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Oracle® Audit Vault and Database Firewall開発者ガイド
リリース12.1.2
B71714-05
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D バンドルされているJDBCドライバ

この付録では、Oracle AVDF SDKにバンドルされているJDBCドライバについて説明します。

D.1 バンドルされているJDBCドライバについて

収集プラグインを作成すると、それを使用してデータベース表から監査レコードを抽出できます。これを行うには、データベースに接続するためのJDBCドライバが必要です。多くの一般的なデータベース用のドライバは、SDKにバンドルされています。

Oracle AVDF SDKには、5つの異なるJDBCドライバが附属しており、その一部は製品に標準のドライバで、一部は特定のサード・パーティ・データベース用にオラクル社が提供する独自規格のドライバです。

  • 標準

    • Oracle

    • MySQL

  • 独自規格

    • Sybase

    • Microsoft SQL Server

    • DB2

これらのJDBCドライバのいずれかを使用する必要はなく、別の場所で取得したドライバを使用することもできます。ただし、リストされたドライバのいずれかを使用する場合、表D-1の情報をマッパー・ファイルに、セキュア・ターゲットの登録時に指定する必要があります。

表D-1 JDBCドライバおよび接続URL

データベース ドライバ・クラス 接続URL

Oracle

oracle.jdbc.pool.OracleDataSource

jdbc:oracle:thin:@host:port:sid

MySQL


jdbc:av:mysql://host:port

SQLServer

oracle.av.platform.jdbcx.sqlserver.SQLServerDataSource

jdbc:av:sqlserver://host:port

DB2

oracle.av.platform.jdbcx.db2.DB2DataSource

jdbc:av:db2://host:port/dbname

Sybase

oracle.av.platform.jdbcx.sybase.SybaseDataSource

jdbc:av:sybase://host:port


D.1.1 接続URL

GUIまたはAVCLIを使用してセキュア・ターゲットを登録するときに、接続URLを使用してデータベース・セキュア・ターゲットの場所を指定します。接続URLの形式は、使用するJDBCドライバごとに異なります。AVDFに附属する各JDBCドライバによって、表D-1の対応するJDBCドライバで必要とされる形式が指定されます。

また、接続URLで特定の暗号化メソッドを使用するには、次の例のようにEncryptionMethodプロパティを設定する必要があります。

         jdbc:av:[sqlserver]://hostname: port;[EncryptionMethod=encryptionMethod]

暗号化メソッドには、SSL、requestSSLおよびloginSSLを使用できます。

このURLを使用してセキュア・ターゲットを登録するには、「詳細」モードが選択された状態で、それを「セキュア・ターゲットの場所」フィールドに入力します。

「セキュア・ターゲット接続情報」を参照してください。

D.1.2 ドライバ・クラス

<Driver>platform.jdbc.dbsource.DBSourceDataSource</Driver>