メッセージ

メッセージを使用すると、ビジネスまたはアプリケーションのエラーや警告に関する情報をユーザーに提供できます。

通常、メッセージによってユーザーに次のことが通知されます。

  • 欠落しているデータまたは間違ったデータ

  • アプリケーション、ページまたはビジネス・オブジェクトのステータス

  • 進行中のプロセスのステータス

  • ユーザー処理の結果

メッセージは、ユーザーに問題を通知するのみでなく、訂正処理に関するガイダンスを提供できます。また、メッセージは、特定の処理の結果についてユーザーに警告できます。

メッセージ辞書に格納された一連の事前定義済のメッセージが用意されています。「設定および保守」作業領域の「メッセージの管理」タスクを使用して、追加のメッセージを作成したり、既存のメッセージを変更できます。

ノート: どこでも使用されることがないと確信している場合を除き、事前定義済メッセージを削除しないでください。

メッセージ辞書

メッセージ辞書には、アプリケーションが実行時に必要とするメッセージが格納されています。メッセージは特定のアプリケーションやモジュール用に事前定義されていますが、あらゆるアプリケーションまたはモジュールで使用できる共通メッセージもいくつか用意されています。

メッセージを作成する際には、メッセージ・テキストと次のコンポーネントを使用して、ユーザーおよびヘルプ・デスク担当者向けの追加の詳細を含めることができます。

  • ユーザー詳細: 短いメッセージ・テキストの詳細な説明(ユーザー向け)。

  • 管理者詳細: 識別された問題の詳細(ヘルプ・デスク担当者向け)。このテキストはエンド・ユーザーには表示されません。

  • 原因: エラーの原因(ユーザー向け)。

  • ユーザー処理: 識別された問題への対処法に関するインストラクション(ユーザー向け)。エンド・ユーザー向けのガイダンスがなければ、エンド・ユーザーはヘルプ・デスクに問い合せる必要があります。

  • 管理者処理: 問題を修正するために必要な訂正処理(ヘルプ・デスク担当者向け)。この情報はエンド・ユーザーには提供されません。