支払スケール要件の等級ラダーの設定方法

この例は、等級ラダーを使用して、ドイツの金属産業の技術者に典型的な支払スケールを作成する方法を示しています。ラダーには4つの等級が含まれ、各等級には4つのステップが含まれます。

次の表に、このシナリオの等級、レートおよび等級ラダーに関する主な意思決定をまとめます。

検討事項

この例の場合

等級にステップは必要ですか。

はい。

各等級のどのステップを上限ステップにしますか。

各等級の最後のステップ。

どのタイプのレートが必要ですか。

給与レートのみ。

ラダーは等級またはステップ付き等級のどちらを使用して作成しますか。

ステップ付き等級。

タスクの概要

支払スケールを設定するには、次のタスクを実行します。

  • 等級の作成

  • 等級ラダーの作成

等級の作成

  1. 「自分のクライアント・グループ」の「ワークフォース・ストラクチャ」作業領域で、「等級の管理」をクリックして「等級の管理」ページを開きます。

  2. 「等級の管理」ページで、「作成」をクリックして「等級の作成: 等級詳細」ページを開きます。

  3. 「等級の作成: 等級詳細」ページの「等級詳細」リージョンで、次の表に示されているフィールドに値を入力します(特に指示がなければデフォルト値を使用します)。

    フィールド

    等級セット

    共通

    名前

    技術者03

    コード

    Tech03

  4. 「次」をクリックして「等級の作成: 等級ステップ」ページにアクセスします。

  5. 「等級の作成: 等級ステップ」ページの「等級ステップ」リージョンで、「行の追加」をクリックします。

  6. 次の表に示されているフィールドに値を入力して、等級の4つのステップを追加します。ステップを追加するたびに「行の追加」をクリックする必要があります。

    フィールド

    ステップ名

    1年目

    ステップ名

    2年目

    ステップ名

    3年目

    ステップ名

    4年目

  7. 4年目が上限ステップであることを確認します。

  8. 「送信」をクリックします。等級レートは等級ラダーを作成するときに追加します。

  9. 「警告」ダイアログで「はい」をクリックします。

  10. 「確認」ダイアログで「OK」をクリックします。

  11. 手順2から9を繰り返し、ステップ付き等級を3つ追加します。次の表の情報を使用して、各等級の情報を入力します。各等級の上限ステップは、Year 4です。

    フィールド

    等級2

    等級3

    等級4

    等級セット

    共通

    共通

    共通

    名前

    技術者04

    技術者05

    技術者06

    コード

    Tech04

    Tech05

    Tech06

    フィールド

    ステップ名

    1年目

    ステップ名

    2年目

    ステップ名

    3年目

    ステップ名

    4年目

等級ラダーの作成

  1. 「ワークフォース・ストラクチャ」作業領域で、「等級ラダーの管理」をクリックして「等級ラダーの管理」ページを開きます。

  2. 「等級ラダーの管理」ページで、「作成」をクリックして「等級ラダーの作成: 等級ラダー詳細」ページにアクセスします。

  3. 「等級ラダーの作成: 等級ラダー詳細」ページの「等級ラダー詳細」リージョンで、次の表に示されているフィールドに値を入力します(特に指示がなければデフォルト値を使用します)。

    フィールド

    等級セット

    共通

    名前

    金属技術者

    等級タイプ

    ステップ付き等級

  4. 「次」をクリックして「等級ラダーの作成: 等級」ページにアクセスします。

  5. 「等級ラダーの作成: 等級」ページの「等級の検索」リージョンで、「コード」フィールドにTECHと入力し、「検索」をクリックします。

  6. Tech03を選択して「等級ラダーへの追加」をクリックします。

  7. Tech04を選択して「等級ラダーへの追加」をクリックします。

  8. 「等級ラダー階層への追加」ダイアログで、「最上位」を選択して「OK」をクリックします。

  9. Tech05を選択して「等級ラダーへの追加」をクリックします。

  10. 「等級ラダー階層への追加」ダイアログで、「最上位」を選択して「OK」をクリックします。

  11. Tech06を選択して「等級ラダーへの追加」をクリックします。

  12. 「等級ラダー階層への追加」ダイアログで、「最上位」を選択して「OK」をクリックします。

  13. 等級が番号順に(Tech06がラダーの先頭で、Tech03がラダーの末尾になるように)表示されていることを確認します。

  14. 「次」をクリックして「等級ラダーの作成: レート値」ページにアクセスします。

  15. 「等級ラダーの作成: レート値」ページで、ドイツの国別仕様データ・グループを選択します。

  16. 「等級ステップ・レート」リージョンで、「行の追加」をクリックします。

  17. 次の表に示されているフィールドに値を入力します。

    フィールド

    名前

    技術者ラダー・レート

    レート・タイプ

    給与

    頻度

    月次

    年換算係数

    12

    通貨

    EUR

  18. 「ステップ・レート値」リージョンで、次の表に示されているフィールドに値を入力して、各等級の4つのステップにレートを入力します。

    等級名

    ステップ名

    技術者03

    ステップ1

    1,750.73

    技術者03

    ステップ2

    1,878.90

    技術者03

    ステップ3

    2,009.79

    技術者03

    ステップ4

    2,143.92

    技術者04

    ステップ1

    2,238.57

    技術者04

    ステップ2

    2,408.39

    技術者04

    ステップ3

    2,577.68

    技術者04

    ステップ4

    2,744.81

    技術者05

    ステップ1

    2,831.87

    技術者05

    ステップ2

    3,047.14

    技術者05

    ステップ3

    3,257.52

    技術者05

    ステップ4

    3,469.00

    技術者06

    ステップ1

    3,586.36

    技術者06

    ステップ2

    3,851.38

    技術者06

    ステップ3

    4,122.34

    技術者06

    ステップ4

    2,143.92

  19. 「次」をクリックします。

  20. 「等級ラダーの作成: レビュー」ページで、等級ラダー階層とレートをレビューし、「送信」をクリックします。

  21. 「警告」ダイアログで「はい」をクリックします。

  22. 「確認」ダイアログで「OK」をクリックします。