イノベーション管理

Innovation Managementは、新しい製品、サービス、市場またはカスタマ・エクスペリエンスのあらゆるソースからアイデアを取込むのに役立ちます。各提案は、価値、コストおよび制約について評価されます。

イノベーション管理では、イノベーションの概念の開発に活用できる要件について、文書化、優先順位付け、同意を行います。既存の品目を再利用し、設計を通じて要件をトレースし、それぞれが満たされていることを検証して、新製品の導入リスクを低減します。

アプリケーション・コンポーザを使用して、アイデア、概念、提案および要件を拡張します。アプリケーション・コンポーザを使用して、リクエストされた各アイデアの属性を開発します。

アプリケーション・コンポーザを使用して、イノベーション管理オブジェクトを次の方法で拡張できます:

標準属性と構成済属性をページに追加します。
論理式を利用して、構成されたページ・レイアウトの表示を制御します。
Groovyスクリプトを使用して、フィールドまたはオブジェクトのいずれかを検証し、特定のイベントがトリガーされたときに自動的に処理を実行し、複数のコンテキストで再利用できるオブジェクト関数を記述します。
さらに、Groovyスクリプトを使用して、標準オブジェクトと構成済オブジェクト間、2つの構成済オブジェクト間および2つの標準オブジェクト間で属性を更新します。
Groovyスクリプトを使用して、フィールドまたはオブジェクト・ルールを介して検証し、特定のイベントがトリガーされたときに自動的にアクションを実行します。これらのサーバー・スクリプトは、標準オブジェクトと構成済オブジェクトの両方に対して定義できます。
詳細な権限を使用して、様々な「作成」、「表示」、「管理」アクセス権を提供します。

イノベーション管理オブジェクトに対して構成できるもの

Innovation Managementオブジェクトに適用可能な構成を次に示します。

追加属性タイプ。次のものが含まれます:
- 動的選択リスト: 動的選択リストは、別のオブジェクトの実際のデータから移入される値リストを含むフィールドです。
  ノート: アプリケーション間のパースペクティブから、あるwebアプリケーションでオブジェクトの動的選択リスト・フィールドを作成できます。このフィールドは、別のWebアプリケーションでサポートされているオブジェクトのレコードによって移入されます。
- 固定選択リスト: 固定選択リストは、参照タイプから移入される静的値のリストを含むフィールドです。実行時に、フィールドの定義に応じて、このフィールドから1つ以上の値を選択できます。
  ユーザーの選択に基づいて絞り込まれた値のカスケード・リストを作成できます。たとえば、国、都道府県または郡のリストを作成し、各リストには親フィールドで選択した値に基づいて値を表示できます。選択した都道府県がオレゴン州の場合、表示される郡のリストは、その州内の郡に限定できます。
チェックボックス: チェック・ボックス・フィールドは、ランタイム・アプリケーションで、レコードのtrueまたはfalse属性を示すチェック・ボックスを選択できるフィールドです。使用可能な演算子は、次と等しい、次より大きい、次以上、空白である、空白でない、次より小さい、次以下および次と等しくないです。
テキスト: テキスト・フィールドは、ランタイム・アプリケーションで文字、数字または記号の組合せを入力できるフィールドです。
番号: 数値フィールドは、実行時に数値を入力できるフィールドです。
通貨: 通貨フィールドは、通貨金額を入力できるフィールドです。
パーセント: パーセント・フィールドは、パーセント値を入力できるフィールドです。アプリケーション・コンポーザは、数値にパーセント記号を自動的に追加します。
日時: 日時フィールドは、日付を入力したり、カレンダから日付を選択して時間を入力できるフィールドです。日付または時間、あるいはその両方を表示できます。
日付: 日付フィールドは、日付を入力したり、カレンダから日付を選択したりできるフィールドです。このタイプのフィールドには時間コンポーネントがありません。
長いテキスト: 長いテキスト・フィールドは、ランタイム・アプリケーションで、文字、数字または記号の組合せを入力できるフィールドです。このフィールド・タイプでは32,000文字がサポートされます。長いテキストは監査履歴でサポートされていません。
ノート: パフォーマンス上の理由から、1つのオブジェクトに5つ以上の長いテキスト・フィールドを使用しないでください。
計算式: 計算式フィールドは、計算式フィールドの定義に含まれるGroovyベースの式を使用してランタイム・アプリケーションで計算されるフィールドです。
レコードのタイプ: レコード・タイプ・フィールドには、参照タイプから移入される静的値のリストが含まれます。選択リスト値をロールに関連付けることは、そのロールを持つユーザーのみが選択リスト値を表示できることを意味します。選択リスト値をページ・レイアウトに関連付けることは、その値が実行時に選択されると、関連するページ・レイアウトが表示されることを意味します。
ページ・レイアウト: オブジェクトが表示されるページを変更します。
コンテキスト・リンクおよび関係を含むサブタブ: サブタブを標準または構成済オブジェクトの詳細ページに追加して、現在のオブジェクトに関連するが別のオブジェクトから導出された詳細、または別のソースから導出された詳細を表示します。サブタブ・データのソースを指定できます。
ボタンまたは処理: デスクトップ・ページにボタンまたはリンクを追加します。
関連オブジェクト: 関連オブジェクトは、2つのオブジェクト間の外部キー・ベースの関係で接続されます。
カスタム・オブジェクト: カスタム・オブジェクトは、アプリケーション・コンポーザを使用して作成されるオブジェクトです。最上位レベルのオブジェクト(親のないオブジェクト)や子オブジェクト(親のコンテキストで作成されたオブジェクト)を作成できます。
ノート: アプリケーション・コンポーザを使用してサブタブを作成し、構成済オブジェクトを公開する場合:
- 名前を付けて保存機能では、これらのオブジェクトは保存されません。
- 構成された子オブジェクトはサポートされていません。