グローバル検索設定の概要

グローバル検索を設定する際には、グローバル検索の完全な有効化/無効化や自動提示に表示される内容の制御など、様々なオプションが用意されています。ほとんどのステップでは、「設定および保守」作業領域の設定タスクを使用します。

グローバル検索の有効化

一連の事前定義済ビジネス・オブジェクト(購買オーダーに関連するファイルなど)をグローバル検索に使用できます。これらのオブジェクトはカテゴリ別にグループ化されています。検索により、検索語と一致する結果が索引付きデータから取得されます。

  1. ヘルプ・デスクに問い合せて、オブジェクトおよびカテゴリがすでに設定されていることを確認します。

  2. サイト・レベルで「グローバル検索有効」(FUSION_APPS_SEARCH_ENABLED)プロファイル・オプションを「はい」に設定します。

    • そうしないと、どのユーザーもグローバル・ヘッダーで「検索」フィールドを使用できません。

    • プロファイル・オプションを設定しても、ユーザーがサインアウトしてからサインインしなさないかぎり、グローバル検索は表示されません。

ノート: グローバル検索の有効化は唯一の必須設定です。次の設定ステップはスキップして、単にグローバル検索のデフォルト構成を使用してもかまいません。

グローバル検索の定義

グローバル検索の動作を制御するには、「アプリケーション拡張」機能領域の次のタスクを使用します。

  • アプリケーション・コア・グローバル検索構成の管理: 一連の設定を取り込む構成を定義し、どの構成を有効化するか、またはデフォルトとして使用するかを指定します。各構成は、すべてのアプリケーションまたはページ、あるいは特定のアプリケーションまたはページのグローバル検索に適用されます。

  • アプリケーション・コア・グローバル検索提示グループの管理: 自動提示に表示される候補のカテゴリを表す提示グループを定義します。

最近の項目の保持

最近の項目の保持(FND_PURGE_RECENT_ITEMS)プロファイル・オプションを設定して、グローバル検索の自動提示に最近の項目を保持する期間を指定できます。ユーザーが開いたページは、指定した日数が経過するまで、ユーザーの自動提示に表示できます。自動提示とは別に、このプロファイル・オプションは、グローバル・ヘッダーの「お気に入りおよび最近の項目」で追跡される最近の項目にも適用されます。「お気に入りおよび最近の項目」アイコンは、デフォルトのホーム・ページ・レイアウトがパネルまたはバナーの場合にのみグローバル・ヘッダーで使用できます。