編集したレポートの変更内容のより早い反映
「カスタマイズ」オプションを使用して事前定義済レポートを編集した場合、24時間ごとのリフレッシュが行われるまで変更は反映されません。変更をより早く有効にするには、プロファイル・オプションを使用してリフレッシュ間隔を変更します。
変更はリフレッシュによってOracle Fusion Cloud Applicationsに適用されますが、Microsoft WordおよびOracle Analytics Publisherで変更内容をすぐに確認できます。たとえば、事前定義済の.rtfレイアウト・テンプレートをダウンロードし、Wordでそのファイルを編集します。変更後の出力は、Wordのプレビューを使用して確認できます。.rtfファイルをカタログにアップロードした後、Analytics Publisherでレポートを開いて変更内容を確認できます。ただし、Fusion Applicationsからレポートにアクセスしている場合は、リフレッシュの後にのみ出力が更新されます。
レポートの構成とテストが完了したら、同じプロファイル・オプションを使用して、リフレッシュを24時間ごとに戻します。ただし、そうしない場合でも、プロファイル・オプションを設定してから8時間を超えると、リフレッシュは自動的に24時間にリセットされます。24時間ごとのリフレッシュは、パフォーマンスの最適化に役立ちます。
リフレッシュを制御するプロファイル・オプションの作成
プロファイル・オプションは、すべてのワークフロー・タスク、製品ファミリまたは製品に適用できます。必要なスコープに基づいて、特定の書式に従ったプロファイル・オプション・コードをプロファイル・オプションに設定する必要があります。
スコープ |
プロファイル・オプション・コード |
例 |
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グローバル |
BIP_CLIENT_REFRESH_TIME |
BIP_CLIENT_REFRESH_TIME |
製品ファミリ |
BIP_CLIENT_REFRESH_TIME_<FAMILY> |
|
製品 |
BIP_CLIENT_REFRESH_TIME_<FAMILY>_<PRODUCT> |
|
スコープが小さいプロファイル・オプションが優先されます。たとえば、グローバル・スコープを持つプロファイル・オプションAと、製品スコープを持つプロファイル・オプションBがあります。特定の製品の通知を現在構成している場合は、プロファイル・オプションBを使用して、その製品についてのみリフレッシュ時間を調整します。ただし、プロファイル・オプションAに基づき、他のすべての製品の構成可能なその他すべての通知ではリフレッシュは24時間のままです。プロファイル・オプションBは、その1つの製品についてのみプロファイル・オプションAよりも優先されます。
これで、プロファイル・オプションを作成する準備ができました。
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「設定および保守」作業領域で、オファリングの「アプリケーション拡張」機能領域の「アプリケーション・コア・プロファイル・オプションの管理」タスクに移動します。
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「アプリケーション・コア・プロファイル・オプションの管理」ページで、「新規」アイコンをクリックします。
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「プロファイル・オプションの作成」ページで、必要なスコープに対応する書式でプロファイル・オプション・コードを入力します。
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後でプロファイル・オプションを探しやすくするために、覚えやすい表示名を入力してください。
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「アプリケーション」リストから、「Oracle Middleware Extensions for Applications」を選択します。
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「モジュール」リストから「アプリケーション・コア」を選択します。
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開始日を指定します。
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「保存して閉じる」をクリックします。
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「アプリケーション・コア・プロファイル・オプションの管理」ページの「検索結果: プロファイル・オプション」サブセクションで、新しいプロファイル・オプションが選択されていることを確認します。
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「<Profile Option>: プロファイル・オプション・レベル」サブセクションで、「サイト」レベルの「有効」チェック・ボックスと「更新可能」チェック・ボックスを選択します。
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作業内容を保存します。
リフレッシュ間隔の設定
「設定と保守」作業領域で、「アプリケーション拡張」機能領域の「アプリケーション・コア管理者プロファイル値の管理」タスクに移動します。「サイト」レベルでプロファイル・オプションを設定し、リフレッシュ間隔(分)に15以上を入力します。15を入力すると、変更がBIカタログに保存されてから15分後にFusion Applicationsに反映されます。たとえば、編集した.rtfレイアウト・テンプレートをカタログにアップロードしてから15分後、またはAnalytics Publisherでレポート・プロパティを更新してから15分後などです。
変更の実行とテストが完了したら、プロファイル・オプションを1440 (24時間に相当する分数)に戻します。忘れてプロファイル・オプションをそのままにして8時間を超えてしまった場合でも問題ありません。その時点で、プロファイル・オプションは1440分にリセットされます。