アプリケーションによるデータの同期方法
アプリケーションは、RESTおよびSOAP webサービスを使用して、Oracle SalesとOracle CPQの間でデータを同期します。 これは、エンタープライズ・サービス・バスやクラウド統合アプリケーションなどのミドルウェアに依存しない「ポイント・ツー・ポイント」統合です。
この統合で一般的に使用されるデータ同期タスクを次に示します:
-
新規見積が作成されると、Oracle CPQのトランザクションに商談詳細がインポートされます。 この情報には、取引情報、営業ステージおよび所有者を含めることができます。これらはすべて、見積に役立ちます。
-
新規見積が作成されると、Oracle CPQのトランザクションにアカウント詳細がインポートされます。 これには、会社名、出荷および請求先住所、業種など、価格設定およびオーダー履行に重要な可能性があるバイヤーに関する詳細を含めることができます。
-
ユーザーが編集を完了すると、Oracle CPQのトランザクションから販売見積およびオーダー・オブジェクトに見積詳細がエクスポートされます。 この情報には、通常、価格設定ロールアップ、承認ステータス、オーダー情報などの販売トランザクションに関する要約情報が含まれます。
-
ユーザーが編集を完了すると、Oracle CPQのトランザクションから営業見積明細品目オブジェクトに見積明細詳細がエクスポートされます。 これには通常、製品情報、数量、割引とリスト、正味価格が含まれます。
-
ユーザーが商談を更新すると、Oracle CPQのトランザクションから商談の売上明細に見積明細アイテムがエクスポートされます。 これには、製品情報、数量、割引とリスト、正味価格が含まれます。
これらのデータ統合は、新規顧客ごとにプロビジョニングされたOracle CPQ参照アプリケーションに含まれています。 これにより、管理者の設定が簡素化され、共通タスクのための事前構成された統合のセットが提供されます。 統合は拡張可能で、ビジネス・プロセスの必要に応じて、追加のビジネス・オブジェクトをインポートまたはエクスポートできます。