増分コンポーネントを使用した給与項目化を有効にする方法
項目化を使用可能にすると、功績や場所など、給与変更の様々な事由をHR担当者およびマネージャが反映できるようになります。「報酬」作業領域で「給与ベース」タスクを使用します。
増分コンポーネント構成
次に、項目化用の給与コンポーネントを含めることができる給与ベースの主要な設定を示します。
フィールド | 値 |
---|---|
給与ベース・タイプ | 増分コンポーネントによって決定される給与調整額 |
給与調整時に表示するコンポーネント |
次のいずれかを行います。
|
CMP_SALARY_COMPONENTS参照タイプを編集して、増分給与コンポーネントを追加するか、使用可能なコンポーネントを変更できます。「報酬」作業領域で「共通参照の管理」タスクを使用します。
増分コンポーネント処理
増分給与コンポーネントの値が変更されると、給与ベースに関連付けられた給与エレメントに、コンポーネント調整から計算された新規給与額が保持されます。給与は、処理対象の個々のコンポーネント値を受け取りません。
例
個人の現在の給与は50,000 USドルです。マネージャが増分コンポーネント調整率を入力すると、次に示すように、給与計算によって金額が決定されます。その後、金額と元の給与額が合計され、新しい給与額60,000 USDが決定されます。計算式は次のとおりです:
(5,000 + 3,000 + 2,000 + 50,000)
給与コンポーネント | 調整率 | 計算されたUSD |
---|---|---|
功績 | 10 | 5,000 |
昇格・昇進 | 6 | 3,000 |
調整 | 4 | 2,000 |