この付録では、Oracle AVDF SDKにバンドルされているJDBCドライバについて説明します。
収集プラグインを作成すると、それを使用してデータベース表から監査レコードを抽出できます。これを行うには、データベースに接続するためのJDBCドライバが必要です。多くの一般的なデータベース用のドライバは、SDKにバンドルされています。
Oracle AVDF SDKには、5つの異なるJDBCドライバが附属しており、その一部は製品に標準のドライバで、一部は特定のサード・パーティ・データベース用にオラクル社が提供する独自規格のドライバです。
標準
Oracle
MySQL
独自規格
Sybase
Microsoft SQL Server
DB2
これらのJDBCドライバのいずれかを使用する必要はなく、別の場所で取得したドライバを使用することもできます。ただし、リストされたドライバのいずれかを使用する場合、表D-1の情報をマッパー・ファイルに、セキュア・ターゲットの登録時に指定する必要があります。
表D-1 JDBCドライバおよび接続URL
| データベース | ドライバ・クラス | 接続URL |
|---|---|---|
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Oracle |
oracle.jdbc.pool.OracleDataSource |
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MySQL |
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SQLServer |
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DB2 |
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Sybase |
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GUIまたはAVCLIを使用してセキュア・ターゲットを登録するときに、接続URLを使用してデータベース・セキュア・ターゲットの場所を指定します。接続URLの形式は、使用するJDBCドライバごとに異なります。AVDFに附属する各JDBCドライバによって、表D-1の対応するJDBCドライバで必要とされる形式が指定されます。
また、接続URLで特定の暗号化メソッドを使用するには、次の例のようにEncryptionMethodプロパティを設定する必要があります。
jdbc:av:[sqlserver]://hostname: port;[EncryptionMethod=encryptionMethod]
暗号化メソッドには、SSL、requestSSLおよびloginSSLを使用できます。
このURLを使用してセキュア・ターゲットを登録するには、「詳細」モードが選択された状態で、それを「セキュア・ターゲットの場所」フィールドに入力します。
「セキュア・ターゲット接続情報」を参照してください。