共通参照オブジェクトの移動の概要

共通参照オブジェクトは、「設定および保守」作業領域の複数の設定タスクによって使用されます。共通参照オブジェクトは、実装プロジェクト用に作成された構成パッケージの一部になります。

アプリケーション・コンテンツを移動する際(たとえば、実装のテスト・フェーズから本番フェーズに移動する際)には、これらの共通参照オブジェクトの細かな違いに注意してください。

パラメータ

共通参照オブジェクトはビジネス・オブジェクトとして表現されます。単一のオブジェクトは、パラメータの異なる複数の設定タスクから参照できます。実装プロジェクト用に作成された構成パッケージでは、設定タスクに渡されたパラメータは、移動されるビジネス・オブジェクトにも渡されます。そのため、設定タスクのスコープは、移動時にも元のまま維持されます。

依存関係

共通参照オブジェクトには、内部参照や、他の共通参照オブジェクトとの依存関係が含まれる場合があります。そのため、オブジェクトを移動する前には、すべての依存関係に注意して、オブジェクト間での参照が壊れないようにする必要があります。