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Sun Server X4-8 設置ガイド
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Document Information

このドキュメントの使用法

設置手順の概要

サーバーの機能とコンポーネント

サーバーの管理

サーバーの設置準備

ラックの設置手順

サーバーの配線

Oracle ILOM への接続

Oracle System Assistant を使用したソフトウェアおよびファームウェアの設定

OS インストールのためのストレージドライブの構成

インストール済み Oracle Solaris OS の構成

インストール済みの Oracle VM 3.X ソフトウェアの構成

インストール済みの Oracle VM Server の互換性要件

Oracle VM 構成ワークシート

インストール済み Oracle VM Server を構成する

Oracle VM のドキュメント

インストール済みの Oracle Linux OS の構成

サーバーファームウェアとソフトウェアの入手

システム電源の制御

設置の問題のトラブルシューティング

索引

インストール済み Oracle VM Server を構成する

これらの手順では、サーバーにインストール済みの Oracle VM サーバーを構成する方法についてのみ説明します。Oracle VM には Oracle VM Manager などのコンポーネントもありますが、仮想マシン環境をサポートするには、これらをインストールするか、これらがすでに稼働している必要があります。

  1. シリアル接続で Oracle ILOM にローカルでログインするか、Ethernet 接続を使用してリモートからログインします。

    Oracle ILOM への接続を参照してください。

  2. 次のようにして、ホストの電源を入れるか、ホストをリセットします。
    • ホストの電源を投入するには、次のいずれかの方法を使用します。

      • Oracle ILOM Web インタフェースのナビゲーションパネルで、「System Information」>「Summary」を選択します。次に、「Actions」パネルで、「Power State」の横にある「Turn On」ボタンをクリックします。

      • Oracle ILOM CLI で、プロンプトから次のコマンドを入力します。

        -> start /System

        プロンプトが表示されたら、「y」と入力して確定します。

        Are you sure you want to start /System (y/n)? y

        Starting /System

    • サーバーをリセットするには、次のいずれかの方法を使用します。

      • Oracle ILOM Web インタフェースから、ナビゲーションパネルで「Host Management」>「Power Control」を選択します。次に、「Select Action」リストボックスから「Reset」を選択して、「Save」をクリックします。

      • Oracle ILOM CLI で、プロンプトから次のコマンドを入力します。

        -> reset /System

        プロンプトが表示されたら、「y」と入力して確定します。

        Are you sure you want to reset /System (y/n)? y

        Performing hard reset on /System

    ホストがブートします。

  3. リモートコンソールを起動します。
    • Oracle ILOM Web インタフェースのナビゲーションパネルで、「Remote Control」>「Redirection」を選択します。次に、「Launch Remote Console」ボタンをクリックします。
    • Oracle ILOM CLI の CLI プロンプトで、次のコマンドを入力します。

      -> start /HOST/console

      Are you sure you want to start /HOST/console (y/n)? y

      Serial console started.

    サーバーがブートし、「GRUB」メニューが表示されます。「GRUB」メニューで、表示の出力先を引き続きシリアルポートにするかどうか、または表示の出力先をビデオポートに接続されたデバイスにするかどうかを選択できます。例:

    GNU GRUB version 0.97 (613K lower / 2087424K upper memory)
    
    Oracle VM server-ovs (xen-4.0.0 2.6.32.21-41ovs)
    Oracle VM server-ovs serial console (xen-4.0.0 2.6.32.21-41ovs)
  4. 上下の矢印キーを使用して表示オプションを選択し、Enter を押します。

    「GRUB」メニューで一時停止するには、Enter 以外の任意のキーを押します。次に、使用するオプションを選択し、Enter キーを押して続行します。


    注 -  「GRUB」メニューでオプションを選択しないと、少ししてから「GRUB」メニューが使用できなくなり、システムは出力先をシリアルポートにしたまま続行します。

    メニューに 2 つの選択肢、すなわち、通常ブートとシリアルコンソール対応のブートが表示されます。

  5. 上下の矢印キーを使用して、強調表示するエントリを選択します。選択した OS をブートするには Enter を、ブート前にコマンドを編集するには「E」を、コマンド行を開始するには「C」を押します。
    • デフォルトオプションを表示するには、リストの最初のオプションを選択します。

      Oracle VM server-ovs (xen-4.0.0 2.6.32.32-41ovs)

    • 出力をシリアルポートに表示するには、リストの 2 番目のオプションを選択します。

      Oracle VM server-ovs serial console (xen-4.0.0 2.6.32.21-41ovs)

  6. 構成プロセスが進み、次の画面が表示されます。画面をスクロールダウンして、root のパスワードと Oracle VM Agent のパスワードを設定および確認します。
    image:インストール済み Oracle VM の「New Password Setup」画面を示す図。

    注 -  root および Oracle VM Agent のパスワードの入力を求めるプロンプトは、Oracle VM サーバーを最初にブートしたときだけ表示されます。
  7. プロンプトに従ってオンボードのネットワークインタフェースコントローラ (NIC) を選択し、ネットワークに関するほかの必須構成情報を構成および入力します。
    image:使用可能なネットワークインタフェースを示す図。
  8. すべての構成内容が正しければ、「Y」と入力し、Enter キーを押して設定を保存します。
    image:設定の確認プロンプトを示す図。

    すべての設定を入力して保存すると、次に示すとおり、システムに Oracle VM Server コンソールセッションがロードされます。


    image:インストール済みの Oracle VM Server コンソールセッション画面を示す図。

    これで、仮想オペレーティングシステムを作成するための、インストール済み Oracle VM Server の構成が完了します。