ワークフロー・タスクのルーティングを策定する方法

ワークフロー・タスクをルーティングおよび割り当てる方法を決定するために、タスク構成には少なくとも1つのステージおよび参加者が含まれます。BPMワークリストでは、「タスク構成」タブの「割当先」サブタブに、ステージと参加者を示す図があります。

参加者はタスクを割り当てる単一ユーザーまたはユーザーのグループを表し、ステージはルーティング・フローをマップするためにそれらの参加者を編成する方法です。1つ以上のステージを順番にまたは並行して指定できます。各ステージ内で、1人以上の参加者を順番にまたは並行して指定できます。

  • 並行: ステージ内のすべての参加者に一度にタスクが割り当てられ、通知が送信されます。

  • 順次: 特定の順序に従って、1人の参加者にタスクが割り当てられて通知が送信され、その後、別の参加者に送信されます。タスクが承認されるためには、すべての割当先が順序に従って承認する必要があります。

各参加者には少なくとも1つのルール・セットが定義され、各ルール・セットには少なくとも1つのルールがあります。タスクを参加者に割り当てるにはルールに含まれる条件が満たされる必要があり、ルールによってタスクの割当先も決定されます。

ワークフロー・タスクを示す図を見てみましょう。ボックスのフローと配置によって、並行であるものと順序のあるものが示されます。

ワークフロー・タスクをマップする「割当先」タブの図の例

コールアウト番号

内容

この例の場合

1

ステージ

図の最も外側のボックスはステージです。このタスクには4つのステージがあり、そのうち2つはタスクの順序の2番目のステップで並行しています。

2

加入者

ステージ内の各ボックスが1人の参加者です。ステージの3つは参加者が1人、ステージの1つは参加者が3人で、そのうち2人はステージの順序の先頭で並行しています。

3

「ルールに移動」アイコン

各参加者にはアイコンがあり、クリックすると、その参加者のルール・セットとルールが表示されます。