqbuf, TA_QMCONFIG, 0, "/dev/q/dsk001", 0);
Fchg32(rqbuf, TA_LMID, 0, "SITE1", 0);
Fchg32(rqbuf, TA_APPQORDER, 0, "PRIO", 0);

/* Make the request; see above */

アプリケーションが認識しているアプリケーション・キュー・スペースの表示

アプリケーションが認識しているアプリケーション・キュー・スペースを表示するには、2段階の検索を行います。まず、/Qトランザクション・マネージャTMS_QMを使用するグループがアプリケーション環境設定から検索され、次に各グループが参照しているキュー・スペースが検索されます。以下のコードは、キュー・スペースを使用する各GROUPエントリに1つの論理マシンが関連付けられていると仮定します(つまり、サーバー移行は未使用)。

リスト1 アプリケーションが認識しているアプリケーション・キュー・スペースの表示
/* Build the request to retrieve all TMS_QM groups */
Fchg32(rqbuf, TA_OPERATION, 0, "GET", 0);
Fchg32(rqbuf, TA_CLASS, 0, "T_GROUP", 0);
Fchg32(rqbuf, TA_TMSNAME, 0, "TMS_QM", 0);
fldid1 = TA_OPENINFO;
fldid2 = TA_LMID;
Fchg32(rqbuf, TA_FILTER, 0, (char *)fldid1, 0);
Fchg32(rqbuf, TA_FILTER, 0, (char *)fldid2, 1);

/* Make the request, assuming we are joined to the application */
rval = tpcall(".TMIB", rqbuf, 0, rpbuf, rplen, flags);

/* For each TMS_QM group, build the request to retrieve its queue space */
rval = Fget32(*rpbuf, TA_OCCURS, 0, (char *)occurs, NULL);
for (i = 0; i occurs; i++) {


/* Reinitialize the buffer and set all common attributes */
Finit32(rqbuf, (FLDLEN) Fsizeof32(rqbuf));
Fchg32(rqbuf, TA_OPERATION, 0, "GET", 0);
Fchg32(rqbuf, TA_CLASS, 0, "T_APPQSPACE", 0);

/* Get the OPENINFO to determine device and queue space name */
/* OPENINFO has the format <resource-mgr>:<qmconfig>:<appqspacename> */
/* or on Windows <resource-mgr>:<qmconfig>;<appqspacename> */
rval = Fget32(rpbuf, TA_OPENINFO, i, openinfo, NULL);

/* The device is the 2nd field in OPENINFO */
qmconfig = strchr(openinfo, ':') + 1;
/* The queue space name is the 3rd field in OPENINFO */

#if defined(_TMDOWN) || defined(_TM_NETWARE)
#define pathsep ";" /* separator for PATH */
#else
#define pathsep ":" /* separator for PATH */
#endif
appqspacename = strchr(qmconfig, pathsep);
appqspacename[0] = '\e0'; /* NULL-terminate qmconfig */
appqspacename++; /* bump past the NULL */

/* Set the APPQSPACENAME and QMCONFIG keys */
Fchg32(rqbuf, TA_APPQSPACENAME, 0, appqspacename, 0);
Fchg32(rqbuf, TA_QMCONFIG, 0, qmconfig, 0);

/* Get the LMID (assume no migration for this group) */
rval = Fget32(rpbuf, TA_LMID, i, lmid, NULL);
Fchg32(rqbuf, TA_LMID, 0, lmid, 0);

/* Make the request */
rval = tpcall(".TMIB", rqbuf, 0, rpbuf2, rplen2, flags);
}

上記のコードでは、キュー・スペースが作成されていても、アプリケーションの構成に対応するGROUPエントリがないと、キュー・スペースは検索されません。このようなキュー・スペースは、キュー・スペースのキー・フィールド(TA_APPQSPACENAMETA_QMCONFIG、およびTA_LMID)の優先順位が分かっていなければ検索できません。

アプリケーション・キュー内のメッセージの表示

次のコードは、論理マシンSITE1上のデバイス/dev/q/dsk001のキュー・スペースQSPACE1のキューSTRINGのすべてのメッセージを取得します。

/* Build the request */ Fchg32(rqbuf, TA_OPERATION, 0, "GET", 0);
Fchg32(rqbuf, TA_CLASS, 0, "T_APPQMSG", 0);
Fchg32(rqbuf, TA_APPQNAME, 0, "STRING", 0);
Fchg32(rqbuf, TA_APPQSPACENAME, 0, "QSPACE1", 0);
Fchg32(rqbuf, TA_QMCONFIG, 0, "/dev/q/dsk001", 0);
Fchg32(rqbuf, TA_LMID, 0, "SITE1", 0);
/* Make the request; see above */

キュー・スペースを使用するトランザクションの表示

以下のコードでは、キュー・スペースQSPACE1の中の任意のキューを使用するトランザクションをすべて検索します。

/* Build the request */ Fchg32(rqbuf, TA_OPERATION, 0, "GET", 0);
Fchg32(rqbuf, TA_CLASS, 0, "T_APPQTRANS", 0);
Fchg32(rqbuf, TA_APPQSPACENAME, 0, "QSPACE1", 0);
Fchg32(rqbuf, TA_QMCONFIG, 0, "/dev/q/dsk001", 0);
Fchg32(rqbuf, TA_LMID, 0, "SITE1", 0);
/* Make the request; see above */

ファイル

${TUXDIR}/include/tpadm.h
${TUXDIR}/udataobj/tpadm

関連項目

tpacall(3c)tpadmcall(3c)tpalloc(3c)tpcall(3c)tpdequeue(3c)tpenqueue(3c)tpgetrply(3c)tprealloc(3c)「FML関数の紹介」Fadd、Fadd32(3fml)Fchg、Fchg32(3fml)Ffind、Ffind32(3fml)MIB(5)TM_MIB(5)

『Oracle Tuxedoアプリケーションの設定』

『Oracle Tuxedoアプリケーション実行時の管理』

『C言語を使用したOracle Tuxedo ATMIアプリケーションのプログラミング』

『FMLを使用したOracle Tuxedo ATMIアプリケーションのプログラミング』

 


AUTHSVR(5)

名前

AUTHSVR - ユーザーごとに認証を行うサーバー

形式

AUTHSVR SRVGRP="identifier" SRVID=number other_parms CLOPT="-A"

説明

AUTHSVRは、Oracle Tuxedoに用意されている、認証サービスを備えたサーバーです。このサーバーを保護されたアプリケーションで使用することにより、クライアントがアプリケーションに参加するときにユーザー単位の認証を行うことができます。このサーバーは、アプリケーションへのアクセスをリクエストしているクライアント・プロセスのためのTPINIT型付きバッファを含むサービス・リクエストを受け付けます。TPINIT型付きバッファのデータ・フィールドをユーザーのパスワードとして使用し、そのパスワードを設定済パスワードと比較することにより、リクエストの妥当性をチェックします。リクエストが妥当であると認められると、クライアントが使用するためのチケットとしてアプリケーション・キーが返されます。

アプリケーション・キーの設定には、tpreturn(3c)rcodeパラメータが使用されます。このパラメータは、検証に合格するか、パーミッションが拒否されたときに、tpinit(3c)を呼び出したコードに(tpurcodeで)返されます。

AUTHSVRの詳細は、「AUTHSVRに関する追加情報」を参照してください。

 


SECURITY USER_AUTH

SECURITYUSER_AUTHに設定されている場合は、強制的にユーザー単位での認証が実行されます。UBBCONFIGファイルのRESOURCESセクションのAUTHSVCパラメータを使用して、アプリケーションに対する認証サービスの名前を設定することができます。たとえば、次のAUTHSVCパラメータ設定では、SECURITYUSER_AUTHに設定されている場合にAUTHSVRによって通知されるサービス(AUTHSVC)が指定されます。

*RESOURCES
SECURITY   USER_AUTH
AUTHSVC    "AUTHSVC"

AUTHSVCパラメータを設定しない場合、認証サービスはデフォルトによってAUTHSVCとなります。

デフォルトでは、アプリケーションのAPPDIR変数で定義される最初のパス名で参照されるディレクトリのファイルtpusrはパスワード情報の検索に使用されますが、このファイルが存在しない場合は/etc/passwdが使用されます。ただし、このファイルはシャドウ・パスワード・ファイルを使用しているシステムでは正しく使用できません。ファイルは、サーバーのコマンド行オプションの"-f filename"オプションでファイル名を指定することによってオーバーライドすることができます(例、CLOPT="-A -- -f /usr/tuxedo/users")。マスター・マシンから構成で指定された他のマシンへのユーザー・ファイルの自動伝播は、$APPDIR/tpusrを使用した場合にのみ実行されます。

ユーザー・ファイルでは、(与えられた名前と)一致するユーザー名とクライアント名が検索されます。ユーザー・ファイルには、4つのタイプのエントリがあります。これらをユーザーの妥当性検査を行う際の一致の優先度の順に並べると、次のようになります。

  1. 正確なユーザー名/正確なクライアント名
  2. ワイルドカード(*)を使用したユーザー名/正確なクライアント名
  3. 正確なユーザー名/ワイルドカード(*)を使用したクライアント名
  4. ワイルドカード(*)を使用したユーザー名/ワイルドカード(*)を使用したクライアント名

認証リクエストは、最初に一致するパスワード・ファイルのエントリに対してのみ認証されます。これらのセマンティクスを使用すれば、同じユーザーが(通常異なるクライアント名の)複数のエントリ名を持つことができ、ユーザー名にワイルドカードを使用できます。これらのセマンティクスを使用できるのは、tpaddusr()tpdelusr()、およびtpmodusr()を利用してユーザー・ファイルを管理する場合です。ただし、これらのセマンティクスを使用した場合、ACLMANDATORY_ACLのセマンティクスとの互換性はなく、これらのセキュリティ・レベルへの移行は困難になります。ACLセキュリティとの互換性のため制限的なセマンティクスを得るには、tpusradd()tpusrdel()、およびtpusrmod()の各プログラムを利用してユーザー・ファイルを管理する必要があります。

注: tpusradd()tpusrdel()、およびtpusrmod()を使用するには、ターゲット・アプリケーションのSECURITYUSER_AUTHACL、またはMANDATORY_ACLに設定する必要があります。そのようにしない場合、これらのプログラムを使用しようとするとエラーが返されます。

認証リクエストを処理する際には、特殊なクライアント名の値、つまりtpsysadm (システム管理者)とtpsysop (システム・オペレータ)はAUTHSVR(5)によって特別に扱われます。これらの値は、ユーザー・ファイルのワイルドカードを利用したクライアント名と一致させることはできません。

AUTHSVRによって返されるアプリケーション・キーは、ユーザーIDです。このアプリケーション・キーは、TPSVCINFOというデータ構造のappkey要素に含まれるすべてのサービスに渡されます。

標準仕様のAUTHSVRは、システムの一部として${TUXDIR}/bin/AUTHSVRに格納された状態で出荷され、上記で説明したセマンティクスを持っています。ソース・コードのサンプルは、${TUXDIR}/lib/AUTHSVR.cに収められています。AUTHSVRのかわりに、(Kerberosなどを利用して)それぞれのアプリケーションに適した方法でユーザーやユーザー・データ(パスワードは不可)の妥当性を検査するアプリケーション認証サーバーを使用することができます。AUTHSVRのかわりに他のアプリケーション認証サーバーを使用する場合、このリファレンス・ページで後述する警告に特に留意してください。また、使用する認証サービスが(それぞれのサービスに渡す)アプリケーション・キーとして返す値も、それぞれのアプリケーションによって異なります。

tpsysadmtpsysopに対応するアプリケーション・キーは、それぞれ0x80000000と0xC0000000です。

 


SECURITY ACLまたはMANDATORY_ACL

SECURITYACLまたはMANDATORY_ACLに設定されている場合、ユーザー単位の認証が強制的に実行され、サービスや、アプリケーションのキュー、イベントにアクセスするためのアクセス制御リストがサポートされます。UBBCONFIGファイルのRESOURCESセクションのAUTHSVCパラメータを使用して、アプリケーションに対する認証サービスの名前を設定することができます。たとえば、次のAUTHSVCパラメータ設定では、SECURITYACLまたはMANDATORY_ACLに設定されている場合にAUTHSVRによって通知されるサービス(..AUTHSVC)が指定されます。

*RESOURCES
SECURITY   ACL
AUTHSVC    ..AUTHSVC

AUTHSVCパラメータを設定しない場合、認証サービスはデフォルトによって..AUTHSVCとなります。

注: AUTHSVRは、SECURITYUSER_AUTHに設定される場合に認証サービスAUTHSVCを通知し、SECURITYACLまたはMANDATORY_ACLに設定される場合に認証サービス..AUTHSVCを通知します。AUTHSVC..AUTHSVCは、同じ認証サービスを指します。

ユーザー・ファイルは、$APPDIR/tpusrでなければなりません。このファイルは、マスター・マシンから構成で指定された他のアクティブ・マシンに自動的に伝播されます。マスター・マシンでは、AUTHSVRの1つのインスタンスが実行されている必要があります。構成で指定された別のアクティブ・マシンでは、追加のコピーを実行できます。

ユーザー・ファイルでは、(与えられた名前と)一致するユーザー名とクライアント名が検索されます。ユーザー名は、ユーザー・ファイルのエントリと正確に一致している必要があります。クライアント名は正確に一致している必要がありますが、代替手段としてユーザー・ファイルのクライアント名の値をあらゆるクライアント名に該当するワイルドカード(*)として指定する方法も利用できます。ユーザー・ファイルのエントリは1人のユーザーにつき1つだけで、ユーザー名にワイルドカードを使用することはできません。ユーザー・ファイルは、tpusradd()tpusrdel()、およびtpusrmod()の各プログラム、グラフィカル・ユーザー・インタフェース、または管理インタフェースを使用して管理できます。

認証リクエストを処理する際には、特殊なクライアント名の値、つまりtpsysadm (システム管理者)とtpsysop (システム・オペレータ)はAUTHSVR(5)によって特別に扱われます。これらの値は、ユーザー・ファイルのワイルドカードを利用したクライアント名と一致させることはできません。

AUTHSVRによって返されるアプリケーション・キーは、下位17ビットのユーザーIDと、それに続く14ビットのグループIDで構成されます(上位ビットは管理キーとして予約されています)。tpsysadmtpsysopに対応するアプリケーション・キーは、それぞれ0x80000000と0xC0000000です。このアプリケーション・キーは、TPSVCINFOというデータ構造のappkey要素に含まれるすべてのサービスに渡されます。

SECURITY ACLまたはMANDATORY_ACLの場合、システムの一部として${TUXDIR}/bin/AUTHSVRに収められているAUTHSVRを使用する必要があります。

 


AUTHSVRに関する追加情報

使用方法

警告: ${TUXDIR}/lib/AUTHSVR.cは、${TUXDIR}/bin/AUTHSVRを生成するために使用されるソースではありません(この実行可能ファイルは破壊しないでください)。独自のAUTHSVRを使用する場合は、${APPDIR}にインストールしてください。

移植性

AUTHSVRは、Oracle Tuxedoに付属のサービスとして非Workstationプラットフォームでサポートされます。

サンプル

# Using USER_AUTH
*RESOURCES
SECURITY USER_AUTH
AUTHSVC   "AUTHSVC"

*SERVERS
AUTHSVR SRVGRP="AUTH" CLOPT="-A -- -f /usr/tuxedo/users" \
SRVID=100 RESTART=Y GRACE=0 MAXGEN=2
#
#
# Using ACLs
*RESOURCES
SECURITY ACL
AUTHSVC   "..AUTHSVC"

*SERVERS
AUTHSVR SRVGRP="AUTH" SRVID=100 RESTART=Y GRACE=0 MAXGEN=2
#
#
# Using a custom authentication service
*RESOURCES
SECURITY USER_AUTH
AUTHSVC   KERBEROS

*SERVERS
KERBEROSSVR SRVGRP="AUTH1" SRVID=100 RESTART=Y GRACE=0 MAXGEN=2

関連項目

tpaddusr(1)tpusradd(1)UBBCONFIG(5)

『Oracle Tuxedoアプリケーションの設定』

『Oracle Tuxedoアプリケーション実行時の管理』

『C言語を使用したOracle Tuxedo ATMIアプリケーションのプログラミング』

 


Accesslog(5)

名前

Accesslog(5) - Tuxedoクライアントの有効性のモニター

説明

Accesslog(5)は、クライアントのログイン/ログオフ・アクションをタイムスタンプと場所情報とともに記録するのに役立ちます。それはアクセス・ログを作成し、Tuxedo ULOGファイルに1行追加します。詳細は、「使用例」および「ULOGファイル・エントリ」を参照してください。

Accesslogは、24時間ごとに新しいファイルをアクセス・ログ・ファイルに自動生成します。アクセス・ログの出力ファイルは、以下の形式で生成されます。

hhmmss.uname!pname.pid.tid.ctx: total client ($currentclientcount), $event: $protocol [IP ($clientip)] cltname ($clientname) [usrname ($username)] success.

$currentclientcount = numeric_value

現在登録されているクライアント数

$event = enum_value

値は、logon|logon with AUTH|logoff|logoff with AUTH|cleanedのいずれかです。

logon:クライアントのログイン

logon with AUTH:クライアントのログイン(認証が必須)

logoff:クライアントのログオフ

logoff with AUTH:認証済クライアントのログオフ

cleaned:クライアントがtptermを実行せずに終了した

BBLはイベントの削除と記録に役立ちます。

$protocol = enum_value

NATIVE|TGIOP|/WS|IIOP|JOLT|SALT

$clientip = string_value

IPv4またはIPv6形式のクライアントIPアドレス(可能な場合)

$clientname = string_value

TPINIT cltname

$username = string_value

TPINIT usrname

サンプル

リスト2は、Accesslogのファイル出力の例を示しています。

リスト2 Acceslogのファイル出力の例
112749.ubuntu!?proc.31212.3079091888.0: total client (2), logon: NATIVE cltname () success
112749.ubuntu!?proc.31212.3079091888.0: total client (2), logoff: NATIVE cltname () success
112749.ubuntu!WSH.31211.3078347248.0: total client (2), logon: /WS IP (//127.0.1.1:39224), cltname () success
112749.ubuntu!WSH.31211.3078347248.0: total client (2), logoff: /WS IP (//127.0.1.1:39224), cltname () success

ULOGファイル・エントリ

ULOGの各ログ・エントリのヘッダーには、最大クライアント数が自動的に記録されます。

注: ULOGでは、Accesslog(5)の出力にシステム・サーバーとアプリケーション・サーバーの統計情報は含まれません。
highwatercurrentclientcountはBBLによって出力されなかった場合は空になる場合があります。

ULOG出力ファイルには、以下の形式の行が挿入されます。

hhmmss.uname!pname.pid.tid.ctx: mm-dd-yyyy: client high water ($highwater), total client ($currentclientcount)

リスト3は、Accesslog(5)の行が追加されたULOGファイルの例を示しています。

リスト3 ULOGファイルに追加された行の例

145622.ubuntu!tmloadcf.4568.3079399872.-2: 12-17-2008: client high water (0), total client (0)

/*Not Printed by BBL*/
145625.ubuntu!tmloadcf.4568.3079399872.-2: 12-17-2008: client high water (), total client ()

$highwater = numeric-value

これまでに登録されたクライアントの総数

$currentclientcount = numeric-value

現在登録されているクライアント数

環境変数

以下の環境変数を設定およびエクスポートします。

ALOGPFX

ALOGPFX=string_value 環境変数ALOGPFXが指定されていない場合は、デフォルトの$APPDIR/accessが使用されます。日付"mmddyy" (月、日、年)がログ・ファイル名の接頭辞に追加されます。アクセス・ログのファイル名の長さは255文字未満でなければなりません。

ALOGRTNSIZE=numeric_value

ALOGRTNSIZE=numeric_value アクセス・ログのファイル・サイズを指定します。設定されるファイル・サイズよりもファイル・サイズが大きい場合は、追加のアクセス・ログ・ファイルが作成されます。デフォルトのファイル・サイズは2GBです。
ALOGRTNSIZEを編集した後は、Tuxedoを再起動する必要があります。

 


compilation(5)

名前

compilation - Oracle Tuxedo ATMIシステムのアプリケーション・コンポーネントのコンパイル命令

説明

アプリケーションのクライアントとサーバー、およびOracle Tuxedoシステムにリンクされているサブルーチンをコンパイルする場合、プログラマは以下のことを知っておく必要があります。

コード・モジュールの記述が済み、実行可能プログラムを構築する準備が整ったプログラマは、以下の作業を行う必要があります。

Oracle Tuxedoシステムには、この両方の操作をクライアント・モジュールとサーバー・モジュールで実行するための2つのコマンド、buildclient()buildserver()が用意されています。いずれかのコマンドを実行して両方の操作を実行する場合、ファイルをリンクするためのライブラリを必ずコマンド行で指定してください(詳細については、『Oracle Tuxedoコマンド・リファレンス』の「buildclient(1)」および「buildserver(1)」を参照)。

リンクを行うにはbuildclientまたはbuildserverを実行する必要がありますが、より柔軟なコンパイル方法も用意されています。必要に応じて、自分が選択したコンパイル・コマンドを使用してファイルをコンパイルし、次にbuildclientまたはbuildserverを実行してリンク編集を行うこともできます。

このリファレンス・ページの残りの部分では、各種のプログラムで必要なヘッダー・ファイルと環境変数を示します。

基本的なOracle Tuxedoシステム

ヘッダー・ファイルの順序の観点から、UNIXヘッダー・ファイルは常に任意のOracle Tuxedoシステムのヘッダー・ファイルの前にインクルードされる必要があります。一般的に使用されるUNIXヘッダー・ファイルは、stdio.hおよびctype.hです。

環境変数

以下の環境変数を設定およびエクスポートします。

TUXDIR

Oracle Tuxedoシステム・ソフトウェアが存在する最上位ディレクトリを指定します。

PATH

$TUXDIR/binを含むように指定します。

ULOGPFX

中央イベント・ログのファイル名に付ける接頭辞。デフォルトでは、ULOGPFXの値はULOGです。

状況
最初に設定およびエクスポートする環境変数
次のコマンドを実行する
  • TUXDIR - サーバーで常に必要。ネイティブ・クライアントでも必要
  • CC - デフォルト以外のコンパイラを使用する場合
  • CFLAGS - コンパイラに渡すフラグを指定する場合
デフォルトのルーチンまたは検証ルーチンがFMLフィールドを参照する
  • FIELDTBLS - カンマで区切ったフィールド表ファイルのリスト
  • FLDTBLDIR - FIELDTBLSファイルを検索するためのコロンで区切られたディレクトリのリスト
サーバーを実行する
TUXCONFIG - バイナリ構成ファイルのフルパス名(デフォルト値はカレント・ディレクトリ)
  • アプリケーションに対してセキュリティをオンにする
  • 次のシステム提供クライアントに対して入力を間接的に(標準入力以外のソースから)提供するtmadmin(1)tmconfigまたはwtmconfig (tmconfig、wtmconfig(1)を参照)、あるいはudまたはwud (ud、wud(1)を参照)
  • APP_PW - アプリケーションのパスワード
  • USR_PW - ユーザーのパスワード
ワークステーション・クライアントを実行する
  • WSENVFILE - 環境変数の設定値を収めたファイル
  • WSDEVICE - 接続に使用するネットワーク・デバイス
  • WSTYPE - ワークステーションのマシン・タイプ

注: これらの変数の詳細は、『C言語を使用したOracle Tuxedo ATMIアプリケーションのプログラミング』、『COBOLを使用したOracle Tuxedo ATMIアプリケーションのプログラミング』、および『Oracle Tuxedoアプリケーションの設定』を参照してください。

共有ライブラリを使用してシステムが構築された場合、クライアントを実行する前に、共有ライブラリの位置を定義する環境変数を設定する必要があります。

このプラットフォームでは...
次の環境変数を設定します...
HP-UXとAIX以外のすべてのプラットフォーム
LD_LIBRARY_PATH=$TUXDIR/lib
HP-UX
SHLIB_PATH=$TUXDIR/lib
AIX
LIBPATH=$TUXDIR/lib

注: サーバー用のオプションの詳細は、servopts(5)リファレンス・ページを参照してください。

FMLプログラム

FML関数を呼び出すCプログラムには、以下のヘッダー・ファイルをここに示す順序でインクルードします。

#include <UNIX_header_files> (if needed by the application)
#include "fml.h"

FMLプログラムのコンパイル

FMLの関数を含むプログラムをコンパイルするには、次のようにコマンドを実行します。

cc pgm.c -I $TUXDIR/include -L $TUXDIR/lib -lfml -lengine -o pgm

ここで、pgmは実行可能ファイルの名前です。

-Lオプションがローカルでサポートされていない場合、かわりに次のコマンドを使用します。

cc pgm.c -I $TUXDIR/include $TUXDIR/lib/libfml.a $TUXDIR/lib/libengine.a -o pgm
注: ライブラリの指定順序は重要です。上に示したとおりの順序で指定してください。

FML VIEWSのコンパイル

FML VIEWコンパイラを使用するには、次のようにコマンドを実行します。

viewc view_file

ここでview_fileは、VIEW用のソース記述が格納されている1つまたは複数のファイルです。

注: viewcは、Cコンパイラを呼び出します。使用するコンパイラを指定する場合は、環境変数CCを使用できます。コンパイラにパラメータのセットを渡す場合は、環境変数CFLAGSを使用できます。

FMLの環境変数

FMLを使用するアプリケーションを実行するときは、以下の環境変数を設定してエクスポートします。

FIELDTBLS

カンマで区切ったフィールド表ファイルのリスト

FLDTBLDIR

FIELDTBLSファイルを検索するためのコロンで区切ったディレクトリのリスト

viewcを実行する場合、以下の環境変数を設定およびエクスポートします。

FIELDTBLS

カンマで区切ったフィールド表ファイルのリスト

FLDTBLDIR

FIELDTBLSファイルを検索するためのコロンで区切ったディレクトリのリスト

VIEWDIR

VIEWファイルが格納されているディレクトリ。デフォルト値はカレント・ディレクトリです。

関連項目

buildclient(1)buildserver(1)viewc、viewc32(1)
UNIXシステムのリファレンス・マニュアルのcc(1)、mc(1)

 


DMADM(5)

名前

DMADM - ドメイン管理サーバー

形式

DMADM SRVGRP = "identifier"
SRVID = "
number"
REPLYQ = "
N"

説明

Domains管理サーバー(DMADM)は、BDMCONFIGファイルに実行時にアクセスするためのOracle Tuxedoシステム提供のサーバーです。

DMADMは、DMADMGRPなどのグループ内で動作するサーバーとして、UBBCONFIGSERVERSセクションで記述されます。このグループ内で動作するDMADMは1つだけで、応答キューが存在していてはいけません(REPLYQNに設定する必要があります)。

SERVERSセクションでは、DMADMサーバーのパラメータとして、SEQUENCEENVFILEMAXGENGRACERESTARTRQPERM、およびSYSTEM_ACCESSも指定できます。

BDMCONFIG環境変数は、バイナリ形式のDMCONFIGファイルが入っているファイルのパス名に設定する必要があります。

移植性

DMADMは、サポートされているすべてのサーバー・プラットフォームでOracle Tuxedoシステム提供のサーバーとしてサポートされます。

相互運用性

DMADMは、Oracle Tuxedoリリース5.0以降にインストールする必要があります。リリース5.0のゲートウェイが存在するドメイン内の他のマシンの場合は、リリース4.1以降でも構いません。

サンプル

次の例は、UBBCONFIGファイルで管理サーバーとゲートウェイ・グループを定義する方法を示しています。この例では、GWTDOMAINゲートウェイ・プロセスを使用して別のOracle Tuxedoドメインと通信します。

#
*GROUPS
DMADMGRP LMID=mach1 GRPNO=1
gwgrp LMID=mach1 GRPNO=2
#
*SERVERS
DMADM SRVGRP="DMADMGRP" SRVID=1001 REPLYQ=N RESTART=Y GRACE=0
GWADM SRVGRP="gwgrp" SRVID=1002 REPLYQ=N RESTART=Y GRACE=0
GWTDOMAIN SRVGRP="gwgrp" SRVID=1003 RQADDR="gwgrp" REPLYQ=Y RESTART=Y MIN=1 MAX=1

関連項目

dmadmin(1)tmboot(1)DMCONFIG(5)GWADM(5)servopts(5)UBBCONFIG(5)

『Oracle Tuxedoアプリケーションの設定』

『Oracle Tuxedoアプリケーション実行時の管理』

『ATMIアプリケーションでのOracle Tuxedo TOP END Domain Gatewayの使用』

 


DMCONFIG(5)

名前

DMCONFIG - テキスト形式のDomains構成ファイル

説明

Domains構成は、Oracle Tuxedo Domainsコンポーネントを使用して通信およびサービス共有を行うことができる2つ以上のドメイン(ビジネス・アプリケーション)の集まりです。複数のドメインを接続する方法や複数のドメイン間で相互にアクセスできるサービスについては、Domains構成に参加する各Oracle TuxedoドメインのDomains構成ファイルで定義されます。テキスト形式のDomains構成ファイルはDMCONFIGと呼ばれますが、ファイルの内容がこのリファレンス・ページで説明する形式に従っているかぎり、任意の名前を付けることができます。

DMCONFIGファイルは、dmloadcf(1)ユーティリティによって構文解析され、バイナリ形式のファイルBDMCONFIGにロードされます。DMCONFIGファイルと同様、BDMCONFIGファイルがどのような名前であっても、実際の名前はBDMCONFIG環境変数で指定されたデバイス・ファイル名またはシステム・ファイル名になります。BDMCONFIGファイルは、Domains構成に参加するTuxedoドメインごとに1つ必要です。

DMCONFIGファイルとBDMCONFIGファイルの関係は、Oracle Tuxedoドメインの定義に使用されるUBBCONFIGファイルとTUXCONFIGファイルの関係に似ています。UBBCONFIGファイルとTUXCONFIGファイルについては、UBBCONFIG(5)を参照してください。

DMCONFIGファイルの詳細(例を含む)については、「DMCONFIG(5)に関する追加情報」を参照してください。ATMIとCORBAの両環境向けのOracle Tuxedo Domainsコンポーネントについては、「Oracle Tuxedo Domainsコンポーネントの使用」を参照してください。

用語の定義

Oracle Tuxedoドメインは、単一のTUXCONFIGファイルに記述された環境として定義されます。Oracle Tuxedo用語では、ドメインアプリケーション(ビジネス・アプリケーション)は同義です。

Domains構成に含まれる各Oracle Tuxedoドメインでは、1つのDomains管理サーバー (DMADM)プロセスが実行されます。DMADMは、特定のOracle Tuxedoドメインで実行されるすべてのドメイン・ゲートウェイ・グループ用の管理サーバーです。

ドメイン・ゲートウェイ・グループは、Oracle Tuxedoシステムのゲートウェイ管理サーバー (GWADM)プロセスとOracle Tuxedoシステムのドメイン・ゲートウェイ・プロセスで構成されます。

Oracle Tuxedoシステムのドメイン・ゲートウェイ・プロセスは、特定のタイプのトランザクション処理(TP)ドメインとの通信サービスを提供します。たとえば、GWTDOMAINプロセスを使用すると、Oracle Tuxedoアプリケーションは他のOracle Tuxedoアプリケーションと通信できます。ドメイン・ゲートウェイは、別のドメインへのリクエストを中継し、応答を受信します。

ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントは、他のドメイン(リモート・ドメイン)が使用できるOracle Tuxedoドメインの一連のサービスを表すユーザー指定の論理名です。ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントはドメイン・ゲートウェイ・グループにマップされるため、どちらも同義語として使用されます。

リモート・ドメイン・アクセス・ポイントは、ローカル・ドメインが使用できるリモート・ドメインの一連のサービスを表すユーザー指定の論理名です。リモート・ドメインは、別のOracle Tuxedoアプリケーションまたは別のTPシステムで動作するアプリケーションです。

リモート・サービスは、ローカル・ドメインがリモート・ドメイン・アクセス・ポイントとローカル・ドメイン・アクセス・ポイントを介して使用できるリモート・ドメインのサービスです。

ローカル・サービスは、リモート・ドメインがローカル・ドメイン・アクセス・ポイントを介して使用できるローカル・ドメインのサービスです。

構成ファイルの目的

DMCONFIGファイルは、次の目的で使用します。

構成ファイルの形式

DMCONFIGファイルは、次のセクションで構成されます。

DMCONFIGファイル内のアスタリスク(*)で始まる行は、指定セクションの開始を表します。アスタリスク(*)の直後にはセクション名が表示されます。アスタリスクは、セクション名を指定するときに必要です。DM_LOCALセクションは、DM_REMOTEセクションの前になければなりません。

このリファレンス・ページでは、GWTDOMAINゲートウェイ・プロセスによって実装されるTDOMAIN (TDomainゲートウェイ)を構成する方法について説明します。SNAXOSITP、またはOSITPXドメイン・ゲートウェイの構成については、Oracle Tuxedo Mainframe Adaptersのドキュメントを参照してください。

パラメータは通常、KEYWORD = valueという形式で指定します。等号(=)の前後には空白またはタブ文字を使用できます。この形式により、KEYWORDvalueに設定されます。有効なキーワードについては、以下の各セクションで説明します。

予約語のDEFAULTで始まる行にはパラメータ指定が含まれており、セクション内の以降の該当するすべての行に対して適用されます。デフォルトの指定はすべてのセクションで使用することができます。1つのセクションで複数回使用することもできます。これらの行の形式は次のとおりです。

DEFAULT: [KEYWORD1 = value1 [KEYWORD2 = value2 [...]]]

この行で設定した値は、別のDEFAULT行によってリセットされるか、セクションが終わるまで有効です。これらの値は、DEFAULTでない行の省略可能なパラメータによってオーバーライドされる場合もあります。DEFAULTでない行におけるパラメータ設定は、その行でのみ有効です。以降の行ではデフォルト設定に戻ります。DEFAULTが行頭に表示されると、それ以前に設定されたすべてのデフォルト値はクリアされ、システムのデフォルト値に戻ります。

値がnumericの場合は、Cの標準表記法を使用して基数を示します。つまり、基数16 (16進)の接頭辞は0x、基数8 (8進)の接頭辞は0、基数10 (10進)には接頭辞が付きません。数値パラメータに指定できる値の範囲は、そのパラメータの説明の下に示されています。

値がidentifier (TYPEパラメータのTDOMAINのようにOracle Tuxedo Domainsコンポーネントにとって既知の文字列値)の場合、一般的に標準C規則が使用されます。標準Cのidentifierの先頭には英字またはアンダースコアを使用し、以降の識別子には英数字またはアンダースコアを使用する必要があります。identifierの長さは最大30バイトです(最後のNULLを除く)。

識別子を二重引用符で囲む必要はありません。整数でも識別子でもない値は、二重引用符で囲む必要があります。

入力フィールドは、1つ以上の空白(またはタブ)文字で区切ります。

"#"はコメントを示します。復帰改行文字でコメントを終了します。

空白行とコメントは無視されます。

コメントは任意の行の最後に自由に入力できます。

行は、復帰改行の後に最低1つのタブを置いて継続できます。コメントを継続することはできません。

Domains関連の新しい用語

Oracle Tuxedoのリリース7.1以降では、Domains用のMIBで、ローカル・ドメインとリモート・ドメインとの相互作用を記述するため、クラスと属性の用語が改善されています。新しい用語は、DMCONFIG(5)リファレンス・ページ、セクション名、パラメータ名、エラー・メッセージ、およびDM_MIB(5)リファレンス・ページ、クラス、エラー・メッセージに適用されます。

後方互換性のため、Oracle Tuxedo 7.1より前に使用されていたDMCONFIG用語とDomains用のMIBの新しい用語との間で別名が提供されています。Oracle Tuxedoリリース7.1以降のDMCONFIGでは、両方のバージョンの用語を使用できます。次の表に、DMCONFIGファイルの旧用語と新用語の対応を示します。

旧用語
新用語
セクション名
パラメータ名
セクション名
パラメータ名
DM_LOCAL_DOMAINS
 
DM_LOCAL
 
DM_REMOTE_DOMAINS
 
DM_REMOTE
 
 
DOMAINID
 
ACCESSPOINTID
 
MAXRDOM
 
MAXACCESSPOINT
 
MAXRDTRAN
 
MAXRAPTRAN
DM_LOCAL_SERVICES
 
DM_EXPORT
 
DM_REMOTE_SERVICES
 
DM_IMPORT
 
 
LDOM
 
LACCESSPOINT
 
RDOM
 
RACCESSPOINT

Oracle Tuxedoのリリース7.1以降のdmunloadcfコマンドでは、デフォルトで新しいドメイン関連の用語を使用するDMCONFIGファイルが生成されます。以前のドメイン関連の用語を使用するDMCONFIGファイルを出力するには、-cオプションを使用します。例:

プロンプト> dmunloadcf -c > dmconfig_prev

 


DM_LOCALセクション

このセクション(DM_LOCAL_DOMAINSセクションともいう)では、1つまたは複数のローカル・ドメイン・アクセス・ポイント識別子と、それらに関連付けるゲートウェイ・グループを定義します。このセクションには、UBBCONFIGファイルで指定されたアクティブなゲートウェイ・グループごとにローカル・ドメイン・アクセス・ポイントのエントリが必要です。各エントリでは、グループで実行されるドメイン・ゲートウェイ・プロセスに必要なパラメータを指定します。

DM_LOCALセクションのエントリの形式は次のとおりです。

LocalAccessPoint required_parameters [optional_parameters]

LocalAccessPointは、UBBCONFIGファイルで定義された特定のゲートウェイ・グループを表すローカル・ドメイン・アクセス・ポイント識別子(論理名)です。LocalAccessPointは、Domains構成に含まれるローカルおよびリモート・ドメイン間でユニークでなければなりません。DM_EXPORTセクションで説明するとおり、ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントはローカル・サービスを特定のゲートウェイ・グループに関連付けるために使用します。ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントを通じて利用可能なローカル・サービスは、1つ以上のリモート・ドメインのクライアントから利用できます。

DM_LOCALセクションの必須パラメータ

GWGRP = identifier

このローカル・ドメイン・アクセス・ポイントを表すドメイン・ゲートウェイ・グループの名前(TUXCONFIGファイルのGROUPSセクションで指定された名前)を指定します。ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントとゲートウェイ・グループは、1対1の関係です。

TYPE = identifier

このローカル・ドメイン・アクセス・ポイントに関連付けるドメイン・ゲートウェイのタイプを指定します。TYPEは、TDOMAINSNAXOSITP、またはOSITPXに設定できます。
TDOMAINは、このローカル・ドメイン・アクセス・ポイントがGWTDOMAINゲートウェイ・インスタンスに関連付けられ、これによって別のOracle Tuxedoアプリケーションと通信できることを示します。 SNAXは、このローカル・ドメイン・アクセス・ポイントがGWSNAXゲートウェイ・インスタンスに関連付けられ、これによって別のTPドメインにSNAプロトコルを介して通信できることを示します。 OSITPまたはOSITPXは、このローカル・ドメイン・アクセス・ポイントがGWOSITPゲートウェイ・インスタンスに関連付けられ、これによって別のTPドメインにOSI TPプロトコルを介して通信できることを示します。OSITPはOSI TP 1.3プロトコルを使用することを示し、OSITPXはOSI TP 4.0以降のプロトコルを使用することを示します。OSITPXは、Oracle Tuxedo 8.0以降のソフトウェアでのみサポートされます。 ドメイン・タイプは、DMTYPEファイルで定義する必要があります。このファイルの場所は、Windowsの場合は%TUXDIR%¥udataobj¥DMTYPE、UNIXの場合は$TUXDIR/udataobj/DMTYPEです。

ACCESSPOINTID (DOMAINIDともいう) = string[1..30]

リモート・ドメインへの接続を設定するときのセキュリティのため、このローカル・ドメイン・アクセス・ポイントに関連付けられているドメイン・ゲートウェイ・グループを識別するために使用します。ACCESSPOINTIDは、すべてのローカルおよびリモート・ドメイン・アクセス・ポイント間でユニークでなければなりません。
stringの値は、一連の文字(BA.CENTRAL01など)か、または0xで始まる16進数(0x0002FF98C0000B9D6など)です。ACCESSPOINTIDは、30バイト以下で指定する必要があります。文字列を指定する場合は、30文字以内で指定する必要があります(最後のNULLを含む)。
DM_LOCALセクションの省略可能パラメータ

以下に示すDM_LOCALセクションの省略可能なパラメータでは、ドメイン・ゲートウェイの操作で使用するリソースと制限を指定します。

AUDITLOG = string[1..256] (Oracle Tuxedo 8.0以前では最大78バイト)

このローカル・ドメイン・アクセス・ポイントに対する監査ログ・ファイルの名前を指定します。監査ログ機能はdmadmin(1)コマンドによって起動し、このローカル・ドメイン・アクセス・ポイントで行われるすべての動作を記録します。監査ログ機能がオンになっており、このパラメータが指定されていないと、環境変数$APPDIRによって指定されたディレクトリまたはTUXCONFIGファイルのMACHINESセクションのAPPDIRパラメータで指定されるディレクトリに、DMmmddyy.LOG (mm = 月、dd = 日、yy = 年)というファイルが作成されます。

BLOCKTIME = numeric

このローカル・ドメイン・アクセス・ポイントに対するブロッキング呼出しの最大待ち時間を指定します。この値は、TUXCONFIGファイルのRESOURCESセクションのSCANUNITパラメータの乗数です。SCANUNIT * BLOCKTIMEの値は、SCANUNIT以上32,768秒未満でなければなりません。このパラメータを指定しないと、TUXCONFIGファイルのRESOURCESセクションに指定されたBLOCKTIMEパラメータの値がデフォルトとして使用されます。ブロッキング・タイムアウト状態は、関連するサービス・リクエストが失敗したことを示します。
注: この機能を有効にするには、値をYに設定して環境変数GWT_NW_TIMEOUTをエクスポートする必要があります。
トランザクションの期間が BLOCKTIMEを過ぎると、ドメイン間トランザクションでブロッキング・タイムアウト状態が生じます。つまり、ドメイン間トランザクションでは、BLOCKTIME値がTUXCONFIGファイルのSERVICESセクションで指定されたTRANTIMEタイムアウト値(a)未満の場合、またはトランザクションを開始するためのtpbegin()呼出しで渡されたタイムアウト値(b)未満の場合、トランザクションのタイムアウトはBLOCKTIME値まで減らされます。一方、ドメイン内トランザクション(単一のOracle Tuxedoドメイン内で処理されるトランザクション)の場合は、TUXCONFIGファイルのRESOURCESセクションで指定されたBLOCKTIME値は、ドメイン内トランザクションのタイムアウトに何の影響も与えません。

CONNECTION_POLICY = {ON_DEMAND | ON_STARTUP | INCOMING_ONLY | PERSISTENT_DISCONNECT}

このローカル・ドメイン・アクセス・ポイントに関連付けられているドメイン・ゲートウェイがリモート・ドメインへの接続を確立するときの条件を指定します。有効な値は、ON_DEMANDON_STARTUPINCOMING_ONLY、またはPERSISTENT_DISCONNECTです。このパラメータは、TDOMAINタイプのドメイン・ゲートウェイにのみ適用されます。
接続ポリシーがON_DEMANDの場合、クライアントがリモート・サービスをリクエストしたとき、またはdmadmin(1) connectコマンドが実行されたときにのみ、ドメイン・ゲートウェイがリモート・ドメインとの接続を確立しようとします。CONNECTION_POLICYのデフォルトはON_DEMANDです。接続ポリシーが“ON_DEMAND"の場合、再接続は行われません。
注: GWTDOMAINがバイパス・ドメイン・モデルで実行されている場合、ON_DEMANDは指定しないでください。指定した場合はGWTDOMAINの起動時に自動的にON_STARTUPとして扱われ、GWTDOMAINからLIBGWT_CAT XXXX, バイパス・ドメイン・モードでON_DEMANDのかわりにON_STARTUPが適用されましたというメッセージが出力されます。
接続ポリシーがON_STARTUPの場合、ドメイン・ゲートウェイはゲートウェイ・サーバーの初期化時にリモート・ドメインとの接続を確立しようとします。CONNECTION_POLICYON_STARTUPに設定されると、特定のリモート・ドメインのリモート・サービス(ドメイン・ゲートウェイによって通知されたサービス)が通知されるのは、そのリモート・ドメインへの接続が確立された場合だけです。つまり、リモート・ドメインとの接続が確立されていないと、リモート・サービスは中断されます。デフォルトでは、この接続ポリシーは、失敗した接続を60秒おきに再試行しますが、この間隔は、RETRY_INTERVALパラメータで異なる値を設定できます。また、MAXRETRYパラメータも参照してください。 接続ポリシーがINCOMING_ONLYの場合、ドメイン・ゲートウェイは起動時にリモート・ドメインへの接続を試みません。このため、リモート・サービスは最初は中断されています。ドメイン・ゲートウェイは、リモート・ドメインからの接続を受信したときに利用可能になります。リモート・サービスは、ドメイン・ゲートウェイが接続を受信したときか、dmadmin(1) connectコマンドで管理接続が確立されたときに通知されます。接続ポリシーがINCOMING_ONLYの場合、再接続は行われません。 接続ポリシーがPERSISTENT_DISCONNECTの場合、ローカル・ドメインは他のドメインからの接続を拒否します。さらに、ドメイン・ゲートウェイはリモート・ドメインへの接続を試行しません。それに応じて関連するリモート・サービスは中断します。ローカル・ドメインは、別の接続ポリシーに手動で変更されるまで孤立します。
注: Oracle Tuxedo 8.1以降のソフトウェアが実行されているTDOMAINドメイン・ゲートウェイの場合、DM_TDOMAINセクションにリモート・ドメインごとにCONNECTION_POLICYを指定できます。

MAXRETRY = {numeric | MAXLONG}

このローカル・ドメイン・アクセス・ポイントに関連付けられているドメイン・ゲートウェイがリモート・ドメインへの接続を試行する回数を指定します。このパラメータは、TDOMAINタイプのドメイン・ゲートウェイにのみ適用され、このローカル・ドメイン・アクセス・ポイントのCONNECTION_POLICYパラメータがON_STARTUPに設定されている場合にのみ有効です。それ以外の接続ポリシーの場合、自動再試行は無効になります。
MAXRETRYの最小値は0で、最大値はMAXLONG (2147483647)です。MAXLONG (デフォルト)の場合、再接続処理が無限に繰り返されるか、または接続が確立されるまで繰り返されます。MAXRETRY=0に設定すると、自動再接続は行われません。

RETRY_INTERVAL = numeric

このローカル・ドメイン・アクセス・ポイントに関連付けられているドメイン・ゲートウェイがリモート・ドメインへの接続を自動的に試行する間隔を秒単位で指定します。このパラメータは、TDOMAINタイプのドメイン・ゲートウェイにのみ適用され、このローカル・ドメイン・アクセス・ポイントのCONNECTION_POLICYパラメータがON_STARTUPに設定されている場合にのみ有効です。それ以外の接続ポリシーの場合、自動再試行は無効になります。
RETRY_INTERVALの最小値は0、最大値は2147483647です。デフォルトは60です。MAXRETRYを0に設定すると、RETRY_INTERVALは設定できません。

CONNECTION_PRINCIPAL_NAME = string[0..511]

接続プリンシパル名識別子を指定します。このプリンシパル名は、リモート・ドメインに接続するときにこのローカル・ドメイン・アクセス・ポイントと関連付けられたドメイン・ゲートウェイのIDを検証するために使用します。このパラメータは、Oracle Tuxedo 7.1以降のソフトウェアが実行されているTDOMAINタイプのドメイン・ゲートウェイにのみ適用されます。
CONNECTION_PRINCIPAL_NAMEパラメータには最大511文字を指定できます(最後のNULL文字を除く)。このパラメータを指定しないと、接続プリンシパル名はデフォルトでこのローカル・ドメイン・アクセス・ポイントのACCESSPOINTID文字列になります。 デフォルトの認証プラグインで、このローカル・ドメイン・アクセス・ポイントのCONNECTION_PRINCIPAL_NAMEに値を割り当てる場合、その値は、このローカル・ドメイン・アクセス・ポイントのACCESSPOINTIDパラメータの値と同じでなければなりません。これらの値が一致しないと、ローカルTDomainゲートウェイ・プロセスが起動せず、次のuserlog(3c)メッセージが生成されます。ERROR:クレデンシャルを取得できません。

DMTLOGDEV = string[1..256] (Oracle Tuxedo 8.0以前では最大78バイト)

このローカル・ドメイン・アクセス・ポイントのDomainsトランザクション・ログ(TLOG)を含むOracle Tuxedoファイル・システムを指定します。TLOGは、Oracle TuxedoシステムのVTOC表としてデバイスに格納されています。このパラメータを指定しない場合、このローカル・ドメイン・アクセス・ポイントに関連付けられているドメイン・ゲートウェイ・グループはリクエストをトランザクション・モードで処理できません。同じマシンのローカル・ドメイン・アクセス・ポイント間で同じOracle Tuxedoファイル・システムを共有することはできますが、各ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントはDMTLOGNAMEパラメータで指定された名前のログ(DMTLOGDEV内の表)を保持する必要があります。
tlog情報をOracleデータベースに出力するには、DMTLOGDEV文字列(DMTLOGDEV="DB:Oracle_XA: Oracle_XA+Acc=P/Scott/*****+SesTm=30+LogDit=/tmp")を使用して、Oracleデータベースに接続する必要があります。Oracle_XAはOracle XAインタフェースの公開名です。DMTLOGDEV文字列内の5つの連続するアスタリスク(*)は、暗号化されたパスワードを示します。

DMTLOGNAME = string[1..18]

このローカル・ドメイン・アクセス・ポイント用のTLOGの名前を指定します。(DMTLOGDEVに指定されているとおりに)複数のローカル・ドメイン・アクセス・ポイントに対して同じOracle Tuxedoファイル・システムを使用する場合、この名前は一意である必要があります。このパラメータを指定しない場合、デフォルトは文字列DMTLOGです。この名前は18文字以内である必要があります。
tlog情報をOracleデータベースに出力するには、DMTLOGNAMEを空にする必要があります。TLOGが同じデータベースの同じスキーマに格納される場合、DMTLOGNAMEはログごとに一意にする必要があります。他のプログラムでDMTLOGNAMEという表名を使用していないことを確認する必要があります。

DYNAMIC_RAP=value

動的リモート・アクセス・ポイントが許可されるかどうかを指定します。DYNAMIC_RAPの有効値はYESとNOの2つです。 YESの値は、動的リモート・アクセス・ポイントが許可されることを示します。この機能が有効で、すべてのリモート・アクセス・ポイントが動的登録をリクエストできる場合、/Domain構成で構成する必要はありません。
注: この機能を有効にするとシステムの安全性が低下することに注意してください。現在、動的登録リクエストを開始できるのはOracle Tuxedo JCAアダプタだけです。詳細は、Oracle Tuxedo JCA Adapterのドキュメントを参照してください。
NOの値は、動的リモート・アクセス・ポイントが許可されないことを示します。これはデフォルトの動作です。

DMTLOGSIZE = numeric

このローカル・ドメイン・アクセス・ポイント用のTLOGのサイズをページ数で指定します。この値は、0より大きく、Oracle Tuxedoファイル・システムで使用可能な容量より小さくする必要があります。このパラメータを指定しないと、デフォルトの100ページが設定されます。

MAXRAPTRAN (MAXRDTRANともいう) = numeric

このローカル・ドメイン・アクセス・ポイントのトランザクションに含めることのできるドメインの最大数を指定します。この値は0より大きく、32,768未満でなければなりません。デフォルト値は16です。

MAXTRAN = numeric

このローカル・ドメイン・アクセス・ポイント上で同時に実行できるグローバル・トランザクションの最大数を指定します。0以上で、TUXCONFIGファイルのRESOURCESセクションに指定されているMAXGTTパラメータ以下の値を指定します。MAXTRANを指定しない場合は、デフォルトのMAXGTTが指定されます。

MTYPE = string[1..15]

ドメインをグループ化して、このローカル・ドメイン・アクセス・ポイントに関連付けられているマシンとリモート・ドメイン・アクセス・ポイントに関連付けられているマシン間のメッセージのエンコーディングとデコーディングを省略するために使用します。このパラメータは、TDOMAINタイプのドメイン・ゲートウェイにのみ適用されます。
MTYPEを指定しない場合、デフォルトでエンコーディングまたはデコーディングが実行されます。MTYPEフィールドに設定した値がDMCONFIGファイルのDM_LOCALセクションとDM_REMOTEセクションで共通している場合、データのエンコーディングとデコーディングが省略されます。MTYPEには、15文字までの任意の文字列値を指定できます。この値は比較のためだけに使用します。

SECURITY = {NONE | APP_PW | DM_PW}

このローカル・ドメイン・アクセス・ポイント用に使用するアプリケーション・セキュリティの種類を指定します。TDOMAINドメイン・ゲートウェイ用のSECURITYパラメータの有効値は、現時点ではNONEAPP_PWDM_PWの3つです。NONE (デフォルト)の場合、セキュリティは使用されません。APP_PWを指定すると、リモート・ドメインからの接続の確立時にアプリケーション・パスワード・セキュリティが使用されます。アプリケーション・パスワードは、TUXCONFIGファイルで定義しておく必要があります。DM_PWを指定すると、リモート・ドメインからの接続の確立時に、ドメイン・パスワード・セキュリティが使用されます。ドメイン・パスワードは、dmadmin(1)コマンドで定義しておく必要があります。
SECURITYパラメータは、OSITPドメイン・ゲートウェイには適用されません。OSITPXゲートウェイの場合、NONEまたはDM_PWを使用できます。SNAXゲートウェイの場合、NONEまたはDM_USER_PWを使用できます。

THROUGHGATEWAY = {Y|N}

このローカル・ドメイン・アクセス・ポイントに関連付けられているドメイン・ゲートウェイがメッセージを送信するときの条件を指定します。THROUGHGATEWAY=Yは、ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントがGWTDOMAINを介してメッセージを送信することを示し、THROUGHGATEWAY=Nは、リモート・サービスがGWTDOMAINではなくRDMAを介して呼び出されることを示します。このパラメータのデフォルト値はNです。
注: THROUGHGATEWAYは、バイパス・ドメイン機能がオンになっている場合にのみ指定できます。
DM_LOCALセクションの非TDomainパラメータ

以下のDM_LOCALセクション・パラメータは補完的に示したもので、TDOMAINドメイン・ゲートウェイには適用されません。

SNAXおよびOSITPパラメータの詳細は、Oracle Tuxedo Mainframe Adaptersのドキュメントを参照してください。

 


DM_REMOTEセクション

このセクション(DM_REMOTE_DOMAINSセクションともいう)では、1つまたは複数のリモート・ドメイン・アクセス・ポイント識別子とそれらの特性を定義します。

DM_REMOTEセクションのエントリの形式は次のとおりです。

RemoteAccessPoint required_parameters [optional_parameters]

RemoteAccessPointは、ローカルOracle Tuxedoアプリケーションにとって既知の各リモート・ドメインを識別するために選択するリモート・ドメイン・アクセス・ポイント識別子(論理名)です。RemoteAccessPointは、Domains構成に含まれるローカルおよびリモート・ドメイン間でユニークでなければなりません。DM_IMPORTセクションで説明するとおり、リモート・ドメイン・アクセス・ポイントはリモート・サービスを特定のリモート・ドメインに関連付けるために使用します。リモート・ドメイン・アクセス・ポイントを介して使用できるリモート・サービスは、リモート・ドメイン・アクセス・ポイントとローカル・ドメイン・アクセス・ポイントを介してローカル・ドメイン内のクライアントで使用できます。

DM_REMOTEセクションの必須パラメータ

TYPE = identifier

このリモート・ドメイン・アクセス・ポイントに関連付けられるリモート・ドメインとの通信に必要なローカル・ドメイン・ゲートウェイのタイプを指定します。TYPEは、TDOMAINSNAXOSITP、またはOSITPXに設定できます。
TDOMAINは、GWTDOMAINプロセスのローカル・インスタンスがリモートOracle Tuxedoアプリケーションと通信することを示します。 SNAXは、GWSNAXプロセスのローカル・インスタンスがSNAプロトコルを介してリモートTPドメインと通信することを示します。 OSITPは、GWOSITPプロセスのローカル・インスタンスがOSI TP 1.3プロトコルを介してリモートTPドメインと通信することを示します。 OSITPXは、GWOSITPプロセスのローカル・インスタンスがOSI TP 4.0以降のプロトコルを介してリモートTPドメインと通信することを示します。OSITPXは、Oracle Tuxedo 8.0以降のソフトウェアでのみサポートされます。

ACCESSPOINTID (またはDOMAINID) = string[1..30]

リモート・ドメインへの接続を設定するときのセキュリティのため、このリモート・ドメイン・アクセス・ポイントに関連付けられているリモート・ドメインを識別するために使用します。TDOMAINローカル・ドメイン・ゲートウェイの場合、この値は、このリモート・ドメイン・アクセス・ポイント接続から受信したリクエストのユーザーIDとしてTDomainゲートウェイ(GWTDOMAINプロセスのローカル・インスタンス)によって使用される場合があります。ACCESSPOINTIDは、ローカルおよびリモート・ドメイン・アクセス・ポイント間でユニークでなければなりません。
ACCESSPOINTIDは、30バイト以下で指定する必要があります。文字列を指定する場合は、30文字以内で指定する必要があります(最後のNULLを含む)。stringの値は、一連の文字か、または0xで始まる16進数です。
DM_REMOTEセクションの省略可能パラメータ

以下に示すDM_REMOTEセクションの省略可能なパラメータでは、ローカル・ドメイン・ゲートウェイの操作で使用するリソースと制限を指定します。

ACL_POLICY = {LOCAL | GLOBAL}

このリモート・ドメイン・アクセス・ポイントのアクセス制御リスト(ACL)ポリシーを指定します。このパラメータは、Oracle Tuxedo 7.1以降のソフトウェアが実行されているTDOMAINタイプのドメイン・ゲートウェイ、およびOracle Tuxedo 8.0以降が実行されているOSITPXタイプのドメイン・ゲートウェイにのみに適用されます。
LOCALの場合は、リモート・ドメインから受信したサービス・リクエストの資格証明(ID)が、ローカル・ドメインによって、このリモート・ドメイン・アクセス・ポイントのLOCAL_PRINCIPAL_NAMEパラメータで指定されたプリンシパル名に置換されます。GLOBALの場合、リモート・サービス・リクエストと一緒に受信した資格証明はローカル・ドメインによって置換されません。リモート・サービス・リクエストと一緒に資格証明を受信していない場合、ローカル・ドメインはそのサービス・リクエストをローカル・サービスにそのまま転送します(通常は失敗する)。このパラメータを指定しない場合、デフォルト値はLOCALです。 ACL_POLICYパラメータは、ローカル・ドメインがリモート・ドメインから受信したサービス・リクエストの資格をLOCAL_PRINCIPAL_NAMEパラメータに指定されているプリンシパル名に置き換えるかどうかを制御します。CREDENTIAL_POLICYはこのパラメータに関連するパラメータで、ローカル・ドメインがリモート・ドメインにローカル・サービス・リクエストを送信する前にそのリクエストから資格を削除するかどうかを制御します。
注: ACL_POLICYLOCALの場合、ゲートウェイがバイパス・ドメイン・ゲートウェイとして構成されている場合でも、リモート・ドメインは非バイパス・ドメイン・モデルでのみ動作します。

LOCAL_PRINCIPAL_NAME = string[0..511]

ローカル・プリンシパル名の識別子(資格証明)を指定します。これは、このリモート・ドメイン・アクセス・ポイントのACL_POLICYパラメータがLOCAL (デフォルト)に設定されている場合、このリモート・ドメインから受け取ったサービス・リクエストに対してローカル・ドメインが割り当てるIDです。このパラメータは、Oracle Tuxedo 7.1以降のソフトウェアが実行されているTDOMAINタイプのドメイン・ゲートウェイ、およびOracle Tuxedo 8.0以降が実行されているOSITPXタイプのドメイン・ゲートウェイにのみに適用されます。
LOCAL_PRINCIPAL_NAMEパラメータには最大511文字を指定できます(最後のNULL文字を除く)。このパラメータを指定しない場合は、リモート・ドメイン・アクセス・ポイントのACCESSPOINTID文字列がデフォルト値になります。

CONNECTION_PRINCIPAL_NAME = string[0..511]

接続プリンシパル名識別子を指定します。このプリンシパル名は、ローカル・ドメインに接続するときにこのリモート・ドメイン・アクセス・ポイントのIDを検証するために使用します。このパラメータは、Oracle Tuxedo 7.1以降のソフトウェアが実行されているTDOMAINタイプのドメイン・ゲートウェイにのみ適用されます。
CONNECTION_PRINCIPAL_NAMEパラメータには最大511文字を指定できます(最後のNULL文字を除く)。このパラメータを指定しない場合は、リモート・ドメイン・アクセス・ポイントのACCESSPOINTID文字列がデフォルト値になります。 デフォルトの認証プラグインで、このリモート・ドメイン・アクセス・ポイントのCONNECTION_PRINCIPAL_NAMEに値を割り当てる場合、その値は、このリモート・ドメイン・アクセス・ポイントのACCESSPOINTIDパラメータの値と同じでなければなりません。 これらの値が一致しないと、ローカルTDomainゲートウェイとリモートTDomainゲートウェイの接続は失敗し、次のuserlog(3c)メッセージが生成されます。ERROR:ドメインdomain_nameの管理用キーを初期化できません。

CREDENTIAL_POLICY = {LOCAL | GLOBAL}

このリモート・ドメイン・アクセス・ポイントの資格証明ポリシーを指定します。このパラメータは、Oracle Tuxedo 8.0以降のソフトウェアが実行されているTDOMAINタイプのドメイン・ゲートウェイにのみ適用されます。
LOCALの場合は、このリモート・ドメイン・アクセス・ポイントに対するローカル・サービス・リクエストから資格証明(アイデンティティ)がローカル・ドメインによって削除されます。GLOBALの場合、このリモート・ドメイン・アクセス・ポイントに対するローカル・サービス・リクエストから資格証明は削除されません。このパラメータを指定しない場合、デフォルト値はLOCALです。 CREDENTIAL_POLICYパラメータは、リモート・ドメインに送信する前にローカル・ドメインがローカル・サービス・リクエストから資格証明を削除するかどうかを指定します。ACL_POLICYパラメータはこのパラメータに関連しており、ローカル・ドメインがリモート・ドメインから受信したサービス・リクエストの資格証明をLOCAL_PRINCIPAL_NAMEパラメータに指定されているプリンシパル名に置き換えるかどうかを制御します。

MTYPE = string[1..15]

ドメインをグループ化して、このリモート・ドメイン・アクセス・ポイントに関連付けられているマシンとローカル・ドメイン・アクセス・ポイントに関連付けられているマシン間のメッセージのエンコーディングとデコーディングを省略するために使用します。このパラメータは、TDOMAINタイプのドメイン・ゲートウェイにのみ適用されます。
MTYPEを指定しない場合、デフォルトでエンコーディングまたはデコーディングが実行されます。MTYPEフィールドに設定した値がDMCONFIGファイルのDM_LOCALセクションとDM_REMOTEセクションで共通している場合、データのエンコーディングとデコーディングが省略されます。MTYPEには、15文字までの任意の文字列値を指定できます。この値は比較のためだけに使用します。

PRIORITY_TYPE = {LOCAL_RELATIVE | LOCAL_ABSOLUTE | GLOBAL}

注: GWTDOMAINがバイパス・ドメイン・モデルで実行されている場合は、実行時に無視されます。

INPRIORITY = numeric

PRIORITY_TYPEパラメータとINPRIORITYパラメータでは、このリモート・ドメイン・アクセス・ポイントのメッセージの優先度に関する処理を指定します。これらのパラメータは、Oracle Tuxedo 8.0以降のソフトウェアでサポートされます。
PRIORITY_TYPEパラメータでは、LOCAL_RELATIVE値とLOCAL_ABSOLUTE値はすべてのリモート・ドメイン・タイプで有効です。GLOBAL値は、タイプがTDOMAINのリモート・ドメインのみで有効です。設定しない場合、PRIORITY_TYPEパラメータのデフォルトはLOCAL_RELATIVEです。 PRIORITY_TYPE=LOCAL_RELATIVEは、このリモート・ドメイン・アクセス・ポイントからのリクエスト(たとえば、tpsprio呼出し経由)に関連付けられる優先度がローカル・ドメインでは使用されないことを意味します。かわりに、このリモート・ドメイン・アクセス・ポイントからの着信リクエストの優先度が、INPRIORITY値に対して相対的に設定されます。この値は-99 (最低)以上、99 (最高)以下で、デフォルトが0です。INPRIORITYに正または負の値を設定することにより、サービスのデフォルト優先度が、そのデフォルト値を基準として設定値の分だけ上下します。上限は100、下限は1で、100が最も高い優先度を表します。リモート・ドメイン・アクセス・ポイントへのリクエストの場合、リクエストに関連付けられている優先度も一緒にリモート・ドメイン・アクセス・ポイントに送信されます。 PRIORITY_TYPE=LOCAL_ABSOLUTEは、このリモート・ドメイン・アクセス・ポイントからのリクエストに関連付けられる優先度がローカル・ドメインでは使用されないことを意味します。かわりに、このリモート・ドメイン・アクセス・ポイントからの着信リクエストの優先度が、INPRIORITY値に対して相対的に設定されます。この値は1 (最低)以上、100 (最高)以下で、デフォルトが50です。INPRIORITYに正または負の値を設定することにより、サービスのデフォルト優先度が、そのデフォルト値を基準として設定値の分だけ上下します。上限は100、下限は1で、100が最も高い優先度を表します。リモート・ドメイン・アクセス・ポイントへのリクエストの場合、リクエストに関連付けられている優先度も一緒にリモート・ドメイン・アクセス・ポイントに送信されます。 PRIORITY_TYPE=GLOBALは、このリモート・ドメイン・アクセス・ポイントからのリクエストに関連付けられる優先度がローカル・ドメインによって調整されることを意味します。このリモート・ドメイン・アクセス・ポイントからの着信リクエストの優先度が、INPRIORITY値に対して相対的に調整されます。この値は-99 (最低)以上、99 (最高)以下で、デフォルトが0です。INPRIORITYが設定されると、着信リクエストに関連付けられている優先度がINPRIORITY値に加えられ、着信リクエストの絶対的な優先度設定になります。INPRIORITYが設定されない場合、または0に設定された場合、着信リクエストに関連付けられている優先度がそのままローカル・ドメインによって使用されます。リモート・ドメイン・アクセス・ポイントへのリクエストの場合、リクエストに関連付けられている優先度も一緒にリモート・ドメイン・アクセス・ポイントに送信されます。
注: GWTDOMAINがバイパス・ドメイン・モデルで実行されている場合は、実行時に無視されます。

REQUEST_VERSION = { numeric | * } ( 0 <= num <= 65535 )

指定されたリモート・ドメインからの受信リクエストごとに、ドメイン・ゲートウェイはこの属性を使用して、指定のリモート・ドメインからの受信リクエストのリクエスト・バージョンを、構成済リクエスト・バージョンにマップします。ドメイン・ゲートウェイが受信リクエスト・バージョンを変更するのは、ユーザーがドメイン構成ファイルでREQUEST_VERSIONを構成している場合のみです。それ以外の場合、ドメイン・ゲートウェイは受信リクエスト・バージョンを伝播します。

VERSION_POLICY = string_value { PROPAGATE }

これは、ドメイン・ゲートウェアが、指定されたリモート・ドメインの受信リクエストのリクエスト・バージョンを伝播するように指定します。つまり、ドメイン・ゲートウェイは受信リクエストのリクエスト・バージョンを変更しません。VERSION_POLICYは、REQUEST_VERSIONとVERSION_POLICYの両方が構成されている場合にREQUEST_VERSION構成をオーバーライドします。
DM_REMOTEセクションの非TDomainパラメータ

以下のDM_REMOTEセクション・パラメータは補完的に示したもので、TDOMAINドメイン・ゲートウェイには適用されません。

CODEPAGE = string - SNAXおよびOSITPXドメイン・ゲートウェイに適用可能です。

SNAXおよびOSITPXパラメータの詳細は、Oracle Tuxedo Mainframe Adaptersのドキュメントを参照してください。

 


DM_EXPORTセクション

このセクション(DM_LOCAL_SERVICESセクションともいう)では、各ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントによってエクスポートされるサービスに関する情報を指定します。

個々のローカル・ドメインごとに、このセクションが存在しない場合、または存在してもローカル・ドメインからエクスポートされるローカル・サービスがない場合、ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントは、ローカルOracle Tuxedoアプリケーションによって通知されるすべてのサービスに対するリモート・リクエストを受け付けます。このセクションを定義することにより、リモート・ドメインからリクエストできるローカル・サービスのセットが制限されます。

ローカル・サービスは、1つ以上のリモート・ドメインがローカル・ドメイン・アクセス・ポイントを介して使用できるサービスです。

DM_EXPORTセクションのエントリの形式は次のとおりです。

service [optional_parameters]

serviceは、特定のローカル・サービスの識別子の名前(127文字以内)です。この名前は、ローカルのOracle Tuxedoアプリケーション内で実行される1つまたは複数のサーバーによって通知された名前です。

1つまたは複数のリモート・ドメインで使用できるローカル・サービスは、そのプロパティの多くを、TUXCONFIGファイルのSERVICESセクションか、またはそれらのデフォルトから継承します。継承されるプロパティとして、LOADPRIOAUTOTRANROUTINGBUFTYPETRANTIMEがあります。

DM_EXPORTセクションの省略可能パラメータ

LACCESSPOINT (LDOMともいう) = identifier

このサービスをエクスポートするローカル・ドメイン・アクセス・ポイントの名前を指定します。このパラメータを指定しない場合、DM_LOCALセクションで定義したすべてのローカル・ドメイン・アクセス・ポイントは、このローカル・サービスに対するリモート・リクエストを受け付けます。

ACL = identifier

アクセス制御リスト(ACL)の名前を指定します。ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントは、このリストを使用してリモート・ドメインからのこのサービスへのリクエストを制限します。ACLの名前は、DM_ACCESS_CONTROLセクションで定義します。

CONV = {Y | N}

このローカル・サービスが会話型サービスであるか(Y)否か(N)を指定します。デフォルトはNです。

RNAME = string[1..127]

リモート・ドメインに対するこのローカル・サービスの名前のかわりとなる識別子(別名)を指定します。リモート・ドメインは、この名前を使用してこのサービスをリクエストします。このパラメータを指定しないと、リモート・ドメインはこのローカル・サービスの実際の名前(service識別子)を使用してこのサービスをリクエストします。
DM_EXPORTセクションの非TDomainパラメータ

以下のDM_EXPORTセクション・パラメータは補完的に示したもので、TDOMAINドメイン・ゲートウェイには適用されません。

SNAXOSITPおよびOSITPXパラメータの詳細は、Oracle Tuxedo Mainframe Adaptersのドキュメントを参照してください。

 


DM_IMPORTセクション

このセクション(DM_REMOTE_SERVICESセクションともいう)では、DM_REMOTEセクションで定義されたリモート・ドメイン・アクセス・ポイントを介してローカル・ドメインにインポートおよび提供されるサービスに関する情報を指定します。DM_IMPORTセクションが存在しない場合、または存在しても空の場合、リモート・サービスはローカル・ドメインで使用できません。

リモート・サービスは、ローカル・ドメインがリモート・ドメイン・アクセス・ポイントとローカル・ドメイン・アクセス・ポイントを介して使用できるサービスです。

DM_IMPORTセクションのエントリの形式は次のとおりです。

service [optional_parameters]

serviceは、特定のリモート・サービスに対してローカルOracle Tuxedoによって通知される識別子の名前(127文字以内)です。リモート・サービスは、1つまたは複数のリモート・ドメインからインポートされます。

ローカル・ドメインで使用できるリモートOracle Tuxedoサービスは、そのプロパティの多くを、TUXCONFIGファイルのSERVICESセクションか、またはそれらのデフォルトから継承します。継承されるプロパティとして、LOADPRIOAUTOTRANROUTINGBUFTYPETRANTIMEがあります。

注: 2つのドメインがバイパス・ドメイン・モデルで動作している場合、リモート・ドメインに関連付けられているセクションのすべてのパラメータは、接続時に有効になります。オンラインで変更された場合でも、次の接続まで有効です。
DM_IMPORTセクションの省略可能パラメータ

RACCESSPOINT (RDOMともいう) =
   identifier1[,identifier2][,identifier3][,identifier4]...[,indentifier 10]

このサービスをインポートするためのリモート・ドメイン・アクセス・ポイントの名前を指定します。このサービスのリモート・ドメイン・アクセス・ポイントを指定し、かつ、このサービスのローカル・ドメイン・アクセス・ポイントを(LACCESSPOINTパラメータで)指定した場合、指定したローカル・ドメイン・アクセス・ポイントだけが、指定したリモート・ドメイン・アクセス・ポイントを介してこのリモート・サービスにローカル・リクエストを送信できます。
このサービスのリモート・ドメイン・アクセス・ポイントを指定し、ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントを指定しなかった場合、DM_LOCALセクションで定義され、リモート・ドメイン・アクセス・ポイントと同じゲートウェイ・タイプ(TDOMAINなど)を持つローカル・ドメイン・アクセス・ポイントが、指定したリモート・ドメイン・アクセス・ポイントを介してこのリモート・サービスにローカル・リクエストを送信できます。 このサービスのリモート・ドメイン・アクセス・ポイントとローカル・ドメイン・アクセス・ポイントをいずれも指定しなかった場合、DM_LOCALセクションで定義された任意のローカル・ドメイン・アクセス・ポイントが、DM_REMOTEセクションで定義された任意のリモート・ドメイン・アクセス・ポイントを介してこのリモート・サービスにローカル・リクエストを送信できます。 identifier2identifier3、およびidentifier4引数を指定して代替リモート・ドメイン・アクセス・ポイントを構成する場合、DM_LOCALセクションのCONNECTION_POLICYパラメータの値としてON_STARTUPを指定する必要があります。(Oracle Tuxedo 8.1以降のアプリケーションの場合、DM_TDOMAINセクションでもCONNECTION_POLICYを指定できます。)identifier2を構成した場合、それはフェイルオーバー用に使用されます。identifier1に関連付けられているリモート・ドメインが使用できなくなった場合、identifier2に関連付けられているリモート・ドメインが使用されます。同様に、identifier3 ND identifier4が構成されている場合、それらはフェイルオーバーに使用されます。identifier1identifier2、およびidentifier3に関連付けられているリモート・ドメインが使用できない場合は、identifier4に関連付けられているリモート・ドメインが使用されます。

LACCESSPOINT (LDOMともいう) = identifier

このリモート・サービスへのリクエストの送信が許可されたローカル・ドメイン・アクセス・ポイントの名前を指定します。このローカル・ドメイン・アクセス・ポイントに関連付けられたゲートウェイ・グループにより、Oracle Tuxedoシステムの掲示板にリモート・サービスの名前(service識別子)が通知されます。

BLOCKTIME numeric_value

APIのブロッキング呼出しが特定のサービスに対してタイムアウトになるまでの最短時間を示す、サービスごとの非トランザクション・クライアント・ブロッキング時間の値(秒)を指定します。ブロック・タイム値は、ローカル・ドメインによって制御されます。
このパラメータによってクライアントでは、指定された秒数の経過後に、サービス・リクエストがまだ処理中でサーバーが応答を受信していないことがわかります。 numeric_valueには0 - 32,767の値を指定します。指定しない場合、デフォルト値は0です。その場合は、UBBCONFIG RESOURCESセクションで指定されたシステム全体のBLOCKTIME値がサービスで使用されます。

CONV = {Y | N}

このリモート・サービスが会話型サービスであるか(Y)否か(N)を指定します。デフォルト値はNです。このパラメータは、リモート・ドメインで一貫したサービスのオプションにする必要があります。リモート・サービスが会話型サービスの場合は、Yに設定する必要があります(その逆も同じです)。設定を間違えると、同一サーバーで提供されている別のサービスに影響する場合があります。

LOAD = numeric

このリモート・サービスのサービス負荷を指定します。この値は、1以上32767以下でなければなりません。デフォルトは50です。インタフェースの負荷は、ロード・バランシングのために使用します。つまり、すでに負荷が大きいキューは、新規の要求ではあまり選択されません。

RNAME = string[1..127]

ローカル・ドメインに対するこのリモート・サービスの名前のかわりとなる識別子(別名)を指定します。ローカル・ドメインは、この名前を使用してこのサービスをリクエストします。このパラメータを指定しないと、ローカル・ドメインはこのリモート・サービスの実際の名前(service識別子)を使用してこのサービスをリクエストします。

ROUTING = identifier

このリモート・サービスのデータ依存型ルーティングを行うために使用するルーティング基準表の名前を指定します。複数のリモート・ドメイン・アクセス・ポイントが同じサービスを提供するとき、この省略可能なパラメータを指定してあれば、ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントはデータ依存型ルーティングを実行できます。このパラメータを指定しないと、このサービスに対してデータ依存型ルーティングは使用されません。
identifierは、DM_ROUTINGセクションで定義されたROUTING_CRITERIA_NAMEです。identifierの値は127文字以下でなければなりません。同じサービス名の複数のエントリが異なるリモート・ドメイン・アクセス・ポイントに含まれている場合(RACCESSPOINTパラメータで指定)、ROUTINGパラメータの値はこれらのエントリすべてに対して同じにする必要があります。

VERSION_RANGE = string_value (0 <= num <= 65535)

リモート・ドメインからインポートされるサービスのバージョン範囲を指定します。string_valueは、1-3のように、2つの数値の間にハイフン(-)を指定します。VERSION_RANGEが指定されない場合、デフォルト値は0-65535です。
バージョン範囲は、リモート・ドメイン内の同じサービスの範囲と同じにすることをお薦めします。そうしないと、バージョン範囲が正しくないために、リモート・ドメインでサービス呼出しが失敗する場合があります。
注: ユーザーがVERSION_RANGEDM_REMOTEで構成すると、ローカル・ドメインは構成したVERSION_RANGEを使用してこのリモート・サービスを通知します。それ以外の場合、ローカル・ドメインにインポートされたリモート・サービスのVERSION_RANGEは、アプリケーション・レベルと、ドメイン・ゲートウェイ・サーバー(GWTDOMAIN)が所属するサービス・グループの構成によって引き続き決定されます。したがって、ユーザーがVERSION_RANGEDM_REMOTEで指定しない場合には、インポートされたリモート・サービスに対する*GROUPS*RESOURCESVERSION_RANGE構成の影響に注意してください。
DM_IMPORTセクションの非TDomainパラメータ

以下のDM_IMPORTセクション・パラメータは補完的に示したもので、TDOMAINドメイン・ゲートウェイには適用されません。

SNAXOSITPおよびOSITPXパラメータの詳細は、Oracle Tuxedo Mainframe Adaptersのドキュメントを参照してください。

 


DM_RESOURCES

この省略可能なセクションでは、グローバルDomains構成情報、特にユーザー指定の構成バージョン文字列を定義します。このフィールドはソフトウェアによってチェックされません。

DM_RESOURCESセクションのパラメータは次の1つだけです。

VERSION = string

stringは、ユーザーが現在のDMCONFIG構成ファイルのバージョン番号を入力するためのフィールドです。

 


DM_ROUTINGセクション

このセクションでは、型付きバッファであるFML、FML32、VIEW、VIEW32、X_C_TYPE、X_COMMON、またはXMLを使用したローカル・サービス・リクエストのデータ依存型ルーティングに関する情報を指定します。

DM_ROUTINGセクションのエントリの形式は次のとおりです。

ROUTING_CRITERIA_NAME required_parameters

ROUTING_CRITERIA_NAMEは、DM_IMPORTセクションの特定のサービス・エントリのROUTINGパラメータに割り当てられる(identifier)名です。ROUTING_CRITERIA_NAMEは127文字以下でなければなりません。

DM_ROUTINGセクションの必須パラメータ

FIELD = identifier

ルーティング・フィールドの名前を指定します。名前は254文字以内でなければなりません。identifierの値には次のいずれかを指定できます。FMLフィールド表(FMLおよびFML32バッファの場合)で識別されたフィールド名、XMLの要素あるいは要素属性(XMLバッファの場合)、またはFML VIEW表(VIEW、X_C_TYPE、またはX_COMMONバッファの場合)で識別されたフィールド名です。FMLフィールド表を検索するには、2つの環境変数、FLDTBLDIRおよびFIELDTBLS、または FLDTBLDIR32およびFIELDTBLS32を使用します。同様に、FML VIEW表を検索するには、2つの環境変数、VIEWDIRおよびVIEWFILES、または VIEWDIR32およびVIEWFILES32を使用します。FMLまたはFML32バッファ内のフィールドがルーティングに使用される場合は、フィールド番号は8191以下でなければなりません。XMLベースDRを有効にするには、FIELDを"XPATH"にする必要があります。
UTF-8でエンコードされたXML要素の内容をルーティングに使用できます。ルーティングに使用する場合、この要素の内容に文字参照、エンティティ参照、およびCDATAセクションを含めることはできません。UTF-8でエンコードされたXML要素の属性は、この属性が属する要素が定義されている場合にルーティングに使用できます。 XML文書が要素の内容または属性に基づいてルーティングされる場合、FIELDパラメータは次の構文で定義される必要があります。
FIELD = root_element[/child_element][/child_element][/. . .][/@attribute_name]”
FIELDの値には、ルーティングの要素または要素の属性名を指定します。root_elementの値には、XMLドキュメントまたはデータ・グラムの要素のタイプ(または名前)あるいは要素の属性名を指定できます。この情報は、ドキュメントまたはデータ・グラム送信時に、データ依存型ルーティングで要素の内容または属性を識別するために使用されます。要素名と属性名を組み合せて、最大30文字まで指定できます。索引はサポートされないので、Oracle Tuxedoシステムは、データ依存型ルーティングでXMLバッファを処理する際に、与えられた要素タイプの最初のオカレンスだけを認識します。 XMLは、属性名に使用できる文字セットを厳密に定義しています。属性名は、単一の文字、アンダースコア、またはコロンを含む文字列で、その後に1つ以上の名前文字が続きます。要素名と属性名はいずれも、大文字/小文字が区別されます。 XMLの詳細は、World Wide Web ConsortiumのWebサイトhttp://www.w3c.org/XMLを参照してください。

FIELDTYPE = type

FIELDパラメータに指定されたルーティング・フィールドのタイプを指定します。このパラメータは、XMLバッファをルーティングする場合にのみ使用されます。値typeは、CHARSHORTLONGFLOATDOUBLEXPATHSTRINGのいずれかに設定できます。ルーティング・フィールドのデフォルトのタイプはSTRINGです。XMLベースDDRを有効にするには、FIELDTYPEXPATHにする必要があります。
UTF-8でエンコードされたXML要素の内容および属性値は、FIELDTYPEパラメータによって指定されたデータ型に変換できる場合、ルーティング用として使用できます。

RANGES = "string[1..4096]"

ルーティング・フィールドの範囲および関連するリモート・ドメイン・アクセス・ポイント名を指定します。stringは二重引用符で囲みます。stringの形式は、ペアをカンマで区切って順序付けたリストです。各ペアは1つの範囲と最大10個のリモート・ドメイン・アクセス・ポイント(セミコロン区切り)で構成され、コロン(:)で区切られます。たとえば、
RANGES = "MIN-1000:b01,1001-3000:b02;b03,*:b04"です。
範囲は、単一の値(符号付き数値または一重引用符で囲んだ文字列)、xpath式、または"lower - upper" (lowerupperは共に符号付き数値または一重引用符で囲んだ文字列)の形式で表します。xpath式は一重引用符で囲んでください。また、XML Path Language (XPath)バージョン1.0 (http://www.w3.org/TR/xpath/)に準拠する必要があります。また、lowerには、upper以下の値を設定する必要があることに注意してください。 文字列値に一重引用符を埋め込むには(例: O'Brien)、一重引用符の前に円マーク(¥)を2つ入れます(例: O\\'Brien)。 関連するFIELDのデータ型の最小値を示すために、値MINを使用できます。STRINGとCARRAYの場合はNULL文字列、文字フィールドの場合は0です。数値の場合はフィールドに格納できる最小値です。 関連するFIELDのデータ型の最大値を示すために、値MAXを使用できます。STRINGとCARRAYの場合は、8進数値の255文字の無制限文字列です。文字フィールドの場合は、単一の8進数値の255文字を指定です。数値の場合は、数値としてフィールドに格納できる最大値です。したがって、MIN - -5は-5以下のすべての数値を指し、6 - MAXは、6以上のすべての数値を指すことになります。範囲(range)内のメタキャラクタ* (ワイルドカード)は、すでにエントリとして指定した範囲では使用されなかった任意の値を示します。1つのエントリで1つのワイルドカード範囲のみを指定でき、最後に指定する必要があります(その後の範囲は無視されます)。 数値のルーティング・フィールドには数値による範囲値、文字列のルーティング・フィールドには文字列による範囲値を指定します。文字列で範囲を設定する場合は、文字列、carray、および文字フィールド型の値を一重引用符で囲みます。先頭に符号を付けることはできません。short型とlong型の整数値は数字の文字列であり、正負の符号を数字の前に付けることができます。Cコンパイラまたはatof(3)で使用できる浮動小数点数は、まず任意の符号、次に数字列(小数点が入ってもよい)、任意のeまたはE、任意の符号またはスペース、最後に整数という形式を取ります。 フィールド値が範囲と一致するときに、関連するリモート・ドメイン・アクセス・ポイントには、リクエストがルーティングされるリモート・ドメインを指定します。リモート・ドメイン・アクセス・ポイントの値を"*"にすると、ゲートウェイ・グループに基づいて認識可能な任意のリモート・ドメインをリクエストの宛先にすることができます。 データ依存型ルーティングは、複数のリモート・ドメインへのリクエストのルーティングをサポートするように拡張されています。各値範囲には、最大10個のリモート・ドメインを構成できます。候補であるリモート・ドメイン・リストからターゲット・リモート・ドメイン(RDOM)を選択する際のポリシーは、次のようにまとめられます。
構成規則は次のとおりです。
次の例は、正しい構成を示しています。

"1000-5000:RDOM1;RDOM2;RDOM3"

次の例は、正しくない構成を示しています。

"1000-5000:RDOM1,RDOM2,RDOM3": 無効なデリミタ

"1000-5000:RDOM1;RDOM2;RDOM3;RDOM4;RDOM5;RDOM6;RDOM7;RDOM8,RDOM9;RDOM10;RDOM11": リモート・ドメインの上限を超えている

"1000-5000:RDOM1; RDOM2;RDOM3": 空白/スペース/タブを使用できない

"1000-5000:RDOM1;RDOM2;RDOM3;": 末尾のデリミタを使用できない

"1000-5000:RDOM1;;RDOM3": 空のリモート・ドメインが存在する

"1000-5000:RDOM1;RDOM1;RDOM3": リモート・ドメインが重複している

BUFTYPE = type1[:subtype1[, subtype2 . . . ]][;type2[:subtype3[, . . . ]]] . . ."

このルーティング・エントリで有効なデータ・バッファのタイプとサブタイプのリスト。タイプは、FMLFML32VIEWVIEW32X_C_TYPEX_COMMON、またはXMLに制限されています。FMLFML32、またはXMLに対してはサブタイプを指定できず、VIEWVIEW32X_C_TYPE、およびX_COMMONではサブタイプを指定する必要があります(*は使用できません)。タイプとサブタイプのペアのうち、重複するものは同じルーティング基準名として指定できません。タイプとサブタイプのペアがユニークな場合、複数のルーティング・エントリは同じ基準名を持つことができます。このパラメータは必須です。単一ルーティング・エントリに複数のバッファ・タイプが指定されている場合は、各バッファ・タイプのルーティング・フィールドのデータ型は同じである必要があります。
フィールド値が設定されていないか(FMLまたはFML32バッファの場合)、または特定の範囲と一致しておらず、ワイルドカードの範囲が指定されていない場合、リモート・サービスの実行をリクエストしたアプリケーション・プロセスに対してエラーが返されます。

 


DM_ACCESS_CONTROLセクション

このセクションは、1つ以上のアクセス制御リスト(ACL)の名前を指定し、1つ以上のリモート・ドメイン・アクセス・ポイントを指定された各ACL名に関連付けます。ACL=ACL_NAMEを設定してDM_EXPORTセクションでACLパラメータを使用すると、特定のローカル・ドメイン・アクセス・ポイントを通じてエクスポートされるローカル・サービスへのアクセスをACL_NAMEと関連付けられたリモート・ドメイン・アクセス・ポイントのみに制限できます。

DM_ACCESS_CONTROLセクションのエントリの形式は次のとおりです。

ACL_NAME required_parameters

ACL_NAMEはアクセス制御リストを指定するための識別子です。長さは15文字までです。

DM_ACCESS_CONTROLセクションの必須パラメータは次の1つだけです。

ACLIST = identifier [,identifier]

ACLISTには、1つまたは複数のリモート・ドメイン・アクセス・ポイント名をカンマで区切って指定します。ワイルドカード文字(*)を使用すると、DM_REMOTEセクションで定義したすべてのリモート・ドメイン・アクセス・ポイントが特定のローカル・ドメイン・アクセス・ポイントからエクスポートされるローカル・サービスにアクセスできます。

注: バイパス・ドメイン・モードでは、このセクションが提供されている場合に、DM_EXPORTセクションのACLパラメータに関連付けられたサービスが、アクセス・リストで指定されているリモート・ドメインにのみエクスポートされます。

 


DM_TDOMAINセクション

このセクションでは、TDomainゲートウェイのネットワーク固有の情報を定義します。リモート・ドメインからローカル・サービスへのリクエストがローカル・ドメイン・アクセス・ポイントで受け付けられる場合、DM_TDOMAINセクションには、ローカル・ドメインごとに少なくとも1つのエントリがなければなりません。また、ローカル・ドメインからリモート・サービスへのリクエストがリモート・ドメイン・アクセス・ポイントで受け付けられる場合、そのアクセス・ポイントごとに1つのエントリがなければなりません。

DM_TDOMAINセクションは、アクセス・ポイント・エントリに対して次のネットワーク・プロパティを構成するために使用します。

DM_TDOMAINセクションのエントリの形式は次のとおりです。

AccessPoint required_parameters [optional_parameters]

AccessPointは、ローカルまたはリモート・ドメイン・アクセス・ポイントを識別するために使用される識別子値です。AccessPoint識別子は、DM_LOCALセクションで前に定義されたローカル・ドメイン・アクセス・ポイント、またはDM_REMOTEセクションで前に定義されたリモート・ドメイン・アクセス・ポイントと一致する必要があります。

DM_TDOMAINセクションの必須パラメータ

NWADDR = string[1..256] (Oracle Tuxedo 8.0以前では最大78バイト)

ローカルまたはリモート・ドメイン・アクセス・ポイントに関連付けるネットワーク・アドレスを指定します。ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントの場合、他のOracle Tuxedoアプリケーションからの接続をリスニングするためのアドレスを指定します。リモート・ドメイン・アクセス・ポイント・エントリの場合、リモート・ドメイン・アクセス・ポイントに関連付けられているOracle Tuxedoアプリケーションに接続するときに使用するアドレスを指定します。このパラメータの値は、すべてのDM_TDOMAINエントリ間でユニークでなければなりません。
stringの形式が"0xhex-digits"または"\\xhex-digits"の場合、偶数の有効な16進数を含める必要があります。これらの形式は、TCP/IPアドレスを含む文字配列に内部変換されます。stringの値は次のいずれかの形式で指定します(表11を参照)。

表 11 Ipv4、IPv6およびSDPのアドレス形式
IPv4
IPv6
SDP
//IP:port
//[IPv6 address]:port
sdp://IB_IP:port
//hostname:port_number
//hostname:port_number
 
//#.#.#.#:port_number
16進数形式はサポートされません。
 

gethostbyname(3c)を介してアクセスされたローカル構成の名前解決機能を使ってアドレスが結合されるときに、hostnameはTCP/IPホスト・アドレスに解決されます。IPv4の場合、#.#.#.#はドットで区切った10進数の形式で、各#は0から255までの10進数です。 Port_numberは、0 - 65535の10進数です。
注: 一部のポート番号は、お使いのシステムで使用されるトランスポート・プロトコル(TCP/IPなど)のために予約されている場合があります。予約されているポート番号を確認するには、トランスポート・プロトコルのドキュメントを調べてください。
DM_TDOMAINセクションの省略可能パラメータ

NWDEVICE = string[1..78]

このローカルまたはリモート・ドメイン・アクセス・ポイントのネットワーク・アドレスにバインドするときに使用するネットワーク・デバイスを指定します。ローカル・ドメイン・アクセス・ポイント・エントリの場合、この属性はリスニングするために使用するデバイスを指定します。リモート・ドメイン・アクセス・ポイントの場合、リモート・ドメイン・アクセス・ポイントに接続するために使用するデバイスを指定します。
NWDEVICEパラメータの指定は必須ではありません。以前のバージョンでは、TLI対応のネットワーキング機能に対しては、デバイス名に絶対パス名を指定する必要があります。

CMPLIMIT = numeric

このリモート・ドメイン・アクセス・ポイントにデータを送信するときに使用する圧縮しきい値を指定します。このパラメータは、リモート・ドメイン・アクセス・ポイントにのみ適用されます。最小値は0で、最大値は2147483647です。デフォルトは2147483647です。CMPLIMITの値より大きいアプリケーション・バッファは圧縮されます。

MINENCRYPTBITS = {0 | 40 | 56 | 128|256}

このリモート・ドメイン・アクセス・ポイントに関連付けられているリモート・ドメインへのネットワーク・リンクを確立するときに必要な最小暗号化レベルを指定します。このパラメータは、リモート・ドメイン・アクセス・ポイントにのみ適用されます。
0は暗号化が行われないことを意味し、4056128、または256は暗号化キーの長さをビット単位で指定します。デフォルトは0です。ここで指定する最小レベルの暗号化が満たされない場合、リンクの確立は失敗します。
注: リンク・レベルの暗号化の値40は、後方互換性を維持するために提供されています。
256ビットの暗号化は、現時点ではSSLを使用している場合にのみ指定できます。
このリリースのOracle Tuxedoでは、0ビット、40ビットまたは56ビットのSSLの暗号化鍵はサポートされません。暗号化鍵の最小サイズは112です。min-max値が40または56で構成されている場合は、112がデフォルトで使用されます。

MAXENCRYPTBITS = {0 | 40 | 56 | 128|256}

このリモート・ドメイン・アクセス・ポイントに関連付けられているリモート・ドメインへのネットワーク・リンクを確立するときに必要な最大暗号化レベルを指定します。このパラメータは、リモート・ドメイン・アクセス・ポイントにのみ適用されます。
0は暗号化が行われないことを意味し、4056128、または256は暗号化キーの長さをビット単位で指定します。デフォルトは128です。
注: リンク・レベルの暗号化の値40は、後方互換性を維持するために提供されています。
256ビットの暗号化は、現時点ではSSLを使用している場合にのみ指定できます。
SSLを使用する場合、0ビットの最大暗号化レベルは許可されません。
このリリースのOracle Tuxedoでは、0ビット、40ビットまたは56ビットのSSLの暗号化鍵はサポートされません。暗号化鍵の最小サイズは112です。min-max値が40または56で構成されている場合は、112がデフォルトで使用されます。

NWPROTOCOL = {LLE | SSL | SSL_ONE_WAY}

SSL暗号化、LLE暗号化、または一方向SSL暗号化を指定します。デフォルト値は"LLE"です。SSLオプションでは接続の両側のドメインが相互に認証を行う必要がありますが、SSL_ONE_WAYオプションではその必要はありません。
SSL_ONE_WAYが設定されている場合、SSL接続を受け付けるドメインが、SSL証明書を使用して接続を開始したドメインに対して自身を認証する必要があります。 開始側のドメインは、もう一方のドメインに対して自身を認証する必要はありません。開始側のドメインは、もう一方のドメインに対して自身を認証する必要はありません。この値は、CONNECTION_POLICYINCOMING_ONLYに設定されている場合に使用されることを想定しています。受信する接続を受け付けるドメインで、接続するドメインを認証する必要がない場合にのみ設定してください。
注: NWPROTOCOLが設定されていない場合やLLEに設定されている場合に、SSL_RENEGOTIATIONにゼロ以外の値が設定されていると、dmloadcfによって警告メッセージが出力されます。

SSL_RENEGOTIATION numeric

SSL情報の再ネゴシエーションを行う間隔を(秒単位で)指定します。この値は0以上2,147,483,647以下でなければなりません。デフォルト値は0です(再ネゴシエーションは行われません)。
注: NWPROTOCOLが設定されていない場合やLLEに設定されている場合に、SSL_RENEGOTIATIONにゼロ以外の値が設定されていると、dmloadcfによって警告メッセージが出力されます。

CONNECTION_POLICY = {LOCAL | ON_DEMAND | ON_STARTUP | INCOMING_ONLY | PERSISTENT_DISCONNECT}

このローカルまたはリモート・ドメイン・アクセス・ポイントに関連付けられているTDomainゲートウェイが接続を確立するための条件を指定します。有効な値は、LOCALON_DEMANDON_STARTUPINCOMING_ONLY、またはPERSISTENT_DISCONNECT (リモート・ドメイン・アクセス・ポイントのみ)です。LOCALは、リモート・ドメイン・アクセス・ポイントにのみ適用されます。
CONNECTION_POLICYパラメータは、Oracle Tuxedo 8.1以降のソフトウェアを実行しているときにDM_TDOMAINセクションで使用できます。特定のローカルまたはリモート・ドメイン・アクセス・ポイントのDM_TDOMAINセクションの値は、DM_LOCALセクションのグローバル値に優先します。グローバル接続ポリシーをオーバーライドできるので、TDomainセッション単位で接続ポリシーを構成できます。 ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントの接続ポリシーを指定しない場合、デフォルトとしてDM_LOCALクラスに指定されるグローバル接続ポリシーが使用されます。DM_TDOMAINセクションでグローバル接続ポリシーを指定する場合は、DM_LOCALセクションでグローバル接続ポリシーを指定しないでください。 接続ポリシーがLOCALの場合、リモート・ドメイン・アクセス・ポイントは、DM_LOCALセクションに定義されたグローバル接続ポリシーを受け入れます。“LOCAL"は、リモート・ドメイン・アクセス・ポイントに対するデフォルトの接続ポリシーです。“LOCAL"を除き、リモート・ドメイン・アクセス・ポイントに対する接続ポリシーは、ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントに対する接続ポリシーに優先します。 接続ポリシーが“ON_DEMAND"の場合、クライアントがリモート・サービスをリクエストしたとき、またはdmadmin(1) connectコマンドが実行されたときにのみ、TDomainゲートウェイは接続を試行します。接続ポリシーが“ON_DEMAND"の場合、再接続は行われません。
注: GWTDOMAINがバイパス・ドメイン・モデルで実行されている場合、ON_DEMANDは指定しないでください。指定した場合はGWTDOMAINの起動時に自動的にON_STARTUPとして扱われ、GWTDOMAINからLIBGWT_CAT XXXX, バイパス・ドメイン・モードでON_DEMANDのかわりにON_STARTUPが適用されましたというメッセージが出力されます。
接続ポリシーが“ON_STARTUP"の場合、TDomainゲートウェイはゲートウェイ・サーバーの初期化時に接続を試行します。“ON_STARTUP"に設定した場合、リモート・ドメインへの接続が確立された場合にのみそのリモート・サービス(TDomainゲートウェイによって通知されたサービス)が通知されます。つまり、リモート・ドメインとの接続が確立されていないと、リモート・サービスは中断されます。デフォルトでは、この接続ポリシーは、失敗した接続を60秒おきに再試行しますが、この間隔は、DM_TDOMAINセクションのRETRY_INTERVALパラメータで異なる値を設定できます。また、この項のMAXRETRYパラメータも参照してください。 接続ポリシーが“INCOMING_ONLY"の場合、TDomainゲートウェイは起動時にリモート・ドメインへの接続を試みません。このため、リモート・サービスは最初は中断されています。TDomainゲートウェイは、リモート・ドメインからの接続を受信したときに利用可能になります。リモート・サービスは、ドメイン・ゲートウェイが接続を受信したときか、dmadmin(1) connectコマンドで管理接続が確立されたときに通知されます。接続ポリシーがINCOMING_ONLYの場合、再接続は行われません。 接続ポリシーがPERSISTENT_DISCONNECTの場合、リモート・ドメインからの着信接続は拒否されます。ローカル・ドメインはリモート・ドメインへの接続を試行しません。それに応じて関連するリモート・サービスは中断します。ローカル・ドメインは、別の接続ポリシーに手動で変更されるまで孤立します。
注: PERSISTENT_DISCONNECTポリシーは、DM_TDOMAINセクションのリモート・アクセス・ポイントでのみ使用できます。

FAILOVERSEQ = -1 <= num <= 32767

Tuxedoリリース9.0以降で、フェイルオーバーのシーケンスを指定し、リモートおよびローカル・アクセス・ポイント間のTDomainセッションにおけるプライマリ・レコードを決定します。FAILOVERSEQの番号が最も小さいTDomainセッション・レコードが、そのセッションのプライマリ・レコードになります。指定しない場合、FAILOVERSEQはデフォルトで -1に設定されます。
プライマリ・レコードは1つのTDomainセッションで1つだけです。同じTDomainセッションのその他のレコードはすべてセカンダリ・レコードまたはバックアップ・レコードと呼ばれます。NWADDRNWDEVICE、およびFAILOVERSEQを除いて、プライマリ・レコードは、すべてのTDomainセッション構成のパラメータと属性のソースになります。セカンダリ(バックアップ)レコードで指定されている他のパラメータと属性は無視されます。 選択されたCONNECTION_POLICY属性に基づいて、ローカル・ドメインはTDomainセッションのプライマリ・レコードに接続しようとします。プライマリ・レコードに接続できなかった場合は、次の順のセカンダリ(バックアップ)レコードに接続しようとします。すべてのセカンダリ・レコードへの接続が失敗した場合は、MAXRETRYに達するまで、RETRY_INTERVALで指定された間隔でプライマリ・レコードの情報を再試行します。

LACCESSPOINT (LDOMともいう) = "string"[1..30]

Tuxedoリリース9.0以降で、DMCONFIGファイルDM_LOCALセクション内のローカル・ドメイン・アクセス・ポイントの名前を指定します。LACCESSPOINTパラメータは、TDomainセッション・ゲートウェイを定義するためにのみ使用され、値としてローカル・ドメイン・アクセス・ポイントを1つだけ指定できます。
指定しない場合、LACCESSPOINTはデフォルトで"*"に設定され、TDomainセッションはDM_LOCALセクション内のすべてのローカル・ドメイン・アクセス・ポイントに接続しようとします。LACCESSPOINTパラメータの代わりにLDOMを使用することもできます。
注: LACCESSPOINTでは、正規表現の値を使用して複数のローカル・ドメイン・アクセス・ポイントを定義することもできます。dmloadcfを使用してDMCONFIGファイルがコンパイルされるときに、正規表現値はBDMCONFIGファイル内の完全なローカル・ドメイン名に展開されます。DMCONFIGファイルでは、LACCESSPOINTには正規表現しか使用できません。

[MAXRETRY = {numeric | MAXLONG}

このローカルまたはリモート・ドメイン・アクセス・ポイントに関連付けられているTDomainゲートウェイが接続を試行する回数を指定します。このパラメータは、Oracle Tuxedo 8.1以降のソフトウェアが実行されているときにDM_TDOMAINセクションで使用でき、このアクセス・ポイントのCONNECTION_POLICYパラメータがON_STARTUPに設定されている場合に有効です。それ以外の接続ポリシーの場合、自動再試行は無効になります。
MAXRETRYの最小値は0で、最大値はMAXLONG (2147483647)です。MAXLONG (デフォルト)の場合、再接続処理が無限に繰り返されるか、または接続が確立されるまで繰り返されます。

RETRY_INTERVAL = numeric

このローカルまたはリモート・ドメイン・アクセス・ポイントに関連付けられているTDomainゲートウェイが接続を自動的に試行する間隔を指定します。このパラメータは、Oracle Tuxedo 8.1以降のソフトウェアが実行されているときにDM_TDOMAINセクションで使用でき、このアクセス・ポイントのCONNECTION_POLICYパラメータがON_STARTUPに設定されている場合に有効です。それ以外の接続ポリシーの場合、自動再試行は無効になります。
RETRY_INTERVALの最小値は0、最大値は2147483647です。デフォルトは60です。MAXRETRYを0に設定すると、RETRY_INTERVALは設定できません。

TCPKEEPALIVE = {LOCAL | NO | YES}

ローカルまたはリモート・ドメイン・アクセス・ポイントのTCPレベル・キープ・アライブを有効にします。有効な値は、LOCALN (NO)、またはY (YES)です。LOCALは、リモート・ドメイン・アクセス・ポイントにのみ適用されます。
TCPKEEPALIVEパラメータは、Oracle Tuxedo 8.1以降のソフトウェアが実行されているTDOMAINタイプのドメイン・ゲートウェイにのみ適用されます。リモート・ドメイン・アクセス・ポイントに対するこの値は、ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントに対する値に優先します。ローカル・ドメイン・アクセス・ポイント値をオーバーライドできるので、リモート・ドメイン単位でTCPレベル・キープ・アライブを構成できます。 値がLOCALの場合、リモート・ドメイン・アクセス・ポイントはローカル・ドメイン・アクセス・ポイントについて定義されたTCPレベル・キープ・アライブ値を受け入れます。LOCALは、リモート・ドメイン・アクセス・ポイントに対するデフォルトのTCPレベル・キープ・アライブ値です。 値がNOの場合、このアクセス・ポイントのTCPレベル・キープ・アライブ値は無効です。Nは、ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントに対するデフォルトのTCPレベル・キープ・アライブ値です。 値がYESの場合、このアクセス・ポイントのTCPレベル・キープ・アライブ値は有効です。接続のTCPレベル・キープ・アライブが有効になった場合、その接続のキープ・アライブ間隔は、オペレーティング・システムのTCPキープ・アライブ・タイマー用に構成されているシステム・レベル値です。この間隔は、TDomainゲートウェイが接続でトラフィックを受信せずに待機する最長時間です。この最長時間を超えると、ゲートウェイはTCPレベル・キープ・アライブ・リクエスト・メッセージを送信します。接続がまだ開いており、リモートTDomainゲートウェイが正常に動作している場合、リモート・ゲートウェイは肯定応答を返信します。ローカルTDomainゲートウェイは、リクエスト・メッセージを送信してから一定時間内に肯定応答を受信しなかった場合、接続が切断されたと見なして、その接続に関連するすべてのリソースを解放します。 TCPレベル・キープ・アライブを使用すると、Oracle Tuxedoのドメイン間接続を非アクティブな期間にわたって開くことができるだけでなく、TDomainゲートウェイが接続の障害を迅速に検出できるようになります。
注: TCPKEEPALIVEDMKEEPALIVEは、相互に排他的ではありません。つまり、両方のパラメータを使用してドメイン間接続を構成できます。

DMKEEPALIVE = numeric

ローカルまたはリモート・ドメイン・アクセス・ポイントのアプリケーション・レベル・キープ・アライブを制御します。この値は、-1以上2147483647以下でなければなりません。値 -1は、リモート・ドメイン・アクセス・ポイントにのみ適用されます。
DMKEEPALIVEパラメータは、Oracle Tuxedo 8.1以降のソフトウェアが実行されているTDOMAINタイプのドメイン・ゲートウェイにのみ適用されます。リモート・ドメイン・アクセス・ポイントに対するこの値は、ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントに対する値に優先します。ローカル・ドメイン・アクセス・ポイント値をオーバーライドできるので、リモート・ドメイン単位でアプリケーション・レベル・キープ・アライブを構成できます。 値が-1の場合、リモート・ドメイン・アクセス・ポイントは、ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントについて定義されたアプリケーション・レベル・キープ・アライブ値を受け入れます。-1は、リモート・ドメイン・アクセス・ポイントのデフォルトのアプリケーション・レベル・キープ・アライブ値です。 値が0の場合、このアクセス・ポイントのアプリケーション・レベル・キープ・アライブは無効です。0は、ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントのデフォルトのアプリケーション・レベル・キープ・アライブ値です。 1以上2147483647以下の値(単位はミリ秒で、Domainsソフトウェアによって最も近い秒数に切り上げられる)を指定すると、このアクセス・ポイントに対するアプリケーション・レベル・キープ・アライブが有効になります。指定した時間は、TDomainゲートウェイが接続でトラフィックを受信せずに待機する最長時間です。この最長時間を超えると、ゲートウェイはアプリケーション・レベル・キープ・アライブ・リクエスト・メッセージを送信します。接続がまだ開いており、リモートTDomainゲートウェイが正常に動作している場合、リモート・ゲートウェイは肯定応答を返信します。ローカルTDomainゲートウェイは、リクエスト・メッセージを送信してから指定の時間内(DMKEEPALIVEWAITパラメータを参照)に肯定応答を受信しなかった場合、接続が切断されたと見なして、その接続に関連するすべてのリソースを解放します。 アプリケーション・レベル・キープ・アライブを使用すると、Oracle Tuxedoのドメイン間接続を非アクティブな期間にわたって開くことができるだけでなく、TDomainゲートウェイが接続の障害を迅速に検出できるようになります。
注: DMKEEPALIVETCPKEEPALIVEは、相互に排他的ではありません。つまり、両方のパラメータを使用してドメイン間接続を構成できます。

DMKEEPALIVEWAIT = numeric

このローカルまたはリモート・ドメイン・アクセス・ポイントに関連付けられているTDomainゲートウェイが送信したキープ・アライブ・メッセージに対する肯定応答を受信するまでの待ち時間を指定します。この値は、0以上2147483647以下でなければなりません(単位はミリ秒で、Domainsソフトウェアによって最も近い秒数に切り上げられます)。デフォルトは0です。このパラメータは、Oracle Tuxedo 8.1以降のソフトウェアが実行されているTDOMAINタイプのドメイン・ゲートウェイにのみ適用されます。
このアクセス・ポイントに対するDMKEEPALIVEが0 (キープ・アライブが無効)の場合、DMKEEPALIVEWAITの設定は無効です。 このアクセス・ポイントに対するDMKEEPALIVEを有効にし、DMKEEPALIVEWAITDMKEEPALIVEより大きい値に設定した場合、ローカルTDomainゲートウェイはDMKEEPALIVEWAITタイマーが期限切れになるまでに複数のアプリケーション・レベル・キープ・アライブ・メッセージを送信します。この組合せの設定は可能です。 このアクセス・ポイントに対するDMKEEPALIVEを有効にし、DMKEEPALIVEWAITを0に設定した場合、送信されたキープ・アライブ・メッセージに対する肯定応答は意味を持ちません。こうした肯定応答は、TDomainゲートウェイによってすべて無視されます。ゲートウェイは、DMKEEPALIVEタイマーがタイムアウトするたびにキープ・アライブ・メッセージを送信します。この設定の組合せは、ファイアウォールを介したアイドル接続を保持するために使用します。

MAC={OFF|ON|MANDATORY}

リモート・ドメイン・アクセス・ポイントでのみ有効です。リモート・ドメインへの接続時にMAC機能をアクティブにするかどうか指定します。有効な値は、OFFONMANDATORYです。詳細は、「ATMIのセキュリティの紹介」の「サービス拒否(DoS)の防御」を参照してください。

MACLEVEL={0|1|2|3}

リモート・ドメイン・アクセス・ポイントでのみ有効です。メッセージ全体に対してMAC保護レベルを指定します。詳細は、「ATMIのセキュリティの紹介」の「サービス拒否(DoS)の防御」を参照してください。

THROUGHGATEWAY = {Y|N}

このローカル・ドメイン・アクセス・ポイントまたはリモート・ドメイン・アクセス・ポイントに関連付けられているTDomainゲートウェイがメッセージを送信するための条件を指定します。特定のローカルまたはリモート・ドメイン・アクセス・ポイントのDM_TDOMAINセクションのTHROUGHGATEWAYの値は、DM_LOCALセクションのグローバル値に優先します。グローバルTHROUGHGATEWAYポリシーはオーバーライドできるので、そのポリシーをTDomainセッション単位で構成できます。
DM_TDOMAINセクション内の同じアクセス・ポイントに対する複数のエントリ

このDM_TDOMAINエントリが(DM_LOCALセクションで指定された)ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントの場合、そのNWADDRは受信する接続をリスニングするためのネットワーク・アドレスです。DM_TDOMAINセクションでは、ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントに関連付けられたエントリを複数回指定して、ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントに関連付けられているサービスをOracle Tuxedoドメイン内の別のマシンに移行できます。

リモート・ドメイン・アクセス・ポイントに関連するエントリ(DM_REMOTEセクションの指定)も、DM_TDOMAINセクションに複数回指定できます。FAILOVERSEQが指定されないと、最初のエントリは一次アドレスと見なされます。つまり、そのNWADDRはリモート・ドメイン・アクセス・ポイントへの接続が試行されるときに試される最初のネットワーク・アドレスです。2番目のエントリは二次アドレスと見なされます。つまり、そのNWADDRは一次アドレスを使用して接続を確立できないときに試される2番目のネットワーク・アドレスです。

注: FAILOVERSEQパラメータが使用されている場合、このパラメータにより、TDomainセッション接続ポリシーのプライマリ・アドレスおよびセカンダリ・アドレスが決定されます。

このDM_TDOMAINエントリがリモート・ドメイン・アクセス・ポイントの別のオカレンスの場合、このエントリは、一次リモート・ゲートウェイが存在するOracle Tuxedoドメインとは別のOracle Tuxedoドメインに存在する必要がある二次リモート・ゲートウェイを指し示します。二次および一次リモート・ゲートウェイのACCESSPOINTIDは、それぞれに対応するDMCONFIGファイルのDM_LOCALセクションで同じ値でなければなりません。この仕組みはミラー・ゲートウェイと呼ばれます。この機能は、トランザクションや会話の際に使用しないようにしてください。また、一次リモート・ゲートウェイが使用できるときには、ミラー・ゲートウェイの使用はお薦めできません。

注: DM_TDOMAINセクションのローカルまたはリモート・ドメイン・アクセス・ポイントの複数のエントリの場合、NWADDRパラメータの複数のインスタンスだけがDomainsソフトウェアによって読み取られます。他のパラメータの複数のインスタンスの場合、パラメータの最初のインスタンスだけがDomainsソフトウェアによって読み取られ、それ以外のインスタンスはすべて無視されます。

 


DM_EVT_OUTセクション

このセクションは、リモート・ドメイン・アクセス・ポイントに送信できる、ローカル・ドメインのイベントの情報を提供します。DM_EVT_OUTセクションのエントリの形式は次のとおりです。

event_name [optional_parameters]

event_nameは、特定のローカル・イベントの識別子の名前です。

DM_EVT_OUTセクションの省略可能パラメータ

LACCESSPOINT = identifier

このイベントのリモート・ドメインへの送信が許可されたローカル・ドメイン・アクセス・ポイントの名前を指定します。ローカル・ドメインの種類はTDOMAINであることが必要です。指定されないと、現在のイベントのLACCESSPOINTがデフォルトで"*"として設定されます。これは、DM_LOCALセクションに指定されたすべてのローカル・ドメイン・アクセス・ポイントを意味します。

RACCESSPOINT = identifier1[,identifier2][,identifier3][,identifier4]…[identifier10]

イベントの送信先のリモート・ドメイン・アクセス・ポイントを指定します。リモート・ドメインの種類はTDOMAINであることが必要です。このイベントのリモート・ドメイン・アクセス・ポイントを指定し、かつ、このイベントのローカル・ドメイン・アクセス・ポイントを(LACCESSPOINTパラメータで)指定した場合、指定したローカル・ドメイン・アクセス・ポイントだけが、指定したリモート・ドメイン・アクセス・ポイントを介してこのローカル・イベントをポストできます。指定されないと、現在のイベントのRACCESSPOINTがデフォルトで"*"として設定されます。これは、DM_REMOTEセクションに指定されたすべてのリモート・ドメイン・アクセス・ポイントを意味します。
注: event_nameLACCESSPOINTおよびRACCESSPOINTの組合せは一意であることが必要です。通常、RACCESSPOINTに複数のリモート・ドメイン(たとえば、RACCESSPOINT = identifier1, identifier2 …)が含まれる場合、event_nameLACCESSPOINTおよびすべてのidentifierXの組合せがDM_EVT_OUTセクション全体で一意になる必要があります。

PRIO = number

イベントをキューから取り出す優先度の数値を指定します。この値は0より大きく、100以下でなければなりません(100が最高の優先度)。デフォルトは50です。イベントは、FIFOに基づき10回に1回取り出されるため、優先度の低いメッセージがキューに無制限にとどまることはありません。応答時間は、優先度の低いイベントでは問題になりません。

EVT_TRAN = {Y|N}

現在のイベント通知をポスト側のトランザクションに含めるかどうかを指定します。"Y"が指定されると、イベント通知はポスト側のトランザクション(存在する場合)に含めれられます。ポスト元がトランザクション以外の場合、このイベントを通知するためにトランザクションが開始されます。逆に、"N"が指定されると、ポストされたすべてのイベントは、ポスト側が参加しているトランザクションに関しては実行されません。指定されない場合、EVT_TRANはデフォルトで"N"に設定されます。

EVT_EXPR = "string"[1..255]

1つの送信イベントまたは一連の送信イベントを指定します。このstringは、正規表現を含みNULLで終わる文字列です。指定されない場合、EVT_EXPRはデフォルトでevent_nameに設定されます。
このパラメータは、tpsubscribe()eventexprに似ています。システム・イベント(たとえばSysEvent)をリモート・ドメインに送信するには、EVT_EXPREVT_EXPR="\.SysEvent"として構成する必要があります。

EVT_FILTER = "string"[1..255]

1つの送信イベントまたは一連の送信イベントのフィルタを指定します。このstringは、ブール値のフィルタ規則を含みNULLで終わる文字列です。

REVTNAME = "string"[1..30]

このローカル・イベントの名前のかわりとなるイベント識別子(別名)を指定します。このstringの最大文字数は30です。このフィールドが指定された場合、ピア・ドメインのDM_EVT_INセクションのREVTNAMEと一致する必要があります。一致しない場合、それらのフィールドにはevent_nameが設定されます。

 


DM_EVT_INセクション

このセクションは、リモート・ドメイン・アクセス・ポイントから受信できる、リモート・イベントの情報を提供します。DM_EVT_INセクションのエントリの形式は次のとおりです。

event_name [optional_parameters]

event_nameは、特定のリモート・イベントの識別子の名前(最大30文字)です。ローカル・ドメイン・サブスクライバは、このevent_name識別子ではなく、リモート・ドメインにポストされる実際のイベント名をサブスクライブする必要があります(ローカル・イベントのサブスクライブと同様)。

DM_EVT_INセクションの省略可能パラメータ

LACCESSPOINT = identifier

リモート・ドメインからこのイベントの受信が許可されたローカル・ドメイン・アクセス・ポイントの名前を指定します。ローカル・ドメインの種類はTDOMAINであることが必要です。
注: REVTNAMELACCESSPOINTの組合せはDM_EVT_INセクション内で一意であることが必要です。

ACL = identifier

アクセス制御リスト(ACL)の名前を指定します。ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントは、このリストを使用してローカル・ドメインからこのリモート・イベントへのリクエストを制限します。ACLの名前は、DM_ACCESS_CONTROLセクションで定義します。

EVT_EXPR = "string"[1..255]

1つの受信イベントまたは一連の受信イベントを指定します。このstringは、正規表現を含みNULLで終わる文字列です。指定されない場合、EVT_EXPRはデフォルトでevent_nameに設定されます。

EVT_FILTER = "string"[1..255]

1つの受信イベントまたは一連の受信イベントのフィルタを指定します。このstringは、ブール値のフィルタ規則を含みNULLで終わる文字列です。

REVTNAME = "string"[1..30]

このリモート・イベントの名前のかわりとなるイベント識別子(別名)を指定します。このstringの最大文字数は30です。このフィールドが指定された場合、ピア・ドメインのDM_EVT_OUTセクションのREVTNAMEと一致する必要があります。一致しない場合、それらのフィールドにはevent_nameが設定されます。

 


DMCONFIG(5)に関する追加情報

ファイル

BDMCONFIG環境変数は、BDMCONFIG構成ファイルを検索するために使用します。

例1

以下は、5つのサイトのDomains構成を定義する構成ファイルの例です。この例は、Central Bank Branchと通信する4つの銀行支店ドメインを示しています。3つの銀行支店は、他のOracle Tuxedoドメイン内で動作しています。4つ目の支店は、別のTPドメインの制御下で動作しています。そのドメインとCentral Bankとの通信にはOSI TPが使用されています。この例は、Central Bankから見たDomains構成ファイルを示しています。

# Oracle Tuxedo Domains Configuration File for the Central Bank
#
#
*DM_LOCAL
#
DEFAULT: SECURITY = NONE

c01 GWGRP = bankg1
TYPE = TDOMAIN
ACCESSPOINTID = "BA.CENTRAL01"
DMTLOGDEV = "/usr/apps/bank/DMTLOG"
DMTLOGNAME = "DMTLG_C01"

c02 GWGRP = bankg2
TYPE = OSITP
ACCESSPOINTID = "BA.CENTRAL02"
DMTLOGDEV = "/usr/apps/bank/DMTLOG"
DMTLOGNAME = "DMTLG_C02"

#
*DM_REMOTE
#
b01 TYPE = TDOMAIN
ACCESSPOINTID = "BA.BANK01"

b02 TYPE = TDOMAIN
ACCESSPOINTID = "BA.BANK02"

b03 TYPE = TDOMAIN
ACCESSPOINTID = "BA.BANK03"

b04 TYPE = OSITP
ACCESSPOINTID = "BA.BANK04"

*DM_TDOMAIN
#
# local network addresses
c01 NWADDR = "//newyork.acme.com:65432" NWDEVICE ="/dev/tcp"

# remote network addresses
b01 NWADDR = "//192.11.109.5:1025" NWDEVICE = "/dev/tcp"
b02 NWADDR = "//dallas.acme.com:65432" NWDEVICE = "/dev/tcp"
b03 NWADDR = "//192.11.109.156:4244" NWDEVICE = "/dev/tcp"

*DM_OSITP
#
c02 APT = "BA.CENTRAL01"
AEQ = "TUXEDO.R.4.2.1"
AET = "{1.3.15.0.3},{1}"
ACN = "XATMI"
b04 APT = "BA.BANK04"
AEQ = "TUXEDO.R.4.2.1"
AET = "{1.3.15.0.4},{1}"
ACN = "XATMI"

*DM_EXPORT
#
open_act ACL = branch
close_act ACL = branch
credit
debit
balance
loan LACCESSPOINT = c02  ACL = loans

*DM_IMPORT
#
tlr_add LACCESSPOINT = c01  ROUTING = ACCOUNT
tlr_bal LACCESSPOINT = c01  ROUTING = ACCOUNT
tlr_add RACCESSPOINT = b04  LACCESSPOINT = c02  RNAME ="TPSU002"
tlr_bal RACCESSPOINT = b04  LACCESSPOINT = c02  RNAME ="TPSU003"
tlr_bal RACCESSPOINT = b02,b03”  LACCESSPOINT = c02

*DM_ROUTING
#
ACCOUNT FIELD = branchid BUFTYPE = “VIEW:account”
RANGES = “MIN-1000:b01,1001-3000:b02,*:b03”

*DM_ACCESS_CONTROL
#
branch ACLIST = “b01,b02,b03”
loans ACLIST = b04

例2

この例は、1つのBank Branches (BANK01)のOracle Tuxedo Domains構成ファイルを示しています。

#
#Oracle Tuxedo Domains Configuration file for a Bank Branch
#
#
*DM_LOCAL
#
b01 GWGRP = auth
TYPE = TDOMAIN
ACCESSPOINTID = "BA.BANK01"
DMTLOGDEV = "/usr/apps/bank/DMTLOG"

*DM_REMOTE
#
c01 TYPE = TDOMAIN
ACCESSPOINTID = "BA.CENTRAL01"

*DM_TDOMAIN
#
b01 NWADDR = "//192.11.109.156:4244" NWDEVICE = "/dev/tcp"
c01 NWADDR = "//newyork.acme.com:65432" NWDEVICE ="/dev/tcp"
*DM_EXPORT
#
tlr_add ACL = central
tlr_bal ACL = central

*DM_IMPORT
#

OPA001 RNAME = "open_act"
CLA001 RNAME = "close_act"
CRD001 RNAME = "credit"
DBT001 RNAME = "debit"
BAL001 RNAME = "balance"

*DM_ACCESS_CONTROL
#
central ACLIST = c01

例3

次の例は、SDPでリスニングするGWTDOMAINの構成方法を示しています。

*DM_LOCAL
#
SCLCU03
               GWGRP=DOMGRP
               TYPE=TDOMAIN

*DM_TDOMAIN
#
                SCLCU03 NWADDR="sdp://IB_IP: 27610"
Example 4
This example shows how to configure GWTDOMAIN to connect using SDP.
*DM_LOCAL
#
SCLCU03
               GWGRP=DOMGRP
               TYPE=TDOMAIN
#
*DM_REMOTE
#
SCLCU05 TYPE=TDOMAIN
               DOMAINID="EXALOGIC_SCLCU05"
#
*DM_TDOMAIN
               SCLCU05 NWADDR="sdp://IB_IP: 27610"

例4

次の例は、IPoIBでリスニングするGWTDOMAINの構成方法を示しています。

*DM_LOCAL
#
SCLCU03
               GWGRP=DOMGRP
               TYPE=TDOMAIN
#
*DM_TDOMAIN
#
SCLCU03 NWADDR="//IB_IP: 27610"

例5

次の例は、IPoIBを使用して接続するGWTDOMAINの構成方法を示しています。

*DM_LOCAL
#
SCLCU03
               GWGRP=DOMGRP
               TYPE=TDOMAIN
#
*DM_REMOTE
#
SCLCU05 TYPE=TDOMAIN
               DOMAINID="EXALOGIC_SCLCU05"
#
*DM_TDOMAIN
#
SCLCU05 NWADDR="//IB_IP: 27610"

例6

次の例は、TCP/IPに基づくイーサネットでリスニングするGWTDOMAINの構成方法を示しています。

*DM_LOCAL
#
SCLCU03
               GWGRP=DOMGRP
               TYPE=TDOMAIN
#
*DM_TDOMAIN
#
SCLCU03 NWADDR="//ETH_IP: 27610"

例7

次の例は、TCP/IPを使用して接続するGWTDOMAINの構成方法を示しています。

*DM_LOCAL
#
SCLCU03
               GWGRP=DOMGRP
               TYPE=TDOMAIN
#
*DM_REMOTE
#
SCLCU05 TYPE=TDOMAIN
               DOMAINID="EXALOGIC_SCLCU05"
#
*DM_TDOMAIN
#
SCLCU05 NWADDR="//ETH_IP: 27610"

ネットワーク・アドレス

TDomainを実行するローカル・マシンがTCP/IPアドレッシングを使用していて、アドレスは155.2.193.18で、backus.company.comという名前になっているとします。さらに、TDomainがリクエストを受け付けるポート番号は2334であるとします。このポート番号2334は、bankapp-gwtaddrという名前のネットワーク・サービス・データベースに追加されているとします。この場合、アドレスは次のように表現されます。

//155.2.193.18:bankapp-gwtaddr
//155.2.193.18:2334
//backus.company.com:bankapp-gwtaddr
//backus.company.com:2334
0x0002091E9B02C112

最後の表現は16進数形式です。0002はTCP/IPアドレスの最初の部分です。091Eは、ポート番号2334が16進数に変換された値です。その後、IPアドレス155.2.193.12の各要素は16進数に変換されています。つまり、1559B202というようになります。

関連項目

dmadmin(1)dmloadcf(1)dmunloadcf(1)tmboot(1)tmshutdown(1)DMADM(5)GWADM(5)GWTDOMAIN(5)

『Oracle Tuxedoアプリケーションの設定』

『Oracle Tuxedoアプリケーション実行時の管理』

『Oracle Tuxedo Domainsコンポーネントの使用』

『C言語を使用したOracle Tuxedo ATMIアプリケーションのプログラミング』

 


DM_MIB(5)

名前

DM_MIB - Domainsの管理情報ベース

形式

#include <fml32.h>
#include <tpadm.h> /* MIB Header, includes DOMAINS */

Domains関連の新しい用語

Oracle Tuxedoのリリース7.1以降では、Domains用のMIBで、ローカル・ドメインとリモート・ドメインとの相互作用を記述するため、クラスと属性の用語が改善されています。この変更された用語は、DMCONFIGファイルの構文にも適用されています。

そのような用語の変更により、用語「ドメイン」が繰り返し使用されることがなくなり、行われるアクションをより明解に示す用語が導入されます。たとえば、用語「アクセス・ポイント」は別のオブジェクトにアクセスするために使用するオブジェクトのことです。したがって、リモート・ドメインにはリモート・ドメイン・アクセス・ポイントを通じてアクセスし、リモート・ドメインからローカル・ドメインにはローカル・ドメイン・アクセス・ポイントを通じてアクセスします。次の表は、用語「ドメイン」を何度も使用しない結果として生じるDMCONFIGのセクション名の変更を示しています。

元のDMCONFIGセクション名
新しいセクション名
DM_LOCAL_DOMAINS
DM_LOCAL
DM_REMOTE_DOMAINS
DM_REMOTE

これらのセクションの中で、次のパラメータ名が変更されています。

元のパラメータ名
新しいセクション名
DOMAINID
ACCESSPOINTID
MAXRDOM
MAXACCESSPOINT
MAXRDTRAN
MAXRAPTRAN

これらのDMCONFIGセクションに対応するDM_MIBクラスは、それぞれT_DM_LOCALT_DM_REMOTEです。

特定の構成では、利用可能なサービスとリソース(キュー・スペースやキュー名など)を両方ともインポートおよびエクスポートする必要があります。したがって、DMCONFIGのセクション名DM_LOCAL_SERVICESDM_REMOTE_SERVICESでは必要なアクティビティが適切に表現されなくなりました。これらのセクション名をそれぞれDM_EXPORTおよびDM_IMPORTに置き換えると、行われるアクションが明確に表現されます。つまり、単一Oracle Tuxedoドメインの観点から見て、ローカル・アクセス・ポイントを通じてそのドメインからリソースがエクスポートされ、リモート・ドメイン・アクセス・ポイントを通じてそのドメインにリソースがインポートされます。次の表は、それらのDMCONFIGセクション名の変更を示しています。

元のDMCONFIGセクション名
新しいセクション名
DM_LOCAL_SERVICES
DM_EXPORT
DM_REMOTE_SERVICES
DM_IMPORT

これらのセクションの中で、次のパラメータ名が変更されています。

元のパラメータ名
新しいセクション名
LDOM
LACCESSPOINT
RDOM
RACCESSPOINT

これらのDMCONFIGセクションに対応するDM_MIBクラスは、それぞれT_DM_EXPORTT_DM_IMPORTです。

後方互換性

Oracle Tuxedoリリース7.1から導入された新しいDomains用語は、DM_MIBのリファレンス・ページ、クラス、およびエラー・メッセージと、DMCONFIGのリファレンス・ページ、セクション名、パラメータ名、およびエラー・メッセージに適用されています。

後方互換性のため、Oracle Tuxedo 7.1より前に使用されていたDMCONFIG用語とDomains用のMIBの新しい用語との間で別名が提供されています。Oracle Tuxedoリリース7.1以降では、dmloadcfは両方のDMCONFIG用語を使用できます。ただし、dmunloadcfは、デフォルトで新しいドメイン関連の用語を使用するDMCONFIGファイルを生成します。以前のドメイン関連の用語を使用するDMCONFIGファイルを生成するには、dmunloadcf-cオプションを使用します。

説明

Domains用のMIBでは、ドメインがドメイン・ゲートウェイおよびドメイン・ゲートウェイ管理サーバーを使用してサービスをインポートまたはエクスポートするためのクラスが定義されています。このリファレンス・ページは、Oracle TuxedoシステムのDomainsコンポーネントに関する知識がある読者を対象としています。Domainsコンポーネントについては、「Oracle Tuxedo Domainsコンポーネントの使用」を参照してください。

管理リクエストのフォーマットと管理応答の解釈を行うには、DM_MIB(5)を共通MIBリファレンス・ページMIB(5)と一緒に使用してください。

DM_MIBで説明するクラスや属性を使用し、MIB(5)の説明に従ってフォーマットしたリクエストを使用すると、アクティブなアプリケーションの既存のATMIインタフェースを通じて管理サービスをリクエストできます。DM_MIB(5)のすべてのクラス定義の追加情報については、「DM_MIB(5)に関する追加情報」を参照してください。

DM_MIB(5)は、次のクラスで構成されています。

表12 DM_MIBのクラス
クラス名
属性
ドメインのアクセス制御リスト
2つのドメイン間の接続ステータス
リモート・ドメインから受信するイベント
リモート・ドメインに送信するイベント
エクスポートされるリソース
インポートされるリソース
ローカル・アクセス・ポイント
OSI TP 1.3固有の、アクセス・ポイントの構成
OSI TP 4.0以降固有の、アクセス・ポイントの構成
ドメインのパスワード・エントリ
プリンシパル・マッピング・エントリ
リモート・アクセス・ポイント
グローバルDomains構成情報
アクセス・ポイントのルーティング基準
リモート・プリンシパル・エントリ
SNA-CRM固有の、ローカル・アクセス・ポイントの構成
SNAX固有の、リモート・ドメイン・アクセス・ポイントの構成
特定のSNA CRMで使用されるSNAスタック
TDomain固有の、アクセス・ポイントの構成
ローカル・アクセス・ポイントと関連付けられたトランザクション・エントリ

各クラスの説明は、次の4つのセクションで構成されています。

属性表の形式

属性表はクラス内の属性のリファレンス・ガイドであり、管理者、オペレータ、一般ユーザーがそれらの属性を使用してアプリケーションと対話するための方法を説明しています。

属性表の各属性の説明には、5つの構成要素(名前、型、パーミッション、値、デフォルト値)があります。各要素については、MIB(5)を参照してください。

TA_FLAGS値

MIB(5)は、共通TA_FLAGS属性を定義します。この属性はlong値フィールドで、共通MIBフラグ値とコンポーネントMIB固有フラグ値の両方を持ちます。現時点では、DM_MIB固有のフラグ値は定義されていません。

FML32フィールド表

このリファレンス・ページで説明する属性のフィールド表は、システムにインストールしたOracle Tuxedoシステム・ソフトウェアのルート・ディレクトリからの相対パスで指定されるudataobj/tpadmファイルにあります。${TUXDIR}/udataobjディレクトリは、FLDTBLDIR環境変数で指定されるコロン区切りのリストにアプリケーションによって追加される必要があります。フィールド表名tpadmは、FIELDTBLS環境変数で指定されるカンマ区切りのリストに追加される必要があります。

相互運用性

このMIBのヘッダー・ファイルとフィールド表には、Oracle Tuxedoリリース7.1以降のサイト(ネイティブとワークステーションの両方)からのみアクセスできます。アプリケーション内でリリース5.0以前のサイトがアクティブになっている場合、グローバル情報の更新(SET操作)はそれらのサイトのゲートウェイ・グループでは利用できません。

リリース5.0以前のサイトのローカル情報にはアクセスできません。アクセスされるクラスにグローバル情報も含まれている場合は、グローバル情報のみ返されます。それ以外の場合は、エラーが返されます。

移植性

Oracle TuxedoシステムのMIBを使用した管理作業をサポートするために必要な既存のFML32およびATMI関数、さらにこのリファレンス・ページに定義するヘッダー・ファイルとフィールド表は、すべてのサポート対象ネイティブ・プラットフォームとワークステーション・プラットフォームで使用可能です。

 


T_DM_ACLクラスの定義

概要

T_DM_ACLクラスは、ドメインのアクセス制御情報を表します。

属性表

表13 DM_MIB(5): T_DM_ACLクラス定義の属性表
属性
パーミッション
デフォルト値
TA_DMACLNAME (r) (k) (*)
string
rw-r--r--
string[1..15]
N/A
string
rw-r--r--
string [0..1550]
“”
string
rw-r--r--
GET: "VAL"
SET: "{NEW|INV}"
N/A
N/A
(r) - 新しいオブジェクトが作成される場合に必須です。
(k) - オブジェクトを取り出すためのキー・フィールドです。
(*) - クラスでのすべてのSET操作で必須のキー・フィールドです。

属性のセマンティクス

TA_DMACLNAME: string [1..15]

Domains構成のT_DM_ACLエントリ名のスコープ内でユニークな、アクセス制御リストの名前。

TA_DMRACCESSPOINTLIST: string [0..1550]

このアクセス制御リストと関連付けられたリモート・ドメイン・アクセス・ポイントのリスト。TA_DMRACCESSPOINTLISTは、リモート・ドメイン・アクセス・ポイント名(有効なT_DM_REMOTEオブジェクトのTA_DMRACCESSPOINT属性の値)のカンマ区切りのリストです。リストには、リモート・ドメイン・アクセス・ポイントの識別子要素を50個まで格納できます。この属性を"*"に設定すると、構成のすべてのリモート・ドメインがこのエントリと関連付けられます。""は、リモート・ドメイン・アクセス・ポイントがこのエントリと関連付けられないことを意味します。デフォルトは""です。

TA_STATE:

GET: "{VALid}"

GET操作は、T_DM_ACLオブジェクトの構成情報を検索します。以下に示す状態は、GETリクエストに応えて返されるTA_STATE属性の意味を示します。次に示されていない状態は返されません。

"VALid"
オブジェクトが定義され、非アクティブ状態です。これがこのクラスの唯一の有効な状態です。ACLグループがアクティブになることはありません。

SET: "{NEW | INValid}"

SET操作は、選択したT_DM_ACLオブジェクトの構成情報を更新します。以下に示す状態は、SETリクエストで設定されるTA_STATEの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。

"NEW"
新しいオブジェクトを作成します。状態の変更は、"INValid"状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態は"VALid"になります。
unset
既存のオブジェクトを変更します。この組合せは"INValid"状態では使用できません。正常に終了してもオブジェクトの状態は変わりません。
"INValid"
オブジェクトを削除します。状態の変更は、"VALid"状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態は"INValid"になります。

制限

なし。

 


T_DM_CONNECTIONクラスの定義

概要

T_DM_CONNECTIONクラスは、ドメイン・アクセス・ポイント間の接続のステータスを表します。

属性表

表14 DM_MIB(5): T_DM_CONNECTIONクラス定義の属性表
属性
パーミッション
デフォルト値
string
rw-r--r--
string[1..30]
N/A
string
rw-r--r--
string[1..30]
N/A
string
r--r--r--
"{TDOMAIN }"
N/A
TA_STATE(k)(*)
string
rwxr-xr--
GET: "{ACT | SUS | INI | INA | UNK}"
SET: "{ACT | INA}"
N/A
N/A
TA_DMTYPE=TDOMAINの場合に設定可能な属性
string
r--------
"{0 | 40 | 56 | 128}"(注1)
“0"
(k) - オブジェクトを取り出すためのキー・フィールドです。
(*) - クラスでのすべてのSET操作で必須のキー・フィールドです。

注1リンク・レベルの暗号化の値40は、後方互換性を維持するために提供されています。

属性のセマンティクス

TA_DMLACCESSPOINT: string[1..30]

ドメイン間の接続を識別するローカル・ドメイン・アクセス・ポイントの名前。
GETおよびSET操作では、この属性に特定のローカル・ドメイン・アクセス・ポイントを指定する必要があります。

TA_DMRACCESSPOINT: string[1..30]

ドメイン間の接続を識別するリモート・ドメイン・アクセス・ポイントの名前。
GETおよびSET操作で、TA_DMRACCESSPOINTが指定されていない場合は、TA_DMLACCESSPOINTで指定されたローカル・アクセス・ポイントのすべてのT_DM_CONNECTIONエントリが選択されます。

TA_DMTYPE: "{TDOMAIN }"

ドメインのタイプ。"TDOMAIN"です。

TA_STATE:

GET: "{ACTive | SUSpended | INItializing | INActive | UNKnown}"

GET操作は、接続の実行時情報を検索します。以下に示す状態は、GETリクエストに応えて返されるTA_STATEの意味を示します。次に示されていない状態は返されません。

"ACTive"
接続がアクティブです。
"SUSpended"
接続が再試行を待っています。
"INItializing"
接続が初期化されています。
"INActive"
指定されたドメイン・アクセス・ポイントの接続が切断されています。(この状態は、Oracle Tuxedoリリース7.1以降が動作するゲートウェイによってのみ返されます。)
"UNKnown"
指定されたドメイン・アクセス・ポイントの接続状態を確認できません。

SET: "{ACTive | INActive}"

SET操作は、接続の実行時情報を更新します。以下に示す状態は、SETリクエストのTA_STATEの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。

"ACTive"
指定されたドメイン・アクセス・ポイントを接続します。現在の状態が"SUSpended"または"INActive"の場合、SET:"ACTive"は接続の状態を"INItializing"にします。それ以外の場合は、変更はありません。
"INActive"
指定されたドメイン・アクセス・ポイントの接続を切断し、オブジェクトを破棄します。

TA_DMTYPE=TDOMAINの場合に設定可能な属性

TA_DMCURENCRYPTBITS: "{0 | 40 | 56 | 128}"

この接続で使用する暗号化のレベル。 "0"は暗号化を行わないことを示し、"40""56"、および"128"は暗号化キーの長さをビット単位で指定します。この属性は、Oracle Tuxedoリリース7.1以降が動作するゲートウェイでのみ有効です。その他のゲートウェイの場合、この値は"0"に設定します。
注: リンク・レベルの暗号化の値40は、後方互換性を維持するために提供されています。

制限

ドメイン・ゲートウェイ管理(GWADM)サーバーおよびTA_DMLACCESSPOINT属性で指定されたローカル・ドメイン・アクセス・ポイントをサポートするドメイン・ゲートウェイがアクティブでないと、そのアクセス・ポイントへの接続でGET操作またはSET操作を実行することはできません。

 


T_DM_EVT_INクラスの定義

概要

T_DM_EVT_INクラスは、リモート・ドメインから受信できるイベントを表します。

属性表

表15 DM_MIB(5): T_DM_EVT_INクラス定義の属性表
属性
パーミッション
デフォルト値
TA_DMEVTNAME(r)(k)(*)
string
rw-r--r--
string[1..30]
N/A
string
rw-r--r--
string[1..30]
* (ワイルドカード文字)
string
rw-r--r--
GET: "VAL"
SET: "{NEW | INV}"
N/A
string
rw-r--r--
string[1..15]
N/A
string
rw-r--r--
string[1..255]
N/A
string
rw-r--r--
string[1..255]
N/A
string
rw-r--r--
string[1..30]
N/A
(r) - 新しいオブジェクトが作成される場合に必須です。
(k) - オブジェクトを取り出すためのキー・フィールドです。
(*) - クラスでのすべてのSET操作で必須のキー・フィールドです。

注: すべてのFIELDS定義は"udataobj/tpadm"内で定義されています。

属性のセマンティクス

TA_DMEVTNAME: string[1..30]

ローカル・ドメイン・サブスクライバがサブスクライブする必要がある特定のリモート・イベントの名前を指定します。

TA_DMLACCESSPOINT: string[1..30]

リモート・ドメインからこのイベントの受信が許可されたローカル・ドメイン・アクセス・ポイントの名前を指定します。

TA_STATE:

GET: "VAL"

GET操作は、接続の実行時情報を検索します。以下に示す状態は、GETリクエストに応えて返されるTA_STATEの意味を示します。以下に示されていない状態は返されません。
"VAL"
T_DM_EVT_INオブジェクトが定義され、有効です。

SET: "{NEW | INV}"

SET操作は、接続の実行時情報を更新します。以下に示す状態は、SETリクエストのTA_STATEの意味を示します。以下に示されていない状態は設定できません。
"NEW"
アプリケーションのT_DM_EVT_INオブジェクトを作成します。状態の変更はINV状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態はVALになります。
"INV"
アプリケーションのT_DM_EVT_INオブジェクトを削除します。状態の変更はVAL状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態はINVになります。

TA_DMACLNAME: string[1..15]

アクセス制御リスト(ACL)の名前を指定します。ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントは、このリストを使用してローカル・ドメインからこのリモート・イベントへのリクエストを制限します。ACLの名前は、DM_ACCESS_CONTROLセクションで定義します。

TA_DMEVTEXPR: string[1..255]

1つの受信イベントまたは一連の受信イベントを指定します。このstringは、正規表現を含みNULLで終わる文字列です。

TA_DMEVTFILTER: string[1..255]

1つの受信イベントまたは一連の受信イベントのフィルタを指定します。このstringは、ブール値のフィルタ規則を含みNULLで終わる文字列です。

TA_DMREVTNAME: string[1..30]

このリモート・イベントの名前のかわりとなるイベント識別子(別名)を指定します。このフィールドは、ピア・ドメインのDM_EVT_OUTセクションのREVTNAMEと一致する必要があります。

 


T_DM_EVT_OUTクラスの定義

概要

T_DM_EVT_OUTクラスは、リモート・ドメインに送信できるイベントを表します。

属性表

表16 DM_MIB(5): T_DM_EVT_OUTクラス定義の属性表
属性
パーミッション
デフォルト値
TA_DMEVTNAME(r)(k)(*)
string
rw-r—r--
string[1..30]
N/A
string
rw-r—r--
string[1..30]
* (ワイルドカード文字)
string
rw-r—r--
string[1..92]
* (ワイルドカード文字)
string
rw-r—r--
GET: "VAL"
SET: "{NEW | INV}"
N/A
string
rwxr--r--
0 < num <= 100
50
string
rw-r—r--
"{Y|N}"
N
string
rw-r—r--
string[1..255]
N/A
string
rw-r—r--
string[1..255]
N/A
strng
rw-r—r--
string[1..30]
N/A
(r) —新しいオブジェクトが作成される場合に必須です。
(k) - オブジェクトを検索するためのキー・フィールド
(*)—クラスでのすべてのSET操作で必須のキー・フィールドです。

注: すべてのFIELDS定義は"udataobj/tpadm"内で定義されています。

属性のセマンティクス

TA_DMEVTNAME: string[1..30]

リモート・ドメインにポストできる特定のローカル・イベントの名前を指定します。

TA_DMLACCESSPOINT: string[1..30]

このイベントのリモート・ドメインへの送信が許可されたローカル・ドメイン・アクセス・ポイントの名前を指定します。TA_DMLACCESSPOINTのデフォルト値は"*"です。これは、DM_LOCALセクションに指定されたすべてのローカル・ドメイン・アクセス・ポイントを意味します。

TA_DMRACCESSPOINTLIST: string[1..92]

イベントの送信先のリモート・ドメイン・アクセス・ポイントを指定します。TA_DMRACCESSPOINTLISTのデフォルト値は"*"です。これは、DM_REMOTEセクションに指定されたすべてのリモート・ドメイン・アクセス・ポイントを意味します。

TA_STATE:

GET: "VAL"

GET操作は、接続の実行時情報を検索します。以下に示す状態は、GETリクエストに応えて返されるTA_STATEの意味を示します。以下に示されていない状態は返されません。
"VAL"
T_DM_EVT_OUTオブジェクトが定義され、有効です。

SET: "{NEW | INV}"

SET操作は、接続の実行時情報を更新します。以下に示す状態は、SETリクエストのTA_STATEの意味を示します。以下に示されていない状態は設定できません。
"NEW"
アプリケーションのT_DM_EVT_OUTオブジェクトを作成します。状態の変更はINV状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態はVALになります。
“INV”
アプリケーションのT_DM_EVT_OUTオブジェクトを削除します。状態の変更はVAL状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態はINVになります。

TA_DMPRIO: 0 < num <= 100

イベントをキューから取り出す優先度の数値を指定します。この値は0より大きく、100以下でなければなりません(100が最高の優先度)。デフォルトは50です。イベントは、FIFOに基づき10回に1回取り出されるため、優先度の低いメッセージがキューに無制限にとどまることはありません。優先度の低いインタフェースやサービスでは、レスポンス時間を問題にすべきではありません。

TA_DMEVTTRAN: “{Y|N}”

現在のイベント通知をポスト側のトランザクションに含めるかどうかを指定します。"Y"が指定されると、イベント通知はポスト側のトランザクション(存在する場合)に含めれられます。ポスト元がトランザクション以外の場合、このイベントを通知するためにトランザクションが開始されます。逆に、"N"が指定されると、ポストされたすべてのイベントは、ポスト側が参加しているトランザクションに関しては実行されません。指定されない場合、TA_DMEVTTRANはデフォルトで"N"に設定されます。

TA_DMEVTEXPR: string[1..255]

1つの送信イベントまたは一連の送信イベントを指定します。このstringは、正規表現を含みNULLで終わる文字列です。

TA_DMEVTFILTER: string[1..255]

1つの送信イベントまたは一連の送信イベントのフィルタを指定します。このstringは、ブール値のフィルタ規則を含みNULLで終わる文字列です。

TA_DMREVTNAME: string[1..30]

このローカル・イベントの名前のかわりとなるイベント識別子(別名)を指定します。このフィールドが指定された場合、ピア・ドメインのDM_EVT_INセクションのREVTNAMEと一致する必要があります。

 


T_DM_EXPORTクラスの定義

概要

T_DM_EXPORTクラスは、ローカル・アクセス・ポイントを通じて1つ以上のリモート・ドメインにエクスポートされるローカル・リソースを表します。

属性表

表17 DM_MIB(5): T_DM_EXPORTクラス定義の属性表
属性
パーミッション
デフォルト値
string
rw-r--r--
string[1..127]
N/A
string
rw-r--r--
string[1..30]
* (すべてということ)
string
rw-r--r--
GET: "VAL"
SET: "{NEW | INV}"
N/A
N/A
string
rw-r--r--
string[1..15]
N/A
string
rw-r--r--
"{Y | N}"
"N"
string
rw-r--r--
string[1..127]
N/A
TA_VERSION_RANGE
string
rwxr-xr--
numeric_value1-numeric_value2, “DEFAULT”
N/A
TA_DMTYPE=SNAX|OSITP|OSITPXのリモート・ドメイン・アクセス・ポイントから設定可能な属性
string
rw-r--r--
string[0..513]
N/A
string
rw-r--r--
string[0..513]
N/A
TA_DMTYPE=OSITPXのリモート・ドメイン・アクセス・ポイントから設定可能な属性
string
rw-r--r--
"{TIGHT | LOOSE}"
"LOOSE"
string
rw-r--r--
string[0..78]
“”
string
rw-r--r--
string[0..78]
“”
(r) - 新しいオブジェクトが作成される場合に必須です。
(k) - オブジェクトを取り出すためのキー・フィールドです。
(*) - クラスでのすべてのSET操作で必須のキー・フィールドです。

属性のセマンティクス

TA_DMRESOURCENAME: string[1..127]

リソース・タイプSERVICE (サービス名)、QSPACE (キュー・スペース名)、およびQNAME (キュー名)のエントリのローカル・リソース名。SERVICEエントリの場合、この属性の値はアクティブなT_SVCGRPオブジェクトのTA_SERVICENAME属性の値に対応します。このリソースは、同じ名前あるいはTA_DMREMOTENAME属性またはTA_DMTE*属性で定義された別名を使用してリモート・ドメインにエクスポートされます。

TA_DMLACCESSPOINT: string[1..30]

このローカル・リソースが利用可能なローカル・アクセス・ポイントの名前。この属性を"*"に設定すると、すべてのローカル・アクセス・ポイントでリソースが利用可能になります。

TA_STATE:

GET: "{VALid}"

GET操作は、T_DM_EXPORTオブジェクトの構成情報を検索します。以下に示す状態は、GETリクエストに応えて返されるTA_STATE属性の意味を示します。次に示されていない状態は返されません。

"VALid"
オブジェクトが存在します。

SET: "{NEW | INValid}"

SET操作は、選択したT_DM_EXPORTオブジェクトの構成情報を更新します。以下に示す状態は、SETリクエストで設定されるTA_STATEの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。

"NEW"
新しいオブジェクトを作成します。
unset
既存のオブジェクトを変更します。この組合せは"INValid"状態では使用できません。正常に終了してもオブジェクトの状態は変わりません。
"INValid"
オブジェクトを削除します。

TA_DMACLNAME: string [1..15]

このローカル・リソースのセキュリティに使用するT_DM_ACLオブジェクトの名前。

TA_DMCONV: "{Y | N}"

このローカル・リソースが会話型かどうかを指定します。

TA_DMREMOTENAME: string[1..127]

リモート・ドメイン・アクセス・ポイントを通じてエクスポートされるこのローカル・リソースの名前を指定します。この属性が指定されていない場合、ローカル・リソースの名前にはTA_DMRESOURCENAMEで指定された名前がデフォルトで使用されます。
TA_DMTYPE=SNAX|OSITP|OSITPXのリモート・ドメイン・アクセス・ポイントから設定可能な属性

TA_DMINBUFTYPE: string[0..513]

type[:subtype] - このローカル・リソースの入力バッファ・タイプと、必要に応じてサブタイプを指定します。この属性がある場合は、受け付けたバッファ・タイプ(およびサブタイプ)が定義されます。この属性は、SNAXを使用する場合、あるいはUDTアプリケーション・コンテキストでOSITPまたはOSITPXを使用してリモート・ドメイン・アクセス・ポイントからのアクセスが許可される場合にTA_DMRESOURCETYPE="SERVICE"のエントリに対して定義する必要があります。

TA_DMOUTBUFTYPE: string[0..513]

type[:subtype] - このローカル・リソースの出力バッファ・タイプと、必要に応じてサブタイプを指定します。この属性が存在する場合、サービスによって出力されたバッファ・タイプ(およびサブタイプ)を定義します。この属性は、SNAXを使用する場合、あるいはUDTアプリケーション・コンテキストでOSITPまたはOSITPXを使用してリモート・ドメイン・アクセス・ポイントからのアクセスが許可される場合にTA_DMRESOURCETYPE="SERVICE"のエントリに対して定義する必要があります。
TA_DMTYPE=OSITPXのリモート・ドメイン・アクセス・ポイントから設定可能な属性

TA_DMCOUPLING: string"{TIGHT | LOOSE}"

このローカル・サービスに対するリクエストが同じリモート・ドメイン・アクセス・ポイントを通じて送られてくる場合にトランザクションの結合が疎結合であるか密結合であるかを指定します。デフォルトは"LOOSE"です。TA_DMCOUPLING="LOOSE"を設定した場合、両方のリクエストが同じグローバル・トランザクションに参加していても、このローカル・サービスに対する最初のリクエストで行われたデータベースの更新は2番目のリクエストから確認できません。TA_DMCOUPLING="TIGHT"を設定した場合、同じリモート・ドメイン・アクセス・ポイントを通じて行われた同じローカル・サービスへの複数の呼出しは密結合されます。つまり、最初のリクエストで行われたデータベースの更新が2番目のリクエストから確認できるということです。
TA_DMCOUPLING="TIGHT"は、同じリモート・ドメイン・アクセス・ポイントを通じて重複したサービス・リクエストが送られてきたときにのみ適用されます。サービス・リクエストが異なるリモート・ドメイン・アクセス・ポイントを通る場合、リクエストは常に疎結合されます。

TA_DMINRECTYPE: string[1..78]

type[:subtype] - このローカル・サービスで特定のクライアントが要求する応答バッファのタイプを(必要に応じてサブタイプも続けて)指定します。場合によっては、応答バッファの形式も指定します。この属性は、リモート・クライアントが要求するバッファとタイプおよび構造が同じバッファをローカル・サービスが送信する場合は省略できます。TA_DMINRECTYPEを指定しない場合、バッファのタイプは変わりません。

TA_DMOUTRECTYPE: string[1..78]

type[:subtype] - このローカル・サービスのリモート・クライアントが送信するバッファのタイプを(必要に応じてサブタイプも続けて)指定します。この属性は、厳密なタイプ・チェックに使用します。

制限

このクラスのインスタンスを追加または更新するSET操作の実行時、および特定のローカル・ドメイン・アクセス・ポイントをTA_DMLACCESSPOINT属性で指定する場合、アクセス・ポイントがT_DM_LOCALクラス内に存在しなければなりません。存在しない場合、TA_DMLACCESSPOINT属性に対して"not defined"エラーが戻され、操作は失敗します。

 


T_DM_IMPORTクラスの定義

概要

T_DM_IMPORTクラスは、1つまたは複数のリモート・ドメイン・アクセス・ポイントを通してインポートされ、1つまたは複数のローカル・ドメイン・アクセス・ポイントを通してローカル・ドメインで使用可能なリモート・リソースを表します。

属性表

表18 DM_MIB(5): T_DM_IMPORTクラス定義の属性表
属性
パーミッション
デフォルト値
string
rw-r--r--
string[1..127]
 
string
rw-r--r--
string[1..92]
*
(すべてということ)
string
rw-r--r--
string[1..30]
*
(すべてということ)
string
rwxr-xr--
GET: "VAL"
SET: "{NEW | INV}"
N/A
N/A
long
rwyr--r--
0 <= num <= 32,767
0
string
rw-r--r--
"{Y | N}"
"N"
short
rw-r--r--
1 <= num <= 32,767
50
string
rw-r--r--
string[1..127]
N/A
TA_DMRESOURCETYPE
string
rw-r--r--
"SERVICE"
"SERVICE"
string
rw-r--r--
string[1..15]
N/A
TA_VERSION_RANGE
string
rwxr-xr--
numeric_value1-numeric_value2, “DEFAULT”
N/A
TA_DMTYPE=SNAX|OSITP|OSITPX のリモート・ドメイン・アクセス・ポイントから設定可能な属性
string
rw-r--r--
string[0..256]
N/A
string
rw-r--r--
string[0..256]
N/A
TA_DMTYPE=OSITPXのリモート・ドメイン・アクセス・ポイントから設定可能な属性
string
rw-r--r--
"{Y | N}"
"N"
string
rw-r--r--
string[0..78]
“”
string
rw-r--r--
string[0..78]
“”
string
rw-r--r--
"{INTEGER | PRINTABLESTRING}"
“”
string
rw-r--r--
string[0..64]
“”
(r) - 新しいオブジェクトが作成される場合に必須です。
(k) - オブジェクトを取り出すためのキー・フィールドです。
(*) - クラスでのすべてのSET操作で必須のキー・フィールドです。

属性のセマンティクス

TA_DMRESOURCENAME: string[1..127]

リソース・タイプSERVICE (サービス名)、QSPACE (キュー・スペース名)、およびQNAME (キュー名)のエントリで使用するリモート・リソース名。このリソースは、同じ名前あるいはTA_DMREMOTENAME属性またはTA_DMTE*属性で定義された別名を使用してリモート・ドメインからインポートされます。

TA_DMRACCESSPOINTLIST: string[1..92]

このリモート・リソースをインポートするためのリモート・ドメイン・アクセス・ポイントの名前を指定します。TA_DMRACCESSPOINTLISTは、カンマ区切りのフェイルオーバー・ドメイン・リストで、最大30文字のリモート・ドメイン・アクセス・ポイントを10個まで格納できます。この属性を"*"に設定すると、すべてのリモート・ドメイン・アクセス・ポイントからリソースをインポートできます。

TA_DMLACCESSPOINT: string[1..30]

このリモート・リソースが利用可能なローカル・ドメイン・アクセス・ポイントの名前。この属性を"*"に設定すると、すべてのローカル・ドメイン・アクセス・ポイントを通してリソースを利用できます。

TA_STATE:

GET: "{VALid}"

GET操作は、T_DM_IMPORTオブジェクトの構成情報を検索します。以下に示す状態は、GETリクエストに応えて返されるTA_STATEの意味を示します。次に示されていない状態は返されません。

"VALid"
オブジェクトが存在します。

SET: "{NEW | INValid}"

SET操作は、選択したT_DM_IMPORTオブジェクトの構成情報を更新します。以下に示す状態は、SETリクエストのTA_STATEの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。

"NEW"
新しいオブジェクトを作成します。状態変更は、"INValid"状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態は"ACTive"になります。
unset
既存のオブジェクトを変更します。この組合せは"INValid"状態では使用できません。正常に終了してもオブジェクトの状態は変わりません。
"INValid"
オブジェクトを削除します。状態変更は、"ACTive"状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態は"INValid"になります。

TA_DMBLOCKTIME: 0 <= num <= 32,767

APIのブロッキング呼出しが特定のサービスに対してタイムアウトになるまでの最短時間を示すブロック時間の制限(秒)この属性によってクライアントでは、指定された秒数の経過後に、サービス・リクエストがまだ処理中でサーバーが応答を受信していないことがわかります。 指定しない場合、デフォルト値は0です。その場合は、UBBCONFIG RESOURCESセクションで指定されたシステム全体のBLOCKTIME値がサービスで使用されます。

TA_DMCONV: "{Y | N}"

このリモート・リソースが会話型であるかどうかを指定するboolean型の値("Y"または"N")。

TA_DMLOAD: 1 <= num <= 32,767

このリモート・リソースのサービス負荷。インタフェースの負荷は、ロード・バランシングのために使用します。つまり、すでに負荷が大きいキューは、新規の要求ではあまり選択されません。

TA_DMREMOTENAME: string[1..127]

リモート・ドメイン・アクセス・ポイントを通じてインポートされるこのリモート・リソースの名前を指定します。この属性が指定されていない場合、リモート・リソースの名前にはTA_DMRESOURCENAMEで指定された名前がデフォルトで使用されます。

TA_DMROUTINGNAME: string[1..15]

このリモート・リソース("SERVICE"または"QSPACE")のルーティング基準として使用するT_DM_ROUTINGオブジェクトの名前。

TA_VERSION_RANGE: numeric1-numeric2 (0<= num <65535), "DEFAULT"

この属性は、インポートされるサービス範囲を指定するために使用します。TA_VERSION_RANGEに有効なバージョン範囲が設定されると、インポートされるサービスのバージョン範囲はこのバージョン範囲に変更されます。"DEFAULT"に設定されると、TA_VERSION_RANGEを使用して、ユーザー構成のサービス・バージョン範囲がリセットされます。サービス・バージョン範囲は、システム・デフォルト値0-65535に変更されます。
変更はすぐに有効になります。
TA_DMTYPE=SNAX|OSITP|OSITPXのリモート・ドメイン・アクセス・ポイントから設定可能な属性

TA_DMINBUFTYPE: string[0..256]

type[:subtype] - このリモート・リソースの入力バッファ・タイプと、必要に応じてサブタイプを指定します。この属性がある場合は、受け付けたバッファ・タイプ(およびサブタイプ)が定義されます。この属性は、SNAXを使用する場合、あるいはUDTアプリケーション・コンテキストでOSITPまたはOSITPXを使用してリモート・ドメイン・アクセス・ポイントへのアクセスが許可される場合にDMRESOURCETYPE="SERVICE"のエントリに対して定義する必要があります。

TA_DMOUTBUFTYPE: string[0..256]

type[:subtype] - このリモート・リソースの出力バッファ・タイプと、必要に応じてサブタイプを指定します。この属性が存在する場合、サービスによって出力されたバッファ・タイプ(およびサブタイプ)を定義します。この属性は、SNAXを使用する場合、あるいはUDTアプリケーション・コンテキストでOSITPまたはOSITPXを使用してリモート・ドメイン・アクセス・ポイントへのアクセスが許可される場合にDMTYPE="SERVICE"のエントリに対して定義する必要があります。
TA_DMTYPE=OSITPXのリモート・ドメイン・アクセス・ポイントから設定可能な属性

TA_DMAUTOPREPARE: string"{Y | N}"

このリモート・サービスに対するグローバル・トランザクションに関与する単一のtpcall()で、呼出しを自動的に準備できるようにします。この最適化により、2フェーズ・コミット・プロセスを1ステップで実行できます。リモートのOSITPドメインは、この機能をサポートしている必要があります。デフォルトは"N"です。

TA_DMINRECTYPE: string[1..78]

type[:subtype] - このリモート・サービスに必要なリクエスト・バッファのタイプを(必要に応じてサブタイプも続けて)指定します。場合によっては、リクエスト・バッファの形式も指定します。この属性は、リモート・サービスが要求するバッファとタイプおよび構造が同じバッファをローカル・クライアントが送信する場合は省略できます。TA_DMINRECTYPEを指定しない場合、バッファのタイプは変わりません。

TA_DMOUTRECTYPE: string[1..78]

type[:subtype] - このリモート・サービスが送信するバッファのタイプを(必要に応じてサブタイプも続けて)指定します。この属性は、厳密なタイプ・チェックに使用します。

TA_DMTPSUTTYPE: string"{INTEGER | PRINTABLESTRING}"

このリモート・サービスのTA_DMREMTPSUT値で実行するエンコーディングのタイプを指定します。"INTEGER"および"PRINTABLESTRING"はASN.1タイプです。デフォルトは"PRINTABLESTRING"です。

TA_DMREMTPSUT: string[1..64]

このリモート・サービスを提供するリモート・システムのTPサービス・ユーザー・タイトルを識別します。OSI TP実装のユーザーの一部はこの属性が必要です。OS 2200 OLTP-TM2200、OpenTI、A Series Open/OLTP、およびOracle eLink OSI TPの場合は必要ありません。TA_DMTPSUTTYPEの値が"PRINTABLESTRING"である場合、最大長は60文字です。PRINTABLESTRINGのASN.1タイプに準拠する必要があります。TA_DMTPSUTTYPEの値が"INTEGER"である場合の最大長はLONGの値になります。この値は、リモートのTPSUTを定義する前に定義する必要があります。

制限

なし。

 


T_DM_LOCALクラスの定義

概要

T_DM_LOCALクラスは、ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントを定義します。ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントは、リモート・ドメインにエクスポートされるローカル・サービスへのアクセス制御、およびリモート・ドメインからインポートされるリモート・サービスへのアクセス制御に使用します。

属性表

表19 DM_MIB(5): T_DM_LOCALクラス定義の属性表
属性
パーミッション
デフォルト値
string
rw-r--r--
string[1..30]
N/A
string
rw-r--r--
string[1..30]
N/A
string
rw-r--r--
string[1..30]
N/A
string
rw-r--r--
"{TDOMAIN | SNAX | OSITP | OSITPX}"
"TDOMAIN"
string
rw-r--r--
GET: "VAL"
SET: "{NEW | INV}"
N/A
N/A
string
rw-r--r--
string [1..256](注3)
N/A
short
rw-r--r--
0 <= num <= 32,767
T_DOMAINTA_BLOCKTIME (注1)
string
rw-r--r--
string [1..256](注3)
N/A
string
rw-r--r--
string[1..18]
"DMTLOG"
long
rw-r--r--
1 <= num <= 2048
100
short
rw-r--r--
0 <= num <= 32,767
16
short
rw-r--r--
0 <= num <= 32,767
T_DOMAINTA_MAXGTT (注2)
string
rw-r--r--
"{NONE | APP_PW | DM_PW | DM_USER_PW | CLEAR | SAFE | PRIVATE}"
"NONE"
TA_DMTYPE=TDOMAINの場合に設定可能な属性
string
rwxr--r--
"{ON_DEMAND | ON_STARTUP | INCOMING_ONLY | PERSISTENT_DISCONNECT}"
"ON_DEMAND"
long
rwxr--r--
0 <= num <= MAXLONG
0
long
rwxr--r--
0 <= num <= MAXLONG
60
string
rw-r--r--
{ Y | N}
"N"
TA_DMTYPE=TDOMAINの場合に設定可能な属性
string
rwxr--r--
string[0..511]
“”
string
rw-r--r--
string[0..15]
“”
TA_DMTYPE=SNAXの場合に設定可能な属性
long
rw-r--r--
1 <= num <= MAXLONG
1000000
(r) - 新しいオブジェクトが作成される場合に必須です。
(k) - オブジェクトを取り出すためのキー・フィールドです。
(*) - クラスでのすべてのSET操作で必須のキー・フィールドです。

注1 T_DOMAINクラスのTA_BLOCKTIMEの現在の値。

注2 T_DOMAINクラスのTA_MAXGTTの現在の値。

注3 Oracle Tuxedo 8.0以前のリリースの場合、この属性の文字列の長さは最大78バイトです。

属性のセマンティクス

TA_DMACCESSPOINT: string[1..30]

このT_DM_LOCALエントリの名前 - このDomains構成内のT_DM_LOCALおよびT_DM_REMOTEアクセス・ポイント名のスコープ内で一意のユーザー指定のローカル・ドメイン・アクセス・ポイントの識別子(論理名)です。

TA_DMACCESSPOINTID: string[1..30]

リモート・ドメインへの接続を設定するときのセキュリティのため、このローカル・ドメイン・アクセス・ポイントに関連付けられているドメイン・ゲートウェイ・グループの識別子です。この識別子は、すべてのローカルおよびリモート・ドメイン・アクセス・ポイント間でユニークでなければなりません。

TA_DMSRVGROUP: string[1..30]

このローカル・ドメイン・アクセス・ポイントを表すドメイン・ゲートウェイ・グループの名前(TUXCONFIGファイルのGROUPSセクションで指定された名前)です。ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントとゲートウェイ・サーバー・グループは、1対1の関係です。

TA_DMTYPE: "{TDOMAIN | SNAX | OSITP | OSITPX}"

このローカル・ドメイン・アクセス・ポイントのドメインのタイプを指定します。Oracle Tuxedoドメインの場合は"TDOMAIN"、SNAドメインの場合は"SNAX"、OSI TP 1.3ドメインの場合は"OSITP"、OSI TP 4.0以降のドメインの場合は"OSITPX"を指定します。他の属性が存在するかどうかは、この属性の値に依存します。
TA_DMTYPE="OSITPX"の設定は、Oracle Tuxedo 8.0以降のソフトウェアでのみサポートされます。

TA_STATE:

GET: "{VALid}"

GET操作は、T_DM_LOCALオブジェクトの構成情報を検索します。以下に示す状態は、GETリクエストに応えて返されるTA_STATE属性の意味を示します。次に示されていない状態は返されません。

"VALid"
オブジェクトが存在します。

SET: "{NEW | INValid}"

SET操作は、選択したT_DM_LOCALオブジェクトの構成情報を更新します。以下に示す状態は、SETリクエストで設定されるTA_STATEの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。

"NEW"
新しいオブジェクトを作成します。この状態変更は、"INValid"状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態は"VALid"になります。
unset
既存のオブジェクトを変更します。この組合せは"INValid"状態では使用できません。正常に終了してもオブジェクトの状態は変わりません。
"INValid"
オブジェクトを削除します。この状態変更は、"VALid"状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態は"INValid"になります。

TA_DMAUDITLOG:string[1..256] (Oracle Tuxedo 8.0以前は最大で78バイト)

このローカル・ドメイン・アクセス・ポイントに対する監査ログ・ファイルの名前。

TA_DMBLOCKTIME: 0 <= num <= 32,767

このローカル・ドメイン・アクセス・ポイントに対するブロッキング呼出しの最大待ち時間を指定します。この値は、T_DOMAINオブジェクトのSCANUNITパラメータの乗数です。SCANUNIT * TA_BLOCKTIMEの値は、SCANUNIT以上32,768秒未満でなければなりません。この属性を指定しない場合、T_DOMAINオブジェクトに指定したTA_BLOCKTIME属性の値がデフォルト値に設定されます。ブロッキング・タイムアウト状態は、関連するサービス・リクエストが失敗したことを示します。
ドメイン間トランザクションでは、トランザクション期間がTA_DMBLOCKTIME属性の値を超過するとブロッキング・タイムアウト状態が生成されます。つまり、ドメイン間トランザクションでは、TA_DMBLOCKTIME属性の値がT_SERVICEオブジェクトに指定されたTA_TRANTIMEタイムアウト値未満の場合、またはトランザクションを開始するためのtpbegin()呼出しで渡されたタイムアウト値未満の場合、トランザクションのタイムアウトはTA_DMBLOCKTIME値まで減らされます。一方、ドメイン内トランザクション(単一のOracle Tuxedoドメイン内で処理されるトランザクション)の場合は、T_DOMAINオブジェクトに指定されたTA_BLOCKTIME属性の値は、ドメイン内トランザクションのタイムアウトに何の影響も与えません。

TA_DMTLOGDEV: string[1..256] (Oracle Tuxedo 8.0以前は最大で78バイト)

このローカル・ドメイン・アクセス・ポイントのDomainsトランザクション・ログ(TLOG)を含むデバイス(rawスライス)またはファイル。TLOGは、Oracle TuxedoシステムのVTOC表としてデバイスに格納されています。信頼性の観点から、デバイス(rawスライス)の使用を推奨します。
この属性を指定しない場合、このローカル・ドメイン・アクセス・ポイントに関連付けられているドメイン・ゲートウェイ・グループはリクエストをトランザクション・モードで処理できません。同じマシンのローカル・ドメイン・アクセス・ポイント間で同じOracle Tuxedoファイル・システムを共有することはできますが、各ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントはTA_DMTLOGNAMEキーワードで指定された名前のログ(TA_DMTLOGDEV内の表)を保持する必要があります。

TA_DMTLOGNAME: string[1..18]

このローカル・ドメイン・アクセス・ポイント用のTLOGの名前。1つのデバイスに複数のTLOGがある場合、各TLOGの名前はユニークでなければなりません。

TA_DMTLOGSIZE: 1 <= num <= 2048

このローカル・ドメイン・アクセス・ポイント用のTLOGのサイズ(ページ数)。このサイズは、TA_DMTLOGDEVに指定したデバイスで使用できる領域の数によって制限されます。

TA_DMMAXRAPTRAN: 0 <= num <= 32,767

このローカル・ドメイン・アクセス・ポイントの1つのトランザクションに含めることのできるリモート・ドメイン・アクセス・ポイントの最大数。

TA_DMMAXTRAN: 0 <= num <= 32,767

このローカル・ドメイン・アクセス・ポイントで同時に実行できるトランザクションの最大数。この値は、T_DOMAIN:TA_MAXGTT属性値以上でなければなりません。

TA_DMSECURITY: "{NONE | APP_PW | DM_PW | DM_USER_PW }"

このローカル・ドメイン・アクセス・ポイントに関連付けるドメイン・ゲートウェイに対して有効なセキュリティのタイプ。この属性は、次のいずれかに設定する必要があります。

"NONE"

セキュリティは無効になります。

"APP_PW"

この値は、TA_DMTYPE="TDOMAIN"の場合のみ有効です。アプリケーション・パスワードによるセキュリティが有効になります。

"DM_PW"

この値は、TA_DMTYPE="TDOMAIN"または"OSITPX"の場合のみ有効です。ドメイン・パスワードによるセキュリティが有効になります。

"DM_USER_PW"

この値は、TA_DMTYPE="SNAX"の場合のみ有効です。プリンシパル名の変換が有効になります。
TA_DMTYPE=TDOMAINの場合に設定可能な属性

TA_DMCONNECTION_POLICY:"{ON_DEMAND | ON_STARTUP | INCOMING_ONLY | PERSISTENT_DISCONNECT}"

このローカル・ドメイン・アクセス・ポイントに関連付けられているドメイン・ゲートウェイがリモート・ドメインへの接続を確立するときの条件を指定します。有効な値は、“ON_DEMAND""ON_STARTUP""INCOMING_ONLY"、または"PERSISTENT_DISCONNECT"です。

"ON_DEMAND"

クライアントがリモート・サービスをリクエストしたとき、またはdmadmin(1) connectコマンドが実行されたときにのみ接続が試行されます。TA_DMCONNECTION_POLICY属性のデフォルト設定は"ON_DEMAND"です。"ON_DEMAND"接続ポリシーでは、TA_DMCONNECTION_POLICY属性を明示的に使用できなかった以前のリリースと同じ動作になります。この接続ポリシーでは、再接続は行われません。

"ON_STARTUP"

ドメイン・ゲートウェイはゲートウェイ・サーバーの初期化時にリモート・ドメインへの接続を試行します。リモート・ドメインへの接続が確立された場合にのみ、そのリモート・サービス(ドメイン・ゲートウェイによって通知されたサービス)が通知されます。したがって、リモート・ドメインとの接続が確立されていないと、リモート・サービスは中断されます。デフォルトでは、この接続ポリシーは、失敗した接続を60秒おきに再試行しますが、この間隔は、TA_DMRETRY_INTERVAL属性で異なる値を設定できます。TA_DMMAXRETRY属性も参照してください。

"INCOMING_ONLY"

ドメイン・ゲートウェイは起動時にリモート・ドメインへの接続を試みません。このため、リモート・サービスは最初は中断されています。ドメイン・ゲートウェイは、リモート・ドメインからの接続を受信したときに利用可能になります。リモート・サービスは、ドメイン・ゲートウェイが接続を受信したときか、dmadmin(1) connectコマンドで管理接続が確立されたときに通知されます。接続ポリシーが"INCOMING_ONLY"の場合、再接続は行われません。

"PERSISTENT_DISCONNECT"

リモート・ドメインからの受信接続を拒否し、ローカル・ドメインがリモート・ドメインへの接続を試行しないことを意味します。それに応じて関連するリモート・サービスは中断します。リモート・サービスは、別の接続ポリシーに手動で変更し、管理接続(dmadmin(1)接続コマンドを使用)が確立するまで利用できます。

TA_DMMAXRETRY: 0 <= num <= MAXLONG

このローカル・ドメイン・アクセス・ポイントに関連付けられているドメイン・ゲートウェイがリモート・ドメインへの接続を試行する回数。最小値は0、最大値はMAXLONG (2147483647)です。MAXLONGの場合、再接続処理が無限に繰り返されるか、または接続が確立されるまで繰り返されます。接続ポリシーが"ON_STARTUP"の場合、TA_DMMAXRETRYのデフォルト設定はMAXLONGになります。この属性を0に設定すると、自動再接続は行われません。それ以外の接続ポリシーの場合、自動再試行は無効になります。
TA_DMMAXRETRY属性は、接続ポリシーが"ON_STARTUP"の場合のみ有効です。

TA_DMRETRY_INTERVAL: 0 <= num <= MAXLONG

このローカル・ドメイン・アクセス・ポイントに関連付けられているドメイン・ゲートウェイがリモート・ドメインへの接続を自動的に試行する間隔(単位は秒)。最小値は0、最大値はMAXLONG (2147483647)です。デフォルトは60です。TA_DMMAXRETRYが0に設定されている場合、TA_DMRETRY_INTERVALは設定できません。
この属性は、TA_DMCONNECTION_POLICY属性が"ON_STARTUP"に設定されている場合にのみ有効です。それ以外の接続ポリシーの場合、自動再試行は無効になります。

TA_DMTHROUGHGATEWAY: { Y | N}

TA_DMTHROUGHGATEWAYは、DMCONFIGTHROUGHGATEWAYに対応します。THROUGHGATEWAYは、このローカル・ドメイン・アクセス・ポイントに関連付けられているドメイン・ゲートウェイがメッセージを送信するときの条件を指定します。Tuxedoの実行中は、TA_DMTHROUGHGATEWAYMIBを設定できません。
TA_DMTYPE=TDOMAINの場合に設定可能な属性

TA_DMCONNPRINCIPALNAME: string[0..511]

接続プリンシパル名の識別子。これは、ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントに関連付けられているドメイン・ゲートウェイがリモート・ドメインに接続するときに、そのドメイン・ゲートウェイのIDを検証するためのプリンシパル名です。この属性は、Oracle Tuxedo 7.1以降のソフトウェアが実行されているTDOMAINタイプのドメイン・ゲートウェイにのみ適用されます。
TA_DMCONNPRINCIPALNAME属性には最大511文字を指定できます(最後のNULL文字を除く)。この属性を指定しない場合は、ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントのTA_DMACCESSPOINTID文字列がデフォルト値になります。 デフォルトの認証プラグインで、このリモート・ドメイン・アクセス・ポイントのTA_DMCONNPRINCIPALNAME属性に値を割り当てる場合、その値は、このリモート・ドメイン・アクセス・ポイントのTA_DMACCESSPOINTID属性の値と同じでなければなりません。これらの値が一致しないと、ローカル・ドメイン・ゲートウェイ・プロセスが起動せず、次のuserlog(3c)メッセージが生成されます。ERROR:クレデンシャルを取得できません。

TA_DMMACHINETYPE: string[0..15]

ドメインをグループ化して、このローカル・ドメイン・アクセス・ポイントに関連付けられているマシンとリモート・ドメイン・アクセス・ポイントに関連付けられているマシン間のメッセージのエンコーディングとデコーディングを省略するために使用します。この属性は、TDOMAINタイプのドメイン・ゲートウェイにのみ適用されます。
TA_DMMACHINETYPEを指定しない場合、デフォルトでエンコーディングまたはデコーディングが実行されます。TA_DMMACHINETYPEフィールドに設定した値が接続のためのT_DM_LOCALクラスとT_DM_REMOTEクラスで共通している場合、データのエンコーディングとデコーディングが省略されます。TA_DMMACHINETYPEには、15文字までの任意の文字列値を指定できます。この値は比較のためだけに使用します。
TA_DMTYPE=SNAXの場合に設定可能な属性

TA_DMBLOB_SHM_SIZE: 1 <= num <= MAXLONG

このSNAXローカル・ドメイン・アクセス・ポイント固有のバイナリ・ラージ・オブジェクトのログ情報を格納するために割り当てられた共有メモリーを指定します。この属性は、ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントおよびSNAXタイプのドメイン・ゲートウェイにのみ適用されます。

制限

TA_DMLACCESSPOINT属性で指定したローカル・ドメイン・アクセス・ポイントをサポートするドメイン・ゲートウェイ管理(GWADM)サーバーがアクティブである場合、SETを実行してTA_STATEINValidにしたり、TA_DMACCESSPOINTIDTA_DMSRVGROUPTA_DMTYPETA_DMTLOGDEVTA_DMTLOGNAMETA_DMTLOGSIZETA_DMMAXRAPTRANTA_DMMAXTRAN、またはTA_DMMACHINETYPE属性を更新することはできません。

 


T_DM_OSITPクラスの定義

概要

T_DM_OSITPクラスは、特定のローカルまたはリモート・ドメイン・アクセス・ポイントに対するOSI TP 1.3プロトコル関連の構成情報を定義します。

属性表

表20 DM_MIB(5): T_DM_OSITPクラス定義の属性表
属性
パーミッション
デフォルト値
string
rw-r--r--
string[1..30]
N/A
string
rw-r--r--
GET: "VAL"
SET: "{NEW | INV}"
N/A
N/A
string
rw-r--r--
string[1..78]
N/A
string
rw-r--r--
string[1..78]
N/A
string
rw-r--r--
string[1..78]
N/A
string
rw-r--r--
"{XATMI | UDT}"
"XATMI"
short
rw-r--r--
0 <= num <= 32767
N/A
short
rw-r--r--
0 <= num <= 32767
N/A
string
rw-r--r--
string[0..30]
N/A
short
rw-r--r--
1 <= num <= 32767
3
string
rw-r--r--
"{CAE | PRELIMINARY | OLTP_TM2200}"
"CAE"
(r) - 新しいオブジェクトが作成される場合に必須です。
(k) - オブジェクトを取り出すためのキー・フィールドです。
(*) - すべてのSET操作で必須のキー・フィールドです。

属性のセマンティクス

TA_DMACCESSPOINT: string[1..30]

このエントリがプロトコル固有の構成情報を提供するローカルまたはリモート・ドメイン・アクセス・ポイントの名前。このフィールドは、ドメイン・アクセス・ポイントのプロトコルに依存しない構成を定義するT_DM_LOCALまたはT_DM_REMOTEエントリで指定したドメイン・アクセス・ポイント名と一致します。

TA_STATE:

GET: "{VALid}"

GET操作は、T_DM_OSITPオブジェクトの構成情報を検索します。以下に示す状態は、GETリクエストに応えて返されるTA_STATE属性の意味を示します。次に示されていない状態は返されません。

"VALid"
オブジェクトが存在します。

SET: "{NEW | INValid}"

SET操作は、選択したT_DM_OSITPオブジェクトの構成情報を更新します。以下に示す状態は、SETリクエストのTA_STATEの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。

"NEW"
新しいオブジェクトを作成します。この状態変更は、"INValid"状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態は"VALid"になります。
unset
既存のオブジェクトを変更します。この組合せは"INValid"状態では使用できません。正常に終了してもオブジェクトの状態は変わりません。
"INValid"
オブジェクトを削除します。この状態変更は、"VALid"状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態は"INValid"になります。

TA_DMAPT: string[1..78]

ローカルまたはリモート・ドメイン・アクセス・ポイントのアプリケーション・プロセス・タイトル(オブジェクト識別子形式)。

TA_DMAEQ: string[1..78]

ローカルまたはリモート・ドメイン・アクセス・ポイントのアプリケーション・エンティティ修飾子(整数形式)。

TA_DMNWDEVICE: string[1..78]

このローカル・ドメイン・アクセス・ポイントで使用するネットワーク・デバイスを指定します。この属性は、ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントを定義する場合にのみ有効です。リモート・ドメイン・アクセス・ポイントでは無視されます。

TA_DMACN: "{XATMI | UDT}"

このローカルまたはリモート・ドメイン・アクセス・ポイントで使用するアプリケーション・コンテキストの名前。リモート・ドメイン・アクセス・ポイントからのアプリケーション・コンテキスト名が存在する場合は、これをリモート・ドメイン・アクセス・ポイントへのダイアログを確立する際に使用します。存在しない場合は、ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントからのアプリケーション・コンテキスト名が使用されます。"XATMI"では、X/Open定義のXATMIアプリケーション・サービス要素(ASE)およびエンコーディングを使用するかどうかを選択します。"UDT"では、ISO/IEC 10026-5ユーザー・データ転送のエンコーディングを使用するかどうかを選択します。

TA_DMAPID: 0 <= num <= 32767

このローカルまたはリモート・ドメイン・アクセス・ポイントで使用するアプリケーション・プロセスの呼出し識別子を定義する属性(オプション)。

TA_DMAEID: 0 <= num <= 32767

このローカルまたはリモート・ドメイン・アクセス・ポイントで使用するアプリケーション・エンティティの呼出し識別子を定義する属性(オプション)。

TA_DMURCH: string[0..30]

このローカル・ドメイン・アクセス・ポイントに対するOSI TPリカバリ・コンテキスト・ハンドルのユーザー部分を指定します。OSI TPリカバリ・コンテキスト・ハンドルは、通信回線またはシステムに障害が発生した後に、OSI TPプロバイダによる分散トランザクションのリカバリ処理で必要になる場合があります。
この属性は、ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントを定義する場合にのみ有効です。リモート・ドメイン・アクセス・ポイントでは無視されます。

TA_DMMAXLISTENINGEP: 0 <= num <= 32767

このローカル・ドメイン・アクセス・ポイントに対する着信用OSI TPダイアログを待機しているエンドポイントの数を指定します。この属性は、ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントを定義する場合にのみ有効です。リモート・ドメイン・アクセス・ポイントでは無視されます。

TA_DMXATMIENCODING: "{CAE | PRELIMINARY | OLTP_TM2200}"

リモート・システムとの通信に使用するXATMIプロトコルのバージョンを指定します。この属性は、リモート・ドメイン・アクセス・ポイントの記述でのみ有効です。有効な値は次のとおりです:

"CAE" (デフォルト)

"PRELIMINARY" (Unisys MCP OLTPシステムで使用)

"OLTP_TM2200" (Unisys TM 2200システムで使用)

制限

以下の場合は、このクラスのインスタンスを削除または更新することはできません。

このクラスのインスタンスを追加または更新するSET操作の実行時には、TA_DMACCESSPOINT属性に指定した特定のローカルまたはリモート・ドメイン・アクセス・ポイントが、T_DM_LOCALクラスまたはT_DM_REMOTEクラスに存在している必要があります。ドメイン・アクセス・ポイントが存在しない場合、TA_DMACCESSPOINT属性に対して"not defined"エラーが戻され、操作は失敗します。

 


T_DM_OSITPXクラスの定義

概要

T_DM_OSITPXクラスは、特定のローカルまたはリモート・ドメイン・アクセス・ポイントに対するOSI TP 4.0以降のプロトコル関連の構成情報を定義します。T_DM_OSITPXクラスは、Oracle Tuxedo 8.0以降のソフトウェアでのみサポートされます。

属性表

表21 DM_MIB(5): T_DM_OSITPXクラス定義の属性表
属性
パーミッション
デフォルト値
string
rw-r--r--
string[1..30]
N/A
string
rw-r--r--
GET: "VAL"
SET: "{NEW | INV}"
N/A
N/A
string
rw-r--r--
string[1..78]
N/A
string
rw-r--r--
string[1..631]
N/A
string
rw-r--r--
string[1..66]
N/A
string
rw-r--r--
"{STARTUP | RUNTIME}"
"STARTUP"
short
rw-r--r--
string[1..10]
“”
short
rw-r--r--
string[1..34]
“”
short
rw-r--r--
string[1..78]
“”
string
rw-r--r--
"{CAE | PRELIMINARY | OLTP_TM2200 | NATIVE_A_SERIES}"
"CAE"
short
rw-r--r--
string[1..78]
“”
short
rw-r--r--
"{SECURITY_SUPPORTED}"
“”
(r) - 新しいオブジェクトが作成される場合に必須です。
(k) - オブジェクトを取り出すためのキー・フィールドです。
(*) - クラスでのすべてのSET操作で必須のキー・フィールドです。

属性のセマンティクス

TA_DMACCESSPOINT: string[1..30]

このエントリがプロトコル固有の構成情報を提供するローカルまたはリモート・ドメイン・アクセス・ポイントの名前。このフィールドは、ドメイン・アクセス・ポイントのプロトコルに依存しない構成を定義するT_DM_LOCALまたはT_DM_REMOTEエントリで指定したドメイン・アクセス・ポイント名と一致します。

TA_STATE:

GET: "{VALid}"

GET操作は、T_DM_OSITPXオブジェクトの構成情報を検索します。以下に示す状態は、GETリクエストに応えて返されるTA_STATE属性の意味を示します。次に示されていない状態は返されません。

"VALid"
オブジェクトが存在します。

SET: "{NEW | INValid}"

SET操作は、選択したT_DM_OSITPXオブジェクトの構成情報を更新します。以下に示す状態は、SETリクエストのTA_STATEの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。

"NEW"
新しいT_DM_OSITPXオブジェクトを作成します。この状態変更は、"INValid"状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態は"VALid"になります。
unset
既存のT_DM_OSITPXオブジェクトを変更します。この組合せは"INValid"状態では使用できません。正常に終了してもオブジェクトの状態は変わりません。
"INValid"
T_DM_OSITPXオブジェクトを削除します。この状態変更は、"VALid"状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態は"INValid"になります。

TA_DMAET: string[1..78]

ローカルまたはリモート・ドメイン・アクセス・ポイントのアプリケーション・エンティティ・タイトル。このアドレスは、OSI TPネットワーク内のすべてのホスト通信においてユニークである必要があり、リモート(OLTP)ノード上のローカルAEタイトルに一致します。
この属性の値には、オブジェクト識別子としてアプリケーション・プロセス・タイトルが含まれます。オブジェクト識別子の後には、"{object identifier},{integer qualifier}"のように、整数値としてアプリケーション・エンティティ修飾子が続きます。中括弧は構文の一部で、引用符の内側に入れる必要があります。

TA_DMNWADDR: string[1..631]

このアクセス・ポイントで使用するネットワーク・アドレスのセミコロン区切りのリスト。ネットワーク・アドレスは、TCP/IPネットワークを使用している場合はIPアドレス、そうでない場合はDNS名になります。ネットワーク・アドレスの形式は次のいずれかになります。
"#.#.#.#:port_number" IPアドレス
"//hostname:port_number" DNS名
"//hostname:port_number;//hostname:port_number; ..." port_number構成要素が指定されていない場合は、デフォルト・ポートの102が使用されます。 ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントの場合、この属性の値には接続リクエストをリスンするための待機用アドレスを8個までセミコロンで区切って指定できます。リモート・ドメイン・アクセス・ポイントの場合、この属性の値には目的のドメインの優先アドレスを指定し、その後に最大7個の代替アドレスを優先順位の高い順に指定します。代替アドレスは、最初のアドレスが使用できない場合に使用されます。

TA_DMTSEL: string[1..66]

このローカルまたはリモート・ドメイン・アクセス・ポイントで使用するトランスポート・サービス・アクセス・ポイントのアドレス。1 - 32のASCII非制御文字(16進数では20から7E)、先頭に0xが付く1 - 32の16進数オクテット、または"NONE" (NULL文字列)のいずれかを指定します。

TA_DMDNRESOLUTION: "{STARTUP | RUNTIME}"

このローカル・ドメイン・アクセス・ポイントに関連付けられたドメイン・ゲートウェイ(GWOSITP)用に、TA_DMNWADDR属性で定義したネットワーク・アドレスのDNS名を解決するタイミングを指定します。この属性を"STARTUP" (デフォルト)に設定すると、ゲートウェイの起動時にホスト名が実IPアドレスに解決されます。この属性を"RUNTIME"に設定すると、ゲートウェイの実行時にホスト名が実IPアドレスに解決されます。
この属性は、ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントを定義する場合にのみ有効です。リモート・ドメイン・アクセス・ポイントでは無視されます。リモート・ドメイン・アクセス・ポイントのインスタンスに対するGET呼出しでは、この属性はNULL文字列に設定されます。

TA_DMPSEL: string[1..10]

このローカルまたはリモート・ドメイン・アクセス・ポイントで使用するプレゼンテーション・サービス・アクセス・ポイントのアドレス。1 - 4のASCII非制御文字(16進数では20から7E)、先頭に0xが付く1 - 4の16進数オクテット、または"NONE" (デフォルト)のいずれかを指定します。

TA_DMSSEL: string[1..34]

このローカルまたはリモート・ドメイン・アクセス・ポイントで使用するセッション・サービス・アクセス・ポイントのアドレス。1 - 16のASCII非制御文字(16進数では20から7E)、先頭に0xが付く1 - 16の16進数オクテット、または"NONE" (デフォルト)のいずれかを指定します。

TA_DMTAILORPATH: string[1..78]

このローカル・ドメイン・アクセス・ポイントのOSI TPスタックの調整に使用する、省略可能なOSI TP調整ファイルのフルパス名を示します。二重引用符が必要です。値を指定しない場合、およびNULL文字列を設定した場合、OSI TPスタックはデフォルトの調整パラメータで実行されます。
この属性は、ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントを定義する場合にのみ有効です。リモート・ドメイン・アクセス・ポイントでは無視されます。

TA_DMXATMIENCODING: "{CAE | PRELIMINARY | OLTP_TM2200 | NATIVE_A_SERIES}"

リモート・システムとの通信に使用するXATMIプロトコルのバージョンを指定します。この属性は、リモート・ドメイン・アクセス・ポイントの記述でのみ有効です。有効な値は次のとおりです:

"CAE" (デフォルト)

"PRELIMINARY" (Unisys MCP OLTPシステムで使用)

"OLTP_TM2200" (Unisys TM 2200システムで使用)

"NATIVE_A_SERIES" (このエンコード・タイプをサポートするUnisys MCP OLTP
                                   システムで使用)

TA_DMEXTENSIONS: string[1..78]

このリモート・ドメイン・アクセス・ポイントに関連付けられたリモート・ドメインの操作を制御します。有効な値としては、セミコロン(;)区切りで"ONLINE=N/Y" (デフォルト値はY)と"RdomAssocRetry=nn"を含めます。nnには、オンライン・リモート・ドメインへの再接続の間隔を秒単位で指定します。RdomAssocRetry調整パラメータが存在する場合は、その値がこの属性のデフォルトになります。RdomAssocRetryが存在せず、nnが指定されていない場合のデフォルト値は60秒です。

TA_DMOPTIONS: "{SECURITY_SUPPORTED}"

このリモート・ドメイン・アクセス・ポイントの省略可能なパラメータを示します。"SECURITY_SUPPORTED"は、このリモート・ドメイン・アクセス・ポイントに関連付けられたリモート・ドメインがOSITPセキュリティの拡張をサポートすることを示します。この属性は後方互換性があり、リモート・ドメイン・アクセス・ポイントの記述でのみ有効です。

制限

以下の場合は、このクラスのインスタンスを削除または更新することはできません。

このクラスのインスタンスを追加または更新するSET操作の実行時には、TA_DMACCESSPOINT属性に指定した特定のローカルまたはリモート・ドメイン・アクセス・ポイントが、T_DM_LOCALクラスまたはT_DM_REMOTEクラスに存在している必要があります。ドメイン・アクセス・ポイントが存在しない場合、TA_DMACCESSPOINT属性に対して"not defined"エラーが戻され、操作は失敗します。

 


T_DM_PASSWORDクラスの定義

概要

T_DM_PASSWORDクラスは、TDOMAINタイプのアクセス・ポイントを介したドメイン間認証の構成情報を表します。

属性表

表22 DM_MIB(5): T_DM_PASSWORDクラス定義の属性表
属性
パーミッション
デフォルト値
string
rw-r--r--
string[1..30]
N/A
string
rw-r--r--
string[1..30]
N/A
string
-w-------
string[1..30]
N/A
string
-w-------
string[1..30]
N/A
string
rw-r--r--
GET: "VAL"
SET: "{NEW | INV | REC}"
N/A
N/A
(r) - 新しいオブジェクトが作成される場合に必須です。
(k) - オブジェクトを取り出すためのキー・フィールドです。
(*) - クラスでのすべてのSET操作で必須のキー・フィールドです。

属性のセマンティクス

TA_DMLACCESSPOINT: string[1..30]

パスワードを適用するローカル・ドメイン・アクセス・ポイントの名前。

TA_DMRACCESSPOINT: string[1..30]

パスワードを適用するリモート・ドメイン・アクセス・ポイントの名前。

TA_DMLPWD: string[1..30]

ローカル・ドメイン・アクセス・ポイント(TA_DMLACCESSPOINTで識別)とリモート・ドメイン・アクセス・ポイント(TA_DMRACCESSPOINTで識別)の接続を認証するためのローカル・パスワード。

TA_DMRPWD: string[1..30]

ローカル・ドメイン・アクセス・ポイント(TA_DMLACCESSPOINTで識別)とリモート・ドメイン・アクセス・ポイント(TA_DMRACCESSPOINTで識別)の接続を認証するためのリモート・パスワード。

TA_STATE:

GET:"{VALid}"

GET操作は、選択したT_DM_PASSWORDオブジェクトの構成情報を検索します。以下に示す状態は、GETリクエストに応えて返されるTA_STATE属性の意味を示します。次に示されていない状態は返されません。

"VALid"
オブジェクトが存在します。

SET: "{NEW | INValid | RECrypt}"

SET操作は、選択したT_DM_PASSWORDオブジェクトの構成情報を更新します。以下に示す状態は、SETリクエストのTA_STATEの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。

"NEW"
新しいオブジェクトを作成します。状態変更は、"INValid"状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態は"VALid"になります。
unset
既存のオブジェクトを変更します。この組合せは"INValid"状態では使用できません。
"INValid"
オブジェクトを削除します。状態変更は、"VALid"状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態は"INValid"になります。
"RECrypt"
暗号化キーを使用してすべてのパスワードを再暗号化します。T_DM_PASSWORDクラスのすべてのパスワード・インスタンスに適用されます。

制限

ドメイン・ゲートウェイ管理サーバー(GWADM)の実行中は、パスワードを再暗号化(TA_STATEから"RECrypt"SET)することはできません。

 


T_DM_PRINCIPAL_MAPクラスの定義

概要

T_DM_PRINCIPAL_MAPクラスは、タイプSNAXのアクセス・ポイントを介してプリンシパル名を外部プリンシパル名との間でマッピングするための構成情報を表します。

属性表

表23 DM_MIB(5): T_DM_PRINCIPAL_MAPクラス定義の属性表
属性
パーミッション
デフォルト値
string
rw-r--r--
string[1..30]
N/A
string
rw-r--r--
string[1..30]
N/A
TA_DMPRINNAME(r)(k)(*)
string
rw-------
string[1..30]
N/A
TA_DMRPRINNAME(r)(k)(*)
string
rw-------
string[1..30]
N/A
string
rw-r-----
"{IN | OUT | BOTH}"
"BOTH"
string
rw-r--r--
GET: "VAL"
SET: "{NEW | INV}"
N/A
N/A
(r) - 新しいオブジェクトが作成される場合に必須です。
(k) - オブジェクトを取り出すためのキー・フィールドです。
(*) - クラスでのすべてのSET操作で必須のキー・フィールドです。

属性のセマンティクス

TA_DMLACCESSPOINT: string[1..30]

プリンシパル・マッピングを適用するローカル・ドメイン・アクセス・ポイント。

TA_DMRACCESSPOINT: string[1..30]

プリンシパル・マッピングを適用するリモート・ドメイン・アクセス・ポイント。

TA_DMPRINNAME: string[1..30]

プリンシパル・マッピングにおけるローカル・プリンシパル名。

TA_DMRPRINNAME: string[1..30]

プリンシパル・マッピングにおけるリモート・プリンシパル名。

TA_DMDIRECTION: "{IN | OUT | BOTH}"

プリンシパル・マッピングを適用する方向。

"IN"

指定したリモート・ドメイン・アクセス・ポイントとローカル・ドメイン・アクセス・ポイントを経由したOracle TuxedoドメインへのINcomingであることを示します。

"OUT"

指定したローカル・ドメイン・アクセス・ポイントとリモート・ドメイン・アクセス・ポイントを経由したOracle TuxedoドメインへのOUTgoingであることを示します。

"BOTH"

INcomingとOUTgoingの両方に適用されます。

TA_STATE:

GET:"{VALid}"

GET操作は、選択したT_DM_PRINCIPALエントリの構成情報を検索します。以下に示す状態は、GETリクエストに応えて返されるTA_STATE属性の意味を示します。次に示されていない状態は返されません。

"VALid"
オブジェクトが存在します。

SET:"{NEW | INValid}"

SET操作は、選択したT_DM_PRINCIPALエントリの構成情報を更新します。以下に示す状態は、SETリクエストのTA_STATEの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。

"NEW"
新しいオブジェクトを作成します。状態変更は、"INValid"状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態は"VALid"になります。
unset
既存のオブジェクトを変更します。この組合せは"INValid"状態では使用できません。
"INValid"
オブジェクトを削除します。状態変更は、"VALid"状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態は"INValid"になります。

制限

Oracle Tuxedoリリース7.1以降では、T_DM_PRINCIPAL_MAPクラスはSNAXドメイン・ゲートウェイ・タイプにのみ適用されます。

 


T_DM_REMOTEクラスの定義

概要

T_DM_REMOTEクラスは、リモート・ドメイン・アクセス・ポイントの構成情報を表します。1つまたは複数のローカル・ドメイン・アクセス・ポイントを通してエクスポートされるローカル・リソースは、リモート・ドメイン・アクセス・ポイントを通してリモート・ドメインにアクセスできます。同様に、リモート・リソースはリモート・ドメイン・アクセス・ポイントを通してリモート・ドメインからインポートされます。

属性表

表24 DM_MIB(5): T_DM_REMOTEクラス定義の属性表
属性
パーミッション
デフォルト値
string
rw-r--r--
string[1..30]
N/A
string
rw-r--r--
string[1..30]
N/A
string
rw-r--r--
"{TDOMAIN | SNAX | OSITP | OSITPX}"
"TDOMAIN"
string
rw-r--r--
GET: "VAL"
SET: "{NEW | INV}"
N/A
N/A
string
rw-r--r--
"{LOCAL_RELATIVE | LOCAL_ABSOLUTE | GLOBAL}"
"LOCAL_
RELATIVE"
string
rw-r--r--
-99 <= num <= 100
0または50
string
rwxr-xr--
'*'、"DEFAULT"、または0 <= num <= 65535
N/A
string
rwxr-xr--
{ PROPAGATE | DEFAULT }
N/A
TA_DMTYPE=TDOMAIN|OSITPXの場合に設定可能な属性
string
rwxr--r--
"{LOCAL | GLOBAL}"
"LOCAL"
string
rwxr--r--
string[0..511]
“”
TA_DMTYPE=TDOMAINの場合に設定可能な属性
string
rwxr--r--
string[0..511]
“”
string
rwxr--r--
"{LOCAL | GLOBAL}"
"LOCAL"
string
rw-r--r--
string[0..15]
“”
TA_DMTYPE=SNAX|OSITPXの場合に設定可能な属性
string
rw-r--r--
string[1..20]
N/A
(r) - 新しいオブジェクトが作成される場合に必須です。
(k) - オブジェクトを取り出すためのキー・フィールドです。
(*) - クラスでのすべてのSET操作で必須のキー・フィールドです。

属性のセマンティクス

TA_DMACCESSPOINT: string[1..30]

このT_DM_REMOTEエントリの名前 - このDomains構成内のT_DM_LOCALおよびT_DM_REMOTEアクセス・ポイント名のスコープ内で一意のユーザー指定のリモート・ドメイン・アクセス・ポイントの識別子(論理名)です。

TA_DMACCESSPOINTID: string[1..30]

リモート・ドメインへの接続を設定するときのセキュリティのため、このリモート・ドメイン・アクセス・ポイントに関連付けられているリモート・ドメインの識別子。この識別子は、すべてのローカルおよびリモート・ドメイン・アクセス・ポイント間でユニークでなければなりません。

TA_DMTYPE: "{TDOMAIN | SNAX | OSITP | OSITPX}"

このリモート・ドメイン・アクセス・ポイントのドメインのタイプを指定します。Oracle Tuxedoドメインの場合は"TDOMAIN"、SNAドメインの場合は"SNAX"、OSI TP 1.3ドメインの場合は"OSITP"、OSI TP 4.0以降のドメインの場合は"OSITPX"を指定します。他の属性が存在するかどうかは、この属性の値に依存します。
TA_DMTYPE="OSITPX"の設定は、Oracle Tuxedo 8.0以降のソフトウェアでのみサポートされます。

TA_STATE:

GET: "{VALid}"

GET操作は、T_DM_REMOTEオブジェクトの構成情報を検索します。以下に示す状態は、GETリクエストに応えて返されるTA_STATE属性の意味を示します。次に示されていない状態は返されません。

"VALid"
オブジェクトが存在します。

SET: "{NEW | INValid}"

SET操作は、選択したT_DM_REMOTEオブジェクトの構成情報を更新します。以下に示す状態は、SETリクエストのTA_STATEの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。

"NEW"
新しいオブジェクトを作成します。
unset
既存のオブジェクトを変更します。この組合せは"INValid"状態では使用できません。正常に終了してもオブジェクトの状態は変わりません。
"INValid"
オブジェクトを削除します。

TA_DMPRIORITY_TYPE = "{LOCAL_RELATIVE | LOCAL_ABSOLUTE | GLOBAL}"

TA_DMINPRIORITY = -99 <= num <= 100

TA_DMPRIORITY_TYPEパラメータとTA_DMINPRIORITY属性では、このリモート・ドメイン・アクセス・ポイントのメッセージの優先度に関する処理を指定します。これらの属性は、Oracle Tuxedo 8.0以降のソフトウェアでサポートされます。
TA_DMPRIORITY_TYPE属性では、"LOCAL_RELATIVE"値と"LOCAL_ABSOLUTE"値はすべてのリモート・ドメイン・タイプで有効です。"GLOBAL"値は、タイプがTDOMAINのリモート・ドメインのみで有効です。設定しない場合、TA_DMPRIORITY_TYPE属性のデフォルトは"LOCAL_RELATIVE"です。 TA_DMPRIORITY_TYPE="LOCAL_RELATIVE"は、このリモート・ドメイン・アクセス・ポイントからのリクエスト(たとえば、tpsprio呼出し経由)に関連付けられる優先度がローカル・ドメインでは使用されないことを意味します。かわりに、このリモート・ドメイン・アクセス・ポイントからの着信リクエストの優先度が、TA_DMINPRIORITY値に対して相対的に設定されます。この値は-99 (最低)以上、99 (最高)以下で、デフォルトが0です。TA_DMINPRIORITYに正または負の値を設定することにより、サービスのデフォルト優先度が、そのデフォルト値を基準として設定値の分だけ上下します。上限は100、下限は1で、100が最も高い優先度を表します。リモート・ドメイン・アクセス・ポイントへのリクエストの場合、リクエストに関連付けられている優先度も一緒にリモート・ドメイン・アクセス・ポイントに送信されます。 TA_DMPRIORITY_TYPE="LOCAL_ABSOLUTE"は、このリモート・ドメイン・アクセス・ポイントからのリクエストに関連付けられる優先度がローカル・ドメインでは使用されないことを意味します。かわりに、このリモート・ドメイン・アクセス・ポイントからの着信リクエストの優先度が、TA_DMINPRIORITY値に対して相対的に設定されます。この値は1 (最低)以上、100 (最高)以下で、デフォルトが50です。TA_DMINPRIORITYに正または負の値を設定することにより、サービスのデフォルト優先度が、そのデフォルト値を基準として設定値の分だけ上下します。上限は100、下限は1で、100が最も高い優先度を表します。リモート・ドメイン・アクセス・ポイントへのリクエストの場合、リクエストに関連付けられている優先度も一緒にリモート・ドメイン・アクセス・ポイントに送信されます。 TA_DMPRIORITY_TYPE="GLOBAL"は、このリモート・ドメイン・アクセス・ポイントからのリクエストに関連付けられる優先度がローカル・ドメインによって調整されることを意味します。このリモート・ドメイン・アクセス・ポイントからの着信リクエストの優先度が、TA_DMINPRIORITY値に対して相対的に調整されます。この値は-99 (最低)以上、99 (最高)以下で、デフォルトが0です。TA_DMINPRIORITYが設定されると、着信リクエストに関連付けられている優先度がTA_DMINPRIORITY値に加えられ、着信リクエストの絶対的な優先度設定になります。TA_DMINPRIORITYが設定されない場合、または0に設定された場合、着信リクエストに関連付けられている優先度がそのままローカル・ドメインによって使用されます。リモート・ドメイン・アクセス・ポイントへのリクエストの場合、リクエストに関連付けられている優先度も一緒にリモート・ドメイン・アクセス・ポイントに送信されます。

TA_REQUEST_VERSION: ‘*’, 0<=num<=65535, “DEFAULT”

この属性は、指定されたリモート・ドメインからの受信リクエストのリクエスト・バージョンをマップする方法を指定します。この属性が指定されると、ドメイン・ゲートウェイは、指定リモート・ドメインからの受信リクエストのリクエスト・バージョンを、指定されたリクエスト・バージョン値に変更します。
'*'は、リクエスト・バージョンがどのバージョンでもよいことを示します。 "DEFAULT"は、リクエスト・バージョン構成をデフォルト値にリセットするために使用されます。つまり、ドメイン・ゲートウェイは、指定されたリモート・ドメインからの受信リクエストのリクエスト・バージョンを変更しません。 変更はすぐに有効になります。

TA_VERSION_POLICY: { "PROPAGATE" | "DEFAULT" }

この属性は、バージョン・ポリシーを変更するために使用します。TA_VERSION_POLICYに"PROPAGATE"が設定されると、バージョン・ポリシーが伝播に変更されます。"DEFAULT"に設定されると、TA_VERSION_POLICYを使用して、ユーザー構成のバージョン・ポリシーがデフォルト値にリセットされます。
ドメイン・ゲートウェイでは、ユーザーがドメイン構成でもMIBでもREQUEST_VERSIONを構成しない場合、リクエスト・バージョンを伝播します。 変更はすぐに有効になります。
TA_DMTYPE=TDOMAIN|OSITPXの場合に設定可能な属性

TA_DMACLPOLICY: {LOCAL | GLOBAL}

このリモート・ドメイン・アクセス・ポイント用のアクセス制御リスト(ACL)ポリシー。この属性は、Oracle Tuxedo 7.1以降のソフトウェアが実行されているTDOMAINタイプのドメイン・ゲートウェイ、およびOracle Tuxedo 8.0以降が実行されているOSITPXタイプのドメイン・ゲートウェイにのみに適用されます。
LOCALの場合は、リモート・ドメインから受信したサービス・リクエストの資格(ID)が、ローカル・ドメインによって、このリモート・ドメイン・アクセス・ポイントのTA_DMLOCALPRINCIPALNAME属性で指定されたプリンシパル名に置換されます。GLOBALの場合、リモート・サービス・リクエストと一緒に受信した資格証明はローカル・ドメインによって置換されません。リモート・サービス・リクエストと一緒に資格証明を受信していない場合、ローカル・ドメインはそのサービス・リクエストをローカル・サービスにそのまま転送します(通常は失敗する)。この属性を指定しない場合、デフォルト値はLOCALです。 TA_DMACLPOLICY属性は、ローカル・ドメインがリモート・ドメインから受信したサービス・リクエストの資格をTA_DMLOCALPRINCIPALNAME属性に指定されているプリンシパル名に置き換えるかどうかを制御します。TA_DMCREDENTIALPOLICYはこの属性に関連する属性で、ローカル・ドメインがリモート・ドメインにローカル・サービス・リクエストを送信する前にそのリクエストから資格を削除するかどうかを制御します。

TA_DMLOCALPRINCIPALNAME: string[0..511]

ローカル・プリンシパル名の識別子(資格)を指定します。これは、このリモート・ドメイン・アクセス・ポイントのTA_DMACLPOLICY属性がLOCAL (デフォルト)に設定されている場合、このリモート・ドメインから受け取ったサービス・リクエストに対してローカル・ドメインが割り当てるIDです。この属性は、Oracle Tuxedo 7.1以降のソフトウェアが実行されているTDOMAINタイプのドメイン・ゲートウェイ、およびOracle Tuxedo 8.0以降が実行されているOSITPXタイプのドメイン・ゲートウェイにのみに適用されます。
TA_DMLOCALPRINCIPALNAME属性には最大511文字を指定できます(最後のNULL文字を除く)。この属性を指定しないと、ローカル・プリンシパル名はデフォルトでこのリモート・ドメイン・アクセス・ポイントのTA_DMACCESSPOINTID文字列になります。
TA_DMTYPE=TDOMAINの場合に設定可能な属性

TA_DMCONNPRINCIPALNAME: string[0..511]

接続プリンシパル名の識別子。これは、ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントに接続するこのリモート・ドメイン・アクセス・ポイントのIDを検証するためのプリンシパル名です。この属性は、Oracle Tuxedo 7.1以降のソフトウェアが実行されているTDOMAINタイプのドメイン・ゲートウェイにのみ適用されます。
TA_DMCONNPRINCIPALNAME属性には最大511文字を指定できます(最後のNULL文字を除く)。この属性を指定しない場合は、リモート・ドメイン・アクセス・ポイントのTA_DMACCESSPOINTID文字列がデフォルト値になります。 デフォルトの認証プラグインで、このリモート・ドメイン・アクセス・ポイントのTA_DMCONNPRINCIPALNAME属性に値を割り当てる場合、その値は、このリモート・ドメイン・アクセス・ポイントのTA_DMACCESSPOINTID属性の値と同じでなければなりません。これらの値が一致しないと、ローカル・ドメイン・ゲートウェイとリモート・ドメイン・ゲートウェイの接続は失敗し、次のuserlog(3c)メッセージが生成されます。ERROR:ドメインdomain_nameの管理用キーを初期化できません。

TA_DMCREDENTIALPOLICY: {LOCAL | GLOBAL}

このリモート・ドメイン・アクセス・ポイントの資格証明ポリシー。この属性は、Oracle Tuxedo 8.0以降のソフトウェアが実行されているTDOMAINタイプのドメイン・ゲートウェイにのみ適用されます。
LOCALの場合は、このリモート・ドメイン・アクセス・ポイントに対するローカル・サービス・リクエストから資格証明(アイデンティティ)がローカル・ドメインによって削除されます。GLOBALの場合、このリモート・ドメイン・アクセス・ポイントに対するローカル・サービス・リクエストから資格証明は削除されません。この属性を指定しない場合、デフォルト値はLOCALです。 TA_DMCREDENTIALPOLICY属性は、リモート・ドメインに送信する前にローカル・ドメインがローカル・サービス・リクエストから資格証明を削除するかどうかを指定します。TA_DMACLPOLICY属性は、ローカル・ドメインがリモート・ドメインから受信したサービス・リクエストの資格証明をTA_DMLOCALPRINCIPALNAME属性に指定されているプリンシパル名に置き換えるかどうかを制御します。

TA_DMMACHINETYPE: string[0..15]

ドメインをグループ化して、このリモート・ドメイン・アクセス・ポイントに関連付けられているマシンとローカル・ドメイン・アクセス・ポイントに関連付けられているマシン間のメッセージのエンコーディングとデコーディングを省略するために使用します。TA_DMMACHINETYPEを指定しない場合、デフォルトでエンコーディングまたはデコーディングが実行されます。TA_DMMACHINETYPEフィールドに設定した値が接続のためのT_DM_LOCALクラスとT_DM_REMOTEクラスで共通している場合、データのエンコーディングとデコーディングが省略されます。TA_DMMACHINETYPEには、15文字までの任意の文字列値を指定できます。この値は比較のためだけに使用します。
TA_DMTYPE=SNAX|OSITPXの場合に設定可能な属性

TA_DMCODEPAGE: string[1..20]

このリモート・ドメイン・アクセス・ポイントを通して送信されるリクエストと応答を変換する際に使用するデフォルトの変換表の名前。

制限

このリクエストと同じドメイン・タイプのローカル・ドメイン・アクセス・ポイントをサポートするドメイン・ゲートウェイ管理サーバー(GWADM)がアクティブのとき、SETを実行してTA_STATEINValidにしたり、TA_DMACCESSPOINTIDTA_DMTYPETA_DMMACHINETYPE、またはTA_DMCODEPAGE属性を更新することはできません。

T_DM_ACLT_DM_IMPORTT_DM_OSITPT_DM_OSITPXT_DM_ROUTING、またはT_DM_TDOMAINクラスのインスタンスによってT_DM_REMOTEクラスのインスタンスが参照される場合、そのインスタンスを削除することはできません。

 


T_DM_RESOURCESクラスの定義

概要

T_DM_RESOURCESクラスは、ドメイン固有の構成情報を表します。

属性表

表25 DM_MIB(5): T_DM_RESOURCESクラス定義の属性表
属性
パーミッション
デフォルト値
string
rw-r--r--
string[1..30]
N/A
(r) - 新しいオブジェクトが作成される場合に必須です。
(k) - オブジェクトを取り出すためのキー・フィールドです。
(*) - クラスでのすべてのSET操作で必須のキー・フィールドです。

属性のセマンティクス

TA_DMVERSION: string[1..30]

Domains構成に対するユーザー指定の識別子。

制限

なし。

 


T_DM_ROUTINGクラスの定義

概要

T_DM_ROUTINGクラスは、リモート・ドメイン・アクセス・ポイントを通してリクエストをドメインにルーティングするためのルーティング基準情報を表します。

属性表

表26 DM_MIB(5): T_DM_ROUTINGクラス定義の属性表
属性
パーミッション
デフォルト値
string
rw-r--r--
string[1..15]
N/A
TA_DMBUFTYPE(r)(k)(*)
string
rw-r--r--
string[1..256]
N/A
string
rw-r--r--
string[1..30]
N/A
string
rw-r--r--
"{CHAR | SHORT | LONG | FLOAT | DOUBLE | STRING}"
N/A
string
rw-r--r--
string[1..4096]
N/A
string
rw-r--r--
GET: "VAL"
SET: "{NEW | INV}"
N/A
N/A
(r) - 新しいオブジェクトが作成される場合に必須です。
(k) - オブジェクトを取り出すためのキー・フィールドです。
(*) - クラスでのすべてのSET操作で必須のキー・フィールドです。

属性のセマンティクス

TA_DMROUTINGNAME: string[1..15]

ルーティング基準表エントリの名前。Domains構成のT_DM_ROUTINGエントリのスコープ内で一意の識別子です。

TA_DMBUFTYPE: string[1..256]

"type1[:subtype1[,subtype2 . . . ]][;type2[:subtype3[,subtype4 . . . ]] . . . ]" このルーティング・エントリが有効なデータ・バッファのタイプとサブタイプのリスト。最大で32のタイプとサブタイプの組合せを使用できます。タイプは、FMLFML32XMLVIEWVIEW32X_C_TYPE、およびX_COMMONに制限されています。FMLFML32、またはXMLに対してはサブタイプを指定できず、VIEWVIEW32X_C_TYPE、およびX_COMMONではサブタイプを指定する必要があります("*"は使用できません)。サブタイプの名前には、セミコロン、コロン、カンマ、アスタリスクは使用できません。同じルーティング基準名には、タイプ/サブタイプのペアを重複して指定できませんが、タイプ/サブタイプのペアが一意であれば、複数のルーティング・エントリに同じ基準名を指定することができます。単一ルーティング・エントリに複数のバッファ・タイプが指定されている場合は、各バッファ・タイプのルーティング・フィールドのデータ型は同じである必要があります。

TA_DMFIELD: string[1..254]

ルーティングが適用されるフィールドの名前。
FML (およびFML32)バッファ・タイプの場合、TA_DMFIELDにはFMLフィールド名が含まれます(これはFMLフィールド表で定義する必要があります)。ルーティングを実行する際、フィールド名はFLDTBLDIRおよびFIELDTBLS (FML32の場合はFLDTBLDIR32およびFIELDTBLS32)環境変数を使用して検索されます。 VIEW (およびVIEW32)バッファ・タイプの場合、TA_DMFIELDにはVIEWフィールド名が含まれます(これはFML VIEW表で定義する必要があります)。ルーティングを実行する際、フィールド名はVIEWDIRおよびVIEWFILES (VIEW32の場合はVIEWDIR32およびVIEWFILES32)環境変数を使用して検索されます。 バッファを正しいリモート・ドメイン・アクセス・ポイントにルーティングするとき、適切な表を使用してバッファ内のデータ依存ルーティング・フィールド値を取得します。 XMLバッファ・タイプの場合、TA_DMFIELDにはルーティング要素のタイプ(または名前)か、ルーティング要素の属性名が含まれます。XPATHをXMLベースDDRで使用するには、TA_FIELDを"XPATH"にする必要があります。 XMLバッファ・タイプのTA_DMFIELD属性の構文は、"root_element[/child_element][/child_element]
[/. . .][/@attribute_name]"です。要素は、XMLドキュメントまたはデータ・グラム要素のタイプとして処理されます。索引はサポートされません。したがって、Oracle Tuxedoシステムは、データ依存型ルーティングでXMLバッファを処理する際に、与えられた要素タイプの最初のオカレンスだけを認識します。この情報は、メッセージの送信時に、データ依存型ルーティングに関連する要素の内容を取得するために使用されます。内容はUTF-8でエンコードされた文字列である必要があります。 属性は、定義されている要素のXMLドキュメントまたはデータ・グラム属性として処理されます。この情報は、メッセージの送信時に、データ依存型ルーティングに関連する属性値を取得するために使用されます。値はUTF-8でエンコードされた文字列である必要があります。 要素名と属性名の組合せの長さは最大で30文字です。 ルーティング・フィールドの型は、TA_DMFIELDTYPE属性で指定できます。

TA_DMFIELDTYPE: "{CHAR | SHORT | LONG | FLOAT | DOUBLE | XPATH | STRING}"

TA_DMFIELD属性で指定したルーティング・フィールドの型。型にはCHARSHORTLONGFLOATDOUBLEXPATH、またはSTRINGのいずれか1つを指定できます。この属性は、TA_DMBUFTYPEXMLの場合に必要です。TA_DMBUFTYPEFMLVIEWX_C_TYPE、またはX_COMMONの場合、この属性には何も指定しません。

TA_DMRANGES: string[1..4096]

TA_DMFIELDルーティング・フィールドの範囲、およびそれに関連付けられたリモート・ドメイン・アクセス・ポイントを指定します。文字列の形式は、カンマで区切って並べられた範囲とグループ名の組合せです。範囲とグループ名の組合せの形式は次のとおりです。
"lower[-upper]:raccesspoint" lowerおよびupperは符号付き数値または一重引用符で囲んだ文字列です。lowerupper以下にする必要があります。文字列値で一重引用符を使用する場合は、引用符の前に円マークを2つ入力します(例: 'O¥¥'Brien')。マシン上の関連するフィールドのデータ型の最小値を示すには、MINを使用します。マシン上の関連するフィールドのデータ型の最大値を示すには、MAXを使用します。したがって、MIN - -5は -5以下のすべての数値を指し、6 - MAXは、6以上のすべての数値を指すことになります。 範囲(range)内のメタキャラクタ"*" (ワイルドカード)は、すでにエントリとして指定した範囲では使用されなかった任意の値を示します。各エントリでは1つのワイルドカードによる範囲指定だけが可能です。*は最後に指定します。続けて範囲を指定すると無視されます。 数値のルーティング・フィールドには、数値による範囲値、文字列のルーティング・フィールドには文字列による範囲値を指定します。 文字列で範囲を設定する場合は、文字列、carray、および文字フィールド型の値を一重引用符で囲みます。先頭に符号を付けることはできません。short型とlong型の整数値は数字の文字列であり、正負の符号を数字の前に付けることができます。Cコンパイラまたはatof(3)で使用できる浮動小数点数は、まず任意の符号、次に数字列(小数点が入ってもよい)、任意のeまたはE、任意の符号またはスペース、最後に整数という形式を取ります。 raccesspointパラメータは、フィールドが範囲と一致する場合に、リクエストがルーティングされるリモート・ドメイン・アクセス・ポイントを指定します。raccesspoint"*"を指定すると、必要なサービスをインポートする任意のリモート・ドメイン・アクセス・ポイントにリクエストが送信されることを示します。
注: Xpath DDRを構成するには、"lower[-upper]"の部分にXpath式を指定する必要があります。Xpath式は一重引用符で囲んでください。また、XML Path Language (XPath)バージョン1.0 (http://www.w3.org/TR/xpath/)に準拠する必要があります。文字列値で一重引用符を使用する場合は、引用符の前に円マークを2つ入力します(例: 'O\\'Brien')。
注: 詳細は、「DM_ROUTINGセクション」の「RANGES = “string[1..4096]”」を参照してください。

TA_STATE:

GET: "{VALid}"

GET操作は、T_DM_ROUTINGオブジェクトの構成情報を検索します。以下に示す状態は、GETリクエストに応えて返されるTA_STATE属性の意味を示します。次に示されていない状態は返されません。

"VALid"
オブジェクトが存在します。

SET: "{NEW | INValid}"

SET操作は、選択したT_DM_ROUTINGオブジェクトの構成情報を更新します。以下に示す状態は、SETリクエストのTA_STATEの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。

"NEW"
新しいオブジェクトを作成します。
unset
既存のオブジェクトを変更します。この組合せは"INValid"状態では使用できません。正常に終了しても、オブジェクトの状態は変わりません。
"INValid"
オブジェクトを削除します。

制限

T_DM_ROUTINGクラスのインスタンスは、T_DM_IMPORTクラスのインスタンスによって参照されている場合は削除できません。

 


T_DM_RPRINCIPALクラスの定義

概要

T_DM_RPRINCIPALクラスは、リモート・プリンシパル名のパスワード構成情報を表します。

属性表

表27 DM_MIB(5): T_DM_RPRINCIPALクラス定義の属性表
属性
パーミッション
デフォルト値
string
rw-r--r--
string[1..30]
N/A
TA_DMRPRINNAME(r)(k)(*)
string
rw-------
string[1..30]
N/A
string
-w-------
string[0..8]
N/A
string
rw-r--r--
GET: "VAL"
SET: "{NEW | INV}"
N/A
N/A
(r) - 新しいオブジェクトが作成される場合に必須です。
(k) - オブジェクトを取り出すためのキー・フィールドです。
(*) - クラスでのすべてのSET操作で必須のキー・フィールドです。

属性のセマンティクス

TA_DMRACCESSPOINT: string[1..30]

プリンシパルが適用可能なリモート・ドメイン・アクセス・ポイント。
注: TA_DMRACCESSPOINTTA_DMRPRINNAMEの組合せは、Domains構成内のTA_DM_RPRINCIPALエントリのスコープ内でユニークでなければなりません。

TA_DMRPRINNAME: string[1..30]

リモート・プリンシパル名。
注: TA_DMRACCESSPOINTTA_DMRPRINNAMEの組合せは、Domains構成内のTA_DM_RPRINCIPALエントリのスコープ内でユニークでなければなりません。

TA_DMRPRINPASSWD: string[0..8]

TA_DMRACCESSPOINTで識別されるリモート・ドメイン・アクセス・ポイントを通して通信するとき、プリンシパル名に対して使用されるリモート・パスワード。

TA_STATE:

GET: "{VALid}"

GET操作は、T_DM_RPRINCIPALオブジェクトの構成情報を検索します。以下に示す状態は、GETリクエストに応えて返されるTA_STATE属性の意味を示します。次に示されていない状態は返されません。

"VALid"
オブジェクトが存在します。

SET: "{NEW | INValid}"

SET操作は、選択したT_DM_RPRINCIPALオブジェクトの構成情報を更新します。以下に示す状態は、SETリクエストのTA_STATEの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。

"NEW"
新しいオブジェクトを作成します。状態変更は、"INValid"状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態は"VALid"になります。
unset
既存のオブジェクトを変更します。この組合せは"INValid"状態では使用できません。
"INValid"
オブジェクトを削除します。状態変更は、"VALid"状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態は"INValid"になります。

制限

Oracle Tuxedoリリース7.1以降では、T_DM_RPRINCIPALクラスはSNAXドメイン・ゲートウェイ・タイプにのみ適用されます。

 


T_DM_SNACRMクラスの定義

概要

T_DM_SNACRMクラスは、指定したローカル・ドメイン・アクセス・ポイントに対するSNA-CRM固有の構成を定義します。

属性表

表28 DM_MIB(5): T_DM_SNACRMクラス定義の属性表
属性
パーミッション
デフォルト値
TA_DMSNACRM(k)(r)(*)
string
rw-r--r--
string[1..30]
N/A
string
rw-r--r--
string[1..30]
N/A
string
rw-r--r--
GET: "VAL"
SET: "{NEW | INV}"
N/A
N/A
string
rw-r--r--
string[1..78]
N/A
string
rw-r--r--
string[1..78]
N/A
(r) - 新しいオブジェクトが作成される場合に必須です。
(k) - オブジェクトを取り出すためのキー・フィールドです。
(*) - クラスでのすべてのSET操作で必須のキー・フィールドです。

属性のセマンティクス

TA_DMSNACRM: string[1..30]

このT_DM_SNACRMエントリの名前。TA_DMSNACRMは、このSNA CRMエントリを識別するために使用するDomains構成内のSNA CRMエントリのスコープ内でユニークな識別子です。

TA_DMLACCESSPOINT: string[1..30]

このSNA CRMとともに使用されるローカル・ドメイン・アクセス・ポイントの名前。

TA_STATE:

GET: "{VALid}"

GET操作は、T_DM_SNACRMオブジェクトの構成情報を検索します。以下に示す状態は、GETリクエストに応えて返されるTA_STATE属性の意味を示します。次に示されていない状態は返されません。

"VALid"
オブジェクトが存在します。

SET: "{NEW | INValid}"
SET操作は、選択したT_DM_SNACRMオブジェクトの構成情報を更新します。以下に示す状態は、SETリクエストで設定されるTA_STATEの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。

"NEW"
新しいオブジェクトを作成します。この状態変更は、"INValid"状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態は"VALid"になります。
unset
既存のエントリを変更します。この組合せは"INValid"状態では使用できません。
"INValid"
オブジェクトを削除します。この状態変更は、"VALid"状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態は"INValid"になります。

TA_DMNWADDR: string[1..78]

ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントのドメイン・ゲートウェイとSNA CRMの間の通信に使用するネットワーク・アドレスを指定します。

TA_DMNWDEVICE: string[1..78]

ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントのドメイン・ゲートウェイとSNA CRMの間の通信に使用するネットワーク・デバイスを指定します。

制限

参照するローカル・アクセス・ポイントのドメイン・ゲートウェイ管理(GWADM)サーバーがアクティブのとき、T_DM_SNACRMクラスのインスタンスを削除または更新することはできません。

このクラスのインスタンスを追加または更新するSET操作の実行時には、TA_DMLACCESSPOINTで指定するローカル・ドメイン・アクセス・ポイントがT_DM_LOCALクラス内に存在しなければなりません。アクセス・ポイントが存在しない場合、TA_DMLACCESSPOINT属性に対して"not defined"エラーが戻され、操作は失敗します。

 


T_DM_SNALINKクラスの定義

概要

T_DM_SNALINKクラスは、リモート・ドメイン・アクセス・ポイントのSNAX固有の構成情報を表します。

属性表

表29 DM_MIB(5): T_DM_SNALINKクラス定義の属性表
属性
パーミッション
デフォルト値
TA_DMSNALINK(r)(k)(*)
string
rw-r--r--
string[1..30]
N/A
string
rw-r--r--
string[1..30]
N/A
string
rw-r--r--
string[1..30]
N/A
string
rw-r--r--
string[1..4]
N/A
string
rw-r--r--
string[1..4]
N/A
string
rw-r--r--
string[1..8]
N/A
short
rw-r--r--
0 <= num <= 32767
N/A
string
rw-r--r--
string[1..8]
N/A
string
rw-r--r--
GET: "VAL"
SET: "{NEW | INV}"
N/A
N/A
string
rw-r--r--
"{LOCAL | IDENTIFY | VERIFY | PERSISTENT | MIXIDPE}"
"LOCAL"
string
rw-r--r--
"{AUTO | COLD}"
"AUTO"
short
rw-r--r--
0 <= num <= 32767
64
short
r--r--r--
0 <= num <= 2
0
(r) - 新しいオブジェクトが作成される場合に必須です。
(k) - オブジェクトを取り出すためのキー・フィールドです。
(*) - クラスでのすべてのSET操作で必須のキー・フィールドです。

属性のセマンティクス

TA_DMSNALINK: string[1..30]

T_DM_SNALINKエントリの名前。このTA_DMSNALINKエントリを識別するために使用するDomains構成内のSNA LINKエントリのスコープ内でユニークな識別子です。

TA_DMSNASTACK: string[1..30]

このリモート・ドメイン・アクセス・ポイントに到達するために使用されるSNAXスタック・エントリの名前。

TA_DMRACCESSPOINT: string[1..30]

このエントリがSNAX構成データを提供するリモート・ドメイン・アクセス・ポイントの名前を識別します。

TA_DMLSYSID: string[1..4]

リモート論理ユニット(LU)へのSNAリンクを確立する際に使用するローカルSYSID。

TA_DMRSYSID: string[1..4]

リモートLUへのSNAリンクを確立する際に使用するリモートSYSID。

TA_DMLUNAME矢印記号string[1..8]

リモート・ドメイン・アクセス・ポイントに関連付けるLU名を指定します。

TA_DMMINWIN: 0 <= num <= 32767

リモートLUへのwinnerセッションの最小数。

TA_DMMODENAME: string[1..8]

リモートLUへのセッションのセッション特性および名前を指定します。

TA_STATE:

GET: "{VALid}"

GET操作は、T_DM_SNALINKオブジェクトの構成情報を検索します。以下に示す状態は、GETリクエストに応えて返されるTA_STATE属性の意味を示します。次に示されていない状態は返されません。

"VALid"
オブジェクトが存在します。

SET: "{NEW | INValid}"

SET操作は、選択したT_DM_SNALINKオブジェクトの構成情報を更新します。以下に示す状態は、SETリクエストで設定されるTA_STATEの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。

"NEW"
新しいオブジェクトを作成します。
unset
既存のオブジェクトを変更します。この組合せは"INValid"状態では使用できません。
"INValid"
オブジェクトを削除します。

TA_DMSECTYPE: "{LOCAL | IDENTIFY | VERIFY | PERSISTENT | MIXIDPE}"

リモートLUへのセッションに使用されるSNAセキュリティのタイプを指定します。この属性の有効値は、"LOCAL""IDENTIFY""VERIFY""PERSISTENT"および"MIXIDPE"です。

TA_DMSTARTTYPE: "{AUTO | COLD}"

宛先LUのセッション起動のタイプを指定します。この属性を"COLD"に設定すると、LUがCOLDSTARTで起動されます。"AUTO"に設定すると、SNACRMとドメイン・ゲートウェイによって、LUをCOLDSTARTするかWARMSTARTするかが決まります。

TA_DMMAXSNASESS: 0 <= num <= 32767

リモートLUで確立するセッションの最大数を指定します。

TA_DMMAXSYNCLVL: 0 <= num <= 2

このリモートLUでサポートできる最大のSYNC LEVEL。

制限

ドメイン・ゲートウェイ管理(GWADM)サーバーがアクティブなローカル・ドメイン・アクセス・ポイントを参照するT_DM_SNACRMクラスのインスタンスをT_DM_SNASTACKクラスのインスタンスが参照している場合、T_DM_SNASTACKクラスのインスタンスを参照するT_DM_SNALINKクラスのインスタンスを削除または更新することはできません。

このクラスのインスタンスを追加または更新するSET操作の実行時には、次の条件を満たしている必要があります。

 


T_DM_SNASTACKクラスの定義

概要

T_DM_SNASTACKクラスは、特定のSNA CRMが使用するSNAスタックを定義します。

属性表

表30 DM_MIB(5): T_DM_SNASTACKクラス定義の属性表
属性
パーミッション
デフォルト値
TA_DMSNASTACK(r)(k)(*)
string
rw-r--r--
string[1..30]
N/A
string
rw-r--r--
string[1..30]
N/A
string
rw-r--r--
string[1..30]
N/A
string
rw-r--r--
string[1..8]
N/A
string
rw-r--r--
string[1..8]
N/A
string
rw-r--r--
string[1..128]
N/A
string
rw-r--r--
GET: "VAL"
SET: "{NEW | INV}"
N/A
N/A
(r) - 新しいオブジェクトが作成される場合に必須です。
(k) - オブジェクトを取り出すためのキー・フィールドです。
(*) - クラスでのすべてのSET操作で必須のキー・フィールドです。

属性のセマンティクス

TA_DMSNASTACK: string[1..30]

このT_DM_SNASTACKエントリの名前。TA_DMSNASTACKは、Domains構成内のT_DM_SNASTACKエントリ名のスコープ内でユニークな識別子です。

TA_DMSNACRM: string[1..30]

このSNAプロトコル・スタック定義を使用するSNA CRMのT_DM_SNACRMエントリを識別します。

TA_DMSTACKTYPE: string[1..30]

使用するプロトコル・スタックを識別します。

TA_DMLUNAME: string[1..8]

このスタック定義を使用して確立するセッションで使用するLU名を指定します。

TA_DMTPNAME: string[1..8]

SNAスタックに関連付けられたTP名を指定します。値"*"を指定すると、すべてのTP名を使用できることを示します。

TA_DMSTACKPARMS: string[1..128]

プロトコル・スタック固有のパラメータを提供します。

TA_STATE:

GET: "{VALid}"

GET操作は、T_DM_SNASTACKオブジェクトの構成情報を検索します。以下に示す状態は、GETリクエストに応えて返されるTA_STATE属性の意味を示します。次に示されていない状態は返されません。

"VALid"
オブジェクトが存在します。

SET: "{NEW | INValid}"

SET操作は、選択したT_DM_SNASTACKオブジェクトの構成情報を更新します。以下に示す状態は、SETリクエストのTA_STATEの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。

"NEW"
新しいオブジェクトを作成します。この状態変更は、"INValid"状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態は"VALid"になります。
unset
既存のオブジェクトを変更します。この組合せは"INValid"状態では使用できません。
"INValid"
オブジェクトを削除します。この状態変更は、"VALid"状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態は"INValid"になります。

制限

ドメイン・ゲートウェイ管理(GWADM)サーバーがアクティブであるローカル・ドメイン・アクセス・ポイントを参照するT_DM_SNACRMオブジェクトをこのクラスのインスタンスが参照する場合、このクラスのインスタンスを削除または更新することはできません。

このクラスのインスタンスを追加または更新するSET操作の実行時には、TA_DMSNACRM属性で指定するSNA CRM名がT_DM_SNACRMクラス内に存在しなければなりません。SNA CRM名が存在しない場合、TA_DMSNACRM属性に対して"not defined"エラーが戻され、操作は失敗します。

 


T_DM_TDOMAINクラスの定義

概要

T_DM_TDOMAINクラスは、ローカルまたはリモート・ドメイン・アクセス・ポイントに対するTDomain固有の構成を定義します。

属性表

表31 DM_MIB(5): T_DM_TDOMAINクラス定義の属性表
属性
パーミッション
デフォルト値
string
rw-r--r--
string[1..30]
N/A
TA_DMNWADDR(r)(k)(*)
string
rw-r--r--
string [1..256](注1)
N/A
string
rw-r--r--
GET: "VAL"
SET: "{NEW | INV}"
N/A
N/A
string
rw-r--r--
string[1..78]
N/A
long
rw-rw-r--
0 <= num <= MAXLONG
MAXLONG
string
rw-------
"{0 | 40 | 56 | 128|256}" (注2)
“0"
string
rw-------
"{0 | 40 | 56 | 128|256}" (注2)
"128"
string
rwxr--r--
"{LOCAL | ON_DEMAND | ON_STARTUP | INCOMING_ONLY | PERSISTENT_DISCONNECT}"
"LOCAL" (注3)
(注5も参照)
long
rwxr--r--
0 <= num <= MAXLONG
0
long
rwxr--r--
0 <= num <= MAXLONG
60
string
rw-r--r--
"{SSL | LLE}"
"LLE"
long
rwxr--r--
0 <= num <= 2147483647
0
string
rwxr--r--
"{LOCAL | NO | YES}"
"LOCAL" (注3)
"NO" (注4)
long
rwxr--r--
-1 <= num <= 2147483647
-1 (注3)
0  (注4)
long
rwxr--r--
0 <= num <= 2147483647
0
string
rw-r--r--
string[1..30]
“*”
short
rw-r--r--
-1 <= num <= 32767
-1
string
rw-r--r--
{ Y | N}
適用外
(r) - 新しいオブジェクトが作成される場合に必須です。
(k) - オブジェクトを取り出すためのキー・フィールドです。
(*) - クラスでのすべてのSET操作で必須のキー・フィールドです。

注1 Oracle Tuxedo 8.0以前のリリースの場合、この属性の文字列の長さは最大78バイトです。

注2リンク・レベルの暗号化の値40は、後方互換性を維持するために提供されています。

注3リモート・ドメイン・アクセス・ポイント用のデフォルト。

注4ローカル・ドメイン・アクセス・ポイント用のデフォルト。

注5ローカル・ドメイン・アクセス・ポイント用のTA_DMCONNECTION_POLICYのデフォルト値は、
         T_DM_LOCALクラスで指定したTA_DMCONNECTION_POLICYの値です。

属性のセマンティクス

TA_DMACCESSPOINT: string[1..30]

このエントリがTDomain固有の構成データを提供するローカルまたはリモート・ドメイン・アクセス・ポイント名。
Domainsリンク・レベルのフェイルオーバーが使用されている場合、同じTA_DMACCESSPOINT属性値を使用して複数のT_DM_TDOMAINクラス・エントリを定義できます。

TA_DMNWADDR: string[1..256] (Oracle Tuxedo 8.0以前の場合は最大78バイト)

アクセス・ポイントに関連付けられたネットワーク・アドレスを指定します。ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントの場合は、受信する接続をリスニングするためのアドレスを指定します。リモート・ドメイン・アクセス・ポイントの場合は、リモート・ドメイン・アクセス・ポイントに接続するために使用する接続先アドレスを指定します。このフィールドの値は、すべてのT_DM_TDOMAINエントリ間で一意でなければなりません。表32には、TCP/IPアドレス形式がリストされています。

表32 Ipv4、IPv6およびSDPのアドレス形式
IPv4
IPv6
SDP
//IP:port
//[IPv6 address]:port
sdp://IB_IP:port
//hostname:port_number
//hostname:port_number
 
//#.#.#.#:port_number
16進数形式はサポートされません。
 

TA_STATE:

GET: "{VALid}"

GET操作は、T_DM_TDOMAINオブジェクトの構成情報を検索します。以下に示す状態は、GETリクエストに応えて返されるTA_STATE属性の意味を示します。次に示されていない状態は返されません。

"VALid"
オブジェクトが存在します。

SET: "{NEW | INValid}"

SET操作は、選択したT_DM_TDOMAINオブジェクトの構成情報を更新します。以下に示す状態は、SETリクエストで設定されるTA_STATEの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。

"NEW"
新しいオブジェクトを作成します。この状態変更は、"INValid"状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態は"VALid"になります。
unset
既存のオブジェクトを変更します。この組合せは"INValid"状態では使用できません。
"INValid"
オブジェクトを削除します。この状態変更は、"VALid"状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態は"INValid"になります。

注: "INValid"リクエストでDM_TDOMAINエントリを削除する場合は、以下の点に注意が必要です。

TA_DMNWDEVICE: string[1..78]

使用するネットワーク・デバイスを指定します。ローカル・ドメイン・アクセス・ポイント・エントリの場合、この属性はリスニングするために使用するデバイスを指定します。リモート・ドメイン・アクセス・ポイントの場合、リモート・ドメイン・アクセス・ポイントに接続するために使用するデバイスを指定します。

TA_DMCMPLIMIT: 0 <= num <= MAXLONG

リモート・ドメイン・アクセス・ポイントでのみ有効です。このアクセス・ポイントへのトラフィックを圧縮する際のしきい値メッセージです。

TA_DMMINENCRYPTBITS: "{0 | 40 | 56 | 128|256}"

リモート・ドメイン・アクセス・ポイントでのみ有効です。このアクセス・ポイントへの接続を確立するとき、この属性は必要な暗号化の最小レベルを指定します。"0"は暗号化を行わないことを示し、"40""56""128"および"256"は暗号化キーの長さをビット単位で指定します。暗号化の最低レベルを満たさない場合、リンクの確立に失敗します。デフォルトは"0"です。
値40ビットは、後方互換性を維持するために提供されています。256ビットの暗号化は、現時点ではSSLを使用している場合にのみ指定できます。
注: この属性を変更しても、確立済の接続には影響しません。

TA_DMMAXENCRYPTBITS: "{0 | 40 | 56 | 128|256}"

リモート・ドメイン・アクセス・ポイントでのみ有効です。このアクセス・ポイントへのネットワーク・リンクを確立するとき、この属性は許可される暗号化の最大レベルを指定します。"0"は暗号化を行わないことを示し、"40""56""128"および"256"は暗号化キーの長さをビット単位で指定します。デフォルトは"128"です。
値40ビットは、後方互換性を維持するために提供されています。256ビットの暗号化は、現時点ではSSLを使用している場合にのみ指定できます。
注: この属性を変更しても、確立済の接続には影響しません。

TA_DMCONNECTION_POLICY = "{LOCAL | ON_DEMAND | ON_STARTUP | INCOMING_ONLY | PERSISTENT_DISCONNECT}"

このローカルまたはリモート・ドメイン・アクセス・ポイントに関連付けられているTDomainゲートウェイが接続を確立するための条件を指定します。有効な値は、"LOCAL""ON_DEMAND""ON_STARTUP""INCOMING_ONLY"、または"PERSISTENT_DISCONNECT"です。"LOCAL"は、リモート・ドメイン・アクセス・ポイントにのみ適用されます。
Oracle Tuxedo 8.1以降のソフトウェアを実行する場合、TA_DMCONNECTION_POLICY属性はT_DM_TDOMAINクラスでも指定できます。特定のローカルまたはリモート・ドメイン・アクセス・ポイントのT_DM_TDOMAINクラスの値は、T_DM_LOCALクラスのグローバル値に優先します。グローバル接続ポリシーをオーバーライドできるので、リモート・ドメイン単位で接続ポリシーを構成できます。 ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントの接続ポリシーを指定しない場合、デフォルトとしてT_DM_LOCALクラスに指定されるグローバル接続ポリシーが使用されます。T_DM_TDOMAINクラスにグローバル接続ポリシーを指定する場合、T_DM_LOCALクラスにグローバル接続ポリシーを指定しないでください。

"LOCAL"

接続ポリシーが"LOCAL"の場合、リモート・ドメイン・アクセス・ポイントはT_DM_LOCALクラスに指定されるグローバル接続ポリシーを受け入れます。"LOCAL"は、リモート・ドメイン・アクセス・ポイントに対するデフォルトの接続ポリシーです。"LOCAL"を除き、リモート・ドメイン・アクセス・ポイントに対する接続ポリシーは、ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントに対する接続ポリシーに優先します。

"ON_DEMAND"

接続ポリシーが"ON_DEMAND"の場合、クライアントがリモート・サービスをリクエストしたとき、またはdmadmin(1) connectコマンドが実行されたときにのみ、TDomainゲートウェイは接続を試行します。接続ポリシーが"ON_DEMAND"の場合、再接続は行われません。

"ON_STARTUP"

接続ポリシーが"ON_STARTUP"の場合、TDomainゲートウェイはゲートウェイ・サーバーの初期化時に接続を試行します。"ON_STARTUP"に設定した場合、リモート・ドメインへの接続が確立された場合にのみそのリモート・サービス(TDomainゲートウェイによって通知されたサービス)が通知されます。つまり、リモート・ドメインとの接続が確立されていないと、リモート・サービスは中断されます。デフォルトでは、この接続ポリシーは、失敗した接続を60秒おきに再試行しますが、この間隔は、T_DM_TDOMAINクラスのTA_DMRETRY_INTERVAL属性で異なる値を設定できます。このクラスのTA_DMMAXRETRY属性も参照してください。

"INCOMING_ONLY"

接続ポリシーが"INCOMING_ONLY"の場合、TDomainゲートウェイは起動時にリモート・ドメインへの接続を試みません。このため、リモート・サービスは最初は中断されています。TDomainゲートウェイは、リモート・ドメインからの接続を受信したときに利用可能になります。リモート・サービスは、ドメイン・ゲートウェイが接続を受信したときか、dmadmin(1) connectコマンドで管理接続が確立されたときに通知されます。接続ポリシーが"INCOMING_ONLY"の場合、再接続は行われません。

"PERSISTENT_DISCONNECT"

"PERSISTENT_DISCONNECT"接続ポリシーは、リモート・ドメインからの受信時接続を拒否し、ローカル・ドメインがリモート・ドメインへの接続を試行しないことを意味します。それに応じて関連するリモート・サービスは中断します。ローカル・ドメインは、別の接続ポリシーに手動で変更されるまで孤立します。リモート・サービスは、別の接続ポリシーに手動で変更し、管理接続(dmadmin(1)接続コマンドを使用)が確立するまで利用できます。
注: このポリシーは、リモート・アクセス・ポイントのMIB設定でのみ使用できます。

TA_DMFAILOVERSEQ = -1 <= num <= 32767

BDMCONFIGファイル内のTDomainセッション・レコードに関するフェイルオーバーのシーケンスとプライマリ・レコードを指定またはリクエストします。DM_MIB SETリクエストでTA_DMFAILOVERSEQ値を指定しない場合、または、9.0より前のリリースのTuxedoによるDM_MIB SET TA_DMFAILOVERSEQリクエストである場合、BDMCOMFIGファイル内の出力TDomainセッション・レコードでは、デフォルトのFAILOVERSEQ = -1が使用されます。
FAILOVERSEQ値が最も小さいレコードが、そのTDomainセッションのプライマリ・レコードになります。プライマリ・レコードは1つのTDomainセッションで1つだけです。同じTDomainセッションのその他のレコードはすべてセカンダリ・レコードまたはバックアップ・レコードと呼ばれます。NWADDRNWDEVICE、およびFAILOVERSEQを除いて、プライマリ・レコードは、すべてのTDomainセッション構成のパラメータと属性のソースになります。セカンダリ(バックアップ)レコードで指定されている他のパラメータと属性は無視されます。 選択されたCONNECTION_POLICY属性に基づいて、ローカル・ドメインはTDomainセッションのプライマリ・レコードに接続しようとします。プライマリ・レコードでフェイルオーバーされた場合は、次の順のセカンダリ(バックアップ)レコードに接続しようとします。すべてのセカンダリ・レコードへの接続が失敗した場合は、MAXRETRYに達するまで、RETRY_INTERVALで指定された間隔でプライマリ・レコードの情報を再試行します。

TA_DMLACCESSPOINT: string[1..30]

BDMCONFIGファイル内でTDomainセッション・レコードのDM_LOCALセクションにあるローカル・ドメイン・アクセス・ポイントを指定またはリクエストします。TA_DMLACCESSPOINTパラメータは、TDomainセッション・ゲートウェイを定義するためにのみ使用され、値としてローカル・ドメイン・アクセス・ポイントを1つだけ指定できます。
DM_MIB SETリクエストでTA_DMLACCESSPOINT値を指定しない場合、または、9.0より前のリリースのTuxedoによるDM_MIB SET TA_DMLACCESSPOINTリクエストである場合、BDMCOMFIGファイル内の出力TDomainセッション・レコードでは、デフォルトのLACCESPOINT ="*"が使用されます。
注: DM_MIBでは、TA_DMLACCESSPOINTで正規表現を使用することはできません。

TA_DMMAXRETRY: 0 <= num <= MAXLONG

このローカルまたはリモート・ドメイン・アクセス・ポイントに関連付けられているTDomainゲートウェイが接続を試行する回数。この属性は、Oracle Tuxedo 8.1以降のソフトウェアが実行されているときにT_DM_TDOMAINクラスで使用でき、このアクセス・ポイントのTA_DMCONNECTION_POLICY属性が"ON_STARTUP"に設定されている場合に有効です。それ以外の接続ポリシーの場合、自動再試行は無効になります。
TA_DMMAXRETRYの最小値は0で、最大値はMAXLONG (2147483647)です。MAXLONG (デフォルト)の場合、再接続処理が無限に繰り返されるか、または接続が確立されるまで繰り返されます。

TA_DMRETRY_INTERVAL: 0 <= num <= MAXLONG

このローカルまたはリモート・ドメイン・アクセス・ポイントに関連付けられているTDomainゲートウェイが接続を自動的に試行する間隔。この属性は、Oracle Tuxedo 8.1以降のソフトウェアが実行されているときにT_DM_TDOMAINクラスで使用でき、このアクセス・ポイントのTA_DMCONNECTION_POLICY属性が"ON_STARTUP"に設定されている場合に有効です。それ以外の接続ポリシーの場合、自動再試行は無効になります。
TA_DMRETRY_INTERVALの最小値は0で、最大値はMAXLONG (2147483647)です。デフォルトは60です。TA_DMMAXRETRYが0に設定されている場合、TA_DMRETRY_INTERVALは設定できません。

TA_DMNW_PROTOCOL = "{LLE | SSL | SSL_ONE_WAY}"

SSL暗号化、LLE暗号化、または一方向SSL暗号化を指定します。デフォルト値は"LLE"です。SSLでは接続の両側のドメインが相互に認証を行う必要がありますが、SSL_ONE_WAYではその必要はありません。
SSL_ONE_WAYが設定されている場合、SSL接続を受け付けるドメインが、SSL証明書を使用して接続を開始したドメインに対して自身を認証する必要があります。 開始側のドメインは、もう一方のドメインに対して自身を認証する必要はありません。開始側のドメインは、もう一方のドメインに対して自身を認証する必要はありません。この値は、CONNECTION_POLICYINCOMING_ONLYに設定されている場合に使用されることを想定しています。受信する接続を受け付けるドメインで、接続するドメインを認証する必要がない場合にのみ設定してください。
注: TA_DMNW_PROTOCOLが設定されていない場合やLLEに設定されている場合に、TA_DMSSL_RENEGOTIATIONにゼロ以外の値が設定されていると、MIB呼出しによって警告メッセージが出力されますが、リクエストされた値は引き続き設定されています。MIB操作はTAUPDATEDまたはTAOKを返します(その他のエラーが発生しない場合)。

TA_DMSSL_RENEGOTIATION = 0 <= num <= 2147483647

SSL情報の再ネゴシエーションを行う間隔を(秒単位で)指定します。この値は0以上2,147,483,647以下でなければなりません。デフォルト値は0です(再ネゴシエーションは行われない)。
実行中のGWTDOMAINに対するこのパラメータの変更は、次の再ネゴシエーション間隔中に有効になります。
注: TA_DMNW_PROTOCOLが設定されていない場合やLLEに設定されている場合に、TA_DMSSL_RENEGOTIATIONにゼロ以外の値が設定されていると、MIB呼出しによって警告メッセージが出力されますが、リクエストされた値は引き続き設定されています。MIB操作はTAUPDATEDまたはTAOKを返します(その他のエラーが発生しない場合)。

TA_DMTCPKEEPALIVE = "{LOCAL | NO | YES}"

ローカルまたはリモート・ドメイン・アクセス・ポイントのTCPレベル・キープ・アライブを有効にします。有効な値は、"LOCAL""NO"、または"YES"です。"LOCAL"は、リモート・ドメイン・アクセス・ポイントにのみ適用されます。
TA_DMTCPKEEPALIVE属性は、Oracle Tuxedo 8.1以降のソフトウェアが実行されているTDOMAINタイプのドメイン・ゲートウェイにのみ適用されます。リモート・ドメイン・アクセス・ポイントに対するこの値は、ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントに対する値に優先します。ローカル・ドメイン・アクセス・ポイント値をオーバーライドできるので、リモート・ドメイン単位でTCPレベル・キープ・アライブを構成できます。 値が"LOCAL"の場合、リモート・ドメイン・アクセス・ポイントはローカル・ドメイン・アクセス・ポイントについて定義されたTCPレベル・キープ・アライブ値を受け入れます。"LOCAL"は、リモート・ドメイン・アクセス・ポイントに対するデフォルトのTCPレベル・キープ・アライブ値です。 値が"NO"の場合、このアクセス・ポイントのTCPレベル・キープ・アライブ値は無効です。"NO"は、ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントに対するデフォルトのTCPレベル・キープ・アライブ値です。 値が"YES"の場合、このアクセス・ポイントのTCPレベル・キープ・アライブ値は有効です。接続のTCPレベル・キープ・アライブが有効になった場合、その接続のキープ・アライブ間隔は、オペレーティング・システムのTCPキープ・アライブ・タイマー用に構成されているシステム・レベル値です。この間隔は、TDomainゲートウェイが接続でトラフィックを受信せずに待機する最長時間です。この最長時間を超えると、ゲートウェイはTCPレベル・キープ・アライブ・リクエスト・メッセージを送信します。接続がまだ開いており、リモートTDomainゲートウェイが正常に動作している場合、リモート・ゲートウェイは肯定応答を返信します。ローカルTDomainゲートウェイは、リクエスト・メッセージを送信してから一定時間内に肯定応答を受信しなかった場合、接続が切断されたと見なして、その接続に関連するすべてのリソースを解放します。 TCPレベル・キープ・アライブを使用すると、Oracle Tuxedoのドメイン間接続を非アクティブな期間にわたって開くことができるだけでなく、TDomainゲートウェイが接続の障害を迅速に検出できるようになります。
注: TA_DMTCPKEEPALIVETA_DMKEEPALIVEは、相互に排他的ではありません。つまり、両方のパラメータを使用してドメイン間接続を構成できます。

TA_DMKEEPALIVE = -1 <= num <= 2147483647

ローカルまたはリモート・ドメイン・アクセス・ポイントのアプリケーション・レベル・キープ・アライブを制御します。この値は、-1以上2147483647以下でなければなりません。値 -1は、リモート・ドメイン・アクセス・ポイントにのみ適用されます。
TA_DMKEEPALIVE属性は、Oracle Tuxedo 8.1以降のソフトウェアが実行されているTDOMAINタイプのドメイン・ゲートウェイにのみ適用されます。リモート・ドメイン・アクセス・ポイントに対するこの値は、ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントに対する値に優先します。ローカル・ドメイン・アクセス・ポイント値をオーバーライドできるので、リモート・ドメイン単位でアプリケーション・レベル・キープ・アライブを構成できます。 値が-1の場合、リモート・ドメイン・アクセス・ポイントは、ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントについて定義されたアプリケーション・レベル・キープ・アライブ値を受け入れます。-1は、リモート・ドメイン・アクセス・ポイントのデフォルトのアプリケーション・レベル・キープ・アライブ値です。 値が0の場合、このアクセス・ポイントのアプリケーション・レベル・キープ・アライブは無効です。0は、ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントのデフォルトのアプリケーション・レベル・キープ・アライブ値です。 1以上2147483647以下の値(単位はミリ秒で、Domainsソフトウェアによって最も近い秒数に切り上げられる)を指定すると、このアクセス・ポイントに対するアプリケーション・レベル・キープ・アライブが有効になります。指定した時間は、TDomainゲートウェイが接続でトラフィックを受信せずに待機する最長時間です。この最長時間を超えると、ゲートウェイはアプリケーション・レベル・キープ・アライブ・リクエスト・メッセージを送信します。接続がまだ開いており、リモートTDomainゲートウェイが正常に動作している場合、リモート・ゲートウェイは肯定応答を返信します。ローカルTDomainゲートウェイは、リクエスト・メッセージを送信してから指定の時間内(TA_DMKEEPALIVEWAIT属性を参照)に肯定応答を受信しなかった場合、接続が切断されたとみなして、その接続に関連するすべてのリソースを解放します。 アプリケーション・レベル・キープ・アライブを使用すると、Oracle Tuxedoのドメイン間接続を非アクティブな期間にわたって開くことができるだけでなく、TDomainゲートウェイが接続の障害を迅速に検出できるようになります。
注: TA_DMKEEPALIVETA_DMTCPKEEPALIVEは、相互に排他的ではありません。つまり、両方のパラメータを使用してドメイン間接続を構成できます。

TA_DMKEEPALIVEWAIT = 0 <= num <= 2147483647

このローカルまたはリモート・ドメイン・アクセス・ポイントに関連付けられているTDomainゲートウェイが送信したキープ・アライブ・メッセージに対する肯定応答を受信するまでの待ち時間を指定します。この値は、0以上2147483647以下でなければなりません(単位はミリ秒で、Domainsソフトウェアによって最も近い秒数に切り上げられます)。デフォルトは0です。この属性は、Oracle Tuxedo 8.1以降のソフトウェアが実行されているTDOMAINタイプのドメイン・ゲートウェイにのみ適用されます。
このアクセス・ポイントに対するTA_DMKEEPALIVEが0 (キープ・アライブが無効)の場合、TA_DMKEEPALIVEWAITの設定は無効です。 このアクセス・ポイントに対するTA_DMKEEPALIVEを有効にし、TA_DMKEEPALIVEWAITTA_DMKEEPALIVEより大きい値に設定した場合、ローカルTDomainゲートウェイはTA_DMKEEPALIVEWAITタイマーが期限切れになるまでに複数のアプリケーション・レベル・キープ・アライブ・メッセージを送信します。この組合せの設定は可能です。 このアクセス・ポイントに対するTA_DMKEEPALIVEを有効にし、TA_DMKEEPALIVEWAITを0に設定した場合、送信されたキープ・アライブ・メッセージに対する肯定応答は意味を持ちません。こうした肯定応答は、TDomainゲートウェイによってすべて無視されます。ゲートウェイは、TA_DMKEEPALIVEタイマーがタイムアウトするたびにキープ・アライブ・メッセージを送信します。この設定の組合せは、ファイアウォールを介したアイドル接続を保持するために使用します。

TA_DMTHROUGHGATEWAY: { Y | N}

TA_DMTHROUGHGATEWAYは、DMCONFIGTHROUGHGATEWAYに対応します。THROUGHGATEWAYは、このローカル・ドメイン・アクセス・ポイントまたはリモート・ドメイン・アクセス・ポイントに関連付けられているTDomainゲートウェイがメッセージを送信するための条件を指定します。Tuxedoの実行中は、TA_DMTHROUGHGATEWAYMIBを設定できません。

制限

以下の場合は、このクラスのインスタンスを削除したり、このクラスのインスタンスのTA_DMNWDEVICE属性を更新したりすることはできません。

 


T_DM_TRANSACTIONクラスの定義

概要

T_DM_TRANSACTIONクラスは、複数のドメインにまたがるトランザクションに関する実行時情報を表します。このオブジェクトを使用すると、トランザクションに関与しているリモート・ドメイン・アクセス・ポイント、親ドメイン・アクセス・ポイント、トランザクション状態、およびその他の情報を検索できます。

GET操作では、特定のトランザクションを選択するために、TA_DMTPTRANIDTA_DMTXACCESSPOINT、およびTA_DMTXNETTRANID属性を指定できます。

属性表

表33 DM_MIB(5): T_DM_TRANSACTIONクラス定義の属性表
属性
パーミッション
デフォルト値
string
rw-r--r--
string[1..30]
N/A
string
rw-r--r--
string[1..78]
N/A
TA_STATE(r)(k)
string
rwxr-xr--
GET: "{ABD | ABY | ACT | COM | DEC | DON | HAB | HCO | HEU | REA | UNK}"
SET: "INV"
N/A

N/A
string
r--r--r--
string[1..30]
N/A
string
r--r--r--
string[1..78]
N/A
long
r--r--r--
0 <= num
N/A
TA_DMBRANCHINDEX
long
r--r--r--
0 <= num
N/A
ブランチごとの属性
long
r--r--r--
0 <= num
N/A
string
r--r--r--
string[1..30]
N/A
string
r--r--r--
string[1..78]
N/A
string
r--r--r--
GET: "{ABD | ABY | ACT | COM | DEC | DON | HAB | HCO | HHZ | HMI | REA | UNK}"
N/A
(r) - 新しいオブジェクトが作成される場合に必須です。
(k) - オブジェクトを取り出すためのキー・フィールドです。
(*) - クラスでのすべてのSET操作で必須のキー・フィールドです。

属性のセマンティクス

TA_DMLACCESSPOINT: string[1..30]

トランザクションが関連付けられたローカル・ドメイン・アクセス・ポイントの名前。このフィールドはGET操作では必須です。SET操作では、TA_DMLACCESSPOINTを指定する必要があります。

TA_DMTPTRANID: string[1..78]

tpsuspend(3c)から返され、文字列表現にマップされるトランザクション識別子。等号比較の場合を除き、ユーザーはこのフィールドのデータを直接解釈することはできません。

TA_STATE:

GET: "{ABorteD | ABortonlY | ACTive | COMcalled | DECided | DONe | HABort | HCOmmit | HEUristic | REAdy | UNKnown}"

GET操作は、T_DM_TRANSACTIONオブジェクトの実行時情報を検索します。以下に示す状態は、GETリクエストに応えて返されるTA_STATEの意味を示します。次に示されていない状態は返されません。

"ABorteD"
トランザクションはロールバックされています。
"ABortonlY"
トランザクションはロールバックされるものと識別されています。
"ACTive"
トランザクションはアクティブです。
"COMcalled"
トランザクションはコミットの第1フェーズを開始しました。
"DECided"
トランザクションはコミットの第2フェーズを開始しました。
"DONe"
トランザクションはコミットの第2フェーズを完了しました。
"HABort"
このトランザクションはヒューリスティックにロールバックされました。
"HCOmmit"
このトランザクションはヒューリスティックにコミットされました。
"HEUristic"
トランザクションのコミットまたはロールバックはヒューリスティックに完了しました。ブランチ状態によって、どのブランチがヒューリスティックに完了したかが分かります。
"REAdy"
このトランザクションでは、2フェーズ・コミットの第1フェーズが完了しています。すべての参加グループおよびリモート・ドメインはコミットの第1フェーズを完了し、コミット可能な状態です。
"UNKnown"
トランザクションの状態を判別できませんでした。

SET:"{INValid}"

SET操作は、選択したT_DM_TRANSACTIONオブジェクトの実行時情報を更新します。以下に示す状態は、SETリクエストで設定されるTA_STATEの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。

"INValid"
指定したトランザクション・オブジェクトを破棄します。状態の変更は、"HCOmmit""HABort"、および"HEUristic"状態でのみ可能です。TA_DMTPTRANID属性値を指定しない場合は、指定したローカル・ドメイン・アクセス・ポイントのすべてのヒューリスティック・トランザクション・ログ・レコードが破棄されます。

TA_DMTXACCESSPOINT: string[1..30]

トランザクションがリモート・ドメインから開始された場合、TA_DMTXACCESSPOINTはトランザクションの開始に使用したリモート・ドメイン・アクセス・ポイントの名前です。トランザクションがこのドメイン内から開始された場合、TA_DMTXACCESSPOINTはローカル・ドメイン・アクセス・ポイントの名前です。

TA_DMTXNETTRANID: string[1..78]

トランザクションがリモート・ドメインから開始された場合、TA_DMTXNETTRANIDはトランザクションの開始に使用したリモート・ドメイン・アクセス・ポイントから受け取った外部トランザクション識別子です。トランザクションがこのドメイン内で開始された場合、TA_DMTXNETTRANIDTA_DMTPTRANID属性と同じ値になります。
注: この属性は、Oracle Tuxedoリリース7.1以降を実行するゲートウェイでのみ使用できます。それ以前のリリースのOracle Tuxedoシステムを実行するゲートウェイではNULL文字列""に設定されます。

TA_DMBRANCHCOUNT: 0 <= num

トランザクションに関与するリモート・ドメイン・アクセス・ポイントに対するブランチ数。ブランチ情報を使用できないドメイン・ゲートウェイの場合、この値はゼロになります。

TA_DMBRANCHINDEX: 0 <= num

このオブジェクトに対応する最初のブランチ固有の属性値(TA_DMBRANCHNOTA_DMRACCESSPOINTTA_DMNETTRANID、およびTA_DMBRANCHSTATE)の索引。
ブランチごとの属性

TA_DMBRANCHNO: 0 <= num

参加ブランチのブランチ番号(ゼロから始まる)。

TA_DMRACCESSPOINT: string[1..30]

このブランチのリモート・ドメイン・アクセス・ポイントの名前。

TA_DMNETTRANID: string[1..78]

このブランチのリモート・ドメイン・アクセス・ポイントで使用する外部トランザクション識別子。ドメイン・ゲートウェイのタイプによっては、この情報が返されないことがあります。その場合、この属性は空文字列に設定されます。たとえばTdomainsでは、リモート・ドメイン・アクセス・ポイントへのブランチにTA_DMTPTRANIDのローカル・トランザクション識別子を使用し、この値を空文字列に設定します。

TA_DMBRANCHSTATE:

GET: "{ABD | ABY | ACT | COM | DEC | DON | HAB | HCO | HHZ | HMI | REA | UNK}"

GET操作は、トランザクション・ブランチの実行時情報を検索します(特定のドメイン・ゲートウェイ・タイプで可能な場合)。

"ABorteD"
トランザクション・ブランチはロールバックされています。
"ABortonlY"
トランザクション・ブランチはロールバックされるものと識別されています。
"ACTive"
トランザクション・ブランチはアクティブです。
"COMcalled"
トランザクション・ブランチはコミットの第1フェーズを開始しました。
"DECided"
トランザクション・ブランチはコミットの第2フェーズを開始しました。
"DONe"
トランザクション・ブランチはコミットの第2フェーズを完了しました。
"HABort"
このトランザクションはヒューリスティックにロールバックされました。
"HCOmmit"
このトランザクションはヒューリスティックにコミットされました。
"Heuristic HaZard"
トランザクション・ブランチの通信は失敗しました。ロールバックが正常終了したかどうかは不明です。
"Heuristic MIxed"
トランザクション・ブランチのコミットまたはロールバックは完了しました。リモート・ドメインからのレポートによれば、コミットまたはロールバックに使用したリソースの一部の状態がトランザクションの結果と一致していません。
"REAdy"
このトランザクションでは、2フェーズ・コミットの第1フェーズが完了しています。すべての参加グループおよびリモート・ドメインはコミットの第1フェーズを完了し、コミット可能な状態です。
"UNKnown"
トランザクションの状態を判別できませんでした。

注: この属性は、Oracle Tuxedoリリース7.1以降を実行するゲートウェイでのみ使用できます。それ以前のリリースのOracle Tuxedoシステムを実行するゲートウェイでは"UNKnown"に設定されます。

制限

このオブジェクトは、管理者が明示的に作成するのではなく、マルチドメイン・トランザクションの開始時に生成されます。このオブジェクトに対して管理者が実行できるのは、状態を"INValid"に設定して、ヒューリスティック・トランザクション・ログ・レコードを破棄することだけです。その他の属性を設定することはできません。トランザクション状態を"INValid"に設定した場合、戻されるバッファの状態は、ヒューリスティック・トランザクション・ログ・レコードが破棄される前のトランザクション状態であり、破棄後の状態ではありません。

GETおよびSET操作では、TA_DMLACCESSPOINT属性に特定のローカル・ドメイン・アクセス・ポイントを指定する必要があります。

GET操作やSET操作の実行時には、TA_DMLACCESSPOINT属性で識別されるローカル・アクセス・ポイントのドメイン・ゲートウェイ管理(GWADM)サーバーがアクティブでなければなりません。アクティブでない場合は"not defined"エラーが戻されます。

 


DM_MIB(5)に関する追加情報

ファイル

${TUXDIR}/include/tpadm.h
${TUXDIR}/udataobj/tpadm

関連項目

tpacall(3c)tpalloc(3c)tpcall(3c)tpdequeue(3c)tpenqueue(3c)tpgetrply(3c)tprealloc(3c)「FML関数の紹介」、Fadd、Fadd32(3fml)Fchg、Fchg32(3fml)Ffind、Ffind32(3fml)MIB(5)TM_MIB(5)

『Oracle Tuxedoアプリケーション実行時の管理』

『Oracle Tuxedoアプリケーションの設定』

『C言語を使用したOracle Tuxedo ATMIアプリケーションのプログラミング』

『FMLを使用したOracle Tuxedo ATMIアプリケーションのプログラミング』

 


EAUTHSVR(5)

名前

EAUTHSVR — OESに認可サービスを提供するセキュリティ・サーバー。

形式

EAUTHSVR SRVGRP=APPGRP SRVID=number CLOPT="-A -- -f filename" 

説明

EAUTHSVRは、認可サービスを提供します。認可リクエストをOESに送信し、アプリケーション・サーバーに返信するプロキシとして動作します。EAUTHSVRおよびXAUTHSVRが同じ認可サービスをブロードキャストするかどうかをチェックし、該当する場合はULOGに警告を出力します。

認証サービスを実装しているサーバーは、EAUTHSVRを使用してセキュリティ管理システムを構築できます。XAUTHSVREAUTHSVRとともに使用すると、認可上の競合が発生します。このような競合を回避するために、XAUTHSVRCLOPTに、認可サービスが通知されないように設定する新しいオプションの-bが導入されました。

-f filename

構成ファイルを指定します。
注:

EAUTHSVR構成ファイル

EAUTHSVR構成ファイルは、EAUTHSVRサーバーの起動時に必要です。

EAUTHSVR SRVGRP=APPGRP SRVID=number CLOPT="-A -- -f filename"

tpoes.authテンプレート

新しいテンプレートのtpoes.authがインストーラに提供されます。各行には、キーと値のマッピングがあります。キーはTuxedoで事前定義されますが、値はユーザーが定義します。多数のエントリが構成された場合、最後に一致したエントリのみが使用されます。

APPLICATION_NAME		***application name in OES
JPS_CONFIG_FILE			***full path name of jps-config.xml

リソース・タイプ

表85に示す特定のTuxedoリソース・タイプに対して事前定義されたリソース・アクションは、同じままにする必要があります。

セキュリティ・レベルがMANDATORY_ACLの場合、Oracle Tuxedo ART for Batchで使用されているすべてのサービスを追加します。それ以外の場合は、EAUTHSVRはジョブの操作に失敗します。tmadminのサブコマンド(psc -a 2)は、使用中のすべてのサービスを表示できます。

表34 特定のリソース・タイプで受入れ可能なアクション
リソース・タイプ
受入れ可能なアクション
ART_BATCH_JOB
SUBMITCANCELHOLDPURGERELEASE

ACLまたはMANDATORY_ACL

対応するアクションがOESのリソースに権限付与されていない場合は、認可リクエストは失敗します。それ以外の場合は、認可リクエストは成功します。たとえば、UserAがSVCAサービスをコールするとします。

表35 ACLの例
リソース定義
認可の結果
リソースSVCAがOESで定義されている。ポリシーは定義されていない。
失敗
リソースSVCAがOESで定義されている。ポリシーによりuserAにSVCAが権限付与されている。
成功
リソースSVCAがOESで定義されていない。
成功

対応するアクションがOESのリソースに権限付与されていない場合は、認可リクエストは失敗します。それ以外の場合は、認可リクエストは成功します。たとえば、UserAがSVCAサービスをコールするとします。

表36 MANDATORY_ACLの例
リソース定義
認可の結果
リソースSVCAがOESで定義されている。ポリシーは定義されていない。
失敗
リソースSVCAがOESで定義されている。ポリシーによりuserAにSVCAが権限付与されている。
成功
リソースSVCAがOESで定義されていない。
失敗

CACHE

認可がサービス・コールのたびに呼び出され、システム・パフォーマンスのボトルネックとなる場合があります。この問題を解決するため、キャッシュが導入されました。OESクライアントとTuxedo認可フレームワークの両方で、それぞれキャッシュを持ちます。たとえば、TuxedoがCache1を所有し、OESがCache2を所有しているとします。Cache1の有効期限は、Cache2の有効期限よりも短く定義する必要があります(Cache1の最適な有効期限はCache2の時間ウィンドウの半分です)。

Tuxedo側のキャッシュ認証は応答しますが、認可のために毎回OESクライアントがコールされるわけではありません。新しい認可リクエストがくると、リクエストはキャッシュのタイムアウト後にOESクライアントに転送されます。

認可タイムアウトを設定するには、 環境変数TMATZEXPを分単位で指定します。次の例では、5分間の認可タイムアウトを設定します。

export TMATZEXP=5 

OESのポリシー配布にはcontrolled-pull、controlled-pushおよびnon-controlledの3つのモードがあります。controlled-pushでは、ユーザーがポリシーを手動で配布する必要があります。controlled-pullモードまたはnon-controlledモードでは、OESクライアントはユーザーが定義した間隔で最新のポリシー変更を取得します。

jps-config.xmlpdp.serviceに次のプロパティを追加することで、この間隔をデモのニーズを満たすものに変更できます。次の例では、10分の間隔を設定します。

<serviceInstance name="pdp.service" provider="pdp.service.provider">
 <property name="oracle.security.jps.ldap.policystore.refresh.interval" value="600000"/>
</serviceInstance>

OPTIONS EXT_AA

EAUTHSVRを設定するには、OPTIONSEXT_AAを設定します。

環境変数

tux.envを使用して、JVMライブラリとライブラリ・パスを設定します。このライブラリ・パスには、libjvm.soを入れておく必要があります。Linuxプラットフォームには、LD_LIBRARY_PATHを使用します。HPプラットフォームには、tux.envの設定に加え、LD_PRELOAD="PATH OF LIBJVM.SO"を設定します。

CLASSPATHでは、${OES_CLIENT_HOME}/modulesの下にoes-client.jarを含める必要があります。

JAVA_OPTS

JVM引数をカスタマイズします。
注: JAVA_OPTSを使用するには、Oracle Tuxedo 12cリリース2 (12.1.3) RP001以上が必要です。

XAUTHSVR -b

XAUTHSVREAUTHSVRとともに使用すると、認可上の競合が発生します。このような競合を回避するためには、XAUTHSVRCLOPT-bを設定します。

XAUTHSVR	SRVGRP=APPGRP SRVID=number CLOPT="-A -- -f tpldap.xauth -b"

認可管理アプリケーション

OES側で、Tuxedoシステムのリソースを記述するための認可管理アプリケーションを作成します。リソースのタイプとアクションはTuxedoによって定義済です。リソース名はServiceQueueEventおよびJobの名前です。

TuxedoとOESの統合に関するトラブルシューティング手順

  1. EAUTHSVRにエラー・ログが存在しない場合は、stderrを確認します。ここに、OESの例外情報が大量に出力されます。このログからいくつかのヒントを得ることができます。
  2. 項目:

    OESサーバーのホスト名の誤りによる不正な構成

    エラー・ログ:

    Internal Exception: java.sql.SQLRecoverableException: IO Error: The Network Adapter could not establish the connection Error Code: 17002
  3. 環境export XADBG=0x00004000を設定して、EAUTHSVRに関するより詳細な情報をULOGに出力します。

 


EVENTS(5)

名前

EVENTS - システム生成イベントのリスト

説明

システム・イベント・モニター機能は、システム・オペレータが把握する必要のある定義済イベント(主に異常終了)を検出して通知する機能です。各イベント・レポートはFML32バッファです。このバッファには、イベントについて記述した共通フィールドと、そのイベントに関連のあるオブジェクトついて記述したその他のフィールドが含まれます。

Oracle Tuxedoシステムは、システムの容量を定期的に確認します。リソースが枯渇しかけているか容量いっぱいに近いことが判明すると、WARNまたはERRORシステム・イベントをポストします。これらのイベントは、その条件が解消されるまでポストされ続けます。

このリファレンス・ページでは、共通のイベント通知フィールドを最初に定義してから、現在のOracle Tuxedoリリースで検出されたすべてのシステム・イベントをリストします。システム・イベント名はドット(.)で始まります。

制限

イベントの通知は、現時点ではTM_MIB(5)で定義されるクラスとDM_MIB(5)で定義されるT_DM_CONNECTIONクラスに限定されています。イベントの通知では、MIB情報ベースを使用します。「ローカル属性」の定義および可用性は、MIB(5)およびTM_MIB(5)を参照してください。また、ローカル属性が使用できるかどうかは、アプリケーションのネットワーク内での通信状態によって異なる点に注意してください。

条件がごく短時間しか存在しない場合、システム容量の限界に関するイベント(たとえば、.SysMachineFullMaxgtt)は通知されないことがあります。

共通のイベント通知フィールド

TA_OPERATION: string

このバッファがイベント通知バッファであることを示すリテラル文字列EVT

TA_EVENT_NAME: string

このイベントを特定するための文字列。システムが生成したイベントはすべて.Sysで始まります。

TA_EVENT_SEVERITY: string

イベントの重大度を示す文字列ERRORWARN、またはINFO

TA_EVENT_LMID: string

イベントが検出されたマシンを示す文字列。

TA_EVENT_TIME: long

イベントを検出したマシンのクロックに基づくイベント検出時間(秒)を示すlong型整数。

TA_EVENT_USEC: long

イベントを検出したマシンのクロックに基づくイベント検出時間(マイクロ秒)を示すlong型整数。この値の単位は常にマイクロ秒ですが、時間の実際の解像度は、使用しているオペレーティング・システムやハードウェアによって異なります。

TA_EVENT_DESCRIPTION: string

イベントがまとめられた1行の文字列。

TA_CLASS: string

イベントに関連のあるオブジェクトのクラス。TA_CLASSに応じて、このクラスのオブジェクトに固有の追加フィールドをイベント通知バッファに含めるかどうかが決まります。

TA_ULOGCAT: string

メッセージがメッセージ・カタログから生成された場合は、そのカタログの名前。

TA_ULOGMSGNUM: num

メッセージがカタログから生成された場合は、そのカタログのメッセージ番号。

イベント・リスト

T_ACLPERM イベント・リスト

.SysAclPerm

INFO: .SysACLPerm:システムACLパーミッションの変更

T_DOMAINイベント・リスト

.SysResourceConfig

INFO: .SysResourceConfig:システム構成の変更

.SysLicenseInfo

INFO: .SysLicenseInfo: Tuxedoシステム・バイナリ契約ユーザー数の100%に達しました。DBBL/BBLロックアウトが取り消されました。
      .SysLicenseInfo: Tuxedoシステム・バイナリ契約       ユーザー数の90%に達しました。       .SysLicenseInfo: Tuxedoシステム・バイナリ契約       ユーザー数の90%に達しました。DBBL/BBLロックアウトがキャンセルされました。       .SysLicenseInfo: Tuxedoシステム・バイナリ契約       ユーザー数の90%未満になりました。DBBL/BBLロックアウトがキャンセルされました。

SysLicenseWarn

WARN: .SysLicenseWarn: Tuxedoシステム・バイナリ契約ユーザー数の100%に達しました。

SysLicenseError

ERROR: .SysLicenseError: Tuxedoシステム・バイナリ契約        ユーザー数の110%を超えました。
        DBBL/BBLのロックアウトが発生し、アプリケーションに新しいクライアントを参加させることができなくなります。
.SysLicenseError: Tuxedoシステム・バイナリ契約ユーザー数の110%を超えました。%hour時間%minutes分%seconds秒が経過すると、DBBL/BBLのロックアウトが発生します。

T_DM_CONNECTIONイベント・リスト

.SysConnectionSuccess

INFO: .SysConnectionSuccess: %TA_DMLACCESSPOINTおよび%TA_DMRACCESSPOINT間の接続に成功しました。

.SysConnectionConfig

INFO: .SysConnectionConfig: %TA_DMLACCESSPOINTおよび%TA_DMRACCESSPOINT間の接続の構成を変更

.SysConnectionDropped

INFO: .SysConnectionDropped: %TA_DMLACCESSPOINTおよび%TA_DMRACCESSPOINT間の接続が切れました。

.SysConnectionFailed

INFO: .SysConnectionFailed: %TA_DMLACCESSPOINTおよび%TA_DMRACCESSPOINT間の接続に失敗しました。

T_GROUPイベント・リスト

.SysGroupState

INFO: .SysGroupState:システム構成の変更

T_MACHINEイベント・リスト

.SysMachineBroadcast

WARN: .SysMachineBroadcast: %TA_LMIDブロードキャスト配送エラー。

.SysMachineConfig

INFO: .SysMachineConfig: %TA_LMID構成の変更

.SysMachineFullMaxaccessers

WARN: .SysMachineFullMaxaccessers: %TA_LMID制限の限界です。

.SysMachineFullMaxconv

WARN: .SysMachineFullMaxconv: %TA_LMID制限の限界です。

.SysMachineFullMaxgtt

WARN: .SysMachineFullMaxgtt: %TA_LMID制限の限界です。

.SysMachineFullMaxwsclients

WARN: .SysMachineFullMaxwsclients: %TA_LMID制限の限界です。

.SysMachineMsgq

WARN: .SysMachineMsgq: %TA_LMIDメッセージ・キューのブロッキング。

.SysMachinePartitioned

ERROR: .SysMachinePartitioned: %TA_LMIDが分割されました。

.SysMachineSlow

WARN: .SysMachineSlow: %TA_LMIDからDBBLへの応答が長時間を要しています。

.SysMachineState

INFO: .SysMachineState: %TA_LMIDの状態が%TA_STATEに変わります。

.SysMachineUnpartitioned

ERROR: .SysMachinePartitioned: %TA_LMIDが分割解除されました。

T_BRIDGEイベント・リスト

.SysNetworkConfig

INFO: .SysNetworkConfig: %TA_LMID[0]->%TA_LMID[1]の構成が変更します。

.SysNetworkDropped

ERROR: .SysNetworkDropped: %TA_LMID[0]->%TA_LMID[1]接続が切れました。

.SysNetworkFailure

ERROR: .SysNetworkFailure: %TA_LMID[0]->%TA_LMID[1]接続できません。

.SysNetworkFlow

WARN: .SysNetworkFlow: %TA_LMID[0]->%TA_LMID[1]フロー制御

.SysNetworkState

INFO: .SysNetworkState: %TA_LMID[0]->%TA_LMID[1]の状態が%TA_STATEに変わります。

T_SERVERイベント・リスト

.SysServerCleaning

ERROR: .SysServerCleaning: %TA_SERVERNAME、グループ%TA_SRVGRP、id %TA_SRVIDのサーバーをクリーニングします。

.SysServerConfig

INFO: .SysServerConfig: %TA_SERVERNAME、グループ%TA_SRVGRP、id %TA_SRVIDの構成が変更されました。

.SysServerDied

ERROR: .SysServerDied: %TA_SERVERNAME、グループ%TA_SRVGRP、id %TA_SRVIDのサーバーが停止しました。

.SysServerInit

ERROR: .SysServerInit: %TA_SERVERNAME、グループ%TA_SRVGRP、id %TA_SRVIDのサーバーを初期化できません。

.SysServerMaxgen

ERROR: .SysServerMaxgen: %TA_SERVERNAME、グループ%TA_SRVGRP、id %TA_SRVIDのサーバーがMAXGEN LIMITを超えました。

.SysServerRestarting

ERROR: .SysServerRestarting: %TA_SERVERNAME、グループ%TA_SRVGRP、id %TA_SRVIDのサーバーを再起動します。

.SysServerState

INFO: .SysServerState: %TA_SERVERNAME、グループ%TA_SRVGRP、id %TA_SRVIDの状態が%TA_STATEに変わります。

.SysServerTpexit

ERROR: .SysServerTpexit: %TA_SERVERNAME、グループ%TA_SRVGRP、id %TA_SRVIDのサーバーがTPEXITをリクエストしました。

T_SERVICEイベント・リスト

.SysServiceTimeout

ERROR: .SysServiceTimeout: %TA_SERVERNAME、グループ%TA_SRVGRP、id %TA_SRVIDのサーバーが、サービス・タイムアウトのため強制終了しました。

T_CLIENTイベント・リスト

.SysClientConfig

INFO: .SysClientConfig:ユーザー%TA_USRNAME (%TA_LMID上)の構成が変更されました。

.SysClientDied

WARN: .SysClientDied:ユーザー%TA_USRNAME (%TA_LMID上)のクライアントが停止しました。

.SysClientSecurity

WARN: .SysClientSecurity:ユーザー%TA_USRNAME (%TA_LMID上)を認証できません。

.SysClientState

INFO: .SysClientState:ユーザー%TA_USRNAME (%TA_LMID上)の状態が%TA_STATEに変わります。

T_TRANSACTIONイベント・リスト

.SysTransactionHeuristicAbort

ERROR: .SysTransactionHeuristicAbort:トランザクション%TA_GTRID (グループ%TA_GRPNO内)

.SysTransactionHeuristicCommit

ERROR: .SysTransactionHeuristicCommit:トランザクション%TA_GTRID (グループ%TA_GRPNO内)

T_EVENTイベント・リスト

.SysEventDelivery

ERROR: .SysEventDelivery: %TA_LMID上でシステム・イベント・モニター配信の障害がありました。

.SysEventFailure

ERROR: .SysEventFailure: %TA_LMID上でシステム・イベント・モニター・サブシステムの障害がありました。

ファイル

${TUXDIR}/udataobj/evt_mib

関連項目

MIB(5)TM_MIB(5)DM_MIB(5)

 


EVENT_MIB(5)

名前

EVENT_MIB - イベント・ブローカの管理情報ベース

形式

#include <tpadm.h>
#include <fml32.h>
#include <evt_mib.h>

説明

Oracle Tuxedoイベント・ブローカMIBは、イベント・ブローカで管理できるクラスの集合を定義します。

管理リクエストのフォーマットと管理応答の解釈を行うには、EVENT_MIB(5)を共通MIBリファレンス・ページMIB(5)と一緒に使用します。コンポーネントMIBのリファレンス・ページを使用し、MIB(5)の説明に従ってフォーマットしたリクエストを使用すると、アクティブなアプリケーションの既存のATMIインタフェースの1つを通じて管理サービスをリクエストできます。EVENT_MIB(5)のすべてのクラス定義の追加情報については、「EVENT_MIB(5)に関する追加情報」を参照してください。

EVENT_MIBは、次のクラスで構成されています。

表37 EVENT_MIBクラス
クラス名
属性
非請求通知をトリガーするサブスクリプション
システム・コマンドをトリガーするサブスクリプション
キュー・ベースの通知のサブスクリプション
サーバー・ベースの通知のサブスクリプション
userlogメッセージを書き込むためのサブスクリプション

これらのクラスの各オブジェクトは、単一のサブスクリプション・リクエストを表します。

各クラスのパターン表現TA_EVENT_EXPRにより、SYSTEM EVENTリクエストを照会するかUSER EVENTリクエストを照会するが決まります。この決定は次のように行われます。

FML32フィールド表

このリファレンス・ページで説明する属性のフィールド表は、Oracle Tuxedoシステム・ソフトウェアのルート・ディレクトリからの相対パスで指定されるudataobj/evt_mibファイルにあります。${TUXDIR}/udataobjディレクトリは、FLDTBLDIR32環境変数で指定されるコロン区切りのリストにアプリケーションによって追加される必要があり、フィールド表名evt_mibは、FIELDTBLS32環境変数で指定されるカンマ区切りのリストに追加される必要があります。

 


T_EVENT_CLIENTクラスの定義

概要

T_EVENT_CLIENTクラスは、クライアント・ベースの通知用にイベント・ブローカに登録するサブスクリプションの集まりを表します。

イベントが検出されると、そのイベントと各T_EVENT_CLIENTオブジェクトを比較します。そのイベント名がTA_EVENT_EXPR内の値と一致し、省略可能なフィルタ規則がTRUEである場合、イベント・バッファは指定されたクライアントの非請求メッセージの処理ルーチンに送られます。

属性表

表38 T_EVENT_CLIENTクラス定義の属性表
属性
パーミッション
デフォルト値
TA_EVENT_EXPR(r) (*)
TA_EVENT_FILTER(k)
TA_EVENT_FILTER_BINARY(k)
string
string
carray
R--R--R--
R--R--R--
R--R--R--
string[1..255]
string[1..255]
carray[1..64000]
N/A
なし
なし
TA_STATE(r)
string
R-xR-xR-x
GET: ACT
SET: {NEW | INV}
N/A
N/A
TA_CLIENTID(r) (*)
string
R--R--R--
string[1..78]
N/A
(k) - オブジェクトを検索するためのキー・フィールド
(r) - 新しいオブジェクトを作成する際に必要なフィールド
(*) - GET/SETキー、SET操作では1つ以上必要

パーミッションについては、MIB(5)を参照してください。

属性のセマンティクス

TA_EVENT_EXPR: string[1..255]

イベント・パターン表現。この表現(正規表現形式)により、どのイベント名がこのサブスクリプションに一致するかを制御します。

TA_EVENT_FILTER: string[1..255]

イベント・フィルタ表現。この表現が存在する場合は、ポストされたバッファの内容に対して評価されます。この表現はTRUEと評価される必要があります。それ以外の場合、このサブスクリプションは一致しません。

TA_EVENT_FILTER_BINARY: carray[1..64000]

バイナリ(carray)形式のイベント・フィルタ表現。TA_EVENT_FILTERと同じですが、任意のバイナリ・データを含むことができます。TA_EVENT_FILTERまたはTA_EVENT_FILTER_BINARYのどちらか1つのみを指定できます。

TA_STATE:

GET: ACTive

GET操作は、一致したT_EVENT_CLIENTオブジェクトの構成情報を検索します。

SET: {NEW | INValid}

SET操作は、T_EVENT_CLIENTオブジェクトの構成情報を更新します。以下に示す状態は、SETリクエストで設定されるTA_STATEの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。

NEW
T_EVENT_CLIENTオブジェクトを作成します。正常に終了すると、オブジェクトの状態はACTiveになります。
INValid
T_EVENT_CLIENTオブジェクトを削除します。正常に終了すると、オブジェクトの状態はINValidになります。

TA_CLIENTID: string[1..78]

一致するイベントが検出されると、このクライアントに非請求メッセージを送信します。

 


T_EVENT_COMMANDクラスの定義

概要

T_EVENT_COMMANDクラスは、システム・コマンドの実行をトリガーするイベント・ブローカに登録するサブスクリプションの集まりを表します。イベントが検出されると、そのイベントと各T_EVENT_COMMANDオブジェクトを比較します。そのイベント名がTA_EVENT_EXPR内の値と一致し、省略可能なフィルタ規則がTRUEである場合、イベント・バッファはフォーマットされてシステムのコマンド・インタープリタに渡されます。

属性表

表39 T_EVENT_COMMANDクラス定義の属性表
属性
パーミッション
デフォルト値
TA_EVENT_EXPR(r) (*)
TA_EVENT_FILTER(k)
TA_EVENT_FILTER_BINARY(k)
string
string
carray
R--------
R--------
R--------
string[1..255]
string[1..255]
carray[1..64000]
N/A
なし
なし
TA_STATE(r)
string
R-x------
GET: ACT
SET: {NEW | INV}
N/A
N/A
TA_COMMAND(r) (*)
string
R--------
string[1..255]
N/A
(k) - オブジェクトを検索するためのキー・フィールド
(r) - 新しいオブジェクトを作成する際に必要なフィールド
(*) - GET/SETキー、SET操作では1つ以上必要

パーミッションについては、MIB(5)を参照してください。

属性のセマンティクス

TA_EVENT_EXPR: string[1..255]

イベント・パターン表現。この表現(正規表現形式)により、どのイベント名がこのサブスクリプションに一致するかを制御します。

TA_EVENT_FILTER: string[1..255]

イベント・フィルタ表現。この表現が存在する場合は、ポストされたバッファの内容に対して評価されます。この表現はTRUEと評価される必要があります。それ以外の場合、このサブスクリプションは一致しません。

TA_EVENT_FILTER_BINARY: carray[1..64000]

バイナリ(carray)形式のイベント・フィルタ表現。TA_EVENT_FILTERと同じですが、任意のバイナリ・データを含むことができます。TA_EVENT_FILTERまたはTA_EVENT_FILTER_BINARYのどちらか1つのみを指定できます。

TA_STATE:

GET: ACTive

GET操作は、一致したT_EVENT_COMMANDオブジェクトの構成情報を検索します。

SET: {NEW | INValid}

SET操作は、T_EVENT_COMMANDオブジェクトの構成情報を更新します。以下に示す状態は、SETリクエストで設定されるTA_STATEの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。

NEW
T_EVENT_COMMANDオブジェクトを作成します。正常に終了すると、オブジェクトの状態はACTiveになります。
INValid
T_EVENT_COMMANDオブジェクトを削除します。正常に終了すると、オブジェクトの状態はINValidになります。

TA_COMMAND: string[1..255]

このオブジェクトと一致するイベントが検出されると、このシステム・コマンドを実行します。このコマンドは、UNIXシステム・プラットフォームではsystem(3)を使用してバックグラウンドで実行されます。

 


T_EVENT_QUEUEクラスの定義

概要

T_EVENT_QUEUEクラスは、キュー・ベースの通知用にイベント・ブローカに登録するサブスクリプションの集まりを表します。イベントが検出されると、そのイベントと各T_EVENT_QUEUEオブジェクトを比較します。そのイベント名がTA_EVENT_EXPR内の値と一致し、省略可能なフィルタ規則がTRUEである場合、イベント・バッファは指定された信頼性の高いキューに格納されます。

属性表

表40 T_EVENT_QUEUEクラス定義の属性表
属性
パーミッション
デフォルト値
TA_EVENT_EXPR(r) (*)
TA_EVENT_FILTER(k)
TA_EVENT_FILTER_BINARY(k)
string
string
carray
R--------
R-x------
R-x------
string[1..255]
string[1..255]
carray[1..64000]
N/A
なし
なし
TA_STATE(r)
string
R-x------
GET: ACT
SET: {NEW | INV}
N/A
N/A
TA_QSPACE(r) (*)
TA_QNAME(r) (*)
TA_QCTL_QTOP
TA_QCTL_BEFOREMSGID
TA_QCTL_QTIME_ABS
TA_QCTL_QTIME_REL
TA_QCTL_DEQ_TIME
TA_QCTL_PRIORITY
TA_QCTL_MSGID
TA_QCTL_CORRID(k)
TA_QCTL_REPLYQUEUE
TA_QCTL_FAILUREQUEUE
string
string
short
short
short
short
short
short
string
string
string
string
R--------
R--------
R-x------
R-x------
R-x------
R-x------
R-x------
R-x------
R-x------
R-x------
R-x------
R-x------
string[1..15]
string[1..127]
short
short
short
short
short
short
string[1..31]
string[1..31]
string[1..127]
string[1..127]
N/A
N/A
0
0
0
0
0
0
なし
なし
なし
なし
TA_EVENT_PERSIST
TA_EVENT_TRAN
short
short
R-x------
R-x------
short
short
0
0
(k) - オブジェクトを検索するためのキー・フィールド
(r) - 新しいオブジェクトを作成する際に必要なフィールド
(*) - GET/SETキー、SET操作では1つ以上必要

パーミッションについては、MIB(5)を参照してください。

属性のセマンティクス

TA_EVENT_EXPR: string[1..255]

イベント・パターン表現。この表現(正規表現形式)により、どのイベント名がこのサブスクリプションに一致するかを制御します。

TA_EVENT_FILTER: string[1..255]

イベント・フィルタ表現。この表現が存在する場合は、ポストされたバッファの内容に対して評価されます。この表現はTRUEと評価される必要があります。それ以外の場合、このサブスクリプションは一致しません。

TA_EVENT_FILTER_BINARY: carray[1..64000]

バイナリ(carray)形式のイベント・フィルタ表現。TA_EVENT_FILTERと同じですが、任意のバイナリ・データを含むことができます。TA_EVENT_FILTERまたはTA_EVENT_FILTER_BINARYのどちらか1つのみを指定できます。

TA_STATE:

GET: ACTive

GET操作は、一致したT_EVENT_QUEUEオブジェクトの構成情報を検索します。

SET: {NEW | INValid}

SET操作は、T_EVENT_QUEUEオブジェクトの構成情報を更新します。以下に示す状態は、SETリクエストで設定されるTA_STATEの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。

NEW
T_EVENT_QUEUEオブジェクトを作成します。正常に終了すると、オブジェクトの状態はACTiveになります。
INValid
T_EVENT_QUEUEオブジェクトを削除します。正常に終了すると、オブジェクトの状態はINValidになります。

TA_QSPACE: string[1..15]

一致するイベントが検出されると、通知メッセージをこのキュー・スペースの信頼性のあるキューに登録します。

TA_QNAME: string[1..127]

一致するイベントが検出されると、通知メッセージをこの信頼性のあるキューに登録します。

TA_QCTL_QTOP: short

この値は、tpenqueue()TPQCTL制御構造体に渡されます(値が設定されている場合のみ)。これにより、/Qサブシステム経由で通知がリクエストされ、メッセージがキューの先頭に登録されます。

TA_QCTL_BEFOREMSGID: short

この値は、tpenqueue()TPQCTL制御構造体に渡されます(値が設定されている場合のみ)。これにより、/Qサブシステム経由で通知がリクエストされ、メッセージが指定されたメッセージの前のキューに登録されます。

TA_QCTL_QTIME_ABS: short

この値は、tpenqueue()TPQCTL制御構造体に渡されます(値が設定されている場合のみ)。これにより、/Qサブシステム経由で通知がリクエストされ、メッセージが指定した時間に処理されます。

TA_QCTL_QTIME_REL: short

この値は、tpenqueue()TPQCTL制御構造体に渡されます(値が設定されている場合のみ)。これにより、/Qサブシステム経由で通知がリクエストされ、キューからの取出し時からの相対時間にメッセージが処理されます。

TA_QCTL_DEQ_TIME: short

この値は、tpenqueue()TPQCTL制御構造体に渡されます(値が設定されている場合のみ)。

TA_QCTL_PRIORITY: short

この値は、tpenqueue()TPQCTL制御構造体に渡されます(値が設定されている場合のみ)。

TA_QCTL_MSGID: string[1..31]

この値は、tpenqueue()TPQCTL制御構造体に渡されます(値が設定されている場合のみ)。

TA_QCTL_CORRID: string[1..31]

この値は、tpenqueue()TPQCTL制御構造体に渡されます(値が設定されている場合のみ)。

TA_QCTL_REPLYQUEUE: string[1..127]

この値は、tpenqueue()TPQCTL制御構造体に渡されます(値が設定されている場合のみ)。

TA_QCTL_FAILUREQUEUE: string[1..127]

この値は、tpenqueue()TPQCTL制御構造体に渡されます(値が設定されている場合のみ)。

TA_EVENT_PERSIST: short

ゼロ以外の値が設定されている場合は、指定したキューが使用できなくなっていても、このサブスクリプションはキャンセルされません。

TA_EVENT_TRAN: short

ゼロ以外の値が設定されており、クライアントのtppost()呼出しがトランザクションに関与している場合、クライアントのトランザクションにtpenqueue()呼出しを含めます。

 


T_EVENT_SERVICEクラスの定義

概要

T_EVENT_SERVICEクラスは、サービス・ベースの通知用にイベント・ブローカに登録するサブスクリプションの集まりを表します。イベントが検出されると、そのイベントと各T_EVENT_SERVICEオブジェクトを比較します。そのイベント名がTA_EVENT_EXPR内の値と一致し、省略可能なフィルタ規則がTRUEである場合、イベント・バッファは指定されたOracle Tuxedoサービス・ルーチンに送られます。

属性表

表41 T_EVENT_SERVICEクラス定義の属性表
属性
パーミッション
デフォルト値
TA_EVENT_EXPR(r) (*)
TA_EVENT_FILTER(k)
TA_EVENT_FILTER_BINARY(k)
string
string
carray
R--R--R--
R--R--R--
R--R--R--
string[1. .255]
string[1. .255]
carray[1. .64000]
N/A
なし
なし
TA_STATE(r)
string
R-xR-xR-x
GET: ACT
SET: {NEW | INV}
N/A
N/A
TA_SERVICENAME(r) (*)
string
R--R--R--
string[1..127]
N/A
TA_EVENT_PERSIST
TA_EVENT_TRAN
short
short
R-xR-xR-x
R-xR-xR-x
short
short
0
0
(k) - オブジェクトを検索するためのキー・フィールド
(r) - 新しいオブジェクトを作成する際に必要なフィールド
(*) - GET/SETキー、SET操作では1つ以上必要

パーミッションについては、MIB(5)を参照してください。

属性のセマンティクス

TA_EVENT_EXPR: string[1..255]

イベント・パターン表現。この表現(正規表現形式)により、どのイベント名がこのサブスクリプションに一致するかを制御します。

TA_EVENT_FILTER: string[1..255]

イベント・フィルタ表現。この表現が存在する場合は、ポストされたバッファの内容に対して評価されます。この表現はTRUEと評価される必要があります。それ以外の場合、このサブスクリプションは一致しません。

TA_EVENT_FILTER_BINARY: carray[1..64000]

バイナリ(carray)形式のイベント・フィルタ表現。TA_EVENT_FILTERと同じですが、任意のバイナリ・データを含むことができます。TA_EVENT_FILTERまたはTA_EVENT_FILTER_BINARYのどちらか1つのみを指定できます。

TA_STATE