他のカタログへのコンテンツの移行

カタログ・アーカイブ/アンアーカイブのオプションを使用して、カタログ・コンテンツを別の環境にコピーできます。アーカイブすると、コンテンツがローカル・ファイル・システムの.catalogファイルに保存されます。アーカイブ解除すると、カタログ・ファイルから別のカタログ・ロケーションにコンテンツがアップロードされます。

トピック

カタログ・アーカイブへのコンテンツの保存

カタログのアーカイブ/アンアーカイブ機能を使用して、ある環境で作成したコンテンツを別の環境にコピーまたは移動できます。アーカイブすると、単一のオブジェクトまたは複数のオブジェクトを含むフォルダがローカル・ファイル・システムの.catalogファイルに保存されます。

.catalogファイルは別のロケーションにアップロードできます。

「ホーム・ページ」で、「カタログ」をクリックします。
コピーまたは別のカタログに移動するフォルダまたはオブジェクトに移動します。
フォルダを選択した場合は、そのフォルダ内のすべてのコンテンツが、サブフォルダも含めてカタログ・アーカイブに追加されます。
「その他」を選択して「アーカイブ」を選択します。
権限設定がある場合は、「権限を保持」を選択して保存します。
このオプションを選択しない場合、権限は除外されます。これは、テスト環境からコンテンツを移行する際に、テスト・ユーザーに割り当てた権限が本番システムで必要ない場合に役立ちます。アンアーカイブすると、コンテンツはターゲット・システムの親フォルダから権限を継承します。
「タイムスタンプを保持」を選択して、作成時間、最終変更時間、最終アクセス時間などの情報を保存します。
アンアーカイブ時には、タイムスタンプ情報は保持され、カタログ・アーカイブ内のアイテムよりも古いアイテムのみを上書きすることを選択できます。

「タイムスタンプを保持」を選択しない場合、コンテンツのアーカイブ解除時に元のコンテンツの経過時間は保存または考慮されません。
「OK」をクリックします。
「ファイルを保存」を選択します。
必要に応じて、カタログ・ファイルの名前を変更します。
フォルダを選択し、「保存」をクリックします。

カタログ・アーカイブからのコンテンツのアップロード

Oracle Transactional Business IntelligenceおよびOracle BI Enterprise Edition 11.1.1.9.0以降からコンテンツをアップロードできます。コンテンツを表示するカスタム・カタログ・フォルダを選択し、BI Consumer権限がある場合は「アーカイブ解除」オプションが表示されます。カタログ・アーカイブ(有効な.catalogファイル)をポイントして、そのコンテンツをこのフォルダにコピーします。

「ホーム・ページ」で、「カタログ」をクリックします。
ファイルのコンテンツをアンアーカイブするカスタム・フォルダに移動します。
「アーカイブ解除」を選択します。
「ブラウズ」をクリックして、カタログ・ファイルを検索します。
新しいコンテンツは常にアップロードされますが、一致するコンテンツがターゲット・カタログに存在する場合の動作を決定できます。
「置換」で、次のいずれかを選択します:
- なし: 既存のコンテンツを上書きしないでください。これがデフォルト設定です。
- すべて: 読取り専用とマークされたコンテンツを除き、既存のコンテンツを上書きします。
- 古い: ファイル内のコンテンツより古い場合は、既存のコンテンツを上書きします。
- 強制: すべてのコンテンツ、さらに新しいコンテンツ、および読取り専用とマークされたコンテンツを上書きします。
「OK」をクリックします。

カタログ・アンアーカイブ・ジョブの進行状況のトラッキング

My Accountsダイアログの「ジョブのアンアーカイブ」タブから開始したカタログ・アンアーカイブ操作の進行状況および現在のステータスを追跡できます。

大規模なカタログの場合、処理に多少時間がかかる可能性があります。このタブの情報を参照して、ジョブの開始日時と完了日時を確認し、発生した可能性のあるエラーをトラブルシューティングしてください。

「ホーム・ページ」にナビゲートします。
「自分のプロファイル」をクリックし、My Accountを選択します。
「ジョブのアンアーカイブ」をクリックします。

タブが表示されない場合は、ブラウザ・キャッシュをクリアします。
ステータスをチェックして、アンアーカイブ操作が完了したか、まだ進行中か、まだ開始されていないか(送信済)、なんらかの理由で失敗したかを確認します。