リストについて

リスト・コンポーネントでは、データ要素のすべての値が垂直リストまたは水平リストに表示されます。対話型モードで表示すると、リストのアイテムをクリックすると、レポートのリンクされたコンポーネントに表示される結果が更新されます。

次の図は、売上データに基づいて複数のチャートを表示するレポートを示しています。リスト・コンポーネントには、各国に売上データが表示されます。リストを使用すると、レポート・コンシューマは、リスト内のエントリをクリックして、リスト内の各国の結果をすばやく確認できます。

リストを挿入するには、次のステップに従います。

リストを挿入するには:

「挿入」タブで、「リスト」コンポーネントを選択して設計領域にドラッグします。

次の図は、挿入された空のリストを示しています:

図xdo11g_le_list_proc.gifの説明
リストを作成するには、「データ・ソース」ペインから要素を選択し、レイアウト内の空のリストにドラッグします。

次の図は、要素国名をドラッグした後のリスト・コンポーネントを示しています。

図xdo11g_le_list_proc2.gifの説明
リストの外観をカスタマイズします。
「イベントの構成」コマンドを使用して、リンクされたコンポーネントを構成します。デフォルトでは、レイアウトの他のすべての表およびチャートは、リスト・コンポーネントでのユーザー選択に基づいて結果をフィルタするように構成されます。

「リスト」タブでは、フォント属性の編集、リストのボーダーの定義、バックグラウンド色の設定などを行うことができます。

「リスト」タブを使用して、次のことを行います:

次の図は、「リスト」タブを示しています:

この図は、デフォルトの書式を示しています。左側のリストには、リストのデフォルト形式が表示されます。右側のリストは、「選択したフォント」のデフォルト形式を示しています

リストからフォント・ファミリを選択し、ポイント・サイズを調整して、フォント設定を編集します。

デフォルトでは、リストには1点の黒いグリッド線が表示されます。「罫線の設定」をクリックして、リストのデフォルト・ボーダーを調整します。「バックグラウンド色」および「フォント色」コマンドを使用して、色をカスタマイズします。

「選択したフォント」コマンドは、選択されているアイテムの外観を編集します。デフォルトでは、選択した要素がリストの最上部に移動し、バックグラウンドは明るい青に変更されます。選択したアイテムに表示されるフォントの太さ、バックグラウンド色およびフォントの色を編集できます。

デフォルトでは、選択したアイテムはリストの上部に移動し、選択されていないアイテムはグレーの塗りつぶしで非表示になります。プロパティ「除外の非表示」を設定して、この動作を適用しないオプションもあります。

このプロパティは、リスト・コンポーネントが選択されている場合、「プロパティ」ペインから使用できます。次の図では、「除外の非表示」プロパティが強調表示されています:

次の図は、プロパティの設定に応じた表示の違いを示しています: