原価組織関係
原価組織を在庫組織および原価台帳に関連付けるには、原価組織関係の管理タスクを使用します。
原価組織関係を定義する場合は、品目検証組織を原価組織に割り当てる必要があります。 これは、品目属性や単位など、品目設定を導出するために使用されます。 品目マスター組織は品目検証組織として使用し、トランザクション在庫組織として使用しないことをお薦めします。 また、原価組織と品目検証組織には同じ法的エンティティが必要です。
1つ以上の在庫組織を原価組織に関連付けることができますが、これらのすべての在庫組織は、原価組織の法的エンティティと同じビジネス・ユニットおよび法的エンティティに属している必要があります。 また、在庫組織を複数の原価組織に関連付けることはできません。
少なくとも1つの原価台帳を原価組織に関連付ける必要もあります。 原価組織が属する法的エンティティのプライマリ元帳をこの原価台帳に割り当てる必要があります。 これはプライマリ原価台帳であり、トランザクションをプライマリ元帳に転記するために使用されます。
セカンダリ元帳またはレポート元帳に関連付けられている追加原価台帳を関連付けることができます。 元帳なしの原価台帳を使用して、原価計算データを分析できます。 元帳なしの原価台帳の会計配分は、一般会計に転送されません。
原価組織に関連付けられた原価台帳ごとに、各原価台帳の期間をクローズする前に実行する必要がある期間終了検証を定義します。 このプロセスでは、検証に失敗したトランザクションがあるかどうかが検証されます。 たとえば、検証では、期間内の未計上トランザクションをチェックできます。 原価計算期間をクローズするかどうかは、検証結果に基づきます。 特定の検証が失敗した場合に実行するアクションを指定できます。無視するか、エラーを表示します。
ここにリストされている検証のほとんどは、期間クローズおよび最終期間クローズで実行できます。 期間平均原価使用可能原価台帳の場合は、保留期間クローズでも検証を実行できます。
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クローズされていない完了作業オーダー
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会計イベント作成待ち*
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待ち状態の会計間接費レート配賦*
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原価処理待ち
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最終モードでの会計作成待ち
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インタフェース待ち
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前処理待ち
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製造トランザクションの前処理待ち
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取引イベントの前処理待ち
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取引イベントの処理待ち
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保留生産資源レートおよび標準原価配賦*
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収益認識イベント・インポート待ち
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最終モードでの会計イベント作成待ちおよび会計作成待ちは、最終期間クローズ時にのみ実行できます。
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*でマークされたリスト内の検証は、定期平均原価使用可能原価台帳にのみ適用できます。