スプレッドシート・インポートの使用の例
処理するデータが大量にある場合、スプレッドシート処理が有効です。 スプレッドシート処理を使用する場合、スプレッドシートをエクスポートし、オフラインで完成させてからアプリケーションにインポートして戻します。
スプレッドシートをオフラインで使用すると、アプリケーション応答やネットワーク遅延時間を気にすることなく、大量のデータを処理できます。 スプレッドシートはオフラインでのレビューも簡単です。
スプレッドシート処理の使用方法
スプレッドシートを使用するには、適切なページから.zipファイルをエクスポートします。 スプレッドシートは、リッチ・テキスト形式または軽量形式でエクスポートできます。 リッチ・テキスト形式には枠線はありますが、セル線はありません。 軽量書式にはグリッド線はありますが、枠線はありません。 Excelで保存すると、リッチ・テキスト形式のほうがファイルが大きくなります。 この.zipには入力が可能な空のスプレッドシートが含まれ、そのスプレッドシートで必要となる可能性がある有効な列値の参照リストが格納されたファイルも含まれています。
.zipファイルをエクスポートしてコンテンツを抽出すると、スプレッドシートへの入力が可能となります。 アプリケーションおよびヘルプ・ポータルから使用可能なスプレッドシートに入力する方法に関する情報が記載されたreadmeファイルがあります。
スプレッドシートの完成後は、アプリケーションのインポート・ページに戻ります。 完成したスプレッドシートを保存した場所を参照します。 完成したスプレッドシート・ファイルを選択してアプリケーションにインポートします。
アプリケーションにより入力が検証されます。 エラーが見つかればその旨のメッセージが表示されます。 エラーがあった場合は、実行されたすべての更新がバックアウトされます。 そのため、スプレッドシートを修正して再インポートするだけで済みます。
要件の定義およびインポートの方法
スプレッドシート処理を使用して、ネゴシエーションに要件を追加できます。 スプレッドシートにより、サプライヤから得られる情報を十分に説明するために必要な大量のテキストを簡単に入力できます。
ネゴシエーション明細の定義およびインポートの方法
スプレッドシート・インポートを使用して、任意のタイプのネゴシエーションまたはネゴシエーション結果の明細を定義できます。 これには、原価ファクタおよび明細属性の定義も含まれます。 ネゴシエーションに同様の明細が多数含まれている場合、スプレッドシート処理を使用すると、明細定義をコピーして必要な詳細のみを簡単に変更できます。
Oracle Visual Builderプラグインを使用して、セクション、要件および受理可能な値を追加するようにMS Excelテンプレートを構成します。 テンプレートを使用して、ネゴシエーション要件を一括でフェッチ、作成および更新します。
MS Excelテンプレートを使用して要件をアップロードする場合は、次の点を考慮してください。
-
下書きステータスのネゴシエーションにのみ要件をアップロードできます。
-
次はサポートされていません。
-
分岐要件は追加できません。 これらは、サプライヤが応答を選択するときに表示される追加の質問です。
-
このテンプレートを使用して要件を削除することはできません。
-
落札決定の入力およびアップロードの方法
スプレッドシート処理を使用して、応答を分析するとともに落札結果を入力できます。 スプレッドシートのフィールドは、落札結果を表示して調整すると、すぐに必要な更新および調整が加えられます。 そのため、情報をアプリケーションにインポートしなくてもWhat-If分析を実行して結果を確認できます。
応答の送信方法
サプライヤは、スプレッドシート処理を使用してネゴシエーションに対する応答を送信することもできます。