給与で休暇欠勤を計算するために使用するレート
休暇欠勤プランまたは休暇欠勤エレメントで休暇欠勤の計算に使用するレートを指定できます。
給与計算で休暇欠勤エントリを処理するとき、休暇欠勤エレメントに関連付けられたFormulaは、レート・コンバータのグローバルFormulaを使用してレートを換算します。Formulaは、次の順序でレートをチェックします。
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休暇欠勤プラン
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休暇欠勤エレメント
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報酬給与エレメント
休暇欠勤プラン
Oracle Fusion Absence Managementで、「休暇欠勤プランの作成」ページの「エントリおよびバランス」タブで、レート・ルールを選択できます。休暇欠勤を記録すると、レート・ルールによって、給与に渡されるユニットが計算されます。休暇欠勤支払、最終買取、裁量買取および債務バランス計算に対するレート・ルールを選択できます。
サードパーティ休暇欠勤プロバイダの場合、アプリケーションはレート情報を転送し、「休暇欠勤バッチのロード」プロセスに添付されているHCMデータ・ローダー・ファイルのレートを上書きします。
休暇欠勤エレメント
休暇欠勤プラン内にレートを指定しない場合は、休暇欠勤エレメントを作成するときにレートを指定できます。休暇欠勤情報のタイプによって、選択できるレートが決まります。たとえば、有給休暇バランスおよび休暇欠勤を転送するプランの場合、これらの計算に異なるレートを選択できます。
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休暇欠勤支払
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裁量買取
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最終買取
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債務バランス・レート
ベスト・プラクティスとして、プランかエレメントのどちらか一方でレートを指定してください。両方で指定する場合は、エレメントのレートが、対応するプラン内で選択したレートと同じであることを確認してください。
報酬給与エレメント
Formulaがプランまたはエレメント内に指定されているレートを見つけられない場合は、報酬給与エレメントが使用されます。
給与エレメントを給与ベースに関連付ける際、就業者のエレメント・エントリの基本給を保持する入力パラメータを指定します。エレメント・エントリに記録される金額またはレートは、アサイメントに保持される就業者の給与情報内の給与値です。レートを指定した場合、Formulaは、休暇欠勤プランまたは休暇欠勤エレメント内に定義されたレートが見つからないと、このレートを使用します。