ジョブ定義およびジョブ・セットの管理の概要
ユーザーは、ジョブに基づいてスケジュール済プロセスを実行してデータを処理し、場合によってはレポートを出力します。
各ジョブにはジョブ定義があり、ユーザーが設定できるパラメータの決定などを行います。ジョブはOracle Enterprise Schedulerサービスに基づいています。エンタープライズ・スケジューラ・ジョブ・タスクを使用すると、ジョブ定義、値リスト・ソースおよびジョブ・セットを定義できます。
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ジョブ定義: ジョブに関するメタデータおよびユーザーが使用可能なオプションが含まれています。ジョブ定義は、Oracle Analytics PublisherまたはPL/SQLジョブ・タイプなどのジョブ・タイプによって定義されます。
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値リスト・ソース: ジョブ定義に含まれるパラメータの値リストの取得元と実際の値を確認します。
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ジョブ・セット: ユーザーが個別のジョブを実行するかわりに発行する、単一のプロセス・セットに含まれる複数のジョブのコレクションです。
次のようなエンタープライズ・スケジューラ・ジョブ・タスクがあります。
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財務、サプライ・チェーン管理および関連アプリケーション用のエンタープライズ・スケジューラ・ジョブ定義およびジョブ・セットの管理
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人材管理および関連アプリケーション用のエンタープライズ・スケジューラ・ジョブ定義およびジョブ・セットの管理
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顧客関係管理および関連アプリケーション用のエンタープライズ・スケジューラ・ジョブ定義およびジョブ・セットの管理
「設定および保守」作業領域で、「アプリケーション拡張」機能領域、またはオファリングに応じて別の機能領域でこれらのタスクを検索できます。タスクが表示されない場合は、「オファリング」作業領域で、エンタープライズ・スケジューラ・ジョブ定義およびジョブ・セット機能がオファリング・レベルで有効になっていることを確認してください。