ジョブ
ジョブは、通常、柔軟性と組織変更が主な特徴であるサービス産業によってポジションなしで使用されます。初期実装の一環として、ジョブとポジションを使用するか、ジョブのみを使用するかを指定します。
基本詳細
ジョブの基本詳細には、有効開始日、ジョブ・セット、名前およびコードが含まれます。
ジョブ・コードはセット内で一意である必要があります。したがって、米国セットでコードDEV01のジョブを作成し、英国セットで同じコードの別のジョブを作成できます。ただし、共通セットでコードDEV01のジョブを作成する場合、他のセットでは同じコードのジョブを作成できません。
ベンチマーク情報
ジョブをベンチマーク・ジョブとして識別できます。ベンチマーク・ジョブは、レポートおよび給与サーベイでは他のジョブを表します。ジョブに対してベンチマークを選択することもできます。ベンチマーク詳細は、情報提供のみを目的としています。
昇格情報
昇格ジョブは、キャリア・ラダーにおける次のジョブです。昇格ジョブを使用して、ジョブの階層を作成し、「ジョブ」フィールドの「就業者の昇格・昇進」タスクおよび「就業者の異動」タスクに値リストを提供できます。
値リストには、昇格ジョブ階層における次のジョブが含まれます。たとえば、「下級開発者」というジョブを作成し、昇格ジョブとして「開発者」を選択するとします。昇格ジョブは提示されたジョブとして表示されるため、下級開発者を昇格させると、新しいジョブの「提示されたジョブ」値リストには開発者と表示されます。この値を選択することも、別の値を選択することもできます。
ジョブと等級
ジョブごとに有効な等級を割り当てることができます。ポジションを使用している場合は、ジョブに指定する等級が、そのポジションのデフォルト等級になります。