共通参照オブジェクトを移動するためのビジネス・オブジェクト

Oracle Fusion Functional Setup Managerの共通参照オブジェクトは、アプリケーション設定コンテンツを環境間で移動するために使用されます。たとえば、テスト環境から本番環境への移動です。

パラメータの選択

次の表は、ビジネス・オブジェクト、移動の詳細および設定タスクのパラメータが移動のスコープに及ぼす影響を示しています。

ノート:
  • 現在のユーザー言語の翻訳のみを移動できます。

  • 「構成セット移行」ページの構成セットを使用して、Oracle Social Networkビジネス・オブジェクトおよび変更をナビゲータに移動できます。

ビジネス・オブジェクト名

移動される機能項目

移動のスコープに及ぼす影響

アプリケーション・メッセージ

メッセージと関連トークン

パラメータなし: すべてのメッセージが移動されます。

パラメータmoduleType/moduleKey: 指定されたモジュールとタクソノミ階層内にあるその下位モジュールに属するメッセージだけが移動されます。

パラメータmessageName/applicationId: 指定されたメッセージだけが移動されます。

アプリケーション・タクソノミ

アプリケーション・タクソノミ・モジュールおよびコンポーネント

パラメータなし: すべてのタクソノミ・モジュールとコンポーネントが移動されます。

アプリケーション添付エンティティ

添付エンティティ

パラメータなし: すべての添付エンティティが移動されます。

パラメータmoduleType/moduleKey: 指定されたモジュールとタクソノミ階層内にあるその下位モジュールに属する添付エンティティだけが移動されます。

アプリケーション添付カテゴリ

添付カテゴリと、カテゴリからエンティティへのマッピング

パラメータなし: すべての添付カテゴリと、カテゴリからエンティティへのマッピングが移動されます。

パラメータmoduleType/moduleKey: 指定されたモジュールとタクソノミ階層内にあるその下位モジュールに属する添付カテゴリと、各カテゴリからエンティティへのマッピングだけが移動されます。

アプリケーション文書連番カテゴリ

文書連番カテゴリ

パラメータなし: すべてのカテゴリが移動されます。

パラメータmoduleType/moduleKey: 指定されたモジュールとタクソノミ階層内にあるその下位モジュールに属するカテゴリだけが移動されます。

パラメータcode/applicationId: 指定された文書連番カテゴリ・コードだけが移動されます。

アプリケーション文書連番

文書連番とその関連項目

パラメータなし: すべての連番が移動されます。

パラメータmoduleType/moduleKey: 指定されたモジュールとタクソノミ階層内にあるその下位モジュールに属する文書連番だけが移動されます

パラメータname: 指定された文書連番だけが移動されます。

アプリケーション付加フレックスフィールド

付加フレックスフィールドの登録データと設定データ

パラメータなし: すべての付加フレックスフィールドが移動されます。

パラメータmoduleType/moduleKey: 指定されたモジュールとタクソノミ階層内にあるその下位モジュールに属する付加フレックスフィールドだけが移動されます。

パラメータdescriptiveFlexfieldCode/applicationId: 指定された付加フレックスフィールドだけが移動されます。フレックスフィールドのメタデータをインポートすると、そのデプロイメント・ステータスが変更されることがあります。そのため、影響を受けたフレックスフィールドがある場合は、再デプロイする必要があります。インポート・プロセスは、影響を受けたフレックスフィールドを再デプロイメント用に自動で送信します。また、デプロイメント・ステータスが「デプロイ済」または「サンドボックスにデプロイ済」のフレックスフィールドだけが移動の対象となります。

ノート: XMLファイルにエクスポートされたフレックスフィールド設定データの中に、CSVファイルへのエクスポート時には存在しなかった自動生成の編集不可のコンテンツが含まれている場合があります。このようなデータはエクスポート・インポート・プロセス中に無視して除外して構いません。

アプリケーション拡張可能フレックスフィールド

拡張可能フレックスフィールドの登録データと設定データ(カテゴリを含む)

パラメータなし: すべての拡張可能フレックスフィールドが移動されます

パラメータmoduleType/moduleKey: 指定されたモジュールとタクソノミ階層内にあるその下位モジュールに属する拡張可能フレックスフィールドだけが移動されます。

パラメータextensibleFlexfieldCode/applicationId: 指定された拡張可能フレックスフィールドだけが移動されます。フレックスフィールドのメタデータをインポートすると、そのデプロイメント・ステータスが変更されることがあります。そのため、影響を受けたフレックスフィールドは再デプロイする必要があります。インポート・プロセスは、影響を受けたフレックスフィールドを再デプロイメント用に自動で送信します。

また、デプロイメント・ステータスが「デプロイ済」または「サンドボックスにデプロイ済」のフレックスフィールドだけが移動の対象となります。

ノート: XMLファイルにエクスポートされたフレックスフィールド設定データの中に、CSVファイルへのエクスポート時には存在しなかった自動生成の編集不可のコンテンツが含まれている場合があります。このようなデータはエクスポート・インポート・プロセス中に無視して除外して構いません。

アプリケーション・キー・フレックスフィールド

キー・フレックスフィールドの登録データと設定データ

パラメータなし: すべてのキー・フレックスフィールドが移動されます。

パラメータmoduleType/moduleKey: 指定されたモジュールとタクソノミ階層内にあるその下位モジュールに属するキー・フレックスフィールドだけが移動されます。

パラメータkeyFlexfieldCode/applicationId: 指定されたキー・フレックスフィールドだけが移動されます。

フレックスフィールドのメタデータをインポートすると、そのデプロイメント・ステータスが変更されることがあります。そのため、影響を受けたフレックスフィールドは再デプロイする必要があります。インポート・プロセスは、影響を受けたフレックスフィールドを再デプロイメント用に自動で送信します。デプロイメント・ステータスが「デプロイ済」または「サンドボックスにデプロイ済」のフレックスフィールドだけが移動の対象となります。

ノート: XMLファイルにエクスポートされたフレックスフィールド設定データの中に、CSVファイルへのエクスポート時には存在しなかった自動生成の編集不可のコンテンツが含まれている場合があります。このようなデータはエクスポート・インポート・プロセス中に無視して除外して構いません。

アプリケーション・フレックスフィールド値セット

値セットの設定データ

パラメータなし: すべての値セットが移動されます。

パラメータmoduleType/moduleKey: 指定されたモジュールとタクソノミ階層内にあるその下位モジュールに属する値セットだけが移動されます。

パラメータvalueSetCode: 指定された値セットだけが移動されます。

値セットのメタデータをインポートすると、その値セットを使用するフレックスフィールドのデプロイメント・ステータスが変更されることがあります。そのため、影響を受けたフレックスフィールドがある場合は、再デプロイする必要があります。インポート・プロセスは、影響を受けたフレックスフィールドを再デプロイメント用に自動で送信します。

アプリケーション参照通貨

通貨データ

パラメータなし: すべての通貨が移動されます。

アプリケーション参照ISO言語

ISO言語データ

パラメータなし: すべてのISO言語が移動されます。

アプリケーション参照産業

地域データ内の産業を含む産業データ

パラメータなし: すべての産業が移動されます。

アプリケーション参照言語

言語データ

パラメータなし: すべての言語が移動されます。

アプリケーション参照自然言語

自然言語データ

パラメータなし: すべての自然言語が移動されます。

アプリケーション参照地域

地域データ

パラメータなし: すべての地域が移動されます。

アプリケーション参照タイム・ゾーン

タイム・ゾーン・データ

パラメータなし: すべてのタイム・ゾーンが移動されます。

アプリケーション標準参照

標準参照タイプとその参照コード

パラメータなし: すべての標準参照が移動されます。

パラメータmoduleType/moduleKey: 指定されたモジュールとタクソノミ階層内にあるその下位モジュールに属する標準参照だけが移動されます。

パラメータlookupType: 指定された共通参照だけが移動されます。

アプリケーション共通参照

共通参照タイプとその参照コード

パラメータなし: すべての共通参照が移動されます。

パラメータmoduleType/moduleKey: 指定されたモジュールとタクソノミ階層内にあるその下位モジュールに属する共通参照だけが移動されます。

パラメータlookupType: 指定された共通参照だけが移動されます。

アプリケーション・セット対応参照

セット対応参照タイプとその参照コード

パラメータなし: すべてのセット対応参照が移動されます。

パラメータmoduleType/moduleKey: 指定されたモジュールとタクソノミ階層内にあるその下位モジュールに属するセット対応参照だけが移動されます。

パラメータlookupType: 指定されたセット対応参照だけが移動されます。

アプリケーション・プロファイル・カテゴリ

プロファイル・カテゴリ

パラメータなし: すべてのプロファイル・カテゴリが移動されます。

パラメータmoduleType/moduleKey: 指定されたモジュールとタクソノミ階層内にあるその下位モジュールに属するカテゴリだけが移動されます。

name/applicationId: 指定されたカテゴリだけが移動されます。

アプリケーション・プロファイル・オプション

プロファイル・オプションとその値

パラメータなし: すべてのプロファイル・オプションとその値が移動されます。

パラメータmoduleType/moduleKey: 指定されたモジュールに属するプロファイル・オプションとその値だけが移動されます。

パラメータprofileOptionName: 指定されたプロファイル・オプションとその値だけが移動されます。

アプリケーション・プロファイル値

プロファイル・オプションとその値

パラメータなし: すべてのプロファイルとその値が移動されます。

パラメータmoduleType/moduleKey: 指定されたモジュールに属するプロファイルとその値だけが移動されます。

パラメータcategoryName/categoryApplicationId: 指定されたカテゴリに属するプロファイルとその値だけが移動されます。

パラメータprofileOptionName: 指定されたプロファイルとその値だけが移動されます。

アプリケーション参照データセット

参照データ・セット

パラメータなし: すべてのセットが移動されます。

アプリケーション参照データセット割当

参照データセット割当

パラメータdeterminantType: 指定された決定要因タイプの割当だけが移動されます。

パラメータdeterminantType/referenceGroupName: 指定された決定要因タイプおよび参照グループの割当だけが移動されます。

アプリケーション・ツリー構造

ツリー構造と、そのツリー構造に割り当てられたラベル

パラメータなし: すべてのツリー構造(およびそのラベル)が移動されます。

パラメータmoduleType/moduleKey: 指定されたモジュールに属するツリー構造(およびそのラベル)だけが移動されます。

パラメータtreeStructureCode: 指定されたツリー構造(およびそのラベル)だけが移動されます。

アプリケーション・ツリー

ツリーのコードとバージョン

パラメータなし: すべてのツリーが移動されます。

パラメータmoduleType/moduleKey: 指定されたモジュールに属するツリーだけが移動されます。

パラメータtreeStructureCode: 指定されたツリー構造に属するツリーだけが移動されます。

パラメータTreeStructureCode/TreeCode: 指定されたツリー構造に属するツリーおよびツリー・コードだけが移動されます。

アプリケーション・ツリー・ラベル

ツリー構造と、そのツリー構造に割り当てられたラベル

パラメータなし: すべてのツリー構造(およびそのラベル)が移動されます。

パラメータmoduleType/moduleKey: 指定されたモジュールとタクソノミ階層内にあるその下位モジュールに属するツリー構造(およびそのラベル)だけが移動されます。

パラメータtreeStructureCode: 指定されたツリー構造(およびそのラベル)だけが移動されます。

アプリケーション・データ・セキュリティ・ポリシー

データベース・リソース、アクション、条件およびデータ・セキュリティ・ポリシー

パラメータなし: すべてのデータベース・リソース/アクション/条件/ポリシーが移動されます。

パラメータmoduleType/moduleKey: 指定されたモジュールとタクソノミ階層内にあるその下位モジュールに属するデータベース・リソース/アクション/条件/ポリシーだけが移動されます。

パラメータobjName: 指定されたデータベース・リソースと、そのアクション/条件/ポリシーだけが移動されます。

移動されるポリシーに、新規作成されたロールへの参照が含まれている場合は、ポリシーを移動する前にロールを移動してください。ソース・システムとターゲット・システムで異なるLDAPが使用される場合は、データ・セキュリティ・ポリシーを移動した後に、手動でGUID調整を実行してください。