コース、講義または専門に対する学習者の追加および取下げの自動化

コース、講義または専門に対して、学習者の追加および取下げを自動的に行います。「自分のクライアント・グループ」 > 「学習」ページで「学習イニシアチブ」タスクを使用します。または、コース、講義または専門詳細ページの「学習者」 > 「学習イニシアチブ」タブを使用します。

  1. 「学習イニシアチブ」ページの「学習者の追加」メニューで、割当タイプ(「自主的」または「必須」)を選択するか、「推奨」を選択します。
  2. 「登録詳細」ページで、必須フィールドおよび関連するオプション・フィールドに入力します。
    • 学習管理者のみに必須の名前とオプションの説明が表示されます。
    • 入力する必要がある「要求タイプ」セクションのフィールドは、割当がカタログ学習アイテム用かカタログ外アイテム用かによって異なります。カタログ外アイテムは、学習者の履歴に記録する外部学習(修了した大学課程など)です。
    • 開始日は、学習者が現在の学習に学習アイテムを表示したときです。過去の日付に割当を開始する必要がある場合は、HCMデータ・ローダーを使用します。
    • 継続中期日は、初期作成時ではなく、イニシアチブ突合時に「学習レコードの処理」プロセスで使用されます。次に、その仕組みの例を示します。

      初期期日を2023年5月1日に設定したイニシアチブを2023年3月25日に作成します。3月25日に実行される初期プロセスでは、このイニシアチブに対して100人の学習者が識別されます。開始日が2023年3月25日、期日が2023年5月1日の割当が彼らに生成されます。

      このプロセスが2023年4月15日に実行され、新しい学習者が特定されると、次のようになります:

      継続中期日オプション
      (推奨): イニシアチブ作成時以外に生成された割当の相対期日 継続中期日は30日であるため、開始日が2023年4月15日で期日が2023年5月15日の割当が生成されます。
      日付: イニシアチブ作成時以外に生成された割当の固定期日 継続中期日は2023年5月1日で、完了までの最小日数は30です。開始日が2023年4月15日、期日が2024年5月1日の割当が生成されます。こうなるのは、2023年4月15日から5月1日の間が30日未満であるためです。
    • オプションで、使用可能な学習要求付加フレックスフィールドを入力します。
  3. 「次」をクリックします。
  4. 「学習者の選択」ページの「追加」メニューで、学習者の識別に使用する方法を選択します。または、「個人の追加」フィールドを使用できます。
    追加オプション 学習者の識別方法
    個人

    名前、個人番号、部門またはその組合せなどの検索基準を指定します。

    アクセス権の設定、学習の推奨、コミュニティ・メンバーシップの設定など、学習者を選択する場合にこの検索基準を再利用するには、「保存...」をクリックします。「名前」フィールドで、「名前で検索 - コピー」をわかりやすい名前に置き換えます。

    個人番号リスト 個人番号のリストを指定します。ファイルをアップロードするには、「タイプ」フィールドで「タイプ」を選択します。URLを使用するには、「タイプ」フィールドで「テキスト」を選択します。
    分析レポート基準 適切な学習者を識別するための基準が設定された既存のOracle Transactional Business Intelligence (BI)分析レポートを指定します。
    学習割当基準

    学習名、タイプ、割当ステータス、またはその組合せなど、学習割当属性に該当する値を指定します。また、学習者がすべての基準またはいずれかの基準どちらに一致する必要があるかも指定します。

    アクセス権の設定、学習の推奨、コミュニティ・メンバーシップの設定など、学習者を選択する場合にこの検索基準を再利用するには、「現行基準の使用」をクリックして、該当するフィールドに入力します。

    組織チャート基準 Chris's DirectsやChris's Orgなど、適切なチャートを検索して選択します。
    個人基準

    ビジネス・ユニット、雇用主、ジョブ・ファミリ、事業所またはその組合せなどの検索基準を指定します。

    アクセス権の設定、学習の推奨、コミュニティ・メンバーシップの設定など、学習者を選択する場合にこの検索基準を再利用するには、「現行基準の使用」をクリックして、該当するフィールドに入力します。

  5. ダイアログ・ボックスで、割当の適切な学習者を検索する基準を検索して選択します。表示される内容は、選択方法によって異なります。

    学習割当または個人基準を使用して学習者を追加するときに特定の個人を除外するには:

    1. 「基準」ダイアログ・ボックスで、「拡張」をクリックします。
    2. 「フィールドの追加」メニュー・ボタンで、個人を除外するために使用するフィールド(「個人番号」など)を選択します。
    3. 追加したフィールドの条件を「次と等しくない」に変更します。
    4. 適切な値を入力します。
    5. 除外する各個人について、ステップbからdを繰り返します。

    分析レポート基準を使用するときに個人を除外するには、レポート・ロジックに除外基準が含まれていることを確認してください。分析レポートおよび組織チャート基準を使用して学習者を選択すると、分析またはチャートのみを検索して選択できます。

  6. 推奨事項については、ステップ9にスキップします。必須割当および自主的割当の場合は、「次」をクリックします。
  7. 「拡張ルール」ページで、学習割当のデフォルト・ルールを確認し、必要に応じて変更します。学習者の割当および推奨を最新の状態に保つために、学習者基準に一致しなくなった学習者について未完了の割当および推奨を取り下げることをお薦めします。
    失効オプションと更新オプションを含む検証ルールは、必須学習割当にのみ適用されます。
    ヒント: イニシアチブがアクティブであるかぎり、新規イニシアチブを送信したときに設定された割当競合ルールが適用されます。それらは後で変更できません。異なる競合ルールを適用するには、別のイニシアチブを作成する必要があります。
  8. 「送信」をクリックします。