エレメント・エントリのデフォルト値

「エレメント」タスクを使用して、エレメント・エントリのデフォルト値を指定します。エレメント設定により、デフォルト値がエレメント・エントリに影響を与える場面が制御されます。

次のいずれかのシナリオでデフォルト値を適用できます

  • エレメント・エントリを作成するとき

  • 実行時

  • 式を使用して1つ以上のエントリ値にデフォルト値を定義するとき

次の処理を行えます。

  • 入力値のデフォルト値を設定したり、エレメントのデフォルト式を選択する。

  • エレメント適格レコードで識別される特定の従業員のグループについて、デフォルト値または式を上書きする。

  • 特定の従業員のエレメント・エントリのデフォルト値を上書きする。

エレメント・エントリ作成時のデフォルト値の定義

入力値を作成または編集する際、デフォルト値を指定できます。「実行時にデフォルトを適用」オプションを選択しなかった場合、デフォルト値を後に更新しても、既存のエレメント・エントリには影響がありません。ユーザーはいつでもデフォルト値を上書きまたは変更できます。

実行時のデフォルト値の定義

この方法を使用するには、デフォルト値を入力し、入力値について「実行時にデフォルトを適用」オプションを選択します。エレメント・エントリ値が空白の場合、エレメントまたはエレメント適格レコードから現行のデフォルト値が給与プロセスによって使用されます。値を入力すると、手動入力がデフォルト値を上書きし、デフォルト値への更新はそのエントリに影響を与えません。デフォルト値に戻す場合は、エントリをクリアします。

Formulaを使用したデフォルト値の設定

エレメント入力検証タイプのFormulaを作成し、1つ以上のエントリ値のデフォルト値を設定できます。エレメントまたはエレメント適格レコードの「デフォルトFormula」フィールドでこのFormulaを選択します。

優先順位は次のとおりです。

  1. エレメント適格レベルのFormulaはエレメント・レベルのFormulaを上書きします。

  2. 入力値にデフォルト値を入力し、デフォルトFormulaを選択すると、Formulaがデフォルト値を上書きします。