作業割当の概要
割当エンジンを使用して、サービス・リクエストなど、作業する必要があるビジネス・オブジェクトにリソース(サービス担当者やテリトリ所有者など)を割り当てます。 ビジネス・オブジェクトに割り当てると、リソースとそのマネージャがビジネス・オブジェクトを表示できるようになります。
また、ルール・ベース割当を使用して、追加のリソースをオブジェクトに割り当てます。
候補オブジェクトと作業オブジェクト
割当を設定するときは、2つのタイプの割当オブジェクトについて理解している必要があります: 候補オブジェクトと作業オブジェクト。
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作業オブジェクトは、割り当てられるビジネス・オブジェクトです(例: 「サービス・リクエスト」)。
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候補オブジェクトは、リソースなど、割当候補の可能なプールです。
ルール・ベース割当
ルール・ベース割当を使用すると、リソースを作業オブジェクトに割り当てる際に使用される追加ルールを設定できます。 リソースがルール条件に一致したときにレコードが満たす必要がある条件を含むルールを設定すると、それらはオブジェクトに割り当てられます。
たとえば、ルールを使用して、顧客が特定の状態またはリージョンにあるときに特定のエージェントを特定のキューに割り当てます。
ルール・ベースの割当では、実行する必要があるスケジュール済プロセスに加えて、ルールを計画し、ルールUIを使用してルールを作成し、プロファイル・オプションを設定して割当動作を構成する必要があります。
割当プロファイル・オプション
割当で使用可能な各ビジネス・オブジェクトには、アプリケーション動作をさらに構成できる独自のプロファイル・オプションのセットがあります。
スケジュール済プロセス
スケジュール済プロセスは、データを取得し、そのデータに対するビジネス・オブジェクトの処理を許可するバッチ・ジョブです。 割当を使用する場合は、複数のプロセスをスケジュールする必要があります。 Oracle Fusion Cloud Sales Understanding Scheduled Processesガイドの「サービス・リクエスト・キュー割当」トピックを参照してください。
割当レポート
診断ダッシュボードを使用して、割当済オブジェクトと割当に関連するテリトリ・データの量に関するレポートを生成します。
割当リソース
割当の詳細は、次のリソースを参照してください:
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オンライン・ヘルプ: キーワード「割当」を使用して、関連するトピックを検索します。
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割当リソース・センター: その他のリソースについては、My Oracle Support (ドキュメントID 1522958.1)の「割当マネージャ・リソース・センター」ページを参照してください。