Eメール通知またはアプリケーション内ワークフロー通知のみに表示するコンテンツの設定
同一の.rtfレポート・レイアウト・テンプレートが電子メール通知とアプリ内通知の両方に使用されます。事前定義済テンプレートのコピーを編集するときに、コンテンツを条件付きにすることができます。たとえば、属性を追加し、その属性がEメール通知にのみ表示されるようにすることができます。
Eメール通知の末尾にあるロゴ、処理ボタンおよびリンクは、サブテンプレートに基づいて、Eメールにのみ表示されるように事前定義されています。承認履歴も、通常はEメール通知のみの本文に表示されるように事前定義されています。.rtfテンプレートでこれらのコンポーネントに適用する条件付き設定によって、事前定義済の設定が上書きされることはありません。
前提条件
レポートに使用されるデータ・モデルからサンプルのレポート・データを生成し、.xmlファイルをコンピュータに保存します。
条件付きリージョンの定義
Eメール通知またはアプリ内通知のみに表示されるコンテンツの条件付きリージョンを定義する手順は、次のとおりです。
-
Microsoft Wordで.rtfレポート・レイアウト・テンプレートを開きます。
-
リボンで、「Analytics Publisher」タブを開き、「データのロード」グループ内の「サンプルXML」をクリックします。
-
ダウンロードした.xmlファイルを選択して、データ・モデルからサンプル・データをインポートします。
-
.rtfドキュメントで、条件付きにするコンテンツを選択します。
-
リボンで、「挿入」グループ内の「条件付きリージョン」をクリックします。
-
「条件付きリージョン」ダイアログ・ボックスの「プロパティ」タブで、「一般」セクションの「データ・フィールド」リストから
BINDISONLINENOTIF
を選択します。このリストの値は、データ・モデルからインポートしたサンプル・データから取得されます。 -
次のリストから「日付/テキスト」を選択します。
-
「条件1」セクションで、「データ・フィールド」リストから「次と等しい」を選択します。
-
対応するテキスト・フィールドで、コンテンツがアプリ内通知のみに表示される場合はtrue、コンテンツがEメールのみに表示される場合はfalseを入力します。
-
条件付きロジックを含むフォーム・フィールドは、選択したコンテンツを囲むように挿入してください。開始フォーム・フィールド(
C
)は条件付きコンテンツの直前、終了フォーム・フィールド(EC
)は直後にある必要があります。必要に応じて、フォーム・フィールドを移動します。ヒント: フォーム・フィールドが正しいことを確認するには、C
フォーム・フィールドをダブルクリックして「条件付きリージョン」ダイアログ・ボックスを開き、BINDISONLINENOTIF
設定を参照します。 -
Wordで変更を保存します。
条件付きコードの入力
レポートのデータ・モデルにBINDISONLINENOTIF
属性がない場合は、次のようにします。
-
.rtfレポート・レイアウト・テンプレートで、条件付きにするコンテンツの直前にカーソルを置きます。
-
次のコードを入力します。これは、
C
フォーム・フィールドと同様に機能します。-
<?if:BINDISONLINENOTIF='true'?>
(アプリ内のみの場合) -
<?if:BINDISONLINENOTIF='false'?>
(Eメールのみの場合)
-
-
条件付きコンテンツの直後にカーソルを置きます。
-
<?end if?>
と入力します。これは、EC
フォーム・フィールドと同様に機能します。 -
Wordで変更を保存します。