荷揚原価管理の設定に関する考慮事項

荷揚原価管理を設定する場合は、次の点を考慮してください:

原価会計の原価コンポーネントへの荷揚原価のマップ
取引操作テンプレートの作成

原価会計の原価コンポーネントへの荷揚原価のマップ

設定およびメンテナンス作業領域で、製造およびサプライ・チェーン資材管理オファリングの原価コンポーネント・マッピングの管理タスクを使用して、荷揚原価を原価会計の原価要素にマップし、荷揚原価を資産計上します。

原価要素は、在庫で原価を追跡するレベルです。原価コンポーネント・マッピングを使用して、原価コンポーネント・グループを定義し、原価コンポーネントを原価要素にマップし、品目が在庫組織間で転送されたときにソース原価要素を宛先原価要素にマップします。マッピング・グループは後で品目原価プロファイルによって参照され、品目に対する原価ポリシーの指定に使用されます。

取引操作テンプレートの作成

取引操作を使用して、資材出荷に対して発生した荷揚原価手数料を取得および配賦します。取引操作は、単一の出荷または出荷グループでモデル化できます。取引操作テンプレートを使用すると、ビジネスで同様の取引トランザクションを実行し、通常の出荷を行う場合に、取引操作を迅速に作成できます。

「取引操作テンプレート」の作成ページを使用して、最も頻繁に発生する料金とこれらの料金の金額を設定します。テンプレートを使用して取引操作を作成すると、すべての手数料および関連情報が取引操作に自動的にコピーされます。