候補者の開始日がわからないか、変更が必要な場合は、どうなりますか
ジョブ・オファーには、最初に作成されたときに開始日を設定して、そのライフサイクル全体にわたって保持する必要があります。この日付は、この候補者が就業を開始する時点において、下書きオファーの他の値が有効であり、使用可能であることを確認するために重要です。
「提示開始日」フィールドを空白にはできません。ただし、必要に応じて、暫定またはプレースホルダの日付を入力して後で変更できます。提示開始日は過去の日付にできますが、候補者が会社に最初に認識された日付より前の日付にはできません。
「開始日」フィールドを含むオファー値は、オファーが「下書き」状態の場合にのみ変更できます。オファーの予定開始日を更新する手順は、採用プロセスのどの状態に候補者が達したかによって異なります。候補者がジョブ・オファーを受諾した後、更新済オファー・レターを候補者がレビューして再受諾する必要があるかどうかに応じて、様々なプロセスに従って予定開始日を変更できます。簡易電子署名および古い開始日を使用してオファー・レターを保持し、オファーをまったく変更せずに、就業者レコードまたは処理待ち就業者レコードの作成中に新しい正確な開始日を直接指定することが許容される場合があります。就業者または処理待ち就業者のトランザクションを取り消して、新しい開始日を含む新しいオファー・レターを再生成し、修正済バージョンのレターで候補者の簡易電子署名を取得することが必要になる場合があります。
ステータス |
操作 |
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オファー - 下書き |
「オファーの編集」処理を使用し、開始日およびその他のフィールドを更新します。候補者、承認者またはその他のユーザーはまだオファーを見ていないため、彼らに影響はありません。 下書きオファーの開始日を変更すると、他のフィールドに再計算や変更が必要になることがあります。たとえば、候補者の開始日を前後に変更すると、その時点以降に候補者が開始または終了する別のジョブに対するこのオファーの対応方法が変わる場合があります。そのため、「採用」から「異動」、または「異動」から「再雇用」に変更するのが適切な処理になります。もう1つの例として、候補者の改訂開始日が所定の給与または報酬プランに適格ではなくなった場合、改訂下書きオファーの関連セクションにアクセスして、これらも再計算する必要があります。 |
オファー - 承認待ち |
承認サイクルの開始者は、承認サイクルからオファーを削除して、オファーを「オファー - 下書き」ステータスにする必要があります。候補者はまだオファーを見ていないため、彼らに影響はありません。 開始日または他のフィールドを更新する場合は、「オファー - 下書き」の推奨事項に従ってください。オファーをまだ表示していない承認者には、そのオファーは今回表示されません。変更した新しい下書きオファーが送信された後、すべての承認者が再度承認する必要があります。 |
「オファー - 承認済」または「オファー - 承認否認済」 |
書直し処理を使用して、オファーを「オファー - 下書き」ステータスに戻します。候補者はまだオファーを見ていないため、彼らに影響はありません。 開始日または他のフィールドを更新する場合は、「オファー - 下書き」の推奨事項に従ってください。変更した新しい下書きオファーが送信された後、承認者がいる場合は、再度承認する必要があります。 |
オファー - 提示済 |
「移動」処理を使用して、オファーを「オファー - 雇用主により否認済」(または、「オファー - 候補者により取下げ済」)ステータスにします。「提示済ジョブ・オファー否認済通知」カテゴリを使用して「採用コンテンツ・ライブラリ」に通知が構成されている場合は、これにより、オファーが撤回されたことが候補者に通知されます。 次に、書直し処理を使用して、オファーを「オファー - 下書き」ステータスに戻します。開始日または他のフィールドを更新する場合は、「オファー - 下書き」の推奨事項に従ってください。新しい下書きオファーが送信された後、承認者がいる場合は、再度承認する必要があります。「ジョブ・オファー提示済通知」カテゴリを使用して「採用コンテンツ・ライブラリ」に通知が構成されている場合は、改訂済オファーが「オファー - 提示済」ステータスに再び達した後に、オファーが提示されたことが候補者に通知されます。 |
オファー - 受諾済 |
改訂日が設定された新しいオファー・レターに対する候補者の受諾を取得する必要がありますか。そうでない場合は、オファーを変更する必要はありません。最終HRフェーズで候補者が就業者または処理待ち就業者になったときに、オファーの開始日ではなく、新しい希望開始日を入力できます。 候補者が改訂日付の新しいオファー・レターをレビューして受諾する必要がある場合は、「移動」処理を使用して、オファーを「オファー - 雇用主により否認済」ステータス(または「オファー - 候補者により取下げ済」)にします。「提示済ジョブ・オファー否認済通知」カテゴリを使用して「採用コンテンツ・ライブラリ」に通知が構成されている場合は、これにより、オファーが撤回されたことが候補者に通知されます。受諾済ジョブ・オファー・レターのコピーは、この候補者の文書レコードに格納されます。このレターは、候補者が就業者になった後に就業者とそのマネージャが表示できます。 次に、書直し処理を使用して、オファーを「オファー - 下書き」ステータスに戻します。開始日または他のフィールドを更新する場合は、「オファー - 下書き」の推奨事項に従ってください。新しい下書きオファーが送信された後、承認者がいる場合は、再度承認する必要があります。「ジョブ・オファー提示済通知」カテゴリを使用して「採用コンテンツ・ライブラリ」に通知が構成されている場合は、改訂済オファーが「オファー - 提示済」ステータスに達した後に、オファーが提示されたことが候補者に通知されます。新しい改訂済オファー・レターを候補者が受け入れると、新しい受諾済ジョブ・オファー・レターの別のコピーがこの候補者の文書レコードに、前回の受諾済オファー・レターとともに格納されます。 |
「オファー - 雇用主により否認済」または「オファー - 候補者により取下げ済」 |
書直し処理を使用して、オファーを「オファー - 下書き」ステータスに戻します。開始日およびその他のフィールドを更新します。 |
オファー・フェーズとHRフェーズの間のカスタム・フェーズ内の状態 |
「オファー - 受諾済」ステータスのステップに従ってください。新しいオファー・レターが不要な場合は、オファーを変更せずに、処理待ち就業者または新しいアサインメントの作成時に新しい日付を入力できます。新しいオファー・レターの受諾が必要な場合は、そのカスタム・フェーズで候補者を「否認済」または「取下済」状態に移動し、書直し処理を使用します。 |
HR - 自動処理待ち |
自動処理によって状態が変更されるまで待ってから、その新しい状態のステップに従ってください。 |
HR - 手動処理待ち |
改訂日が設定された新しいオファー・レターに対する候補者の受諾を取得する必要がありますか。そうでない場合は、オファーを変更する必要はありません。 この機能を管理者が有効にした場合、新規アサイメントが処理される前にオファーの予定日を調整する必要が生じた場合は、内部候補者がジョブ・オファーを受け入れた後に、HR担当者が提示開始日を変更できます。詳細は、「内部ジョブ・オファー: 処理方法」を参照してください この機能が有効になっていない場合、候補者が就業者または処理待ち就業者になったときに、最終HRフェーズの元の開始日と置き換える新しい希望開始日を入力できます。 HR担当者は、「ジョブ・オファーの管理」領域で、「異動」、「昇格・昇進」、「アサイメントの追加」、「グローバル異動」、「処理待ち就業者の追加」、「今すぐ処理」など、この候補者に対して事前に選択済のHR処理を実行する必要があります。オファーの同意済開始日がデフォルトで入力されたガイド・プロセス・ページが表示されます。このフローでは、必要に応じて新しい開始日に日付を変更してから送信できます。 候補者に通知は送信されません。また、元のオファーにも影響せず、Oracle Fusion Cloud Recruitingのオファーは何も変更されません。元の受諾済オファー・レターには影響せず、候補者の文書レコードにそのまま残ります。 他方、改訂日が設定された新しいオファー・レターを候補者がレビューして受諾する必要がある場合は、HR担当者が「候補者の否認」または「候補者の取下げ」処理を使用できます。この時点で、採用のHR担当者の「オファーの管理」領域と採用担当者の領域の両方で、「雇用主により否認済」または「候補者により取下げ済」状態が候補者のジョブ応募に表示されます。これらのユーザーのいずれかが書直し処理を実行できます。候補者に通知は送信されません。オファーが「下書き」状態の場合、オファーの開始日やその他のフィールドを採用担当者が更新できますが、元の受諾済オファー・レターは候補者の文書レコードにそのまま残ります。 |
HR - 処理進行中 |
改訂日が設定された新しいオファー・レターに対する候補者の受諾を取得する必要がありますか。そうでない場合は、オファーを変更する必要はありません。候補者の新しいアサイメントを作成するときに新しい希望開始日を入力して、元の開始日と置き換えることができます。この候補者に関連付けられた新しいアサイメントは現在処理進行中であるため、HR担当者がそのアサインメントを検索して修正する必要があります。 外部候補者、新規採用または再雇用の場合、通常「処理進行中」状態は、この個人に対して処理待ち就業者が作成されているが、まだ就業者に変換されていないという意味です。この場合、HR担当者が「処理待ち就業者」領域に移動し、「編集」処理を使用して、「時期および事由」セクションでこの個人の開始日を変更できます。 内部候補者、異動または他のタイプの内部モビリティの場合、通常「処理進行中」は、HR担当者はこの個人の新しいアサイメントをすでに送信しているが、Oracle Recruiting側でこのアサイメントがまだ承認または記録されていないという意味です。この場合、HR担当者は、その新しいアサイメントに移動し、必要に応じて開始日を更新できます。 候補者に通知は送信されません。Oracle Recruitingの元のオファーには影響せず、何も変更されません。元の受諾済オファー・レターには影響せず、候補者の文書レコードにそのまま残ります。 他方、改訂日が設定された新しいオファー・レターを候補者がレビューして受け入れる必要がある場合、HR担当者は、現在処理進行中のこの候補者に関連付けられた新しいアサイメントを検索して、進行を停止する必要があります。外部候補者の場合は、HR担当者が処理待ち就業者を取り消す必要があります。内部候補者の場合は、関連するアサイメントがまだOracle Recruiting側で承認または記録されていない場合があるため、完了後に取り消すことができます。 これらの取消により、「ジョブ・オファーの管理」領域の候補者のステータスが「否認済」または「取下済」に、(「採用プロセスの完了」スケジュール済プロセスの頻度に基づいて)更新されます。この状態から、HR担当者または採用担当者が書直し処理を実行できます。候補者に通知は送信されません。オファーが「下書き」状態の場合、オファーの開始日やその他のフィールドを採用担当者が更新できますが、元の受諾済オファー・レターは候補者の文書レコードにそのまま残ります。 複雑なジョブ・オファーがある候補者(複雑なジョブ・オファー: 処理方法を参照): HR担当者は、新しい開始日が設定された新しいオファーを書き直す前に、このオファーに基づいて関連付けられていた新しいアサイメントをすべて取り消す必要があります。ただし、この取消だけでは、「HR - 候補者により取下げ済」ステータスに変更する処理が自動的にトリガーされません。「HR - 処理進行中」ステータスのこれらの複雑なオファーについては、HR担当者が「手動処理に戻す」処理も使用して、さらに「候補者の取下げ」または「候補者の否認」処理も使用する必要があります。その後、HR担当者と採用担当者の両方が書直し処理を使用できるようになります。 |
HR - 処理済 |
改訂日が設定された新しいオファー・レターに対する候補者の受諾を取得する必要がありますか。そうでない場合は、オファーを変更する必要はありません。候補者の新しいアサイメントに新しい希望開始日を入力して、元の開始日と置き換えることができます。HR担当者は、この候補者に関連付けられている新しいアサイメントを検索して修正する必要があります。このアサインメントはすでに完了していますが、訂正または更新する必要があります。 候補者に通知は送信されません。Oracle Recruitingの元のオファーには影響せず、何も変更されません。元の受諾済オファー・レターには影響せず、候補者の文書レコードにそのまま残ります。 他方、改訂日が設定された新しいオファー・レターを候補者がレビューして受け入れる必要がある場合、HR担当者は、この候補者に関連付けられた新規作成アサイメントを検索して、取り消す必要があります。このような取消については、しばらくするとHR担当者の「ジョブ・オファーの管理」領域に、「HR - 候補者により取下げ済」という新しい状態がこの候補者に表示されます。このステータスから、HR担当者または採用担当者が書直し処理を実行できます。候補者に通知は送信されません。オファーが「下書き」状態の場合、オファーの開始日やその他のフィールドを採用担当者が更新できますが、元の受諾済オファー・レターは候補者の文書レコードにそのまま残ります。 複雑なジョブ・オファーがある候補者(複雑なジョブ・オファー: 処理方法を参照): HR担当者は、新しい開始日が設定された新しいオファーを書き直す前に、このオファーに基づいて関連付けられていた新しいアサイメントをすべて取り消す必要があります。ただし、この取消だけでは、「HR - 候補者により取下げ済」ステータスに変更する処理が自動的にトリガーされません。「HR - 処理済」ステータスのこれらの複雑なオファーの場合は、HR担当者が「候補者の取下げ」または「候補者の否認」処理も使用する必要があります。その後、HR担当者と採用担当者の両方が書直し処理を使用できるようになります。 |
「HR - 雇用主により否認済」または「HR - 候補者により取下げ済」 |
HR担当者または採用担当者は、書直し処理を使用してオファーを下書き状態に戻すことができます。候補者に通知は送信されません。オファーが「下書き」状態の場合、オファーの開始日やその他のフィールドを採用担当者が更新できますが、元の受諾済オファー・レターは候補者の文書レコードにそのまま残ります。 |
HR - 処理中にエラー | これは、「HR - 手動処理待ち」ステータスに似ています。 |