ルール・セットの最小数の作成
割当マネージャは、ワーク・アイテムごとに1つのキューのみを返すように設計されています。
異なるルール・セットの2つのルールが1つのワーク・アイテムと一致する場合、割当マネージャはルール間でランダムに選択されます。 そのため、必要なキューにワーク・アイテムを割り当てられない場合があります。 このような状況を回避するには、可能な場合は1つのルール・セットのみを設定することをお薦めします。 また、必要に応じてルールにスコアリングを適用できます。 このようにすると、1つのワーク・アイテムに一致するルールが1つのみになります。 Oracleでは、会社の規模にかかわらず、1つのルール・セットのみをデプロイすることをお薦めします。
ノート: これらのルール・セット内のルールがすべて一意であることを確認した場合は、複数のルール・セットを保持できます。 また、各ルール・セット内で、ルールのスコアリングを設定できます。 ただし、異なるルール・セットに同じルールまたは類似ルールがある場合、異なるルール・セットの2つのルールが同じ作業アイテムに一致する可能性があります。
複数のルール・セットがある場合の割当マネージャの機能は次のとおりです:
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割当マネージャがすべてのルール・セットをチェックします。 1ラウンドの割当では、ルール・セット1のすべてのルール、ルール・セット2のすべてのルールなどがチェックされます。
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一致するルールが見つかります。 一致ルールがルール・セット1のQ1とQ2、ルール・セット2のQ3であるとします。
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Q1、Q2およびQ3の中からルールがランダムに選択されます。
ノート: 500ルール・セットの最大限度を超えて作成することはできません。 割当マネージャは、500個のルール・セットのみをアルファベット順に選択して処理します。 ただし、すべてのルール・セット内に、任意の数のルールを設定できます。 上限はルールの数には適用されません。