グローバル抽出ジョブを実行するタイミングの指定
「抽出スケジュールの管理」ダイアログ・ボックスで、Oracle Applications Cloudデータ・ソースからのビジネス・インテリジェンス・データに対して、1回のみまたは(毎日午前0時に1回などのように)定期的なデータ抽出ジョブを設定およびモニターできます。
パネル・タブで「抽出スケジュールの管理」ボタンをクリックし、「抽出スケジュールの管理」リンクをクリックしてダイアログ・ボックスを開きます。
フィールド名 | 使用方法 |
---|---|
スケジュール | このリストには、過去24時間に送信されたスケジュールが表示されます。 データ抽出を1回のみまたは規則的に設定するには、「追加」オプションを使用します。 現在選択されているスケジュールを削除するには、「スケジュールの削除」オプションを使用します。 スケジュールの名前をクリックして、その詳細をプレビューまたは編集します。 「スケジュールの詳細」で、「編集」オプションをクリックして現在選択されているスケジュールの詳細を更新します。 「BI Broker抽出に切替え」オプションを使用して、スケジュールにBI Brokerモードを適用します。 これにより、スケジュール内のすべてのデータ・ストアの抽出モードが変更されます。 ノート: スケジュールをBI Brokerモードに変更すると、そのすべてのデータ・ストアでそのモードが使用されます。 これにより、複数のデータ・ストアに対してこのモードを設定できますが、BICCではこのオプションを使用した場合にモードは検証されません。 実装者がスケジュールの更新後にステータスを検証する必要があります。 BI Brokerモードではすべてのデータ・ストアがサポートされているわけではありません。 スケジュールのすべてのデータ・ストアに対してモードを実装する前に、データ・ストア・レベルでモードを設定し、テストすることをお薦めします。 完了したスケジュールがすべて表示されるわけではないため、スケジュール・リストは定期的にパージすることをお薦めします。 これを行うには、非アクティブ・スケジュールの削除のオプションを使用します。 |
要求のスケジュール | このリストには、スケジュール・リストで現在選択されているスケジュールについて、データ抽出プロセスの詳細が表示されます。 クラウド抽出要求が処理されるごとに、表に新しい行が作成されます。 現在選択されている要求の詳細を削除するには、「削除」オプションを使用します。 このリストからスケジュール・ジョブを削除しても、そのジョブによって抽出およびロードされたBIクラウド・データは削除されません。 |
クラウド抽出のモニター
「スケジュール」ダイアログで、「処理」をクリックして、ジョブ・タイプ(「クラウド・データ抽出」または「削除済レコード抽出」)に対応する最終実行のオプションを選択します。 各ジョブ・タイプは独自のダイアログに表示され、そこには、各VOの最後のクラウド抽出または削除済レコード抽出ステータスが、データ・ストアごとに、SUCCESSまたはFAILUREとして一覧表示され、失敗した場合はエラー・メッセージが示されます。 「ESS要求ID」列には、VO抽出が最後に実行されたジョブが表示されます。
また、スケジュールされたジョブによってログも書き込まれ、エラーの原因となる問題のレビューに使用したり、サービス要求を解決するためにOracle Supportと共有することができます。 ログをダウンロードするには、「ヘルプ」をクリックして、「ログのダウンロード」を選択します。
クラウド・データ抽出:
EXTRACT_STATUS_DATA_SCHEDULE_<Schedule Id>_REQUEST_<request_id>.JSON
削除済レコード抽出:
EXTRACT_STATUS_DELETED_SCHEDULE_<Schedule Id>_REQUEST_<request_id>.JSON
列 | 内容 |
---|---|
名前 | VO名 |
status | VO抽出ステータス |
errorMessage | 抽出に失敗した結果の、任意のエラー・ステータス |
runDate | VOの抽出の実行日 |
queryDurationInSec | 問合せの実行にかかった時間(秒) |
extractDurationInSec | 問合せ結果の抽出にかかった時間(秒) |
uploadDurationInSec | 外部ストレージへのアップロードにかかった時間(秒) |
totalDurationInSec | ジョブの合計期間 |
rowCount | 抽出された行数 |