サプライヤ住所のデフォルトの国
デフォルトの国は、新規サプライヤ住所を作成するときに指定されます。 国選択を行う場合に使用されるルールは、様々なサプライヤ管理フロー間で異なります。
外部サプライヤ登録
サプライヤ登録時に新規住所が作成される場合、次のルールを使用してデフォルトの国が導出されます。
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サプライヤ登録URLのcountryCodeパラメータに指定されている国を使用します。
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countryCodeパラメータがないか、国に解決されない場合は、参加依頼調達BUに割り当てられている事業所の国が使用されます。
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参加依頼調達BUに事業所が割り当てられていない場合は、デフォルトの国を指定しません。
BUの事業所を設定するには、「設定および保守」作業領域からアクセスする「ビジネス・ユニットの管理」タスクを使用します。
サプライヤ・プロファイル変更要求の編集時に住所が作成される場合、そのサプライヤの既存のすべての住所で同じ国が使用されていれば、これがデフォルトの国として使用されます。 これ以外の場合、どの国もデフォルトとして指定されません。
内部サプライヤ登録
次のシナリオでは、ルールを使用してデフォルトの国が導出されます。
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内部サプライヤ登録で新規住所が作成される場合
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サプライヤが作成または編集される場合
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ソーシングを通じてサプライヤが登録される場合
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セルフサービス調達で「新規サプライヤ要求」タスクが実行される場合
次のルールが適用されます。
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指定された調達BUに割り当てられている事業所を使用して国を取得します。
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内部サプライヤ登録フローでは、調達BUはオプションです。
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サプライヤの作成フローまたはサプライヤの編集フローでは、住所の作成には調達BUのコンテキストがありません。
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ソーシングによるサプライヤ登録フローでは、調達BUはネゴシエーションで定義されているものになります。
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セルフサービス調達の新規サプライヤ要求フローでは、アプリケーションは、最初に「購買依頼」作業領域の「購買依頼プリファレンス」ページから購買依頼発行BUを取得します。 その後、購買依頼発行BUを使用して、「購買依頼発行ビジネス機能の構成」設定ページからデフォルトの調達BUを導出します。
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調達BUが指定されていないか、調達BUに事業所が割り当てられていない場合、アプリケーションは、HCM内の現在のユーザーの従業員レコードのジョブ割当事業所から国を取得します。 ジョブ割当を設定または変更するには、次のステップに従います。
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「個人管理」作業領域で、ユーザーが関連付けられている個人を検索します。
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雇用の管理、「編集」、「更新」の順にクリックします。
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「事業所変更」をクリックし、「OK」をクリックします。
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ジョブ割当の事業所を設定し、「保存」をクリックします。
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これらのルールから国情報を取得できない場合、デフォルトの国は指定されません。
サプライヤ・プロファイルの編集
サプライヤ・ユーザーが新規住所を作成する場合、すべてのアクティブなサプライヤ住所の国情報が同じであれば、その国がデフォルトとして指定されます。 それ以外の場合、デフォルトの国は指定されません。