Oracle® Hardware Management Pack for Oracle Solaris 11.2 インストールガイド

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更新: 2015 年 6 月
 
 

Oracle Hardware Management Pack の概要

このセクションでは、Oracle Hardware Management Pack コンポーネントの概要および Oracle サーバーでの使用方法について説明します。Oracle Solaris OS 11.2 以降では、Oracle Hardware Management Pack はオペレーティングシステムのインストールの一部として含まれています。各 Oracle Solaris OS のインストールでインストールされる Oracle Hardware Management Pack コンポーネントについては、使用可能な Hardware Management Pack コンポーネントを参照してください。

Oracle Hardware Management Pack (Hardware Management Pack) は、Oracle サーバーの管理および構成に役立つツールを提供します。Hardware Management Pack は、サーバーにインストールするコンポーネントで構成されています。これらのコンポーネントでは、次のことが可能です。

  • オペレーティングシステムレベルで管理エージェントを使用すると、簡易ネットワーク管理プロトコル (SNMP) を介した Oracle ハードウェアの帯域内モニタリングが可能になります。この情報を使用して、Oracle サーバーをデータセンター管理インフラストラクチャーに統合できます。

  • コマンド行ツールを使用して、次のことを行います。

    • サーバー上で BIOS、UEFI BIOS、RAID ボリューム、および Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM) サービスプロセッサを構成します。

    • サーバーコンポーネントのファームウェアをアップグレードします。

    • ハードウェア構成情報と Oracle サーバーのステータスを表示します。

    • ホストと ILOM の相互接続を介して SNMP トラップを Oracle ILOM サービスプロセッサから転送する ILOM トラッププロキシを構成します。

  • IPMItool を使用すると、IPMI プロトコルでサーバーのサービスプロセッサにアクセスし、管理タスクを実行できます。

このガイドでは、Hardware Management Pack コンポーネントの概要およびインストール方法について説明します。Hardware Management Pack コンポーネントの構成および使用方法の詳細については、次を参照してください。次を参照してください。

Hardware Management Pack の機能についての詳細は、次を参照してください。