メッセージの作成および編集

メッセージを作成したり、メッセージ辞書に格納されている事前定義済メッセージを編集できます。

メッセージの作成

メッセージを作成するステップは、次のとおりです。

  1. 「設定および保守」作業領域で、「メッセージの管理」タスクに移動します。

  2. 「メッセージの管理」ページで、「新規」アイコンをクリックします。

  3. 「メッセージの作成」ページで、各セクションに詳細を入力します。

  4. 「メッセージ・プロパティ」セクションで、次のようにします。

    1. 作成するメッセージを検索しやすくし、事前定義済メッセージとの名前の競合を避けるために、一意のメッセージ名を入力します。名前が複数の要素で構成される場合は、セパレータとしてアンダースコアを使用します。

    2. メッセージを関連付けるアプリケーションやモジュールを選択します。

    3. メッセージの識別子として使用できる一意の番号を入力します。ユーザーは、ヘルプ・デスクに支援を求めるときにこの番号を引用できます。

      ノート: 10,000,000から10,999,999までの任意の番号を使用できます。この番号範囲は、作成するメッセージに割り当てられます。実行時には、この番号がメッセージ・テキストの後にアプリケーション・コードとともに表示されます(たとえばFND-2774)。
    4. 翻訳上のノートフィールドに、メッセージの用途を示す摘要を入力します。

    5. 関連するメッセージ・タイプ、カテゴリおよび重大度を選択します。

    6. 「ロギング有効」チェック・ボックスを選択して、UIにメッセージが表示されたときにインシデントまたはログが作成されるようにします。

  5. 「メッセージ・テキスト」セクションで、次のようにします。

    1. 「短縮テキスト」フィールドに、実行時にページに表示される実際のメッセージ・テキストを入力します。

      短縮テキストには、実行時に動的な値を表示するためのプレースホルダとなるトークンを含めることができます。ただし、翻訳しやすさのために、メッセージの長さ(トークンの値を含む)をアメリカ英語で160文字以内にしてください。

    2. 「ユーザー詳細」フィールドに、メッセージが表示される事由をユーザーが把握できるようにするための情報を入力します。ユーザー自身が問題を解決できるようにするための情報を含めることもできます。

      「短縮テキスト」コンポーネントにトークンが含まれていて、それに起因してテキストが160文字制限を超える場合は、テキストの該当部分をここに移動してください。

    3. 「管理者詳細」フィールドに、メッセージの技術的な詳細説明を入力します。このフィールドはヘルプ・デスクに対してのみ表示されます。

    4. 「原因」フィールドに、メッセージが表示される事由について簡潔な説明を入力します。このテキストはユーザーに対して表示されます。

      この情報はオプションであり、エラー・タイプおよび警告タイプのメッセージにのみ適用されます。ただし、原因について言及する場合は、「ユーザー・アクション」フィールドでユーザーが実行する必要がある処理を指定する必要があります。

    5. 「ユーザー・アクション」フィールドに、メッセージに応答してタスクを完了するために必要なステップをユーザー処理として入力します。

    6. 「管理者アクション」フィールドに、ヘルプ・デスクが問題を解決するのに役立つ情報を入力します。

  6. 「メッセージ・トークン」セクションで、このメッセージで使用するトークンを定義します。

  7. 「保存してクローズ」をクリックします。

メッセージの編集

事前定義済メッセージまたは自分で作成したメッセージを編集できます。

メッセージを編集するには、「メッセージの管理」ページでメッセージを検索し、次のステップを実行します。

  1. 既存のメッセージを選択し、「編集」アイコンをクリックします。

  2. 「メッセージの編集」ページで、「メッセージの作成」の手順に従って既存の詳細を変更します。

    ノート: 事前定義済メッセージのメッセージ番号は編集しないでください。
  3. 「保存してクローズ」をクリックします。

メッセージを作成および編集する際には、アプリケーションの言語セッションを変更せずにメッセージ詳細を希望言語に翻訳できます。すべての有効な言語行で翻訳を指定するには、翻訳エディタ・オプションを使用します。更新が完了すると、ユーザーに特定の詳細の翻訳済テキストが表示されるようになります。