パッケージ文字列の概要

パッケージ文字列は、企業が出荷または使用したときに品目がどのようにパッケージ化されるかを表す単位の階層を示します。

パッケージ文字列は、品目のトランザクションに関連する単位を表します。たとえば、文字列EA 10/BX 25/CS 40/PLTは、1箱にそれぞれ10個、ケースに25個のボックス、パレットに40個のケースを意味します。 1つ以上の品目で同じパッケージ文字列を共有できます。パッケージ文字列は、Product Information Management(製品情報管理)作業領域とCreate Item(品目の作成)タスクまたはManage Items(品目の管理)タスクを使用して定義および編集します。パッケージ文字列を定義するには、文字列で使用する単位を選択し、パッケージ化要素間の乗数を定義します。

パッケージ文字列の定義は、次のステップで構成されます:

単位の選択
乗数の定義

単位の選択

基準単位が親単位区分の基準単位でない場合、各梱包文字列は基準単位で始まる必要があり、品目の基準単位も含める必要があります。乗数を指定する次のステップの前に、選択した単位をシャトル制御の適切な順序で並べる必要があります。パッケージ文字列には、10個以下の要素を含めることができます。表示される単位は、同じ単位区分の単位のみです。

乗数の定義

乗数は、文字列内の次の単位の現在の行にある小さいパッケージ・ユニットの数を示します。標準換算値および品目固有の上書きは、各行のデフォルト数量を表示するために使用されます。乗数は自動的に計算されますが、必要に応じて変更できます。乗数に変更を加えた場合は、変更を保存する前に再計算ボタンをクリックする必要があります。

次の表は、乗数の定義ステップでパッケージ文字列EA 10/BX 25/CS 40/PLTがどのように表示されるかを示しています:

乗数	コンテンツ単位	パッケージ単位	基準単位数量
10	個	ボックス	10
25	ボックス	ケース	250
40	ケース	パレット	10000

前述の例を使用すると、品目には10個ずつボックスがあるため、乗数を10個の値に設定します。それぞれがボックスと等しくなります。次に、次の単位のボックス数(この例では25ケース)を入力します。文字列の各行に対する乗数の入力を続行します。