拡張モードを使用したHCM承認ルールの構成

このトピックでは、拡張モードを使用して承認ルールを構成する方法について説明します。

拡張モードを使用するのは、異なるルールがあり、承認ルールの各条件を評価する必要がある場合です。たとえば、要求者のロールに基づいてアサイメント変更の承認ルールを構成する必要があるとします。要求者はライン・マネージャやHR担当者など複数のロールを持つことができるため、要求者がライン・マネージャであってHR担当者ではない場合、HR担当者であってライン・マネージャではない場合、またはライン・マネージャとHR担当者の両方である場合に、異なるルールを使用できます。
  1. BPMワークリスト・ページにサインインし、「設定するタスク」パネルで承認ルールを検索して選択します。タスクが編集可能モードでない場合は、「編集」アイコンをクリックします。
  2. 「割当て先」タブをクリックし、「ルールに移動」をクリックします。
  3. 追加または変更の拡張オプション・ドロップダウン・メニューをクリックし、「一般的なルール」を選択します。
  4. 表示する新しいルールを選択し、「プロパティ」をクリックします。
  5. 新しいルールの詳細を入力し、「拡張モード」を選択します。「OK」をクリックします。
  6. 条件内のオブジェクトを表すパターンを追加します。
  7. コレクション・パターンの後で、追加または変更の拡張オプション・アイコンをクリックし、「簡易テスト」を選択します。
  8. 変数の名前が付いたフォルダ下の属性を選択して、ルールがコレクション内で照合する条件を定義します。必要に応じて、さらに条件を追加します。
  9. コレクション・パターンのツールバーで、「選択したテストを括弧で囲む」アイコンをクリックし、「囲み」を選択します。
    囲みオプションによって、先ほど追加したパターンと後で定義する他の条件がカッコ内に配置され、それらがすべてグループ化されます。カッコ内の条件は全体的に評価されます。
  10. コレクション・パターンの前にあるドロップダウン・リストで、ルールがコレクションに対してどのように照合を行うかを選択します。オプションは、「個々」、「少なくとも1つ」、「なし」および「集計」です。
  11. Thenセクションを構成します。
  12. ルールを確認し、「コミット」をクリックして変更を保存します。