ジョブ・セット

ジョブ・セットは、ユーザーが個々のジョブを個別に実行するかわりに送信できる、単一のプロセス・セット内の複数のジョブの集合です。

また、ジョブ・セット定義により、ジョブがシリアルまたはパラレルで実行されるか、その他の事前決定されたロジックに基づいて実行されるかが決まります。「設定と保守」作業領域で、次の項目に移動します。

  • 機能領域: 「アプリケーション拡張」または製品固有の機能領域

  • タスク: エンタープライズ・スケジューラ・ジョブ定義およびジョブ・セットの管理

エンタープライズ・スケジューラ・ジョブ定義およびジョブ・セットの管理ページを使用して、「ジョブ・セットの管理」タブを開きます。

  • このタブでは、ジョブ・セットを表示および定義して、「例による問合せ」を使用して特定のジョブ・セットを検索できます。

  • アスタリスクで示される事前定義済ジョブ・セットは編集することも削除することもできません。ジョブ・セットを作成したり、事前定義されていないジョブ・セットを編集および削除することもできます。

ジョブ・セット・ステップ

ジョブ・セットには、任意の数の個々のジョブと、他のジョブ・セットを含めることができます。1つのジョブ・セット内に、複数レベルのジョブ・セットをネストすることも可能です。たとえば、1つのジョブ・セットに3つのジョブと2つのジョブ・セットを含め、そのうちの1つが他のジョブ・セットを含むような場合です。ジョブ・セット内に含まれる個々のジョブまたはジョブ・セットは、それぞれジョブ・セット・ステップと呼ばれます。ジョブ・セットおよびその各ジョブ・セット・ステップには、追加パラメータを設定できます。ユーザーは、プロセス・セットの発行時にこれらのパラメータの値を指定します。

アプリケーション定義プロパティ

一部のジョブ・セットでは、ジョブ要求を送信する前にユーザーが特定の追加プロパティを入力する必要があります。アプリケーション定義プロパティは、実行時にユーザーが入力する必要がある追加プロパティです。たとえば、enableDuplicateJobWithParamTaskflowプロパティがTrueに設定されている場合、これを使用して、ジョブ・セット内で、異なるパラメータ値を使用して1つのジョブを複数回実行できます。

システム・プロパティ

システム・プロパティは、ジョブ・セットの実行方法を決定する追加の設定です。たとえば、システム・プロパティを使用して、実行に失敗したジョブ・セットの再試行回数を決定できます。このタブでは、ジョブ・セットを表示および定義して、「例による問合せ」を使用して特定のジョブ・セットを検索できます。