ソーシング・プログラムの作成
ソーシング・プログラムは、組織のソーシング目的とその関連ネゴシエーションの要約です。 ソーシング・プログラムを使用すると、プログラムとその目的の削減目標を設定し、結果を記録してソーシング部門のパフォーマンスを測定できます。
ソーシング・プログラムを作成するには、次のものを定義します。
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プログラム・ヘッダー情報
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プログラム・チーム・メンバー。
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プログラム目的
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目的に関連付けられているネゴシエーション。
ソーシング・プログラムの有効化
ソーシング・プログラムを使用するには、「設定および保守」でソーシングを実装するときに、ソーシング製品機能として選択する必要があります。
ソーシング・プログラムの作成
次のステップに従って、ソーシング・プログラムを作成します。
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「ネゴシエーション」作業領域のタスク・メニューから、「プログラムの管理」をクリックします
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「プログラムの管理」ページで、「作成」アイコン(プラス記号)をクリックします。
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「プログラムの作成」ページで、プログラムの値を入力します。 次の点に注意してください。
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このプログラムの表示を指定できます。 このプログラムは、1つの調達BUで実行することも、「すべて」オプションを選択して複数の調達BUで実行することもできます。
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開始日および終了日はオプションです。
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選択する通貨は、すべての費用金額および削減金額が表示される通貨になります。
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通貨レート・タイプを選択し、換算レートを適用する日付を選択します。
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オプションで、このプログラムを特定の調達カテゴリにリンクできます。
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付加フレックスフィールドが有効になっている場合は、「追加情報」セクションに表示されます。
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添付をプログラムに関連付けて、追加情報を提供できます。
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「保存」をクリックします。
プログラム・チームの作成
次のステップに従って、プログラム・チームを作成します。
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個人アイコンをクリックして、プログラム・チームのメンバーを定義します。 「チーム」タブに移動して、プログラム・チームのメンバーを定義します。 デフォルトでは、自分およびマネージャがプログラム・チームに追加されます。
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他のメンバーを追加するには、「追加」アイコン(プラス記号)をクリックします。
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「名前」フィールドで検索機能を使用して、チームに追加するユーザーを指定します。 そのメンバーのアクセス・レベル(フルまたは表示専用)を指定したり、オプションで他のメンバーにノートを追加することもできます。 メンバーを追加すると、新しいメンバーのジョブの説明が「ジョブ」フィールドに表示されます。
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「保存」をクリックします。
目的と目標の作成およびネゴシエーションの関連付け
次のステップに従って、目的と目標を作成し、ネゴシエーションをプログラムに関連付けます。
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プログラム目的および目標を指定して、「ベースライン」タブに移動します。
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「ベースライン」ページには、プログラム目標またはベースライン情報(現在の費用、ターゲット費用、削減目標など)が表示されます。
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「目的」セクションで、「作成」アイコン(プラス記号)をクリックして目的を追加します。
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「目的の作成」ページで、値を入力します。 次の点に注意してください。
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目的には、価格削減、コスト回避および生産性改善の3つのタイプがあります。
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この目的によって追跡される金銭的情報はプログラム・レベルまでロールアップできます。
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この目的は特定のカテゴリにリンクできます。
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この目的の所有者としてプログラム・チーム・メンバーを割り当てることができます。
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このページの「ベースライン」セクションを使用して、この目的の対象となる費用目標および削減目標を指定します。 この目的の対象となる領域で現在支出している金額を入力します。 オプションで、ターゲット費用を入力できます。 ターゲット費用を入力すると、「削減目標」金額および「削減目標パーセント」金額が自動的に計算されます。
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「目的の作成」ページの「ネゴシエーション」セクションで、この目的の目標を達成しようとするネゴシエーションを指定します。 ネゴシエーションを追加すると、ネゴシエーションの現在の金額およびターゲット金額が、計画ターゲット費用および現在のターゲット費用としてデフォルト設定されます。 これらの値は調整または上書きできます。
プレースホルダのネゴシエーションを追加して、(ネゴシエーションがまだ作成されていない場合でも)ネゴシエーションを含めることができます。 そのネゴシエーションを目的に関連付ける場合は、ネゴシエーション番号に「計画済」を選択します。 後でプログラム・ライフ・サイクル中にネゴシエーションが作成されると、プレースホルダのネゴシエーションの行を実際のネゴシエーションで置き換えることができます。 また、計画済ネゴシエーションを使用して、ネゴシエーション以外のソースから目的への貢献を追跡することもできます。
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ネゴシエーションを追加すると、目的のターゲット費用がそのネゴシエーションを介して達成されるようにプランニングされます。 ターゲット費用残高は、どのくらいのターゲット費用がネゴシエーションとしてプランニングされていないかを示します。 ネゴシエーションは、プログラムのライフ・サイクル全体にわたって後からいつでも関連付けることができます。
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プログラムの定義が完了したら、「起動」をクリックします。