要件のプロパティ
ネゴシエーション要件では、サプライヤ会社に関する追加情報を要求します。 たとえば、会社の歴史、構成、個人認定、業界認定などがあります。 要件に対するサプライヤの回答は、提示価格と一緒に競合応答の評価時に使用できます。
要件は、他の評価者(コラボレーション・チーム・メンバーなど)が内部的に使用することもできます。 要件とは、ネゴシエーションに応答するサプライヤに対して情報を要求する高レベルの質問です。 主に対象となる情報は、歴史、企業構成、適用される認定などです。
ネゴシエーションに新しい要件を定義することも、事前定義された質問を検索して追加することもできます。
要件のプロパティ
ネゴシエーションの要件を定義する際には、要件のプロパティを使用してその動作を管理します。 次の表は、要件属性を示しています。
プロパティ |
説明 |
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セクション |
要件が含まれるセクション。 |
受理可能な値 |
当該要件を表示させている親の受理可能な値。 |
要件 |
当該要件の名前。 |
評価ステージ |
2ステージ見積依頼では、技術要件セクションまたは商業要件セクションに要件を定義できます。 技術セクションの要件は、技術評価ステージの際にロックが解除され、開封、表示されてスコアリングされます。 商業セクションの要件は、商業ステージの際にロックが解除され、開封、表示されてスコアリングされます。 技術評価ステージが完了するまで、商業セクションの要件をロック解除することはできません。 |
改訂 |
要件の現在のバージョンを示します。 質問ライブラリに含まれている質問の改訂が追跡されます。 |
要件テキスト |
当該要件のテキスト。 |
レベル |
当該要件を会社レベルで適用するかサイト・レベルで適用するか。 |
応答 |
要件で応答タイプを指定して、サプライヤの顧客対応を管理できます。
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要件タイプ |
要件の質問の形式を指定します。 次のことを定義できます。
いずれかのリスト・オプションを選択する場合は、そのリストの受理可能な値も定義する必要があります。 |
値タイプ |
値タイプでは、入力可能なデータ型を管理します。 次の6つの値タイプが使用可能です。
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ターゲット |
最適な応答値。 この属性が表示されるのは、「ターゲットの表示」が有効になっている場合のみです。 |
ターゲットの表示 |
ターゲットをサプライヤに表示するかどうかを指定します。 この属性は、要件タイプがテキスト入力ボックスの場合のみ表示されます。 |
ヒント |
応答値の選択をサプライヤに促す、オプションのテキスト。 |
サプライヤからの添付 |
サプライヤが添付ファイルを送信できるかどうか。送信できる場合、添付はオプションなのか必須なのか。 この属性は、要件タイプがテキスト入力ボックスの場合のみ表示されます。 |
サプライヤからのコメントを許可 |
サプライヤが応答にコメントを追加できるかどうか。 |
スコアリング |
「スコアリング」では、このようなスコアの割当方法(手動、自動、なし)を指定します。
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加重 |
他のすべての要件に対する、当該要件の重要度。 スコアリングの対象となる要件には加重を割り当てる必要があります。 加重とスコアを組み合せて、要件(および要件セクション)の加重スコアが計算されます。 要件のすべての加重の合計が100を超えないようにする必要があります。 加重を使用可能にするには、「概要」ページの「一般」タブを使用します。 加重が許可されていない場合は、「最高スコア」フィールドに基づいて各要件の許容最高スコアが制限されます。 |
最高スコア |
最高スコアは、当該要件への応答に対して入力可能な最大数値スコアです。 |
ノックアウト・スコア |
すべての応答の必要条件とする最小スコア。その値を上回る応答のみ落札者候補のショートリストに残ります。 ネゴシエーションの落札プロセスを開始するときに、ノックアウト・スコアを適用します。 要件応答値がノックアウト値に満たない応答は落札候補者のショートリストからすべて除外されます。 |
添付 |
ファイル、URLまたはテキスト文字列を添付できます。 添付を内部のコラボレーション・チーム・メンバーに公開するのか、サプライヤに公開するのかを指定できます。 添付をアップロードするときに、次のカテゴリをマーク付けします。
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