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財務レポート・セキュリティの概要

財務レポートのセキュリティでは、次のコンポーネントを含むロール・ベースのアクセス制御を使用します。

  • ロールが設定されたユーザー。

  • 機能およびデータへのアクセス権を付与するロール。

  • ロールの組合せによって決定される機能およびデータ・アクセス。

ノート: ユーザーは任意の数のロールを持つことができます。

どのデータに対してどの処理を実行できるかを制御するデータ・セキュリティは、財務レポートにも適用できます。 データ・セキュリティは次を使用して管理します。

  • データ・アクセス・セット:

    • 元帳、元帳セットまたは元帳に関連付けられている特定のプライマリ貸借一致セグメント値へのアクセス権を付与するために定義します。

    • 仕訳、残高およびレポートの表示を許可します。

  • セグメント値セキュリティ・ルール:

    • 値セットに設定して、勘定体系セグメントの親または詳細セグメント値へのアクセスを制御します。

    • データ入力、オンライン照会およびレポートを制限します。

ノート: セキュリティの詳細は、Oracle ERP Cloudの保護ガイドを参照してください。